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T 8134:2018  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 1 

4 性能······························································································································· 2 

4.1 衝撃吸収性 ··················································································································· 2 

4.2 保持装置の強さ ············································································································· 2 

4.3 保持性(ロールオフ) ···································································································· 3 

4.4 視野 ···························································································································· 3 

5 構造······························································································································· 3 

5.1 基本構造 ······················································································································ 3 

5.2 附属品 ························································································································· 3 

6 材料······························································································································· 3 

6.1 皮膚障害を引き起こす材料(ホルムアルデヒド)に関する試験方法 ········································· 3 

7 試験······························································································································· 4 

7.1 人頭模型 ······················································································································ 4 

7.2 前処理 ························································································································· 4 

7.3 衝撃吸収性試験 ············································································································· 5 

7.4 保持装置の強さ試験 ······································································································· 9 

7.5 保持性(ロールオフ)試験 ····························································································· 11 

7.6 視野の測定 ·················································································································· 13 

8 使用者に対する表示及び情報 ····························································································· 13 

8.1 ヘルメットの表示 ········································································································· 13 

8.2 取扱説明書 ·················································································································· 14 

附属書A(規定)人頭模型へのヘルメットの装着方法 ································································ 15 

附属書B(規定)基準人頭模型の種類(参照平面上方の形状及び寸法) ········································· 16 

附属書C(規定)基準人頭模型の種類(参照平面下方の形状及び寸法) ········································· 20 

附属書D(規定)基準人頭模型の種類(人頭模型AA) ······························································ 25 

附属書E(規定)人頭模型への装着方法[保持性(ロールオフ)試験時] ······································ 26 

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(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本

保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格

を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格

である。これによって,JIS T 8134:2007は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

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自転車用ヘルメット 

Protective helmets for bicycle users 

適用範囲 

この規格は,自転車に乗るときに着用し,乗員及び同乗する幼児を頭のけがから保護又は傷害の程度を

軽減するための自転車用ヘルメット(以下,ヘルメットという。)について規定する。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS D 1050 自動車−衝撃試験における計測 

JIS T 8133 乗車用ヘルメット 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

ヘルメット 

頭部に装着し,衝撃エネルギーを吸収して頭部傷害の危険を減少することを目的とするもので,少なく

とも帽体,衝撃吸収ライナ,保持装置及び着装体によって構成されるもの。 

3.2 

帽体 

ヘルメットの外形を形作る部分。必ずしも強固な殻体でないものも含む。 

3.3 

衝撃吸収ライナ 

帽体の内側に沿って取り付けられている,衝撃を吸収するための部材。 

3.4 

保持装置 

あごひも,あごひもの取付部品,あごひもの長さ調節部品,あごひもの締結具などからなり,ヘルメッ

トを頭の適切な位置に保持するための装置。 

3.5 

着装体 

帽体内部に取り付けられている,衝撃吸収ライナ及び保持装置以外のもの。 

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3.6 

チンカップ 

ヘルメット使用者のあごの形に合わせて成形したもの。 

3.7 

人頭の基礎平面 

両側の外耳孔上縁及び眼か(窩)下縁を通る水平な平面。 

3.8 

人頭模型の基礎平面 

人頭の基礎平面に相当する人頭模型の平面(図A.1参照)。 

3.9 

参照平面 

人頭模型の基礎平面に平行で,この基礎平面から人頭模型の種類に応じて規定される,一定の距離をお

いて平行する作図上の平面(図A.1参照)。 

3.10 

中央垂直軸 

人頭模型の参照平面の前後・左右の中心を通る人頭模型の基礎平面に垂直な直線(図A.1参照)。 

3.11 

中央矢状面 

人頭,人頭模型又は着用しようとするヘルメットの,中央垂直軸を通る左右に対称な垂直面。 

3.12 

着用位置指標 

人頭模型にヘルメットを装着させる場合,ヘルメットの前縁部下端から参照平面までの垂直距離をいう。

この距離は,製造業者が各モデルの各サイズ(内周長)について指定する(附属書A参照)。 

3.13 

同乗する幼児 

自転車用の幼児座席に同乗する6歳未満の幼児。 

3.14 

試験範囲 

衝撃試験範囲は,6歳未満の幼児(同乗するものを含む。)の使用の可否に応じて図1 a)及び図1 b)に示

した範囲でなければならない。 

性能 

4.1 

衝撃吸収性 

衝撃吸収性は,前頭部,後頭部,側頭部及び頭頂部を保護するものとする。7.3によって試験を行ったと

き,人頭模型の重心の衝撃加速度は2 940 m/s2以下であり,かつ,1 470 m/s2以上の衝撃加速度の継続時間

が4 ms以下でなければならない。 

4.2 

保持装置の強さ 

保持装置の強さは,7.4によって試験を行ったとき,最大伸びが35 mm以下であり,かつ,試験後に締

結具の解除が容易でなければならない。 

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4.3 

保持性(ロールオフ) 

保持性(ロールオフ)は,7.5によって試験を行ったとき,ヘルメットが人頭模型から脱落してはならな

い。 

4.4 

視野 

視野は,7.6によって試験を行ったとき,左右水平にそれぞれ105°以上とする。 

構造 

5.1 

基本構造 

ヘルメットの基本構造は,頭部を保護するための帽体,衝撃吸収ライナ,保持装置及び着装体で構成さ

れ,耐久性をもち,通常の取扱いに耐えるものでなければならない。ヘルメットの部材[バイザー,リベ

ット,通気孔,サイズ(内周長)調整部品,縁巻き,締結具など]は,通常の使用で使用者に傷害を与え

ることのないように設計・製造され,次の事項を満足しなければならない。 

a) ヘルメットの外表面は,転倒時に路面との摩擦が著しく大きくならない材料で構成されており,また,

凸部又は段差がある場合には,面取りを行うことによって引っ掛かりにくい構造でなければならない。 

b) 帽体が硬い材料の場合は,帽体の端部は鋭い角があってはならない。 

c) 帽体内表面の突出物は,鋭い角がなく,かつ,硬い突出物は,全て保護詰め物などによって頭に伝わ

る衝撃が集中しない構造とする。 

d) あごひもの幅は,15 mm以上でなければならない。 

e) あごひもにチンカップを取り付けてはならない。 

f) 

サイズ(内周長)調整部品は,使用者が意図しないときに容易に外れたり,着用寸法が変化してはな

らない。 

g) 帽体に固定されたスナップその他の硬い突出物(リベットの頭を除く。)は,帽体外表面から5 mm以

上突き出してはならない。ただし,ヘルメットの着用性などを向上させることを目的とするものであ

って,かつ,容易に外れるものはこの限りではない。 

h) 帽体外表面のリベットの頭は,2 mm以上突き出してはならない。 

i) 

通気孔はあけてもよい。 

j) 

ヘルメットの内周長の範囲は,7.1の表1に規定する区分で二区分を超えない範囲で表記する。 

5.2 

附属品 

附属品は,次による。 

a) ヘルメットには,夜間において自動車のヘッドライトなどの光を反射して容易に確認できる反射材な

どを取り付けてもよい。 

b) 附属品が取り付けられる場合は,ヘルメットの安全性を損なってはならない。 

材料 

ヘルメットの製造に用いる材料は,通常の使用条件における太陽光線,温度,雨の暴露などによって著

しい変化を受けることがあってはならない。 

ヘルメットの皮膚に接触する部分は,一般に,皮膚障害を引き起こす材料を用いてはならない。また,

金具類は,防せい(錆)性のもの,又はさび止め処理を施したものでなければならない。 

6.1 

皮膚障害を引き起こす材料(ホルムアルデヒド)に関する試験方法 

皮膚が接触する部分に使用されている繊維製品について,有害物質を含有する家庭用品の規制に関する

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法律施行規則(昭和49年厚生省令第34号)別表第1の“ホルムアルデヒド”の項中の“繊維製品のうち,

下着,寝衣,手袋及びくつした(出生後24月以内の乳幼児用のものを除く。),たび,並びにかつら,つけ

まつげ,つけひげ又はくつしたどめに使用される接着剤”の規定に従って確認する。 

試験 

7.1 

人頭模型 

a) 衝撃吸収性試験に使用する人頭模型は,人頭模型が3 000 Hz未満の固有周波数を示さないような特性

をもつ金属,樹脂などによって製作する。 

b) 使用する人頭模型の種類及び質量は,表1による。 

表1−衝撃試験用人頭模型の種類及び質量 

ヘルメットの 

内周長 

cm 

対応する 
人頭模型 

人頭模型の質量 

kg 

50未満 

AA 

2.95±0.10 

50以上54未満 

3.10±0.10 

54以上57未満 

4.10±0.12 

57以上60未満 

4.70±0.14 

60以上62未満 

5.60±0.16 

 62以上 

6.10±0.18 

c) 試験に使用する人頭模型は,附属書B及び附属書C(人頭模型AAの場合は附属書D)に規定する寸

法特性並びに表1に適合しなければならない。ただし,1軸加速度計用人頭模型は,支持アームの干

渉を避けるための切り欠きがあっても差し支えない。 

d) 人頭模型の重心(G点)は,附属書C(人頭模型AAの場合は附属書D)に規定するように,中央垂

直軸上で参照平面から“Z”mm下に位置するG点の付近になければならない。 

e) 人頭模型は,その重心付近に加速度計の装着場所をもたなければならない。ただし,人頭模型に支持

アームがある場合には,支持アームを含む重心とし,その重心付近に加速度計の装着場所をもたなけ

ればならない。 

なお,1軸加速度計の場合には,衝撃試験用人頭模型を衝撃位置に置いたとき,加速度計の感性軸

の方向と鉛直線とが誤差角度5°以内で一致するように留意する。 

f) 

衝撃吸収性試験以外の試験は,上記c)の形状の寸法特性にだけ適合する人頭模型を用いてもよい。 

7.2 

前処理 

7.2.1 

処理方法 

試験に供する試料の各前処理は,次による。 

a) 常温前処理 ヘルメットを温度25±5 ℃,相対湿度(60±20) %の条件の下に4時間以上置く。 

b) 高温前処理 ヘルメットを温度50±2 ℃の条件の下に4〜24時間置く。 

c) 低温前処理 ヘルメットを温度−10±2 ℃の条件の下に4〜24時間置く。 

d) 浸せき前処理 ヘルメットの外表面を,温度25±5 ℃で毎分1 Lの割合の散水に4〜6時間暴露する

か,又は温度25±5 ℃の水中に4時間以上置く。 

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7.2.2 

前処理後の試験 

それぞれの前処理後の試験は,次による。 

a) 高温及び低温の前処理後の試験 高温及び低温の前処理後の試験は,通常,前処理槽から試料を取り

出した後,室温で2分以内に開始して5分以内に終了する。5分以上経過した場合には,超過時間1

分につき3分間の割合で更に各々の前処理をした後に試験を行うものとする。 

b) 浸せき前処理後の試験 浸せき前処理後の試験は,前処理装置から試料を取り出した後,水切り時間

を考慮して,取り出した後15分間以上経過後,6時間以内に行う。 

7.3 

衝撃吸収性試験 

7.3.1 

試験方法 

衝撃吸収性試験は,ヘルメットの内周長に応じて表1によって選択した人頭模型を用い,7.2.1のb)〜d)

によって前処理をした各試料ごとに試験を行う。 

7.3.2 

試験範囲(衝撃点の範囲) 

試験範囲は,次による。 

a) 衝撃点は,附属書Aによって人頭模型にヘルメットを装着したとき,ヘルメットの使用年齢範囲に応

じて図1 a)又は図1 b)の試験範囲内とする。 

なお,衝撃点は,ヘルメットの最大外周の1/5以上離れた試験範囲内の任意の4点とする。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

人頭模型の種類 

AA 

37 

12.7 

27 

23 

28 

38 

12.7 

27 

25 

30 

39 

12.7 

27 

27 

32 

a) 使用年齢範囲に6歳未満が含まれる場合 

単位 mm 

人頭模型の種類 

AA 

37 

27 

46 

38 

27 

49 

39 

27 

52 

41 

27 

54 

41 

27 

55 

42 

27 

56 

b) 使用年齢範囲に6歳未満が含まれない場合 

図1−衝撃試験範囲 

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b) ヘルメットの各衝撃点は,人頭模型の重心がアンビルの中心の鉛直線上にくるようにし,衝撃点にお

けるアンビルと接触する面は可能な限り水平にしなければならない。 

c) 衝撃試験範囲内に衝撃吸収性に関わる安全性を損なうおそれのある部分については,その部分を試験

箇所に含める。通気溝(通気孔を含む。)がある場合は,当該箇所の中心付近が衝撃点となるよう衝撃

吸収性試験を行う。 

d) ひさしが固定されているために前頭部に衝撃を加えられない構造のものにあっては,ひさしを取り外

し又は切り取った状態で衝撃吸収性試験を行う。 

7.3.3 

試験手順 

試験手順は,7.3.5に規定する装置を用い,次による。 

a) 7.3.2で選択した衝撃点4点のうちの2点について,衝撃時の落下速度5.42

01.0

+ m/s(落下高さ1.50 m

に相当)で平面形鋼製アンビル上に落下させることによって衝撃を加えて,人頭模型の重心で衝撃加

速度を時間の関数として測定する。 

b) 同様の装置を用いて7.3.2で選択した衝撃点4点のうち平面形鋼製アンビル上での衝撃を加えていない

2点について,衝撃時の落下速度4.57

01.0

+ m/s(落下高さ1.06 mに相当)で半球形鋼製アンビル上に

落下させることによって衝撃を加えて,人頭模型の重心で衝撃加速度を時間の関数として測定する。 

7.3.4 

測定方法 

衝撃試験用人頭模型の速度は,衝撃点から1〜6 cmの任意の区間で1 %の精度によって測定する。人頭

模型の重心の加速度は,7.3.5 e)に規定する装置によって測定,記録する。ただし,3軸加速度計の場合は,

合成加速度を計測する。 

7.3.5 

試験装置 

試験装置は,次による。 

a) 試験装置の構成は,次による。 

1) 台に堅固に固定したアンビル。 

2) 自由落下誘導装置{3 軸加速度計用[図2 a)参照]}又はガイドワイヤ誘導落下装置{1軸加速度計

用[図2 b)参照]}のいずれかを選択。 

3) 人頭模型を保持する装置。 

4) 測定装置に接続した3軸又は1軸加速度計を取り付けた人頭模型。 

b) 台は鋼材,コンクリート又はこれらの二つの材料を組み合わせたものとし,少なくとも500 kgの質量

をもつもので,試験の衝撃力によって,表面に目視可能な変形が生じないようなものでなければなら

ない。また,台及びアンビルは,測定に影響を与えるおそれのある共鳴振動数をもつものであっては

ならない。 

c) アンビルは,次による。 

1) 平面形鋼製アンビル[図2 c)参照]は,直径130±3 mmの円形のものとする。 

2) 半球形鋼製アンビルは,半径50±2 mmのものとする。 

d) 人頭模型を保持する装置は,次による。 

1) 人頭模型の重心で行う加速度計の測定に影響がないもので,かつ,試験範囲内のいかなる点でも試

験できるものでなければならない。 

2) 人頭模型を保持する装置は,衝撃速度が理論速度の95 %以上になるようなものとする。 

e) 加速度計及び測定装置の加速度計は,20 km/s2の加速度に損傷なく耐え,その質量は50 g以下で,次

の特性をもつものとする。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

1) 周波数特性は10〜10 000 Hzにおいて,許容誤差は±1 dBとする。 

2) 最大測定値:20 km/s2以上 

3) 固有振動数:20 000 Hz以上 

4) 加速度計が接続される測定装置は,次の性能をもつものとする。 

− 総合周波数特性は,JIS D 1050に規定する周波数クラス1 000とする。ただし,0〜20 Hzの周

波数は含まない。 

− 4.1に規定する衝撃加速度の継続時間が正確に読み取れるものであり,衝撃波形を連続的に記録

できるもの。 

a) 自由落下誘導装置(3軸加速度計用) 

図2−衝撃吸収性試験装置(例) 

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単位 mm 

注a) 人頭模型内部のボールソケットに加速

度計を装着する。 

1) ガイドワイヤ誘導落下装置本体 

 
 

2) 1軸加速度計を取り付けた人頭模型 

b) ガイドワイヤ誘導落下装置(1加速度計用) 

試験装置に装着した半球形鋼製アンビルと交換して用いる。 

c) 平面形鋼製アンビル 

図2−衝撃吸収性試験装置(例)(続き) 

7.4 

保持装置の強さ試験 

7.4.1 

試験方法 

試験方法は,次による。 

a) 保持装置の強さ試験は,7.3で選択したものと同寸法の人頭模型を用いて,7.2.1 a)に規定する前処理

を行った後試験を行う。 

b) 人頭模型へのヘルメットの装着は,あごひもを試験機のあごひも掛け具で,締結長さを調節する。 

c) 試験手順は,次による。 

1) あごひも掛け具を上げた状態にして,あごひもをあごひも掛け具で締め,あごひもが誘導棒と落下

重すいを載せたアンビルの質量を支えるようにする。このとき,あごひもの締結具があごひも掛け

具に接触しないようにする。 

2) 負荷装置を取り付け,落下重すいをアンビル上に載せた状態での位置を記録する。このとき,あご

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ひも掛け具のローラ中心が,人頭模型の参照平面下方約130 mmに位置するように調整するのが望

ましい。 

3) 落下重すいを引き上げて,アンビル上面から発泡パッドの厚さも含めて600±5 mmの高さから落下

させ,そのときの保持装置の最大伸びを測定する。また,重すいの落下後,容易に締結具の解除が

できるかどうかを確認する。 

なお,発泡パッドは,容積密度40 kg/m3の発泡ポリエチレンとし,直径は,重すいとほぼ同等と

する。また,厚さは,10±1 mmのものが適切である。 

d) 測定 動的伸びの最大値を測定する。 

7.4.2 

試験装置 

試験装置は,次による(図3参照)。 

a) あごひも掛け具は,中心間距離76±1 mm,直径12.5±0.5 mmとし,自由に回転する二本の円筒形ロ

ーラとする。 

b) 全質量は,落下重すいの質量4±0.2 kgを含む誘導棒及び誘導棒取付品とし,11±0.5 kgとする。 

c) ヘルメットを取り付けた人頭模型を保持する台。 

d) 誘導棒は,重すいの落下高さ規定値(600 mm)以上の寸法を確保する。 

e) 変位測定器を備え,変位量を読み取れるもの。 

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図3−保持装置の強さ試験装置(例) 

7.5 

保持性(ロールオフ)試験 

7.5.1 

試験方法 

試験方法は,次による。 

a) 保持性試験は,7.3で選択したものと同寸法の人頭模型を使用する。ただし,内周長の調節ができるヘ

ルメットで,複数の人頭模型に装着できるものは,それぞれ全ての種類の人頭模型を用いて7.2.1 a)

の前処理を行った後,試験を行う。 

b) ヘルメットを附属書Eに従い,しっかりと人頭模型に装着する。 

c) 落下重すい誘導装置の鋼製よりワイヤをヘルメット後部中央下端に接続し,ヘルメットの装着状態が

ずれていないことを確認する。 

d) 落下重すいを,175±5 mmの高さから落下させて試験する。 

7.5.2 

試験装置 

試験装置は,次による(図4参照)。 

a) 中継リールと人頭模型との中心距離が600 mmに調節できるものとする。また,中継リールと人頭模

型の参照平面との距離が600 mmに調節できるものとする。 

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12 

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b) 落下重すいの質量は,10±0.1 kgとする。 

c) 鋼製よりワイヤを含んだ落下重すい誘導装置の合計質量は,3±0.1 kgとする。 

d) 落下重すい誘導装置の落下高さは,規定値(175±5 mm)以上の寸法を確保できるものとする。 

e) 鋼製よりワイヤの中継リールの直径は,100±5mmとする。 

f) 

鋼製よりワイヤの直径は,3 mm以上とする。 

単位 mm 

図4−保持性(ロールオフ)試験装置(例) 

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13 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

7.6 

視野の測定 

視野の測定は,附属書Aによってヘルメットの内周長に適合する人頭模型にヘルメットを装着したとき,

図5に示すように,人頭模型の中央矢状面上のLKを中心とする対称な二つのV字形をなす面で,参照平

面と基礎平面との間において,このV字形の各々と人頭模型の中央矢状面との角度は105°以上とし,こ

の範囲内に視野を妨げる部分がないことを確認する。ただし,内周長を調節できるものであって複数の人

頭模型に装着できるものは,それぞれ全ての人頭模型で実施する。ひさしを固定又は附属しているものに

あっては,ひさしが付いた状態で確認する。 

図5−視野−水平方向 

使用者に対する表示及び情報 

8.1 

ヘルメットの表示 

ヘルメットには,容易に消えない方法で,ヘルメットの内面又は外面の見やすい箇所に,次の事項を表

示する。 

a) 規格番号 

b) 製品名又は品番,モデル名など 

c) 自転車用ヘルメットである旨を帽体外側に14 pt(約4.9 mm)以上の文字で表示する。 

なお,外観,形状などから見て明らかにJIS T 8133に規定する乗車用ヘルメットと異なるものは,

必ずしも帽体外側に表示しなくてもよい。 

d) “使用年齢範囲”又は“6歳未満の幼児の使用の可否” 

“6歳未満の幼児が使用できる”旨の記載を行う場合には,使用年齢範囲の下限が記載されており,

14 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

かつ,その記載には満1歳を下回る記述がなされていない。 

e) 製造業者,輸入業者又は販売業者の名称又はその商標 

f) 

製造年月又は輸入年月 

g) 生産国名 

h) 大きさは,着装体の内周長をcm単位で示す。 

なお,調節式のものは,その範囲を示す。 

i) 

注意事項 

1) 頭によく合ったヘルメットを着用する。 

2) あごひもは,正しく締める。 

3) ヘルメットは正しくかぶり,あみだ,斜めにかぶったりしない。 

4) 一度でも大きな衝撃を受けたヘルメットは,外観に損傷がなくても使用してはならない。 

5) 原動機付自転車及び自動二輪車に乗車するときには使用してはならない。 

8.2 

取扱説明書 

添付する取扱説明書には,次の事項を記載しなければならない。 

なお,一般消費者が理解できる大きさの文字及び図示によって明示する。 

a) 取扱説明書を必ず読み,読んだ後保管する。また,子供用又は幼児用にあっては,保護者が読んで子

供によく説明する。 

b) 用途(例えば,自転車用ヘルメット“幼児用”,自転車用ヘルメット“学童用”など。) 

c) 使用上の注意事項 

1) 使用年齢範囲に合ったヘルメットを着用する。 

2) 頭によく合ったヘルメットを着用する。 

3) あごひもは,正しく締める。 

4) ヘルメットは正しくかぶり,あみだ,斜めにかぶったりしない。 

5) 一度でも大きな衝撃を受けたヘルメットは,外観に損傷がなくても衝撃吸収性能が低下しているの

で使用してはならない。 

6) 原動機付自転車及び自動二輪車に乗車するときには使用してはならない。 

7) 着用前に機能を損なうような劣化のないことを確認する。 

d) 内周長を調節できるものにあっては,調節の方法を記載する。 

e) ヘルメットの手入れに用いる洗剤,消毒剤,溶剤など及びその手入れの方法。 

f) 

製造業者,輸入業者又は販売業者の名称,住所並びに電話番号。 

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15 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(規定) 

人頭模型へのヘルメットの装着方法 

A.1 人頭模型へのヘルメットの装着方法 

表1によって選択した人頭模型に,垂直方向に標準として50±2 Nの質量を加えた状態で,ヘルメット

の前縁が製造業者などの指示する着用位置指標(h mm)(参照平面からヘルメット前縁までの高さ)に合

致するように装着して,保持装置によって固定する。 

なお,製造業者などが着用位置指標を指示していない場合にあっては,ヘルメットの前縁が参照平面か

ら上方12 mmとなるように装着し,保持装置によって固定する。 

また,内周長を調節できるものにあっては,取扱説明書に従って人頭模型の外周長に合わせて調整した

状態で人頭模型に装着するものとする。 

単位 mm 

人頭模型の種類 

AA 

21.5 

83.3 

24 

90 

26 

96 

27.5 

102.5 

29 

107 

30 

110 

図A.1−人頭模型 

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16 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書B 

(規定) 

基準人頭模型の種類(参照平面上方の形状及び寸法) 

B.1 

基準人頭模型の参照平面上方の形状及び寸法 

基準人頭模型の参照平面上方の形状を図B.1に,寸法を表B.1〜表B.5に示す。 

図B.1−基準人頭模型の参照平面上方の形状 

単位 mm 

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17 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表B.1−基準人頭模型の参照平面上方の寸法(人頭模型A) 

単位 mm 

人頭模型 A 

参照平面
上の高さ

(y) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

 0 

88.0 

86.5 

83.0 

75.5 

70.0 

67.0 

66.5 

69.5 

73.5 

78.5 

84.0 

87.0 

88.0 

 20 

88.5 

84.5 

82.5 

75.5 

70.0 

67.0 

66.5 

69.5 

73.5 

78.5 

84.0 

87.0 

87.0 

 40 

80.0 

79.5 

79.0 

72.0 

67.5 

65.0 

64.5 

67.0 

71.0 

76.0 

80.5 

82.0 

81.5 

 50 

75.0 

75.0 

74.5 

68.5 

63.5 

61.0 

60.5 

63.5 

67.0 

72.0 

76.0 

77.0 

77.0 

 60 

68.0 

68.0 

67.5 

62.5 

57.5 

55.5 

55.0 

58.0 

61.5 

66.0 

70.0 

70.0 

70.5 

 70 

56.0 

56.0 

56.5 

53.0 

49.5 

47.0 

47.0 

49.0 

53.0 

57.0 

61.5 

61.0 

61.0 

 80 

37.0 

37.5 

37.0 

36.5 

35.5 

34.0 

34.0 

36.0 

39.5 

44.5 

48.0 

49.0 

48.5 

 85 

23.0 

24.0 

23.0 

22.0 

22.0 

23.0 

24.0 

24.5 

29.5 

33.5 

36.0 

36.5 

37.0 

注記 寸法 y:90 mm−頭部外周:500 mm 

表B.2−基準人頭模型の参照平面上方の寸法(人頭模型E) 

単位 mm 

人頭模型 E 

参照平面
上の高さ

(y) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

 0 

94.5 

93.0 

90.0 

82.0 

76.5 

73.5 

73.0 

76.0 

80.0 

85.0 

91.0 

94.0 

94.5 

 20 

92.5 

91.5 

89.0 

82.0 

76.5 

73.5 

73.0 

76.0 

80.0 

85.0 

90.5 

93.5 

94.0 

 40 

87.0 

87.5 

85.0 

79.5 

74.5 

71.0 

71.5 

74.0 

77.5 

82.5 

88.0 

89.0 

89.0 

 50 

82.5 

83.0 

81.0 

76.0 

71.0 

68.0 

68.0 

70.5 

74.0 

79.5 

83.5 

84.5 

84.5 

 60 

76.5 

76.5 

75.5 

71.0 

66.5 

63.5 

63.5 

66.0 

69.5 

74.0 

78.5 

79.0 

79.0 

 70 

66.5 

66.5 

66.5 

63.0 

59.0 

56.5 

56.5 

58.5 

62.0 

66.5 

70.5 

71.0 

71.0 

 80 

52.0 

52.0 

52.0 

50.0 

47.5 

46.0 

46.5 

48.0 

51.0 

56.0 

59.5 

60.0 

60.0 

 85 

41.5 

41.5 

41.5 

40.5 

39.5 

39.0 

39.5 

41.0 

44.0 

48.0 

51.5 

52.0 

52.0 

 90 

28.0 

28.0 

28.5 

28.5 

28.5 

29.0 

30.0 

31.0 

34.0 

37.5 

41.5 

42.0 

42.0 

 95 

10.0 

10.0 

10.0 

10.0 

10.0 

10.5 

11.0 

12.0 

13.5 

15.0 

16.0 

16.0 

16.0 

注記 寸法 y:96 mm−頭部外周:540 mm 

background image

18 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表B.3−基準人頭模型の参照平面上方の寸法(人頭模型J) 

単位 mm 

人頭模型 J 

参照平面
上の高さ

(y) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

 0 

101.0 

99.5 

95.5 

88.5 

82.5 

79.5 

79.5 

82.0 

86.0 

92.0 

97.0 

100.5 

101.0 

 20 

 99.0 

97.0 

93.5 

87.5 

82.0 

79.5 

79.5 

82.0 

86.0 

92.0 

96.5 

 99.5 

100.0 

 40 

 93.0 

92.5 

90.0 

85.5 

80.0 

77.5 

77.5 

80.5 

84.0 

89.0 

93.0 

 95.5 

 95.5 

 50 

 90.0 

89.0 

87.0 

83.0 

77.0 

74.5 

75.0 

77.5 

81.0 

86.0 

90.0 

 91.5 

 91.5 

 60 

 84.0 

83.0 

81.5 

78.0 

73.0 

70.0 

71.0 

73.0 

77.0 

81.0 

85.5 

 87.0 

 87.0 

 70 

 76.0 

75.5 

74.0 

71.0 

67.0 

65.0 

66.5 

67.0 

71.5 

75.0 

79.0 

 80.0 

 80.0 

 80 

 65.0 

65.0 

64.0 

61.0 

58.5 

56.0 

57.0 

59.0 

62.5 

66.5 

69.5 

 71.0 

 71.0 

 85 

 58.0 

58.0 

56.5 

54.5 

52.0 

50.0 

51.0 

52.5 

56.5 

60.5 

64.5 

 65.0 

 65.0 

 90 

 48.5 

48.0 

47.0 

45.5 

43.5 

43.0 

44.0 

46.0 

49.5 

54.0 

57.0 

 58.5 

 58.5 

 95 

 37.0 

36.5 

35.0 

34.0 

33.0 

33.5 

34.5 

36.0 

39.0 

43.0 

46.5 

 47.0 

 47.0 

100 

 20.0 

20.0 

19.5 

19.0 

18.5 

18.5 

19.0 

20.5 

23.5 

27.5 

31.0 

 31.0 

 31.0 

注記 寸法 y:102.5 mm−頭部外周:570 mm 

表B.4−基準人頭模型の参照平面上方の寸法(人頭模型M) 

単位 mm 

人頭模型 M 

参照平面
上の高さ

(y) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

 0 

106.0 

104.0 

101.0 

93.5 

87.0 

84.5 

84.0 

86.5 

91.0 

96.0 

102.0 

106.0 

106.0 

 20 

103.5 

102.5 

 99.5 

93.0 

87.0 

84.5 

84.0 

86.5 

91.0 

96.0 

101.5 

105.5 

105.5 

 40 

 99.0 

 98.5 

 96.5 

90.5 

85.0 

82.5 

82.0 

84.0 

88.5 

93.5 

 97.0 

100.5 

100.5 

 50 

 95.5 

 94.5 

 93.0 

87.5 

82.0 

79.5 

79.0 

81.5 

85.5 

91.0 

 94.0 

 97.0 

 97.0 

 60 

 89.5 

 89.5 

 88.0 

83.0 

77.5 

75.0 

75.0 

77.0 

81.5 

86.5 

 90.0 

 92.0 

 92.0 

 70 

 82.0 

 82.0 

 81.0 

77.0 

72.0 

69.5 

69.5 

71.5 

75.5 

81.0 

 84.0 

 85.5 

 85.5 

 80 

 71.5 

 71.5 

 71.0 

68.0 

64.0 

61.5 

61.5 

64.0 

67.0 

72.0 

 76.0 

 77.0 

 77.0 

 85 

 64.5 

 64.5 

 64.0 

61.5 

59.0 

57.0 

57.0 

58.5 

61.5 

66.5 

 71.0 

 72.0 

 72.0 

 90 

 56.5 

 56.5 

 56.5 

55.0 

53.0 

51.5 

51.5 

53.0 

56.0 

60.5 

 64.5 

 66.0 

 66.0 

 95 

 46.5 

 46.5 

 46.5 

46.5 

45.5 

44.0 

44.0 

45.5 

48.5 

53.0 

 57.5 

 58.0 

 58.5 

100 

 32.0 

 32.0 

 32.0 

33.0 

34.0 

34.0 

34.5 

35.5 

38.5 

43.0 

 46.5 

 47.0 

 48.0 

105 

 12.0 

 12.0 

 12.0 

14.0 

16.0 

16.0 

17.5 

19.5 

21.0 

25.0 

 29.5 

 30.0 

 30.0 

注記 寸法 y:107 mm−頭部外周:600 mm 

background image

19 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表B.5−基準人頭模型の参照平面上方の寸法(人頭模型O) 

単位 mm 

人頭模型 O 

参照平面
上の高さ

(y) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

 0 

108.5 

107.5 

103.5 

96.0 

90.5 

87.5 

87.0 

90.0 

94.5 

100.0 

105.0 

108.0 

108.5 

 20 

106.5 

105.5 

103.0 

96.0 

90.5 

87.5 

87.0 

90.0 

94.5 

100.0 

105.0 

108.0 

107.5 

 40 

101.5 

101.5 

100.5 

93.5 

88.5 

85.5 

85.5 

88.5 

92.5 

 98.0 

103.0 

103.0 

103.5 

 50 

 98.0 

 97.5 

 97.0 

90.5 

85.5 

82.5 

83.0 

85.5 

90.0 

 95.0 

100.0 

100.0 

100.5 

 60 

 93.0 

 93.0 

 92.0 

86.5 

81.0 

78.5 

78.5 

81.5 

85.5 

 90.5 

 95.0 

 95.0 

 95.5 

 70 

 86.5 

 86.5 

 86.0 

80.5 

75.0 

73.5 

73.5 

76.0 

80.0 

 85.0 

 89.0 

 89.0 

 89.0 

 80 

 76.0 

 76.5 

 76.5 

72.5 

67.0 

66.0 

66.5 

69.0 

72.5 

 77.0 

 81.0 

 80.5 

 80.5 

 85 

 69.5 

 69.5 

 70.0 

67.5 

62.5 

61.5 

62.0 

64.5 

67.5 

 72.5 

 76.0 

 76.0 

 76.0 

 90 

 62.5 

 62.5 

 62.5 

60.0 

57.0 

55.5 

56.5 

58.5 

62.0 

 67.0 

 70.0 

 70.0 

 70.0 

 95 

 54.0 

 54.0 

 54.0 

52.5 

50.0 

49.0 

49.5 

51.5 

55.5 

 60.5 

 64.0 

 64.0 

 64.0 

100 

 42.0 

 41.5 

 41.5 

41.0 

41.0 

41.5 

41.5 

43.5 

47.0 

 52.0 

 55.5 

 55.5 

 55.5 

105 

 27.5 

 27.0 

 27.0 

27.0 

27.5 

27.5 

27.5 

29.0 

31.5 

 36.0 

 37.5 

 38.0 

 38.5 

注記 寸法y:110 mm−頭部外周:620 mm 

20 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書C 
(規定) 

基準人頭模型の種類(参照平面下方の形状及び寸法) 

C.1 基準人頭模型の参照平面下方の形状及び寸法 

基準人頭模型の参照平面下方の形状を図C.1に,寸法を表C.1〜表C.5に示す。 

background image

21 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図C.1−基準人頭模型の参照平面下方の形状 

background image

22 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.1−基準人頭模型の参照平面下方の寸法(人頭模型A) 

単位 mm 

人頭模型 A 

参照平面
上の高さ

(h) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

88.0 

86.5 

83.0 

75.5 

70.0 

67.0 

66.5 

69.5 

73.5 

78.5 

84.0 

87.0 

88.0 

−11.1 

88.0 

86.5 

82.5 

74.5 

68.5 

66.0 

66.0 

68.5 

72.0 

77.0 

81.5 

84.5 

85.0 

−19.9 

88.0 

88.0 

82.5 

74.0 

66.5 

63.0 

61.5 

64.5 

67.5 

72.5 

77.0 

80.0 

80.5 

−30.6 

88.0 

89.5 

81.0 

71.5 

65.0 

62.0 

56.0 

58.0 

61.5 

66.5 

71.0 

73.5 

84.0 

−39.4 

88.0 

89.5 

79.0 

69.0 

63.0 

60.0 

54.0 

55.0 

58.0 

61.5 

65.0 

67.5 

67.0 

−52.5 

88.0 

89.5 

77.0 

67.0 

60.5 

54.0 

51.5 

52.0 

53.5 

56.5 

59.0 

60.0 

58.5 

−65.6 

88.0 

89.5 

75.5 

65.0 

58.5 

52.5 

50.5 

51.0 

51.5 

52.5 

53.0 

54.0 

54.5 

−74.4 

88.0 

89.5 

73.5 

62.5 

58.0 

51.0 

50.5 

51.0 

51.5 

52.5 

53.0 

54.0 

54.5 

−78.8 

88.0 

89.5 

71.5 

60.5 

49.5 

50.0 

50.5 

51.0 

51.5 

52.5 

53.0 

54.0 

54.5 

−84.4 

88.0 

89.5 

69.5 

47.5 

49.5 

50.0 

50.5 

51.0 

51.5 

52.5 

53.0 

54.0 

54.5 

−92.8 

88.0 

92.0 

47.5 

47.5 

49.5 

50.0 

50.5 

51.0 

51.5 

52.5 

53.0 

54.0 

54.5 

−119.0 

47.0 

47.0 

47.5 

47.5 

49.5 

50.0 

50.5 

51.0 

51.5 

52.5 

53.0 

54.0 

54.5 

注記 寸法Z:11.1 mm−頭部外周:500 mm 

表C.2−基準人頭模型の参照平面下方の寸法(人頭模型E) 

単位 mm 

人頭模型 E 

参照平面
上の高さ

(h) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

94.5 

93.0 

90.0 

82.0 

76.5 

73.5 

73.0 

76.0 

80.0 

85.0 

91.0 

94.0 

94.5 

−11.9 

94.5 

93.0 

88.5 

79.5 

73.0 

70.5 

70.5 

73.0 

77.0 

82.5 

87.0 

90.5 

91.0 

−21.3 

94.5 

94.0 

88.5 

79.0 

71.0 

67.5 

66.0 

69.0 

72.0 

77.5 

82.5 

85.5 

86.0 

−32.8 

94.5 

95.5 

86.5 

76.5 

69.5 

66.5 

60.0 

62.5 

66.0 

71.0 

76.0 

78.5 

79.0 

−42.1 

94.5 

95.5 

84.5 

74.0 

67.5 

64.0 

57.5 

59.0 

62.0 

66.0 

70.0 

72.0 

71.5 

−56.2 

94.5 

95.5 

82.5 

71.5 

64.5 

57.5 

55.5 

55.5 

57.0 

60.5 

63.0 

64.0 

63.0 

−70.2 

94.5 

95.5 

80.5 

69.5 

62.5 

56.0 

54.0 

55.0 

55.5 

56.0 

56.5 

57.5 

58.0 

−79.6 

94.5 

95.5 

78.5 

67.0 

62.0 

54.5 

54.0 

55.0 

55.5 

56.0 

56.5 

57.5 

58.0 

−84.3 

94.5 

95.5 

76.5 

64.5 

53.0 

53.5 

54.0 

55.0 

55.5 

56.0 

56.5 

57.5 

58.0 

−90.4 

94.5 

95.5 

74.5 

51.0 

53.0 

53.5 

54.0 

55.0 

55.5 

56.0 

56.5 

57.5 

58.0 

−99.3 

94.5 

98.5 

50.5 

51.0 

53.0 

53.5 

54.0 

55.0 

55.5 

56.0 

56.5 

57.5 

58.0 

−127.4 

50.0 

50.0 

50.5 

51.0 

53.0 

53.5 

54.0 

55.0 

55.5 

56.0 

56.5 

57.5 

58.0 

注記 寸法Z:11.9 mm−頭部外周:540 mm 

background image

23 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.3−基準人頭模型の参照平面下方の寸法(人頭模型J) 

単位 mm 

人頭模型 J 

参照平面
上の高さ

(h) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

101.0 

99.5 

95.5 

88.5 

82.5 

79.5 

79.5 

82.0 

86.0 

92.0 

97.0 

100.5 

101.0 

−12.7 

101.0 

99.5 

94.5 

85.0 

78.0 

75.5 

75.5 

78.0 

82.0 

88.0 

93.0 

 96.5 

 97.0 

−22.7 

101.0 

100.5 

94.5 

84.5 

76.0 

72.0 

70.5 

73.5 

77.0 

83.0 

88.0 

 91.5 

 92.0 

−35.0 

101.0 

102.0 

92.5 

81.5 

74.0 

71.0 

64.0 

66.5 

70.5 

76.0 

81.0 

 84.0 

 84.5 

−45.0 

101.0 

102.0 

90.0 

79.0 

72.0 

68.5 

61.5 

63.0 

66.0 

70.5 

74.5 

 77.0 

 76.5 

−60.0 

101.0 

102.0 

88.0 

76.5 

69.0 

61.5 

59.0 

59.5 

61.0 

64.5 

67.5 

 68.5 

 67.0 

−75.0 

101.0 

102.0 

86.0 

74.0 

67.0 

60.0 

57.5 

58.5 

59.0 

60.0 

60.5 

 61.5 

 62.0 

−85.0 

101.0 

102.0 

84.0 

71.5 

66.0 

58.0 

57.5 

58.5 

59.0 

60.0 

60.5 

 61.5 

 62.0 

−90.0 

101.0 

102.0 

81.5 

69.0 

56.5 

57.0 

57.5 

58.5 

59.0 

60.0 

60.5 

 61.5 

 62.0 

−96.5 

101.0 

102.0 

79.5 

54.5 

56.5 

57.0 

57.5 

58.5 

59.0 

60.0 

60.5 

 61.5 

 62.0 

−106.0 

101.0 

105.0 

54.0 

54.5 

56.5 

57.0 

57.5 

58.5 

59.0 

60.0 

60.5 

 61.5 

 62.0 

−136.0 

 53.5 

 53.5 

54.0 

54.5 

56.5 

57.0 

57.5 

58.5 

59.0 

60.0 

60.5 

 61.5 

 62.0 

注記 寸法Z:12.7 mm−頭部外周:570 mm 

表C.4−基準人頭模型の参照平面下方の寸法(人頭模型M) 

単位 mm 

人頭模型 M 

参照平面
上の高さ

(h) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

106.0 

104.0 

101.0 

93.5 

87.0 

84.5 

84.0 

86.5 

91.0 

96.0 

102.0 

106.0 

106.0 

−13.3 

106.0 

104.0 

 98.5 

88.5 

81.5 

79.0 

79.0 

81.5 

85.5 

92.0 

 97.0 

100.5 

101.5 

−23.7 

106.0 

105.0 

 98.5 

88.0 

79.5 

75.0 

73.5 

76.5 

80.5 

86.5 

 92.0 

 95.5 

 96.0 

−36.5 

106.0 

106.5 

 96.5 

85.0 

77.5 

74.0 

67.0 

69.5 

73.5 

79.5 

 84.5 

 87.5 

 88.0 

−47.0 

106.0 

106.5 

 94.0 

82.5 

75.0 

71.5 

64.0 

66.0 

69.0 

73.5 

 78.0 

 80.5 

 80.0 

−62.6 

106.0 

106.5 

 92.0 

80.0 

72.0 

64.0 

61.5 

62.0 

63.5 

67.5 

 70.5 

 71.5 

 70.0 

−78.3 

106.0 

106.5 

 90.0 

77.0 

70.0 

62.5 

60.0 

61.0 

61.5 

62.5 

 63.0 

 64.0 

 64.5 

−88.7 

106.0 

106.5 

 87.5 

74.5 

69.0 

60.5 

60.0 

61.0 

61.5 

62.5 

 63.0 

 64.0 

 64.5 

−94.0 

106.0 

106.5 

 85.0 

72.0 

59.0 

59.5 

60.0 

61.0 

61.5 

62.5 

 63.0 

 64.0 

 64.5 

−100.7 

106.0 

106.5 

 83.0 

57.0 

59.0 

59.5 

60.0 

61.0 

61.5 

62.5 

 63.0 

 64.0 

 64.5 

−110.7 

106.0 

109.5 

 56.5 

57.0 

59.0 

59.5 

60.0 

61.0 

61.5 

62.5 

 63.0 

 64.0 

 64.5 

−142.0 

 56.0 

 56.0 

 56.5 

57.0 

59.0 

59.5 

60.0 

61.0 

61.5 

62.5 

 63.0 

 64.0 

 64.5 

注記 寸法Z:13.3 mm−頭部外周:600 mm 

background image

24 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.5−基準人頭模型の参照平面下方の寸法(人頭模型O) 

単位 mm 

人頭模型 O 

参照平面
上の高さ

(h) 

0° 

前 

15° 

30° 

45° 

60° 

75° 

90° 

105° 120° 135° 150° 165° 180° 

後 

108.5 

107.5 

103.5 

96.0 

90.5 

87.0 

87.0 

90.0 

94.5 

100.0 

105.0 

108.0 

108.5 

−13.7 

108.5 

107.5 

101.5 

91.5 

84.0 

81.0 

81.0 

84.0 

88.0 

 94.5 

100.0 

108.5 

104.5 

−24.4 

108.5 

108.0 

101.5 

91.0 

81.5 

77.5 

76.0 

79.0 

83.0 

 89.0 

 94.5 

 98.5 

 99.0 

−37.6 

108.5 

109.5 

 99.5 

87.5 

79.5 

76.5 

69.0 

71.5 

76.0 

 81.5 

 87.0 

 90.5 

 91.0 

−48.4 

108.5 

109.5 

 97.0 

85.0 

77.5 

73.5 

66.0 

67.5 

71.0 

 76.0 

 80.0 

 83.5 

 82.0 

−64.5 

108.5 

109.5 

 94.5 

82.0 

74.0 

66.0 

63.5 

64.0 

65.5 

 69.5 

 72.5 

 73.5 

 72.0 

−80.6 

108.5 

109.5 

 92.5 

79.5 

72.0 

64.5 

62.0 

63.0 

63.5 

 64.5 

 65.0 

 66.0 

 66.5 

−91.4 

108.5 

109.5 

 90.5 

77.0 

71.0 

62.0 

62.0 

63.0 

63.5 

 64.5 

 65.0 

 66.0 

 66.5 

−96.8 

108.5 

109.5 

 87.5 

74.0 

60.5 

61.0 

62.0 

63.0 

63.5 

 64.5 

 65.0 

 66.0 

 66.5 

−103.8 

108.5 

109.5 

 85.5 

58.5 

60.5 

61.0 

62.0 

63.0 

63.5 

 64.5 

 65.0 

 66.0 

 66.5 

−114.0 

108.5 

113.0 

 58.0 

58.5 

60.5 

61.0 

62.0 

63.0 

63.5 

 64.5 

 65.0 

 66.0 

 66.5 

−146.2 

 57.5 

 57.5 

 58.0 

58.5 

60.5 

61.0 

62.0 

63.0 

63.5 

 64.5 

 65.0 

 66.0 

 66.5 

注記 寸法Z:13.7 mm−頭部外周:620 mm 

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25 

T 8134:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書D 
(規定) 

基準人頭模型の種類(人頭模型AA) 

D.1 基準人頭模型AAの寸法 

基準人頭模型AAの寸法を,表D.1に示す。 

表D.1−基準人頭模型の寸法(人頭模型AA) 

人頭模型AA 

角度 H 

15 

30 

45 

60 

75 

90 

105 

120 

135 

150 

165 

180 

参照平面 

上方角度 V 

90 

 82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1  82.1 

80 

 81.1  80.9  80.9  81.0  81.2  81.6  81.6  81.9  82.6  82.8  83.4  83.5  83.5 

70 

 80.6  80.6  80.6  80.6  80.4  80.3  80.5  81.3  82.5  83.7  84.7  84.9  84.9 

60 

 81.4  81.4  81.4  80.5  79.2  78.4  78.6  79.9  81.6  83.9  85.5  85.7  85.6 

50 

 82.6  82.5  82.6  80.1  77.4  75.9  75.9  77.6  80.0  83.1  85.6  85.7  85.6 

40 

 83.1  83.0  82.8  78.9  74.8  72.6  72.5  74.5  77.6  81.5  84.8  85.0  85.0 

30 

 82.5  82.3  81.6  76.4  71.5  68.9  68.7  71.0  74.7  79.1  83.2  83.9  84.1 

20 

 81.2  80.7  79.3  73.3  67.8  65.1  64.9  67.5  71.4  76.2  81.0  82.6  83.0 

10 

 80.3  79.2  77.0  70.3  64.9  62.0  61.9  64.6  68.2  73.3  78.7  81.3  81.9 

参照平面上 

 0 

 80.7  79.1  76.1  69.1  63.8  61.1  60.9  63.4  67.2  72.1  77.0  80.1  80.7 

参照平面 

下方角度 V 

10 

 82.0  81.1  77.1  69.2  63.4  61.2  61.3  63.2  66.2  70.7  74.4  77.0  77.4 

20 

 85.9  87.0  79.1  70.7  64.3  61.2  58.7  61.0  63.6  67.6  71.1  73.4  73.9 

30 

 93.2  94.5  82.5  73.0  67.3  64.8  59.0  60.5  63.3  67.1  70.4  72.0  71.4 

40 

105.4 106.9  90.6  79.5  72.5  66.6  63.1  63.7  66.0  68.9  71.0  72.0  71.2 

46 

116.2 117.8  96.0  85.3  77.9  70.4  67.8  68.3  69.9  72.0  73.5  74.3  74.0 

50 

112.6 113.7  99.6  89.0  83.1  75.2  72.4  73.1  74.2  75.9  76.9  77.8  78.0 

52 

109.6 110.7  99.7  90.6  86.1  78.1  75.2  76.1  77.0  78.6  79.5  80.5  80.9 

55 

105.6 106.6  98.3  91.0  86.1  82.0  80.4  81.5  82.4  83.8  84.6  85.8  86.6 

60 

 99.8 100.6  96.5  90.2  91.5  91.7  92.1  93.5  94.7  96.2  97.2  98.8  99.8 

65 

104.0 105.8 102.9 104.2 107.9 108.0 109.2 110.8 112.2 114.1 115.2 117.0 117.9 

注記1 Vは,基準面上方,下方の縦角度 
注記2 角度Hは,正中矢状面先端から後端にわた(亘)り垂直軸に沿って縦方向に水平に輪切りにした各面の角度 
注記3 角度表示は,全て度(°)。角度測定精度許容範囲は±0.2° 
注記4 曲率半径表示はmm. 許容誤差は±0.5 %,測定精度許容上限は0.1 mm 
注記5 あごラインはその部位の幅にわたり,半径5 mmのRで構成。けい(頚)部底面は中央垂直軸に対して直角

に交差する。 

注記6 G点は中央垂直軸上,参照平面下方にZ=10.1 mmの位置とする。 
注記7 イタリック体表記の範囲はあごラインより下方であることを示す。 

26 

T 8134:2018  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書E 

(規定) 

人頭模型への装着方法[保持性(ロールオフ)試験時] 

E.1 

保持性(ロールオフ)試験時の人頭模型へのヘルメットの装着方法 

保持性試験時の人頭模型へのヘルメットの装着方法は,次による。 

a) ヘルメットを,あごひもが人頭模型表面に接触して遊びがない状態になるようにしっかり装着する。 

b) 鋼製よりワイヤをヘルメット後部中央下端で接続して質量を加えたとき,接続部が破損して質量が加

えられない場合には,当該部分を補強などして質量を加えるものとする。 

c) サイズ(内周長)調整ベルトを留めるのに面ファスナ(マジックテープ)を用いている自転車用ヘル

メットの場合の試験方法は,他の規定にかかわらず次による。 

サイズ(内周長)調整ベルトを面ファスナで留める方式のヘルメットにあっては,調整して装着で

きる最小の人頭模型を使いサイズ(内周長)調整ベルトを外して保持装置の性能試験を実施するもの

とする。ただし,面ファスナが容易に取れないように強く固定されている構造の場合は,調整して装

着できる最小の人頭模型を使い,サイズ(内周長)調整ベルトは外さずに,ベルトを最大に緩めた状

態保持装置の性能試験を実施するものとする。 

なお,上記のサイズ(内周長)調整ベルトを外して実施する試験で,保持性能をもつものについて

は,サイズ(内周長)調整ベルトを付けた状態での保持装置の性能試験は実施しなくてよいものとす

る。