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日本工業規格

JIS

 W1904

-1995

航空機用管継手通則

Fittings, flared tube, fluid connection

1.

適用範囲

1.1

適用範囲  この規格は,航空機用のすべての形式の流体系統に用いるフレアチューブ形,管用ねじ

形及びビード形の管継手の要求事項について規定する(6.1 参照)

備考  この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,メートル系従来単位によるもので

あって,参考として併記したものである。

参考  この規格の内容は,MIL-F-5509D(3)及び附属書 1 (14 August 1973)  に相当する。

1.2

種類  継手は,対応する ANMS 又はその他発注者の承認を得た標準図面で指示された形式及び形

状に製作しなければならない(6.2 参照)

2.

関連規格

2.1

この規格の関連規格を次に示す。これらの規格を使用するときは最新版による。

仕様書 

Federal Specification 

P-C-437

  Cleaning Compound, High Pressure (Steam) Cleaner

NN-P-530

  Plywood, Flat Panel

QQ-A-225/4

  Aluminum Alloy Bar, Rod, Wire And Special Shapes ; Rolled, Drawn, Or Cold Finished,

2014

QQ-A-225/6

  Aluminum Alloy Bar, Rod, And Wire ; Rolled, Drawn, Or Cold Finished 2024

QQ-A-225/9

  Aluminum Alloy Bar, Rod, Wire, And Special Shapes ; Rolled, Drawn, Or Cold Finished,

7075

QQ-A-367

  Aluminum Alloy Forgings

QQ-B-626

  Brass, Leaded And Nonleaded ; Rod, Shapes, Forgings And Flat Products With Finished

Edges (Bar And Strip)

QQ-B-728

  Bronze Manganese ; Rod, Shapes, Forgings, And Flat Products (Flat Wire, Strip, Sheet, Bar,

And Plate)

QQ-P-35

  Passivation Treatments For Corrosion−Resisting Steel

JIS W 1105  航空宇宙用ステンレス鋼の不動態化処理)

QQ-P-416

  Plating, Cadmium (Electrodeposited)

QQ-S-763

  Steel Bars, Wire, Shapes, And Forgings, Corrosion−Resisting

PPP-B-566

  Boxes, Folding, Paperboard

PPP-B-585

  Boxes, Wood, Wirebound


2

W1904-1995

PPP-B-591

  Boxes, Fiberboard, Wood−Cleated

PPP-B-601

  Boxes, Wood, Cleated−Plywood

PPP-B-621

  Boxes, Wood, Nailed And Lock−Corner

PPP-B-636

  Boxes, Shipping, Fiberboard

PPP-B-665

  Boxes, Paperboard, Metal Stayed (Including Stay Material)

PPP-B-676

  Boxes, Set-up, Paperboard

PPP-C-96

  Cans, Metal, 28 Gauge And Lighter

Military Specification 

MIL-P-116

  Preservation-Packaging, Methods Of

MIL-P-130

  Paper, Wrapping, Laminated And Creped

MIL-B-131

  Barrier, Materials Watervaporproof Flexible, Heat−Sealable

MIL-S-5002

  Surface Treatments And Inorganic Coatings For Metal Surfaces Of Weapons Systems

MIL-T-5066

  Tubing, Carbon Steel (1025), Seamless And Welded (Aircraft Quality)

MIL-H-5440

  Hydraulic Systems, Aircraft, Types I And II, Design And Installation Requirements For

JIS W 2914  航空機油圧系統の設計及び装備基準)

MIL-P-5518

  Pneumatic Systems, Aircraft ; Design, Installation, And Data Requirements For

MIL-S-5626

  Steel : Chrome Molybdenum (4140) Bars, Rods, And Forging Stock (For Aircraft

Applications)

MIL-H-6083

  Hydraulic Fluid, Petroleum Base, For Preservation And Operation

MIL-H-6088

  Heat Treatment Of Aluminum Alloys

JIS W 1103  航空機用アルミニウム合金の熱処理)

MIL-S-6758

  Steel, Chrome-Molybdenum (4130) Bars And Reforging Stock (Aircraft Quality)

MIL-H-6875

  Heat Treatment Of Steels (Aerospace Practice, Process For)

MIL-P-7105

  Pipe Threads, Taper, Aeronautical National Form, Symbol ANPT, General Requirements

For

MIL-A-8625

  Anodic Coatings, For Aluminum And Aluminum Alloys

MIL-S-8879

  Screw Threads, Controlled Radius Root With Increased Minor Diameter : General

Specification For

MIL-L-10547

  Liners, Case, And Sheet, Overwrap ; Water−Vaporproof Or Waterproof, Flexible

MIL-P-17667

  Paper, Wrapping, Chemically Neutral (Non-Corrosive)

MIL-H-46170

  Hydraulic Fluid, Rust Inhibited, Fire−Resistant, Synthetic Hydrocarbon

規格 

Federal Standard 

FED-STD-66

  Steel : Chemical Composition And Hardenability

FED-STD-151

  Metals ; Test Methods

Military Standard 

MIL-STD-105

  Sampling Procedures And Tables For Inspection By Attributes

JIS Z 9015  計数調整型抜取検査(供給者を選択できる場合の購入検査)

MIL-STD-129

  Marking For Shipment And Storage

MIL-STD-889

  Dissimilar Metals


3

W1904-1995

JIS W 2015  航空機における異種金属の取扱方法)

MS 24385

  Fitting End, Flared Tube Connection, Precision Type, Standard Dimensions

MS 24386

  Fitting End, Bulkhead Flared Tube Connection, Precision Type, Standard Dimensions

MS 33649

  Bosses, Fluid Connection−Internal Straight Thread

MS 33656

  Fitting End, Standard Dimensions For Flared Tube Connection And Gasket Seal

MS 33657

  Fitting End, Standard Dimensions For Bulkhead Flared Tube Connection

MS 33658

  Fitting End, Hose Connection, Standard Dimensions For

MS 33677

  Fitting End, Taper Pipe Thread, Standard Dimensions For

この規格で規定する継手に対して追加して適用できる MS 及び AN 規格については,

附属書参照のこと。

出版物 

Air Force-Navy Aeronautical Bulletin 

ANA 431

  AN Fittings, Classification of, Defects of

2.2

その他の関連文書を次に示す。

Uniform Classification Committee 

Uniform Freight Classification Rules

American National Standards Institute, Inc.   

ANSI B 46.1

  Surface Texture−Surface Roughness, Waviness, and Lay

JIS B 0601  表面粗さ−定義及び表示)

Society of Automotive Engineerings, Inc.   

AMS 2241

  Tolerances, Corrosion And Head Resistant Steel Bars And Wire And Titanium And

Titanium Alloy Bars And Wire

AMS 2486

  conversion Coating of Titanium Alloys, Fluoride Phosphate Type

AMS 4928

  Titanium Alloy Bars And Forgings, 6AL-4V, Annealed, 120 000 psi (827 MPa) Yield

American Society for Testing and Materials 

ASTM A 108-79

  Steel Bars, Carbon, Cold Finished, Standard Quality

3.

要求事項

3.1

材料  継手は,表 に記載の材料で製作するか,適用図面の指示どおりに製作しなければならない。

3.1.1

鋼  すべての鋼は,塩基性酸素平炉法又は電気炉法により製鋼されたものでなければならない。

3.1.2

熱処理

3.1.2.1

アルミニウム合金  アルミニウム合金継手及びナットは,表 に示す最終質別で供給しなければ

ならない。工程管理は,MIL-H-6088 (JIS W 1103)  の規定に従わなければならない。

3.1.2.2

鋼  鋼に熱処理が必要な場合は,MIL-H-6875 の規定に従わなければならない。

3.1.3

銅合金の内部ひずみ  銅合金継手は,4.4.3 に規定する試験により内部ひずみを示してはならない。

3.1.4

物理的性質  適用図面に特に指示がない限り,仕上がった炭素鋼部品の硬さは,めっきを取り除い

た状態で,HRB92 から HRC31 の範囲になければならない。

硬さが HRC20 より低い炭素鋼継手の硬さ試験は,HRB スケールを用いて行い,その場合,硬さは HRB92

から HRB99 の範囲になければならない。

銅合金鍛造品の物理的性質は,受領したときの材料の性質によって管理しなければならない。チタン合

金部品は,表面に酸素富化表面  (Oxygen enriched surface)  があってはならない。


4

W1904-1995

3.1.5

特に適用図面で許容される場合を除き,どのような鋳物も用いてはならない。

表 1  材料

材料

部品の形式

形状

仕様書

材料コード

QQ-A-225/4 (2014)

質別  T6

D

QQ-A-225/6 (2024)

質別  T6 又は T851

D

直線形

棒及び丸棒

QQ-A-225/9 (7075)

質別  T73

W

QQ-A-367 (2014)

質別  T6

D

アルミニウム合金

非直線形

鍛造品

QQ-A-367 (7075)

質別  T73

W

直線形及び非直

線形

棒,丸棒,鍛造品

QQ-B-728

1

/

2

H(

1

)

直線形

棒,丸棒

QQ-B-626

  合金 377

1

/

2

H

銅合金

非直線形

鍛造品

Q-B-626

  合金 360

B

又はなし

直線形

管(継目無し)

MIL-T-5066 (1025)

なし

ASTM A 108 (1137)

ASTM A 108 (1141)

MIL-S-6758 (4130)

直線形及び非直
線形

棒,丸棒,鍛造品

MIL-S-5626 (4140)

なし

QQ-S-763

  クラス 304(

2

) J

QQ-S-763

  クラス 316(

2

) K

耐食鋼及び耐熱鋼

直線形及び非直
線形

棒,丸棒,鍛造品

QQ-S-763

  クラス 347(

2

) S

チタン合金

直線形及び非直
線形

棒,丸棒,鍛造品

AMS 4928

(焼なまし 6Al4V)(

3

) T

(

1

)

青銅鍛造品の場合,仕上がり部品は軟質であってもよい。

(

2

)

これらの合金は,FED-STD-66 の規定に適合していなければならない。

(

3

)

チタン六角棒は,AMS 2241 の規定による公差で冷間仕上げをしなければならない。

3.2

設計及び寸法  継手の設計及び寸法は,適用図面に従わなければならない。ボス並びに管及びホー

スの継手端末は MS 24385MS 24386MS 33649MS 33656MS 33657MS 33658 又は MS 33677 のう

ち該当する規定に従わなければならない。規定の寸法は,熱処理及び保護仕上げを行った後の値とする。

3.2.1

形状の制限  断面の急激な減少は避けなければならない。比較的厚肉の本体から突き出した小さな

部分は,十分な隅肉でつながなければならない。継手の大きな部分と小さな部分との接続部の鋭い角若し

くは不適当な隅の丸み,過度の切込み又は過度のくぼみは不合格の理由とする。特に指示がない限り,図

面の許容差は隅及び角の丸みにも適用する。

3.2.2

通路

3.2.2.1

ドリルの食い違い  流体の通路を両端からドリルで穴空けする直線継手の場合,ドリルの出会点

でのドリル穴の食い違いは,0.38 mm (0.015 in)  を超えてはならない。通路に関し規定された最小の直径よ

り 0.50 mm (0.020 in)  小さい直径の球が,流体の通路を通過できなければならない。これはドリルで空けた

通路が,詳細図面に決められた値より小さくてよいということではない。

3.2.2.2

アングル継手の場合,流体の通路の接合点での断面積は,小さい方の通路の断面積以上でなけれ

ばならない。


5

W1904-1995

3.2.2.3

壁の厚さ  特に指示がない限り,継手のどのような部分の壁の厚さも,適用図面で規定された内

外径及び偏心に対する寸法と公差によって定まった厚さ以上でなければならない。

3.2.3

ねじ  管用テーパねじは,MIL-P-7105 の規定に適合しなければならない。平行ねじは,MIL-S-8879

の規定に適合しなければならない。ただし,不完全ねじ部には谷の丸みは要求しない。炭素鋼,耐食鋼及

びチタン合金のねじは,切削ねじ,研削ねじ又は転造ねじのどれであってもよい。アルミニウム合金部品

のねじは,切削ねじ又は研削ねじのどちらであってもよい。黄銅又はマンガン青銅のねじは,切削ねじ又

は研削ねじのどちらであってもよい。

3.2.3.1

おねじ(転造の場合)  転造ねじのグレンフローは,連続していなければならず,図 に示すよ

うに,ねじ谷底において最大の密度をもち,ねじの形状におおむね沿っていなければならない。重なり及

びすじきずは,

表 の限界内の深さであれば,山の頂及び面圧を受けない側のフランクの有効径より上の

部分にはあってもよい。重なり及びすじきずは,面圧を受ける側のフランク,ねじ谷底,又は面圧を受け

ない側のフランクの有効径の上から下にわたるものは,どのような部分にあっても容認されない。応力割

れは容認されない。

図 1  グレンフロー

表 2  転造ねじの重なり,すじきず,表面の不規則さ及び不連続の深さ

最大深さ

継手のサイズ

mm (in)

−2 0.15

(0.006)

−3 0.15

(0.006)

−4 0.17

(0.007)

−5 0.17

(0.007)

−6 0.20

(0.008)

−8 0.22

(0.009)

−10∼−32 0.25

(0.010)

3.3

表面処理

3.3.1

アルミニウム合金継手  アルミニウム合金継手,スリーブ及びナットは,MIL-A-8625 タイプ II ク

ラス 2 に従って陽極処理をし,二重封孔処理をしなければならない。

3.3.1.1

表面状態  アルミニウム合金部品の表面は,陽極処理及び重クロム酸塩処理後,ピット及び不連

続(すりきず又は割れ目のような)があってはならないし,また,外観は一様でなければならない。変色

は,不合格の理由としない。


6

W1904-1995

3.3.2

炭素鋼継手  炭素鋼継手,スリーブ及びナットは,QQ-P-416 タイプ II クラス 2 に従ってカドミウ

ムめっきしなければならない。すべてのこのような炭素鋼継手,スリーブ及びナットは,MIL-H-6083 

は MIL-H-46170 の規定に適合する油に浸せきしなければならない。流体通路穴,その他の開口部及びめね

じには,めっき厚さの要求事項の規定を適用してはならない。

また,それらが油の薄膜で保護されている場合は,素地が現れていてもよい。

3.3.3

耐食鋼継手  耐食鋼の継手,ナット及びスリーブは,MIL-S-5002 に従って表面処理しなければな

らない。不動態化処理は,QQ-P-35 (JIS W 1105)  タイプ I に従わなければならない。

3.3.4

銅合金継手  銅合金継手の場合,QQ-P-416 タイプ II クラス 3 に従っためっきについては,任意と

する。この材料に対する個別の表面処理の要求事項は,発注者が指定するとおりとしなければならない(6.2

参照)

3.3.5

チタン合金継手  チタン合金継手及びナットは,AMS 2486 に従ってふっ化りん酸塩で被覆しなけ

ればならない。

3.4

製品の識別  すべての継手,ナット及びスリーブは,次の指示に従って表示しなければならない。

表示は,継手に有害でない部分に行い,また,継手の耐食性に有害であってはならない。

3.4.1

AN

又は MS 記号,製造者の商標  特に指示がない限り,すべての継手及びナットは,AN 又は MS

の文字と製造者の識別記号又は商標を表示しなければならない。スリーブには商標を表示しなければなら

ないが,AN 又は MS の文字は任意とする。

3.4.2

材料の識別  耐食鋼継手,ナット及びスリーブは,耐食鋼のクラスに従って材料がクラス 304 の場

合“J”の文字を,クラス 316 の場合“K”の文字を,クラス 347 の場合“S”の文字を表示しなければな

らない。7075−T73 アルミニウム合金部品にはすべて“W”の文字を表示しなければならない。他のすべ

てのアルミニウム合金部品への“D”の文字の表示は任意とする。チタン合金部品にはすべて“T”の文字

を表示しなければならない。

3.4.3

部品番号サイズの表示  サイズを示すダッシュ番号と同じ数字の表示は任意とする。管の呼びが

3

/

8

in

より大きいすべての継手及びナット(AN 929 を除く。

)には,サイズ番号を含めない部品番号を表示し

なければならない。AN 929 の継手は,ナットに AN 818 と表示してあってもよい。スリーブへの部品番号

の表示は任意とする。

3.4.4

表示の大きさ,方法及び場所  表示は,継手,ナット又はスリーブ上の部品又はその耐食性に有害

でない部分に,浮き出し又は刻印により行わなければならない。スペースがなかったり,表示が有害な影

響を及ぼすおそれがあったりするため,部品に物理的に表示できない場合には,MIL-STD-129 の規定によ

って要求される識別表示情報に加え,この規格に規定するデータを,容器上に表示しなければならない。

3.4.5

識別色  3.4.13.4.23.4.3 及び 3.4.4 で規定する表示に加え,AN 及び MS の継手,ナット及びス

リーブは,次の色により識別しなければならない。


7

W1904-1995

2014

及び 2024

(

4

)

アルミニウム合金

7075

(

4

)

銅合金

もし行うならば,カドミ

ウムめっき したままの

耐食鋼

なし

チタン合金

灰色(ふっ化りん酸塩被
覆の結果として)

(

4

)

二重封孔処理によって,アルミニウム陽極処理皮膜の色が変わる
ことがある。

3.5

質量  継手の最大質量は,適用図面の値を超えてはならない。

3.6

ワークマンシップ  継手,スリーブ及びナットの機械加工面は,ばり及び縦方向又はらせん状のツ

ールマークがあってはならない。適用図面で,より高度な仕上げの指定がなければ,シール面は滑らかで

あること。ただし,ANSI B 46.1(JIS B 0601)  に定める中心線平均粗さ 2.5

µm (100 µin)  までの環状ツール

マークは合格とする。他のすべての機械加工面は,中心線平均粗さ 3.2

µm (125 µin)  を超えてはならない。

鍛造面及び棒素材の平面のような機械加工しない面は,膨れ,ばり,しわ,すじきず,重なり,割れ,偏

析,海綿状面又はその実用性に悪い影響を与えるその他の欠陥があってはならず,また,鍛造の型割り線

を除いて,中心線平均粗さ 6.3

µm (250 µin)  を超えてはならない。発見された表面の欠陥は,それが取り

除くことができ,再エッチングしても現れず,必要な断面厚さが確保できれば,それは不合格の理由とし

てはならない。

4.

品質保証条項

4.1

検査の責任  契約書又は注文書で特に指示がない限り,受注者は,この規格で規定するすべての検

査要求事項を実施する責任がある。契約書又は注文書で特に指示がない限り,受注者は,供給品及び役務

が規定の要求事項に適合していることを保証するために,仕様書に定める検査が必要であるとみなす場合

には,これらの検査の実施に適するものであれば,自己の設備を用いても,他のどのような設備を使用し

てもよい。

4.2

抜取り

4.2.1

非破壊試験の抜取り  材料,ねじ,表面処理,質量,寸法,表示,表面欠陥,表面処理の耐久性及

びワークマンシップのための抜取りは,特に ANA Bulletin No.431 に指示がない限り,MIL-STD-105 の検

査水準 S-3,AQL4.0  %に従ってランダムに行わなければならない。

4.2.2

破壊試験の抜取り  引張強さ(4.4.2),銅合金の内部ひずみ(4.4.3)及び炭素鋼スリーブの拡張試験

(4.4.4)

のための抜取りは,MIL-STD-105 (JIS Z 9015)  の検査水準 S-3,AQL4.0  %に従って行わなければ

ならない。酸素富化表面(4.4.6)のための抜取りは,MIL-STD-105 (JIS Z 9015)  の検査水準 S-1,AQL4.0  %

に従って行わなければならない。

4.2.3

ロット  ロットは,すべて同一部品番号をもち,同一材料バッチから製作され,同時に検査に供さ

れる継手で構成しなければならない。

4.2.4

材料の証明  この規格の材料要求事項に適合することを示す化学成分,分析及び機械的特性試験の

記録は,継手の各ロットについて検定機関の検査員が利用できるようにしておかなければならない。


8

W1904-1995

4.3

製品検査  すべての継手は,ワークマンシップ,表面処理,表示及び表面欠陥(3.2.33.33.43.4.1

3.4.2

3.4.3 及び 3.6 参照)に対する要求事項に適合するかどうか,憤重に目視検査しなければならない。

4.3.1

質量,ねじ,表面処理及び寸法  継手は,質量,ねじ,表面処理及び寸法について,この規格及び

適用図面の規定に適合しているか検査しなければならない。欠陥の分類は,ANA Bulletin No.431 による。

4.4

試験

4.4.1

質量及び寸法  適用図面の質量及び寸法の要求事項に継手が適合していることを適切な方法によ

り確認しなければならない。

4.4.2

鋼継手の引張強さ  適用図面に特に指示がない限り,鋼継手の引張強さは継手の硬さ試験により確

認しなければならない。ロックウェル硬さを継手のねじ部以外の平滑面で,めっきを除去した状態で読み

取る。硬さと引張強さとの関係は,FED-STD-151 による。

4.4.3

銅合金の内部ひずみ  銅合金継手は,この規格に示すように 1当たり,100g の硝酸第一水銀と 13

ml

の硝酸(比重 1.43)の水溶液につける。15 分後に供試品を取り出し,割れの有無を調べなければなら

ない。どのような割れの存在も内部ひずみを示すものとして不合格の理由とする。

4.4.4

炭素鋼スリーブの拡張試験  スリーブを 4.2 の要求によって選び,拡張試験を行わなければならな

い。試験は

図 に示すようなテーパ軸と支持装置で実施しなければならない。軸に表 に定める値の荷重

を加える。スリーブの先端をテーパ軸から加えられる荷重によって拡張させる。荷重を加えたままで外径

の最大拡張量を測定する。この測定は,少なくとも 90°離れた 2 か所の直径上で行う。この平均測定値を

記録し,ナット  (AN 818)  のねじ内径と比較する。拡張した直径の平均値は,ナットのねじの最小内径を

超えてはならない。この試験は,付加的なものであって,炭素鋼スリーブに要求される寸法検査に代わる

ものではない。寸法検査は,拡張試験に先立って行わなければならない。

4.4.5

表面処理の耐久性  染色した継手は,P-C-43 に合致する洗浄剤を溶液 1当たり 37∼45 g(1 ga

たり 5∼6 oz)含む 72∼76  ℃ (160∼170  °F)  の洗浄液に 5 分間つけても耐えなければならない。清浄な

布で軽くふいたとき,色がこすれ落ちてはならない。

4.4.6

チタン継手の酸素富化表面  機械加工していない六角形,丸形又は鍛造した表面のチタン合金部品

は,4.2 の要求どおりに選ばなければならない。サンプルは,切断し,樹脂固めし,磨き,適切にエッチン

グして,倍率 100 倍で酸素富化表面の存在を検査しなければならない。


9

W1904-1995

図 2  スリーブ試験装置

A

許容差

A

許容差

サイズ

+0.07 
  0

+0.003
−0.000

B

最小

C

最小

サイズ

+0.07
  0

+0.003
−0.000

B

最小

C

最小

− 2

 4.575(0.180)

11.7 (0.46)

−12 21.185(0.834)

17.3

(0.68)

− 3

 6.15 (0.242)

12.7 (0.50)

−16 27.66

(1.089)

44.5 (1.75)

19.1 (0.75)

− 4

 7.75 (0.305)

14.2 (0.56)

−20

34.21 (1.347)

50.8 (2.00)

21.4 (0.84)

− 5

 9.50 (0.374)

19.1 (0.75)

14.2 (0.56)

−24

41.075(1.617)

57.2 (2.25)

25.7 (1.01)

−  6

11.18 (0.440)

15.0 (0.59)

−28 48.01

(1.890)

25.4

(1.00)

− 8

14.48 (0.570)

15.0 (0.59)

−32 55.045(2.167)

76.2 (3.00)

25.7 (1.01)

−10 17.73

(0.698)

31.8 (1.25)

16.3 (0.64)

表 3  MS 20819 又は相当の炭素鋼スリーブに対する荷重値

サイズ対荷重 N (1bf) { kgf}  ±44N (1bf) {4.5kgf}

−2

7 565 (1 700) {    775}

−  8

18 685 ( 4 200) {1 910}

−24

68 280 (15 350) {6 965}

−3

9 790 (2 200) {1 000}

−10

18 240 ( 4 100) {1 860}

−28

75 395 (16 950) {7 690}

−4

8 675 (1 950) {    885}

−12

32 920 ( 7 400) {3 360}

−32

83 180 (18 700) {8 485}

−5

8 675 (1 950) {    885}

−16

37 365 ( 8 400) {3 815}

−6

9 120 (2 050) {    930}

−20

52 045 (11 700) {5 310}

4.5

不合格及び再試験  不合格となったロットは,MIL-STD-105 (JIS Z 9015)  に従って再試験・合格の

手順を再び踏まなければならない。試験以外の個別検査(4.3 参照)で,要求事項を満足しなかった継手は,

不合格とする。内部ひずみ試験(4.4.3)を行った銅合金継手及び硬さ試験(4.4.2)を行った鋼継手は,試験の合

格,不合格にかかわらず,廃棄しなければならない。

4.6

包装検査  保存処置・包装,外装及び容器の表示が,5.の規定に適合していることを検査しなければ

ならない。抜取りは,MIL-STD-105,検査水準 S-3,AQL4.0  %に従って行わなければならない。欠点の

種類は,

表 に示すとおりとする。


10

W1904-1995

表 4  包装の欠点の種類

項目

欠点

外部及び内部の表示

漏れ,不正確,不完全,不鮮明,不適正な大きさ,位置,順序又は表示方法

材料

構成品の不適合,構成品の不足,損傷又はその他の欠点

ワークマンシップ

構成部品の不適切な組立て

外部及び内部の質量又は内容物

容器当たりの数が記載より多いか少ない。 
総質量又は正味質量が要求値を超える。

5.

包装

5.1

保存処置・包装  保存処置・包装は,規定のとおり,水準 A 又は水準 C としなければならない(6.2

参照)

5.1.1

水準 A

5.1.1.1

継手の単位容器  ナット,スリーブ及びキャップを除き,すべての継手は,この規格で一部変更

する事項を除き,MIL-P-116 の方法 IC-1 に従って個装しなければならない。個装当たりの数量は,1 個で

なければならない。どれかの寸法が 90 mm (3.5 in) を超える継手は,袋に入れた後個々に PPP-B-566

PPP-B-636

PPP-B-665 又は PPP-B-676 の規定に適合するボール箱に外装しなければならない。損傷防止

のため袋に入れる前に継手を包む必要がある場合,継手は,MIL-P-130 又は MIL-P-17667 の規定に適合す

るバリヤー材で包まなければならない。

5.1.1.1.1

代替の単位保護  どの寸法も 40 mm (1.5 in)  以下で同一形式及び同一サイズの 5 個の継手は,

MIL-P-116

の方法 III に従って,ミシン目に沿って引き離しができるボール箱に包装しなければならない。

各ボール箱(又は紙)は,継手が相互に移動又は接触しないように各継手を保持し,また,分離できる内

枠をもたなければならない。継手と直接接するボール箱(又は紙)の表面には,すべて軽度摩滅に耐え得

る中性バリヤー剤を塗布しなければならない。

40 mm (1.5 in)

を超える継手は,5.1.1.1 に従って個別に包装しなければならない。

5.1.1.2

継手の中間容器  個装は,PPP-B-566PPPB-636PPP-B-665 又は PPP-B-676 による中間容器

に包装しなければならない。中間容器当たりの個装の個数は,

表 に規定するとおりとしなければならな

い。ただし,5.1.1.1 に従って単位ボール箱に個別に外装する継手については,中間容器は必要としない。

表 5  包装個数

呼び

(in)

中間容器当たりの

個装の個数

中間容器当たりのミシン目
に沿って引き離しができる

ボール箱の個数

1

/

8

1

/

4

 100

20

5

/

16

1

/

2

 25

10

5

/

8

∼1 10

5

1

1

/

4

∼3

1

/

2

 5

1

5.1.1.3

ナット,スリーブ及びキャップの単位容器  同一形式で同一サイズのナット,スリーブ及びキャ

ップは,MIL-P-116 の方法 IC-1 に従って,又は PPP-C-96 によるはめ込みふた形密封かんに個装しなけれ

ばならない。単位容器当たりの個数は,

表 に規定するとおりとしなければならない。


11

W1904-1995

表 6  単位容器当たりの個数

呼び

(in)

個数

1

/

8

1

/

2

 100

5

/

8

∼1

1

/

4

 25

1

1

/

2

∼3 5

3

を超えるもの

1

5.1.2

水準 C  すべての継手,ナット,スリーブ及びキャップは,出荷中,損傷又は劣化しないように,

必要に応じて包装しなければならない。

5.1.3

防せい剤の適用  継手には,どのような防せい剤も施してはならない。ただし,カドミウムめっき

鋼製部品は,3.3.2 に規定するとおりに油を浸せきしなければならない。

5.1.4

清浄化  すべての部品には,包装前にグリース,油,ごみ,その他の異物があってはならない。た

だし,5.1.3 で示してある場合は除く。

5.2

外装  外装は,指定に従い(6.2 参照),水準 A,B 又は C でなければならない。

5.2.1

水準 A  この規格で規定するとおり包装された継手は,PPP-B-585PPP-B-591PPP-B-601

PPP-B-621

及び PPP-B-636 による海外向け容器に外装しなければならない。出荷容器は,可能な限り同一

部品番号をもち,形状及び大きさともに一様で,品物をきちんと外装し,所要の保護がなされるよう最小

の立方形風袋で,等量を外装しなければならない。

いっぱいに詰めた外装出荷容器の総質量は,約 90 kg (200lb)  を超えてはならない。ただし,ファイバー

ボード容器については,容器の適用仕様書の制限質量を超えてはならない。

合板を使用する場合は,NN-P-530 のタイプ I 又は II,クラス 2 としなければならない。バンド掛け及び

封かんは,

容器の適用仕様書の附属書に従わなければならない。

PPP-B-585

又は PPP-B-621 による容器は,

MIL-L-10547

によるケースの裏張りを備えていなければならず,また,仕様書 MIL-L-10547 の附属書に従

って封かんしなければならない。ただし,ケースの裏張り材料は,MIL-B-131 の規定に適合しなければな

らない。

中間容器の材料が,PPP-B-636 のクラス 2 に適合している場合には,ケースの裏張りは必要としない。

5.2.2

水 準   こ の 規 格 で 規 定 す る と お り に 包 装 さ れ た 継 手 は , PPP-B-585 , PPP-B-591 

PPP-B-601,PPP-B-621

又は PPP-B-636 による国内向け出荷容器に外装しなければならない。

封かんは,容器の適用仕様書の附属書に従わなければならない。ファイバーボードを使用する場合は,

ミューレン試験の最小値が 1 223 N (275 lbf) {125 kgf}  以上でなければならない。出荷のために外装された

出荷容器の総質量は,90 kg (200 lb)  を超えてはならない。

ファイバーボード容器の場合は,容器の適用仕様書に指定する制限質量を超えてはならない。

5.2.3

水準 C  受荷の際,輸送業者から外装を要求されるときは,最も安く引渡し地点まで安全輸送がで

きるような方法で商用出荷外装容器に外装しなければならない。容器は,指定の規則又は輸送様式に適用

できる他の運送業者の規定に従うものとする。

参考  指定の規則として,MIL-F-5509 D(3)では,Uniform Freight Classification Rules を指定している。

5.3

出荷の表示  ミシン目に沿って引離しのできる容器を使用する場合は,単位容器の各部分に継手の

部品番号を表示しなければならない。契約書又は注文書によって更に他の特別の表示が要求される場合は,

出荷の表示は,MIL-STD-129 に従わなければならない。

6.

注記


12

W1904-1995

6.1

用途  この規格で規定する継手は,すべての種類の流体に用い,調達上重要なものとみなされてい

る。管用ねじ継手は,適用図面によって一般的には酸素系統及び地上運用装置に限定する。フレア管継手

のうちアルミニウム継手で−2 から−12 のサイズ及び炭素鋼チタン及び耐食鋼継手で−2 から−16 のサイ

ズは,MIL-H-5440 (JIS W 2914)  タイプ 2 クラス 3000 psi [21 MPa {210 kgf/cm

2

} ]

の要求事項を満足させる

のに用いる。さらに大きな継手で,−32 までのサイズは,クラス 1 500 psi [10 MPa{105  kgf/cm

2

}]  用で

ある。

他の特殊な継手にも同様にこの規格を用いる。チタン継手及びナットは,酸素系統に使用してはならな

い。MIL-STD-889 (JIS W 2015)  で規定する異種金属は,相互に直接接触する状態で使用してはならない。

6.1.1

補足情報  フレア管継手の上記の性能は,AN 及び MS 継手,ナット及びスリーブを用いた試験と

運用経験に基づいて 3.2 で定めたような信頼できる管継手ジョイントに対してのものである。規格によら

ない設計により(すなわち,更に壁の厚いナット又は継手,特別なシールにより)138∼172 MPa (20 000

∼25 000 psi) {1 405∼1 760 kgf/cm

2

}

の破裂圧力が得られており,保証圧力もこれに対応して高くなってい

る。

継手は意図したより更に厳しい状態で用いられるかもしれないが,外部状態(荷重,振動,腐食等)に

ついての設計とそれを立証する試験データは設計者の責任であり,発注者から前もって承認を得ておかな

ければならない。

6.2

注文データ  調達文書には次の事項を指定することが望ましい。

(a)

この規格の名称,番号及び発行年

(b)

要求する部品番号(1.2 及び 3.2 参照)

(c)

めっき(銅合金部品に必要な場合)

3.3.4 参照)

(d)

要求する保存処置,包装及び外装の適用水準(5.1 及び 5.2 参照)


13

W1904-1995

附属書 

追加して適用できる MS 及び AN 規格を以下に示す。

Military Standards

MS 20756

Flange, Swivel, Retaining

MS 20757

Connector, Fixed Flange To Hose

MS 20760

Adapter, Straight, Flange To Tube

MS 20819

Sleeve, Flared Tube Fitting

MS 20822

Elbow, Pipe To Tube, 90

°

MS 20823

Elbow, Pipe To Tube, 45

°

MS 20825

Tee, Pipe To Tube, Pipe Thread On Side

MS 20826

Tee, Pipe To Tube, Pipe Thread On Run

MS 20913 Plug,

Pipe

MS 21946

Body, Cluster Fitting, One-Way, Internal Boss

MS 21955

Body, Cluster Fitting, Two-Way, 180

°.Flared

MS 21958

Body, Cluster Fitting, Two-Way, 180

°,Internal Boss

MS 21959

Body, Cluster Fitting, Two-Way, 90

°,Internal Boss

MS 21960

Body, Cluster Fitting, Three-Way, Internal Boss

MS 24387

Bolt, Fluid Passage, Precision Type

MS 24388

Tee, Tube, Internal Thread On Side, Precision Type

MS 24389

Tee, Tube, Internal Thread On Run, Precision Type

MS 24390

Tee, Tube, Bulkhead On Run, Precision Type

MS 24391

Plug-Bleeder, Tube, Precision Type

MS 24392

Nipple, Tube, Precision Type

MS 24393

Nipple, Tube, 3/8 Bulkhead, Precision Type

MS 24394

Elbow, Tube, Bulkhead, 90

°,Precision Type

MS 24395

Tee, Tube, Bulkhead, Precision Type

MS 24396

Elbow, Tube, Bulkhead, 45

°,Precision Type

MS 24397

Reducer, Boss, Precision Type

MS 24398

Adapter, Straight, Tube To Boss, Precision Type

MS 24399

Reducer, Tube, Precision Type

MS 24401 Elbow,

Tube,

90

°,Precision Type

MS 24402 Tee,

Tube,

Precision

Type

MS 24403

Cross, Tube, Precision Type

MS 24404

Plug, Tube, Precision Type

MS 24487 Nipple,

Tube,

37

°To 45°Seat

MS 27769

Plug, Pipe, Countersink Hex Head

MS 33583

Tubing End-Double Flare, Standard Dimensions For

MS 33584

Tubing End-Standard Dimensions For Flared


14

W1904-1995

Air Force-Navy Aeronautical Standards

AN 775

Bolt, Fluid Passage

AN 776

Connector, Multiple Fluid Pressure Line, 90

°

AN 777

Connector, Multiple Fluid Pressure Line, 75

°

AN 778

Connector, Multiple Fluid Pressure Line, 45

°

AN 779

Connector, Multiple Fluid Pressure Line, Straight

AN 786

Coupling-Airspeed Tube Union (Brazing)

AN 807

Adapter, Straight, Tube To Hose

AN 816

Adapter, Straight, Pipe To Tube

AN 817

Nut, Tube Coupling, Long

AN 818

Nut, Tube Coupling, Short

AN 838

Elbow, Tube To Hose, 90

°

AN 839

Elbow, Tube To Hose, 45

°

AN 840

Adapter, Straight, Pipe To Hose

AN 842

Elbow, Pipe To Hose, 90

°

AN 844

Elbow, Pipe To Hose, 45

°

AN 846

Elbow, Hose, 45

°

AN 848

Elbow, Hose, 90

°

AN 849 Nipple,

Hose

AN 910 Coupling,

Pipe

AN 911 Nipple,

Pipe

AN 912 Bushing,

Pipe

AN 914

Elbow, Pipe, Internal And External Thread, 90

°

AN 915

Elbow, Pipe, 45

°

AN 916

Elbow, Pipe, Internal Thread, 90

°

AN 917 Tee,

Pipe

AN 918 Cross,

Pipe

AN 924

Nut, Tube, Bulkhead And Universal Fitting

AN 929

Cap Assembly, Tube, Pressure Seal

AN 933

Plug, Pipe, Hex Head

AN 937 Cross,

Tube,

Internal

Thread

AN 938 Tee,

Tube,

Internal

Thread

AN 939

Elbow, Tube, Internal Thread, 90

°

AN 941

Elbow, Tube, Internal Thread, 45

°

AN 6204

Valve, Hydraulic Bleeder

AN 6285

Adapter, Air Pressure Gage

AN 6289 Nut,

Tube


15

W1904-1995

航空規格原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

竹  中  規  夫

日本大学理工学部

播  磨  克  彦

富士重工業株式会社宇都宮製作所航空機工場 YXX 準備室

今  野  秀  洋

通商産業省機械情報産業局航空機武器課

飛  田      勉

工業技術院標準部機械規格課運輸航空規格室

北  田  彰  良

運輸省航空局技術部検査課

北  村      孝

海上保安庁装備技術部

瀬  倉  久  男

防衛庁装備局調達補給課

山  根  晧三郎

科学技術庁航空宇宙技術研究所機体第一部荷重研究室

横  田  友  宏

日本定期航空操縦士会

高  桑  秀  雄

社団法人日本航空技術協会

白  浜  洋  海

日本航空株式会社技術研究所基礎技術部

福  西  嘉  夫

全日本空輸株式会社整備本部技術部技術管理課

山  内      清

東亜国内航空株式会社整備本部技術部

藤  嶋  敏  夫

航空規格調査会

広  田  和  広

三菱重工業株式会社名古屋航空機製作所航空機技術部構造設計課

足  立  三  郎

川崎重工業株式会社航空機事業本部航空機技術本部管理業務課

宇  野  威  信

石川島播磨重工業株式会社航空エンジン事業部技術部

植  田  隆  之

住友精密工業株式会社第一技術部

内  藤      誠

三菱電機株式会社鎌倉製作所管制システム部

神  子  富  雄

株式会社東芝小向工場宇宙・航空機器第三部

(主査)

立  石      弘

株式会社島津製作所航空機器事業部航空機器工場第 1 技術

幸  田  慶  治

横浜ゴム株式会社航空部品事業部第 2 技術部

(事務局)

番  匠  敦  彦

社団法人日本航空宇宙工業会

立  川  富  雄

社団法人日本航空宇宙工業会