2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
X 0021-1987
情報処理用語
(プロセスインタフェース)
Glossary of Terms Used in Information Processing
(Interfaces between Process Computer Systems
and Technical Processes)
1. 適用範囲 この規格は,情報処理におけるプロセスインタフェースに関する主な用語とその読み方,
意味及び対応英語について規定する。
備考1. この規格は,国際規格ISO 2382/21-1985に準拠している。
2. 番号の右肩に星印*が付いている用語の対応英語は参考とする。
対応国際規格:
ISO 2382/21-1985 Data processing−Vocabulary−Part 21 : Interface between process computer
systems and technical processes
2. 表記法 この規格では,各用語を,番号,用語及び読み方,意味並びに対応英語の四つの欄に分けて
記述する。それぞれの欄における表記法を次に示す。
(1) 番号に関する表記法
(1.1) 番号は,6個の数字によって表す。
最初の2けたの数字は情報処理用語規格番号の末尾2けたを,次の2けたの数字は同一分類のこ
の規格の区分を意味する。最後の2けたの数字は,同一区分内の一連番号とする。
(1.2) 番号の右肩の星印*は,その用語がJIS独自のものであることを表す。
(2) 用語及び読み方に関する表記法
(2.1) 同一の意味を表す用語が二つ以上ある場合は,その順位に従って優先使用する。
(2.2) 用語の一部が丸括弧 ( ) で囲まれている場合は,その部分を省略してもよいことを表す。この場
合は,括弧内を省略したときと省略しないときとの間に優先順位はない。
例1:“自動(的)”は,“自動”又は“自動的”を表す(01.01.04参照)。
例2:“(計算機)プログラム”は,“計算機プログラム”又は“プログラム”を表す(01.04.01参照)。
(2.3) 用語が幾つもの類似の意味をもつ場合には,それらを個々に規定し,用語の前に(1),(2),……を付
ける。
例: “(1)引き数”(02.02.02参照),“(2)引き数”(02.02.03参照)
(2.4) 類似の意味をもち,しかもその記述がほとんど同一である二つ以上の用語は,角括弧 [ ] を用い
て一つにまとめて規定する。この場合,用語及び読み方欄の [ ] に対して,意味欄の対応する [ ]
を採るものとする。
2
X 0021-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例1:次の(a)と(b)とは同じ(02.10.05参照)。
(a) 用語及び読み方
意味
2項[N項]演算
2個[N個]のオペランドに対する演算。
(b) 用語及び読み方
意味
2項演算
2個のオペランドに対する演算。
N項演算
N個のオペランドに対する演算。
例2:次の(a)と(b)とは同じ(04.02.06参照)。
(a) 用語及び読み方
意味
欧数字[英数字]集合
[部分集合]
欧字[英字]及び数字を含み,場合によっては制御文字,
特殊文字,間隔文字を含む文字集合[文字部分集合]。
(b) 用語及び読み方
意味
欧数字集合
欧字及び数字を含み,場合によっては制御文字,特殊文字,
間隔文字を含む文字集合。
欧数字部分集合
欧字及び数字を含み,場合によっては制御文字,特殊文字,
間隔文字を含む文字部分集合。
英数字集合
英字及び数字を含み,場合によっては制御文字,特殊文字,
間隔文字を含む文字集合。
英数字部分集合
欧字及び数字を含み,場合によっては制御文字,特殊文字,
間隔文字を含む文字部分集合。
(2.5) 用語の使用分野を限定する場合には,用語に引き続く丸括弧 ( ) 内にそのことを示す。
例1:“情報(データ処理及び事務機械における)”(01.01.02参照)
例2:“呼出し(プログラミングにおける)”(07.09.04参照),“呼出し(データ網における)”(09.06.08
参照)
(2.6) 文法上の用法又は省略形などを,用語に引き続く丸括弧 ( ) 内に示す。
例:“SYSGEN(頭字語)”(10.02.18参照),“DP(省略形)”(01.01.03参照)
(2.7) 漢字が常用漢字表にない場合には,仮名で示し,それに引き続く山括弧< >内に該当する漢字を
示す。
例:“間げき<隙>文字”(04.10.09参照)
(2.8) 用語の読み方は,振り仮名によって示す。ただし,用語が英字から成り,その読み方が各英字の読
み方どおりの場合には,振り仮名は付けない。
例1:データしょり
処理(01.01.03参照)
例2:
こぼる
COBOL(07.02.22参照)
例3:DP(01.01.03参照)
(3) 意味に関する表記法
(3.1) 文中で下線の引いてある語は,情報処理用語の規格中に規定されている用語であることを示す。
(3.2) 角括弧 [ ] の使い方については,(2.4)を参照のこと。
(4) 対応英語に関する表記法
(4.1) この欄の英語は,国際規格 (ISO 2382/21) に規定されている用語であって,規定されている意味と
対応する。ただし,番号の右肩に星印*の付いているものを除く。
(4.2) 対応英語について使用上の注意事項がある場合には,対応英語に引き続く丸括弧 ( ) 内に示す。
(4.3) 対応英語に付けられた括弧内の注記の意味は,次のとおりとする。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(使用しないほうがよい。):国際規格及びこの規格では,この英語を使用しないので,使用しな
いほうがよいことを示す。
例:02.04.01 logic function(使用しないほうがよい。)
(使用してはいけない。):国際規格及びこの規格では,用語統一の見地から,この英語を使用し
てはいけないことを示す。
(この意味では使用しないほうがよい。):国際規格及びこの規格では,他の意味で使われている
ため,この英語を使用しないほうがよいことを示す。
(××だけ):この英語は××(国名)だけで通用することを示す。
例:02.02.07 range(オーストラリアだけ)
また,角括弧及び使用分野を限定する丸括弧の用法は,“用語及び読み方”の欄と同様とする。
(5) 注,備考 注は,国際規格及びこの規格の一部である。備考は,この規格の一部であるが,国際規格
には記述されていない事項を示す。
3. 情報処理用語(プロセスインタフェース) 次のとおり定める。
番号
用語及び読み方
意味
対応英語
21.01.01
(テクニカル)プロセ
ス
物理変数が監視又は制御される装置で行われる一連
の動作。
例: 精油所における蒸留と凝縮。
航空機における自動操だ(舵)と自動着陸。
(technical) process
21.01.02
プロセスけいさんき
計算機シス
テム(プロセスコンピ
ユータシステム)
プロセスを監視又は制御するプロセスインタフェー
スシステムを備えた計算機システム。
process computer system
21.01.03
プロセスインタフェ
ースシステム
プロセス計算機システムにおいてプロセス制御装置
を計算機システムに接続するための機能単位。
process interface system
21.01.04
プロセスせいぎょそうち
制御装置
(テクニカル)プロセスの変数を測定し,プロセス計
算機システムからの制御信号に基づいてプロセスを制
御し,かつ適当な信号変換を行う装置。
例: センサ
変換器
アクチュエータ
process control equipment
21.01.05
フェールセーフどうさ
動作
構成要素に故障が発生した場合に,装置の喪失,装置
への障害及び運転員への危害を減じる計算機システム
の動作。
failsafe operation
21.01.06
ぼうばくかた
防爆形
爆発しないように,かつ爆発させないように設計され
た装置の構造(形式)。
explosion proof
21.01.07
サージたいりょく
耐力,
サージていこう
抵抗
過電圧が加わったときに,機能が損なわれない状態を
維持し得る装置の能力。
surge resistance
21.01.08
ターンオンあんていじかん
安定時間
装置に電圧が加えられた瞬間から仕様どおりの動作
が可能となるまでの時間間隔。
turn-on stabilizing time
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X 0021-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語及び読み方
意味
対応英語
21.01.09
かんきょうじょうけん
環境条件
装置のもつ機能の保護と正しい動作のために必要な
物理的条件。
例: 温度,湿度,振動ほこり,放射線
注1. 環境条件は通常,基準値と許容範囲で規定さ
れる。
2. 装置に対して複数の環境条件が規定される
場合がある。例えば,輸送のための環境条件,
保管のための環境条件及び運転のための環
境条件。
environmental condition
21.01.10
ざつおん
雑音
信号に影響し,信号によって運ばれた情報をゆがめる
外乱。
noise
21.01.11
プロセスわりこ
割込みしんごう
信号
プロセスから生じ,プロセス計算機システムに割込み
を発生させる信号。
process interrupt signal
21.02.01
ハイウェイ
プロセス計算機システムにおいて,計算機システムと
プロセスインタフェースシステム間の相互接続のため
の一手段。
注 バスもハイウェイと同意語として使用される
場合がある。
備考 バスは一般にチャネルと呼ばれる。一般にハ
イウエイは,ビット直列型データ伝送方式の
機能をもつものをいう。
highway
21.03.01
にゅうりょく
入力サブシステム
プロセスインタフェースシステムにおけるプロセス
からプロセス計算機システムへデータを転送する部分。
input subsystem
21.03.02
しゅつりょく
出力サブシステム
プロセスインタフェースシステムにおけるプロセス
計算機システムからプロセスへデータを転送する部分。
output subsystem
21.03.03
アナログにゅうりょく
入力チャネ
ルぞうふくき
増幅機
一つ以上のアナログ入力チャネルの後段に取り付け
られ,アナログ信号レベルをAD変換器の入力範囲に適
合させる増幅器。
analog input channel
amplifier
21.03.04
アナログしゅつりょく
出力チャネ
ルぞうふくき
増幅機
一つ以上のアナログ出力チャネルの後段に取り付け
られ,DA変換器の出力信号範囲を,プロセスを制御す
るために必要な信号レベルに適合させる増幅器。
注 サブシステム中に共通のDA変換器がある場合
は,増幅器はサンプルホールド装置の機能を果
たす。
analog output channel
amplifier
21.03.05
ぜつえんぞうふくき
絶縁増幅器
信号回路と接地を含む他の回路との間に電気的接続
のない増幅器。
isolated amplifier
21.03.06
ひぜつえんぞうふくき
非絶縁増幅器
信号回路と接地を含む他の回路との間に電気的接続
のある増幅器。
non-isolated amplifier
21.03.07
さどうぞうふくき
差動増幅器
二つの入力回路をもち,二つの入力信号の差を増幅す
る増幅器。
differential amplifier
21.03.08
マルチレンジぞうふくき
増幅機
各種のアナログ信号範囲を指定された出力範囲に適
合させるため,切替え可能,プログラム可能又は自動設
定可能な増幅度をもつ増幅器。
multirange amplifier
21.03.09
サンプルホールド
そうち
装置
アナログ信号の瞬間値を検出し記憶する装置。
sample-and-hold device
21.03.10
マルチプレクサ
幾つかの入力信号を,各々の入力信号に再生できるよ
うな方法で一つの出力信号にする装置。
multiplexer
21.03.11
デマルチプレクサ
マルチプレクサによって結合された各々の信号を出
力信号群として再生する装置。
demultiplexer
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X 0021-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語及び読み方
意味
対応英語
21.03.12
しんだんきのう
診断機能
正しく機能しているか否かを検知し,誤りの種類を識
別する機能。
diagnostic function
21.03.13
かいふくきのう
回復機能
故障発生後,正常な動作を再び続けるために必要な機
能。
recovery function
21.03.14
グループぜつえん
絶縁
電気回路のグループごとの電気的分離。
注 一つのグループ内では,例えば電源を介した電
気的接続がある。
grouping isolation
21.03.15
せいきでんあつ
正規電圧
本来の信号の電圧に加えられる,増幅器の2入力間に
誘導される雑音電圧。
normal mode voltage
21.03.16
どうそうでんあつ
同相電圧
差動増幅器において,各本来の信号の電圧に加えられ
る,各入力と接地間に誘導される電圧。
common mode voltage
21.03.17
ざつおんじょきょ
雑音除去
望ましくない正規電圧の影響を抑制する増幅器の能
力。
normal mode rejection
21.03.18
どうそうぶんじょきょ
同相分除去
同相電圧の影響を抑制する差動増幅器の能力。
common mode rejection
21.03.19
せいじょうどうさせいど
正常動作精度
入力における雑音によって生じる誤差を除き,装置が
正常な作動条件の下で使用されているとき,許容される
精度範囲。
mean rate accuracy
21.03.20
たちあ
立上がりじかん
時間
ステップ関数の応答において,規定された2値間で信
号が変化するのに要する時間。
注 通常これらの値は,ステップの高さの10%と
90%である。
rise time
21.03.21
せいていじかん
整定時間
規定された入力信号がシステムに入った後,出力信号
が安定状態値を中心とした規定された範囲の中におさ
まるまでに要する時間。
注 入力は,ステップ,インパルス,ランプ,放物
線,正弦波であってよい。ステップ又はインパ
ルスに対して,範囲は最終安定状態の±2%で
規定されることが多い。
settling time
21.03.22
ディジタル
けんしゅつちえんじかん
検出遅延時間
ディジタル入力信号の値の変化が,ディジタル入力装
置によって検出されるまでの時間。
recognition time
21.03.23
クロストーク
他の回路からの望ましくないエネルギの影響によっ
て回路中に生じる妨害。
crosstalk
21.03.24
ドリフト
装置の全入力信号値が一定値を保っているとき,規定
された時間内の装置の出力信号値の望ましくない変動。
drift
21.04.01
にゅうりょくほご
入力保護
任意の二つの入力端子間又は任意の入力端子と接地
間に加えられるおそれのある過電圧に対する保護。
input protection
21.04.02
せってんほご
接点保護
過電流又は過電圧に対する接点の保護。
contact protection
21.04.03
せってんじょうたいひょうじしんごう
接点状態表示信号
接点が開いているか閉じているかの状態を示す信号。 contact interrogation
signal
21.04.04
せってんちょうよう
接点跳動
接点の開閉時に生じる望ましくない開閉現象。
備考 一般に,チャタリングという。
contact bounce
21.04.05
かいふくじかん
回復時間
パルスを送る又は受けるときに,一つのパルスの終わ
りから次のパルスの始めまでの間に必要な時間。
注 これは,パルスを送るか又は受ける装置に適用
した場合の定義である。
recovery time
6
X 0021-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語及び読み方
意味
対応英語
21.04.06
アナログ入力チャネ
ル(プロセスせいぎょ
制御にお
ける)
アナログ入力サブシステム中のAD変換器と端子と
の間のアナログデータ経路。
注 この経路には,フィルタ,アナログ信号マルチ
プレクサ及び一つ以上の増幅器が含まれるこ
とがある。
analog input channel (in
process control)
21.05.01
せってんにゅうりょく
接点入力
スイッチの開閉によって発生する装置への2進入力。
注 スイッチには,機械的又は電気的なものもあ
る。
contact input
21.05.02
ブリッジにゅうりょくかいろ
入力回路(プ
ロセスせいぎょ
制御における)
1端に検出素子,他端に比較素子のあるブリッジで構
成されるアナログ入力回路。
bridge input circuit (in
process control)
21.05.03
さいだいせいきでんあつ
最大正規電圧
サブシステムが仕様に従って作動する正規電圧の最
大値。
注 次の関係がある。“最大正規電圧”は最大作動
正規電圧より低く,最大作動正規電圧は最大許
容正規過電圧より低い。
maximum normal mode
voltage
21.05.04
さいだいどうそうでんあつ
最大同相電圧
サブシステムが仕様に従って作動する同相電圧の最
大値。
注 次の関係がある。“最大同相電圧”は最大作動
同相電圧より低く,最大作動同相電圧は最大許
容同相過電圧より低い。
maximum common mode
voltage
21.05.05
さいだいさどうせいきでんあつ
最大作動正規電圧
入力サブシステムに加えることのできる正規電圧で
あって,性能は低下するがサブシステムは作動し続ける
範囲内の最大値。
注1. 文脈から明らかな場合には,“最大作動電
圧”と省略してもよい。
2. 次の関係がある。最大正規電圧は“最大作動
正規電圧”より低く,“最大作動正規電圧”
は最大許容正規過電圧より低い。
maximum operating
normal mode voltage
21.05.06
さいだいさどうどうそうでんあつ
最大作動同相電圧
入力サブシステムに加えることのできる同相電圧で
あって,性能は低下するがサブシステムは作動し続ける
範囲内の最大値。
注1. 文脈から明らかな場合には,“最大作動電
圧”と省略してもよい。
2. 次の関係がある。最大同相電圧は“最大作動
同相電圧”より低く,“最大作動同相電圧”
は最大許容同相過電圧より低い。
maximum operating
common mode voltage
21.05.07
さいだいきょようせいきかでんあつ
最大許容正規過電圧
機能の一時的損失の可能性があるが,回路損傷を生じ
ることなく入力サブシステムに加えることのできる正
規電圧の最大値。
注1. 文脈から明らかな場合には,“最大許容過電
圧”と省略してもよい。
2. 次の関係がある。最大正規電圧は最大作動正
規電圧より低く,最大作動正規電圧は“最大
許容正規過電圧”より低い。
maximum allowable
normal mode
overvoltage
7
X 0021-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語及び読み方
意味
対応英語
21.05.08
さいだいきょようどうそうかでんあつ
最大許容同相過電圧
機能の一時的損失の可能性があるが,回路損傷を生じ
ることなく入力サブシステムに加えることのできる同
相電圧の最大値。
注1. 文脈から明らかな場合には,“最大許容過電
圧”と省略してもよい。
2. 次の関係がある。最大同相電圧は最大作動同
相電圧より低く,最大作動同相電圧は“最大
許容同相過電圧”より低い。
maximum allowable
common mode
overvoltage