2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
W 0105-1984
航空用語(油圧及び空気圧系統)
Glossary of Terms for Aircraft Hydraulic and Pneumatic Systems
1. 適用範囲 この規格は,航空機の油圧及び空気圧の作動系統並びにその構成部品の名称,形式,現象,
特性などに用いられる主な用語とその意味について規定する。
なお,参考のために対応英語を示す。
関連規格 JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
2. 分類 用語は,機器の類別などによって次のように分類する。
(1) 流体,流れ,特性及び現象に関する用語
(2) 系統,管路,部品及び部位に関する用語
(3) 圧力源機器に関する用語
(4) 作動機器に関する用語
(5) バルブの機能,形式及び基本構造に関する用語
(6) バルブの種類に関する用語
(7) その他の機器に関する用語
3. 用語・意味 用語及び意味は,次のとおりとする。
備考1. 括弧の付いている用語は,括弧内を省略してもよい。
2. 二つ以上の用語を並べてある場合は,その順位に従って優先的に使用する。
3. 用語の下に括弧で示したものは,読み方である。
(1) 流体,流れ,特性及び現象に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
101
作動流体
伝導の媒体となる流体。
working fluid
102
作動油
油圧機器又は油圧系統に使用する作動流体。
hydraulic fluid
103
難燃性作動油
火災の危険を最大限に予防できる燃えにくい作動油。
fire-resistant
fluid
104
流れの形
バルブの任意の位置で,各ポート間を接続する流れの経路
の形。
flow pattern
105
自由流れ
制御されない自由に通過する一方向の流れ。
free flow
106
逆自由流れ
バルブの2次側から1次側に流れる場合の自由流れ。
free reverse
flow
107
規制流れ
流量が所定の値に制御された流れ。
備考 この用語は,ポンプの吐出しには用いない。
metered flow
108
制御流れ
制御された流れ(例えば,制御弁の1次側から2次側への
流れ)。
controlled flow
2
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
109
すきま流れ
相対運動を容易にしたり熱膨張の差を補償するために必
要とする2個の相対部品間のすきまを通る流体の流れ。
clearance flow
110
インタフロー
バルブの切換えの途中で過渡的に生じるポート間の流れ
で,所定の流れの形に従っていないもの。
interflow
111
漏れ
閉位置にある通路又は正常状態では流れを許容しない場
所を通る比較的少量の流れ。
leakage
112
ドレン
(1) 油圧系統では,機器の通路若しくは管路からリザーバ
やマニホールドに戻る液体,又は液体が戻る現象。
(2) 空気圧系統では,機器や管路内で,流動若しくは沈殿
状態にある水又は油水混合液。
drain
113
設定(値)
調節可能又は校正を要する機器(リリーフ弁,圧力スイッ
チ又は流量制御機構など)で,調節又は校正によって得ら
れる作動特性。
setting,
set point
114
流量
単位時間に移動する流体の量。
flow,
rate of flow
115
校正流量
流量を制御又は制限する機器で,その機器を校正又は調整
したときの設定流量。
calibrated flow
116
定格流量
最大作動流量の呼び値。制御対象にならない流量に用い
る。
rated flow
117
全流量
可変容量形ポンプなどで,制御機構が流量を調節してない
ときに,ポンプが吐き出す流量。
full flow
118
吐出し量
一般に,ポンプが単位時間に吐き出す液体の体積。
delivery,
discharge,
discharge rate
119
押しのけ容積
容積式のポンプ又はモータの1回転当たりに押しのける
幾何学的体積。
displacement
120
絶対圧(力)
完全真空を基準にして表した圧力の大きさ。
absolute pressure
121
ゲージ圧(力)
周囲の大気圧を基準にして表した圧力の大きさ。
gage pressure
122
定格圧力
最大作動圧力又は入口圧力の呼び値。
rated pressure
123
保証圧力
生産試験として,構成部品が損傷せずに耐えなければなら
ない圧力。通常,定格圧力に関係する。
proof pressure
124
破裂圧力
構成部品又は系統が破壊せずに耐えなければならない試
験圧力。
burst pressure
125
最低作動圧力
機器の作動を保証できる最低の圧力(パイロット操作弁に
おけるように,作動に要する最低の圧力)。
minimum
operat-ing
pressure
126
全流量最高圧力
ポンプが任意の定回転で運転している場合,可変吐出し量
制御が働き始める前(カットオフ開始直前)の吐出し圧力。
maximum full
flow pressure
127
クラッキング圧(力) 逆止め弁,リリーフ弁などで,入口側圧力が上昇し,バル
ブが開き始めて,ある一定の流れが認められるときの圧
力。
cracking pressure
128
レシート圧(力)
逆止め弁,リリーフ弁などで,入口側圧力が降下し,バル
ブが閉じ始めて,バルブの漏れ量がある規定の量まで減少
したときの圧力。
reseat pressure
129
吸込み圧力
ポンプなどの入口で,吸込み作用によって生じる流体の圧
力。
suction pressure
130
増圧圧力
増圧器によって増圧された,1次側圧力より高い圧力。
intensified
pressure
131
減圧圧力
1次側圧力より低い,減圧された圧力。
reduced pressure
132
背圧
系統の戻り側又は圧力作動面の背後に作用する圧力。
back pressure
3
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
133
圧力降下
流れに基づく流体圧の減少。
備考 流体制御機器に適用する場合,圧力降下は任意
の流量において機器のポート間で測定する。た
だし,ポートに装着した継手による損失は含ま
ない。
pressure drop
134
圧力変動
機器や系統内において,圧力が変化すること。
pressure
fluctuation
135
圧力の脈動
定常な作動条件で発生するほぼ周期的な圧力変動。過渡的
な圧力変動は除く。
pressure
pulsation
136
サージ
系統内の流体圧力の過渡的な(通常ごく短時間の)上昇。 surge
137
サージ圧(力)
過渡的に上昇した圧力の最大値。
surge pressure
138
カットオフ
ポンプ出口側圧力が設定圧力に近づいたとき,可変吐出し
量制御が働いて流量を減少させること。
cut-off
139
フルカットオフ
ポンプのカットオフ状態で流量が零になること。
full cut-off
140
カットイン
アンローダ弁などで,圧力源側に負荷を与えること。
備考 この場合の圧力を,カットイン圧力という。
cut-in,
reloading
141
カットアウト
アンローダ弁などで,圧力源側を無負荷にすること。
備考 この場合の圧力を,カットアウト圧力という。
cut-out,
unloading
142
キャビテーション
流動している液体の圧力が局部的に低下して,蒸気や含有
気体を含む泡が発生する現象。
cavitation
143
チャタリング
リリーフ弁,減圧弁などで,弁座をたたいて比較的高い音
を発する一種の自励振動現象。
chattering,
chatter
144
ジャンピング
流量調整弁で,流体が流れ始める場合などに,流量が過渡
的に設定値を超える現象。
jumping
145
流体固着現象
スプール弁などで,内部流れの不等性などによって,軸に
対する圧力分布の平衡を欠き,このため,スプールがバル
ブ本体(又はスリーブ)に強く押し付けられて固着し,そ
の作動が不能になる現象。
hydraulic lock
146
圧力平衡
流体の圧力によって,力の釣合いをとること。
pressure balance
147
ディザー
スプール弁などで,摩擦や流体固着現象などの影響を減少
させて,その特性を改善するために与える比較的高い周波
数の微細振動。
dither
(2) 系統,管路,部品及び部位に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
201
クローズドセンタ系
統
油圧系統で,使用されないときに系統の流れが閉ざされて
いる形式のもの。
備考 クローズドセンタ系統には,可変容量形ポンプ
によって連続して圧力が供給されるものもあ
り,また,アンローダ弁,電動ポンプ,ポンプ
バイパス装置などによって断続して圧力が供
給されるものもある。
closed centre
system
202
オープンセンタ系統
油圧系統で,使用されないときでも,作動流体が制御機器
を通ってリザーバに戻る回路が成立している形式のもの。
備考 オープンセンタ系統には,通常定容量形ポンプ
を用いる。
open centre
system
203
サーボ系
出力感応機構からのフィードバックによって機力制御又
は補力制御を行う制御系で,制御位置が入力制御信号の関
数であるような方式のもの。
servo system
4
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
204
メータイン方式
アクチュエータの入口側管路内の流れを制御することに
よって作動速度を調節する制御方式。
meter-in system
205
メータアウト方式
アクチュエータの出口側管路内の流れを制御することに
よって作動速度を調節する制御方式。
meter-out system
206
ブリードオフ方式
アクチュエータの入口側管路に設けたバイパス管路の流
れを制御することによって作動速度を調節する制御方式。
bleed-off system
207
管路
(かんろ)
作動流体を導く役目をする管やホース又はその系統。
line
208
主管路
供給管路,圧力管路及び戻り管路を含む主となる管路。
備考 パイロット管路,ドレン管路,ブリード管路,
ベント管路などの補助管路を含まない。
main line
209
バイパス(管路)
必要に応じて作動流体の全量又は一部を分岐する通路又
は管路。
by-path,
by-pass line
210
供給管路
リザーバからポンプまでのように,供給流体を導く管路。 suppy line
211
圧力管路
圧力源から制御機器やその他の機器まで圧力流体を導く
管路。
pressure line
212
戻り管路
リザーバに戻る作動流体を導く管路。
return line
213
パイロット管路
パイロット操作のための作動流体を導く管路。
pilot line
214
ドレン管路
漏れ油をリザーバ又は戻り回路に導く管路,又は系統から
液体を排除するために随時外部に開放する管路。
drain line
215
ブリード管路
油圧回路から閉じ込められた空気を排除するように,系統
又は機器から異物を除去するためだけに,随時外部に開放
する管路。
bleed line
216
ベント管路
大気に常時開放されている管路。
vent line
217
通路
構成部品内部を突き抜けるか又はその内部にある機械仕
上又は鋳抜きの流体を導く連絡路。
passage
218
ポート
液体を運ぶ通路,管路,継手又は着脱式プラグを接続する
ための構造を一体としてもっている構成部品の開口部。
port
219
絞り
流れの断面積を減少して,管路又は通路内に抵抗をもたせ
て圧力降下を発生させる機構。
備考 チョーク絞りとオリフィス絞りとがある。
restriction
220
チョーク(絞り)
長さが断面寸法に比べて比較的長い絞り。
備考 チョーク絞りで発生する圧力降下は,流体粘度
の影響を大きく受ける。
choke
221
オリフィス(絞り)
長さが断面寸法に比べて比較的短い絞り。
備考 オリフィス絞りで発生する圧力降下は,流体粘
度の影響をあまり受けない。
orifice
222
スリーブ
中空の円筒形構成部品で,ピストン,スプールなどを案内
するハウジングの内張り。
sleeve
223
スライド
滑り面に接触して移動し,流路の開閉などを行う構成部
品。
slide
224
スプール
円筒形滑り面に内接し,軸方向に移動して流路の開閉を行
うくし(串)形の構成部品。
spool
225
バレル
作動筒,アキュムレータなどの構成要素で,その内部をピ
ストン又は漏れ止めされたセパレータが動く円筒形部品。
barrel
226
ピストン
シリンダ又はバレル内を往復運動しながら,流体圧力と力
との授受を行うための,直径に比べて長さの短い円筒形部
品。
piston
5
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
227
ピストンロッド
ピストンに結合されるか又はピストンと一体になってい
て,ピストンと他の機械部材との間で力を伝達するのに用
いられる同軸の円柱又は棒状部品。
piston rod
228
セパレータ
アキュムレータやリザーバのような流体容器内の可動性
又は可とう性の部品で,空気と作動油のような流体間との
混合を防ぐ役目をするもの。
separator
229
パッキン
滑り運動を生じる面で用いられる可とう性がある流体の
漏れ止め。
packing
230
ガスケット
固定又は静止状態で用いられる可とう性がある流体の漏
れ止め。
gasket
231
グランド
パッキン又はガスケットを収容する溝又は空所。
gland
(3) 圧力源機器に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
301
アキュムレータ
流体のエネルギーを蓄積するために加圧状態で流体を蓄
える密閉容器。
accumulator
302
油圧アキュムレータ
蓄蔵された作動流体が作動油である場合のアキュムレー
タ。
hydraulic
accumulator
303
油圧−空気圧式アキ
ュムレータ
蓄蔵された作動流体が作動油であって,圧縮ガスによって
加圧されているアキュムレータ。
hydro-pneumatic
accumulator
304
補償式アキュムレー
タ
高圧室と,高圧室から排出される流体の量とほぼ同じ容量
を収容できる低圧室とを備えているアキュムレータ。高圧
室と低圧室の容積の和は一定に保持される。
compensating
accumulator
305
シリンダ形アキュム
レータ
シリンダ内で作動するピストンによって気体と液体とが
隔離されているアキュムレータ。
cylindrical
accumulator
306
可とうセパレータ形
アキュムレータ
可とう性の袋(ブラダ)又はダイヤフラムによって気体と
液体とが隔離されているアキュムレータ。
flexible separator
accumulator
307
リザーバ
作動流体を循環供給するための貯蔵容器。
reservoir
308
空気圧リザーバ
空気圧エネルギーを蓄蔵し,それから圧力を引き出す蓄圧
容器。
pneumatic
reservoir
309
ポンプ
機械的エネルギーを流体エネルギーに変換する機器。
pump
310
定容量形ポンプ
1回転当たりの理論吐出し量が変えられないポンプ。
fixed
displace-ment
pump,
fixed delivery
pump
311
可変容量形ポンプ
押しのけ容積を変えることによって,回転速度と無関係に
その吐出し量を制御できるポンプ。
variable
displace-ment
pump,
variable delivery
pump
312
機械式容量制御ポン
プ
吐出し量が機械的外部機構によって制御される可変容量
形ポンプ。
mechanical
volume control
pump
313
圧力式容量制御ポン
プ
吐出し量が吐出し圧力によって制御される可変容量形ポ
ンプ。
pressure volume
control pump
314
パイロット制御ポン
プ
吐出し量が制御ポートの圧力によって制御される可変容
量形ポンプ。
pilot control
pump
315
歯車ポンプ
ケーシング内でかみ合う2個以上の歯車によって,液体をgear pump
6
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
吸込み側から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
316
ベーンポンプ
ケーシング(カムリング)に接しているベーン(羽根)を
ロータ内にもち,ベーン間に吸い込んだ液体を吸い込み側
から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
vane pump
317
ピストンポンプ,
プランジャポンプ
ピストン又はプランジャを斜板,カム,クランクなどによ
って往復運動させて,液体を吸い込み側から吐出し側に押
し出す形式のポンプ。
piston pump,
plunger pump
(4) 作動機器に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
401
アクチュエータ
流体のエネルギーを用いて機械的な仕事をする機器。
actuator
402
油圧−機械式アクチ
ュエータ
出力を加減するため,油圧とリンク仕掛けとを併用してい
るアクチュエータ。
hydro-mechanical
actuator
403
ロータリアクチュエ
ータ
回転角度が360°以内に制限されている形式の,回転形往
復運動をするアクチュエータ。
rotary actuator
404
サーボアクチュエー
タ
制御系統に使用するサーボ弁とアクチュエータとの結合
体。
servo actuator
405
サーボシリンダ
最終制御位置が制御弁への入力信号の関数になるような
追従機構を一体としてもっているサーボアクチュエータ。
servo cylinder
406
作動筒
出力が有効断面積と差圧に比例するような直線運動をす
るアクチュエータ。
actuating
cylinder
407
単動(式)作動筒
流体圧をピストンの片側だけに適用できる機構をもち,一
方向だけに力を働かすことができる作動筒。
備考 戻り行程には,通常ばね力,重力などを利用す
る。
single acting
cylinder
408
複動(式)作動筒
流体圧をピストンの両側に適用できる機構をもち,どちら
の方向へも力を働かすことができる作動筒。
double acting
cylinder
409
釣合い(式)作動筒
有効推力発生面積が,両方向に均等である作動筒。
balanced
cylinder
410
固定端作動筒
固定位置に保持された作動筒。
fixed end
cylinder
411
回転端作動筒
固定点周りに制限回転運動ができるように取り付けられ
た作動筒。
rotaring end
cylinder
412
スイベル式作動筒
一端又は両端にスイベルジョイントを備えた作動筒。
swivel end
cylinder
413
操縦用作動筒
飛行中に空力翼面を作動させるための作動筒。
flight control
cylinder
414
減圧シリンダ
ピストン両面の受圧面積比によって減圧する作動筒。通
常,ブレーキ系統に用いられる。
debooster
cylinder
415
ロックアウトシリン
ダ
ブレーキ側の油圧管路が破損しても,ブレーキ系統全部の
作動油の流出を防ぐ機器。通常,減圧シリンダを兼ね,そ
の別名に使われる。
lockout cylinder
416
トランスファシリン
ダ
回路間の流体を混合することなく,一つの回路から他の回
路へ流体圧力を伝達するための機器。
transfer cylinder
417
油圧モータ
作動油の流体エネルギーを用いて連続回転運動を行うア
クチュエータ。
hydraulic motor
418
空気圧モータ
空気圧エネルギーを用いて連続回転運動を行うアクチュ
エータ。
pneumatic motor,
air motor
419
定容量形モータ
1回転当たりの理論流入量が変えられない油圧モータ・空fixed displacement
7
W 0105-1984
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
気圧モータ。
motor
420
可変容量形モータ
1回転当たりの理論流入量が変えられる油圧モータ・空気
圧モータ。
variable
displace-ment
motor
421
歯車モータ
流入流体によってケーシング内でかみあう2個以上の歯
車が回転する形式の油圧モータ・空気圧モータ。
gear motor
422
ベーンモータ
ケーシング(カムリング)に接しているベーン(羽根)を
ロータ内にもち,ベーンの間に流入した流体によってロー
タが回転する形式の油圧モータ・空気圧モータ。
vane motor
423
ピストンモータ,
プランジャモータ
流入流体の圧力がピストン又はプランジャの端面に作用
し,その圧力によって斜板,カム,クランクなどを介して
モータ軸が回転する形式の油圧モータ・空気圧モータ。
piston motor,
plunger motor
424
油圧スタータ
エンジンを始動させるための油圧モータ。通常,始動サイ
クル中だけスタータをエンジンに接続する機構を備える。
hydraulic starter
425
定容量形スタータ
すべての作動条件で押しのけ容積が変えられない油圧ス
タータ。
fixed
displace-ment
starter
426
可変容量形スタータ
スタータとしての作動中,押しのけ容積が自動的に変えら
れる油圧スタータ。
備考 通常,流量が所定の最大値を超えないようにす
る。
variable
displacement
starter
427
油圧スタータポンプ
スタータとして作動させたときは作動油の流体エネルギ
ーを機械的エネルギーに変換し,ポンプとして作動させた
ときは機械的エネルギーを流体エネルギーに変換するこ
とができる連続回転形油圧機器。
備考 通常,定容量形又は可変容量形のスタータとし
ての作動から圧力補償式のポンプとしての作
動へ自動的に滑らかに移行できるような制御
機構を備える。
hydraulic
starter pump
(5) バルブの機能,形式及び基本構造に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
501
バルブ
流体系統で,流れの形を変えたり,流れを閉止したり,又
は流量や圧力を調節する機器の総称。
備考 機能,構造,用途,種類,形式などを表す修飾
語が付くものには,“弁”という語を用いる。
valve
502
弁体
バルブの機能をつかさどる機構部分で,主に移動する側。 valve element
503
弁座
バルブの機構部分で,弁体に相対する側。
valve seat
504
ポートの数
バルブと主管路とを接続するポートの数。
備考 制御ポートやドレンポートのような補助接続
用ポートを含まない。
number of ports
505
弁(体)の位置
流れの形を決める弁体の位置。
valve position,
valve element
position
506
位置の数
バルブの設定された作動位置の数で,ノーマル位置を含
む。
備考 この用語は,サーボ弁には適用しない。
number of position
507
ノーマル位置
操作のための外力又は信号が働いていないときの弁の位
置。
normal
position
8
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番号
用語
意味
対応英語(参考)
備考 オフ位置 (“off”position) ともいう。
508
オン位置
位置の数が二つのバルブで,操作のための外力又は信号が
働いているときの弁体の位置。
“on”position
509
中立位置
位置の数が三つ以上のバルブで,指定された中央の弁体の
位置。
neutral position
510
閉位置
入口(圧力ポート)が閉じている弁体の位置。
closed position
511
開位置
入口(圧力ポート)が出口に通じている弁体の位置。
open position
512
常時閉,
ノーマルクローズ
操作のための外力又は信号が除かれたときにノーマル位
置に自ら復帰し,それが閉位置になっているバルブの形
式。
備考 この形式のバルブを常時閉のバルブ又はノー
マルクローズ弁という。
normally closed
513
常時開,
ノーマルオープン
操作のための外力又は信号が除かれたときにノーマル位
置に自ら復帰し,それが開位置になっているバルブの形
式。
備考 この形式のバルブを常時開のバルブ又はノー
マルオープン弁という。
normally open
514
クローズドセンタ
圧力ポートから直接戻りポートへ流れる位置がなく,中立
位置で閉位置になっている切換弁の形式。
備考 この形式のバルブをクローズドセンタ弁とい
う。
closed centre
515
オープンセンタ
中立位置で圧力ポートが戻りポート又は系統の他の部分
に通じて,流れをバイパスしている切換弁の形式。
備考 この形式のバルブをオープンセンタ弁といい,
オープンセンタ系統に用いる。
open centre
516
クローズドニュート
ラル
中立位置でシリンダ(又は負荷)ポートが閉じている切換
弁の形式。
備考 この形式のバルブをクローズドニュートラル
弁という。
closed neutral
517
オープンニュートラ
ル
中立位置でシリンダ(又は負荷)ポートが互いに接続され
て,戻りポートに通じている切換弁の形式。
備考 この形式の弁をオープンニュートラル弁とい
う。
open neutral
518
スプリングリターン
操作のための外力又は信号が除かれたとき,ばね力によっ
てノーマル位置に復帰するバルブの形式。
備考1. この形式のバルブをスプリングリターン弁
という。
2. ノーマル位置が中立位置である場合のスプ
リングリターンをスプリングセンタ (spring
centre) ともいう。
spring return
519
手動操作
(しゅどうそうさ)
指,手,足などを用いる人力による操作。通常,押しボタ
ン,レバー,ペダルなどを介して操作力を加える。
manual control,
manually operated
520
機械操作
カム,リンク機構などの機械的方法による操作。通常,ロ
ーラ,プランジャなどの機構を介して操作力を加える。
mechanical
control,
mechanically
operated
521
圧力操作
制御ポートに加えられる圧力による操作。
pressure operated
522
パイロット操作
一体に組み込んだパイロット弁を通して操作圧力が導か
れる圧力操作。
pilot operated
523
追従操作
機械的連動によって位置決めするのと同じように,主機器slave operatcd
9
W 0105-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
意味
対応英語(参考)
又は制御装置に追従して位置決めさせる圧力操作。
524
電動(機)操作
電動機による操作。
(electric) motor
control,
(electric) motor
operated
525
ソレノイド操作,
電磁操作
電気ソレノイドによる操作。
solenoid control,
solenoid operated
526
オーバライド操作
正規の操作方法に優先する操作ができる代替操作手段。 override control
527
ラップ
滑り弁などのポート部とスプールのランド部(弁作用を営
む滑り面)との重なりの状態又はその量。
lap
528
ゼロラップ
滑り弁などで,スプールが中立点にあるときポートは閉じ
ており,スプールが少しでも変位するとポートが開いて流
体が流れるような重なりの状態。
zero lap
529
オーバラップ
滑り弁などで,スプールが中立点から少し変位したとき初
めてポートが開いて流体が流れるような重なりの状態。
overlap,
positive lap
530
アンダラップ
滑り弁などで,スプールが中立点にあるとき,既にポート
が開いて流体が流れているような重なりの状態。
underlap,
negative lap
531
弁のトルク
バルブの機構をある位置から他の位置に動かすために,所
定の流体圧力(通常,定格圧力)のもとで要求される最大
操作モーメント。
valve torque
(6) バルブの種類に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
601
ポペット弁
弁体が弁座シート面から直角方向に移動する形式のバル
ブ。
poppet valve
602
滑り弁
弁体と弁座とが相対的に滑って開閉作用をする形式のバ
ルブ。
slide valve
603
スプール弁
スプールを用いた滑り弁。
spool valve
604
回転弁,
ロータリ弁
回転又は揺動する回転体の滑り面を利用して開閉作用を
する滑り弁。
rotary valve
605
電動弁
一体に組み付けた電動機で操作される弁。
motor operated
valve
606
ソレノイド弁,
電磁弁
一体に組み付けた電気ソレノイドで操作される弁。通常,
通電しないときはノーマル位置に自ら復帰する。
solenoid operated
valve
607
自動弁
弁の作動が,そこを通る流体の働きだけによって完全に制
御される弁。
automatic valve
608
半自動弁
外部からの手段で制御されるが,自動作動をも伴う弁。 semi-automatic
valve
609
制御弁
流れの形,圧力又は流量が外部からの手段で制御される
弁。
control valve
610
流量調整弁
背圧や負荷によって生じる差圧の変化に関係なく,管路内
の流量を所定の値に制限する自動弁。
flow regulating
valve,
flow regulator
611
定流弁
系統圧力が多少変化しても流量を一定に保持して,アクチ
ュエータの速度を一定にする自動弁。
constant flow valve
612
減圧弁
流量や入口側圧力に関係なく,出口側圧力を入口側圧力よ
りも低い設定圧力に調整する自動弁。
pressure reducing
valve,
pressure reducer
10
W 0105-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
意味
対応英語(参考)
613
圧力調整弁
系統の圧力を一定範囲に維持する自動弁。系統圧力が所定
の値(カットアウト圧力)に達したならば,これをポンプ
からリザーバへ還流してポンプを無負荷にし,また,系統
圧力が所定の値(カットイン圧力)まで低下すれば再び系
統へ圧力を供給する。
備考 アンローダ弁 (unloader valve) ともいう。
pressure regulating
valve
614
(圧力)リリーフ弁
圧力側と戻り側のポート間の差圧に基づいて,回路内の最
高圧を制限するため,戻り側に過剰圧を逃がす自動弁。
pressure relief
valve
615
熱膨張リリーフ弁
流体の熱膨張によって生じた余剰の体積だけをバイパス
する自動弁。
thermal relief valve
616
吹出し弁
設定値を超過したとき,流体を外部に逃がす自動弁。
blowoff valve
617
プライオリティ弁
上流側圧力と下流側圧力がともに設定値を超えていると
きはバルブが開いて自由流れを許し,設定値以下になれば
バルブが閉じて下流への流れを許さない自動弁。系統内の
ある部分回路に他の回路より優先して圧力を供給するの
に用いる。
備考 プライオリティ弁は,逆自由流れも許すもので
ある。
priority valve
618
シーケンス弁
二つ以上の分岐回路をもった回路内で,その作動順序を回
路の圧力又は作動筒などの運動によって制御する自動弁。
sequence valve
619
逆止め弁,
チェック弁
一方向にだけ流体の自由流れを許し,反対方向には流れを
阻止する自動弁。
check valve
620
切換式逆止め弁
一つの操作位置では通常の逆止め弁と同様の機能をもち,
他の操作位置ではどちらの方向にも自由流れを許す2位
置手動操作弁。
controllable
check valve
621
ロック弁
圧力操作の切換式逆止め弁。
lock valve
622
シャトル弁
二つの入口と一つの共通の出口をもち,入口圧力の作用に
よって,出口が高圧側入口に自動的に接続し,同時に低圧
側入口を閉じるような自動弁。
shuttle valve
623
サージ減衰弁
断続的な流体の流れの加減速を制御することによって,サ
ージ圧力を減少させる自動弁。
surge damping
valve,
surge dumper
624
リストリクタ(弁)
内蔵した絞り(オリフィス)によって流体回路内に比較的
大きい圧力降下を生じさせる半自動弁。
restrictor valve
625
調節式リストリクタ
(弁)
外部から圧力降下を調節できるリストリクタ弁。
adjustable
rest-rictor valve
626
一方リストリクタ
(弁)
逆方向に自由流れを許すリストリクタ弁。
one-way rest-
rictor valve,
restrictor check
valve
627
二方リストリクタ
(弁)
どちらの方向にも流れを制限するリストリクタ弁。通常固
定オリフィスを用いる。
two-way rest-
rictor valve
628
切換弁
二つ以上の流れの形をもち,少なくとも3個の作用ポート
を備える制御弁。
selector valve
629
方向制御弁
圧力ポート,戻りポート及び2個のシリンダ(又は負荷)
ポートからなる4個の作用ポートをもち,流れの形が可逆
的である切換弁。
directional
control valve
11
W 0105-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
意味
対応英語(参考)
630
閉止弁
流体通路を開閉する2ポート2位置の制御弁。
備考 閉止弁には,どちらのポートに圧力が作用して
も均等に作動する可逆式のものと,決められた
一方のポートに圧力が作用したときだけ満足
に作動する非可逆式のものとがある。
shut off valve
631
ダンプ弁
オフ位置で全ポートを閉じ,オン位置で全ポートを互いに
接続するような2個以上のポートをもち,系統内のある部
分の圧力を急速に放出するために用いる2位置制御弁。
dump valve
632
パイロット弁
他のバルブや機器の制御機構を,圧力操作するために補助
的に用いる小形の切換弁。
pilot valve
633
サーボ弁
電気その他の入力信号の関数として,流量又は圧力を無段
階に調整する制御弁。
servovalve
634
電気油圧式サーボ弁
その作動が電気的入力信号によって制御される油圧サー
ボ弁。
electro-hydraulic
servovalve
635
ブレーキ弁
車輪ブレーキの作動圧力を制御する半自動弁。機械操作式
又は圧力操作式の可変減圧弁の一種であって,通常,出口
圧力(ブレーキ圧力)が設定値を超えている間出口ポート
が戻りポートに通じるようになっている。
brake valve
(7) その他の機器に関する用語
番号
用語
意味
対応英語(参考)
701
管継手
(くだつぎて)
管路を互いに接続したり,機器に管路を取り付けるために
使用する,通路がある着脱できる接続金具。
tube fitting
702
フレア管継手
管(チューブ)の端末を円すい形に広げた構造をもつ管継
手。
flared fitting
703
フレアレス管継手
管(チューブ)の端末を広げないで,管とスリーブとの食
い込み又は摩擦によって管を保持する管継手。
flareless fitting
704
ユニバーサル継手
取り付ける際ねじ込み深さを加減することによって方向
調節が可能であるが,使用中は旋回できないように固定さ
れる管継手。
universal fitting
705
スイベル継手,
めがね継手
取り付ける際回転軸方向に変位しないで方向調節が可能
であるが,使用中は旋回できないように固定される管継
手。
swive fitting
706
スイベルジョイント
使用中でも(通常,圧力のもとで)旋回可能な流体接続金
具。
swivel joint
707
急速継手
ホース又は配管の接続用継手で,急速に着脱が可能なも
の。
quick disconnect
coupling
708
セルフシール継手
両接続金具が連結されたとき自動的に通路が開き,分離さ
れたとき自動的に閉じるような逆止め弁を端部に内蔵す
る急速継手。
self-sealing
coupling
709
ホースアセンブリ
一端又は両端に管継手の接続金具を取り付けた,ある特定
の長さのホース。
hose assembly
710
フィルタ
流れている流体から微細な固形物をろ過作用によって除
去する装置。
filter
711
管路用フィルタ
流体管路に装着するフィルタ。管路の作動圧に耐えるケー
スを備える。
line type filter
712
ベント用フィルタ
ベント管路に装着するフィルタ。
vent type filter
713
リザーバ用フィルタ
還流を浄化するため,リザーバに内蔵されるフィルタ。 reservoir type
filter
12
W 0105-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
意味
対応英語(参考)
714
フィルタエレメント
フィルタ内に取り付け,微細な固形物を除去するのに用い
るろ材。
filter element
715
流量配分器
分岐管路の圧力差に関係なく,分流又は合流の配分量を自
動的にほぼ一定比に保持する機器。
備考 流量配分器には,分流だけに作用するもの,合
流にだけ作用するもの,及びその両方に作用す
るものがある。
flow propor-
tioner
716
分流器
分流だけに作用する流量配分器
flow divider
717
流量平衝器
配分量が等しい流量配分器。
flow equalizer
718
油圧ヒューズ
油圧系統において,下流系統が破損したときに管路内の流
れを自動的に閉ざす機器。
hydraulic fuse
719
空気圧ヒューズ
空気圧系統において,下流系統が破損したときに管路内の
流れを自動的に閉ざす機器。
pneumatic fuse
720
定量ヒューズ
通過流量が所定の値を超えたときに作動する油圧ヒュー
ズ・空気圧ヒューズ。
quantity
measur-ing fuse
721
定比ヒューズ
圧力側と戻り側の流量比が所定の値を超えたときに両方
の管路を閉ざす油圧ヒューズ・空気圧ヒューズ。
return flow fuse
722
増圧器
入口側圧力を,それにほぼ比例した高い出口側圧力に変換
する機器。
intensifier,
booster
723
ノイズダンパ
油圧ポンプなどの振動による騒音を吸収する機器。
noise damper
724
シミーダンパ
車輪の首振り振動を減衰させる機器。
shimmy damper
725
圧力スイッチ
流体圧力が所定の値に達したとき,電気接点を開閉する機
器。
pressure switch
726
ダッシュポット
行程の終端で作動流体が絞られた通路を移動することに
よって働く流体作動機器内の緩衝機構。
dashpot
727
マニホールド
内部に配管の役目をする通路を形成し,外部に2個以上の
機器を取り付けるための接続口を備えたブロック。
manifold
13
W 0105-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
航空規格原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
竹 中 規 雄 日本大学理工学部
土 屋 武 二 横浜ゴム株式会社航空部品事業部
渡 辺 修 通商産業省機械情報産業局航空機武器課
大久保 和 夫 通商産業省工業技術院標準部機械規格課
加 藤 晋 運輸省航空局技術部検査課
井 村 勇 海上保安庁警備救難部
瀬 倉 久 男 防衛庁装備局調達補給課
山 根 晧三郎 科学技術庁航空宇宙技術研究所
横 田 友 宏 日本定期航空操縦士会
中 西 正 義 社団法人日本航空技術協会
白 濱 洋 海 日本航空株式会社技術部技術企画室
佐 治 康 雄 全日本空輸株式会社整備本部技術部技術管理課
内 田 憲 夫 東亜国内航空株式会社整備本部技術部
藤 嶋 敏 夫 航空規格調査会
播 磨 克 彦 富士重工業株式会社航空機技術本部設計管理課
金 田 利 泰 三菱重工業株式会社名古屋航空機製作所第2技術部
久 米 健二郎 川崎重工業株式会社航空機事業本部航空機技術本部管理業務課
石 塚 伊左夫 石川島播磨重工業株式会社航空エンジン事業部技術2課
山 田 正 道 住友精密工業株式会社第1技術部
田 隆 吉 三菱電機株式会社電子システム事業部
竹 内 誠一郎 株式会社東芝特定機器部
立 石 弘 株式会社島津製作所航空機器事業部第1工場第1技術課
(事務局)
番 匠 敦 彦 社団法人日本航空宇宙工業会
小 林 繁 雄 社団法人日本航空宇宙工業会