1
T
66
08 :
2001
附属書(参考)
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS T 6608
: 2001
歯科鋳造用りん酸塩系埋没材
IS0 9694
: 1996
歯科鋳造用りん酸塩系埋没材
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際 規
格番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線技
(V)
JIS
と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の
対策
項目
番号
内容
項目
番号
内容
項 目 ご と
の評価
術的差異の内容
1.
適用
範囲
この規格は,歯科用合金を鋳造するのに
使用されるりん酸塩を結合材とした歯科
鋳造用りん酸塩系埋没材(以下,埋没材
という。
)の種類,品質,試験,包装,表
示などについて規定する。
ISO 9694
1.
JIS
に同じ
IDT
−
2.
引用
規格
JIS B 7503
2.
ISO 3696
MOD
/変更
引用規格が違う。
JIS
では分析用水を使用しな
い。また,熱膨張にダイヤル
ゲージを使用する。
3.
種類
タイプ
1
:インレー・クラウンなどの固定
性修復物用
タイプ
2
:部分床義歯などの可撤性鋳造修
復物用
クラス
1
:標準加熱型
クラス
2
:急速加熱型
4.
タイプは
JIS
に同じ
MOD
/追加
クラス
1
及びクラス
2
を追
加した。
国内では急速加熱型埋没材が
多いためクラスを設定した。
4.
品質
4.1
外観
5.1
JIS
に同じ
IDT
−
粉末・専用液に異物が含まれず,鋳造リ
ング用ライニング材は,アスベスト繊維
を含んでいてはならない。
4.2
流動性
5.2
JIS
に同じ
IDT
−
タイプ
1
:
90mm
以上
タイプ
2
:
70mm
以上
4.3
初期硬化時間
5.3
JIS
に同じ
IDT
−
メーカ指定±
30%
4.4
圧縮強さ
5.4
JIS
に同じ
IDT
−
2
T
66
08 :
2001
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際 規
格番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線技
(V)
JIS
と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の
対策
項目
番号
内容
項目
番号
内容
項 目 ご と
の評価
術的差異の内容
4.
品質
タイプ
1
:
2.5MPa
以上
タイプ
2
:
3.0MPa
以上
4.5
熱膨張
5.5
JIS
に同じ
IDT
−
メーカ指定±
15%
国内では急速加熱型埋没材が
4.6
き裂・はく離の観察
−
MOD
クラス
2
の品質として規定 多いため,これに対応する品
観察されてはならない
/追加
した。
質を追加した。
5.
試験
方法
5.1.
サンプリング
6.1
JIS
に同じ
IDT
5.2
試験条件
6.2
JIS
に同じ
IDT
5.3
練和手順
6.3
JIS
に同じ
IDT
5.4
流動性
7.1
JIS
に同じ
IDT
5.5
初期硬化時間
7.2
JIS
に同じ
IDT
5.6
圧縮強さ
7.3
JIS
に同じ
IDT
5.7
熱膨張
7.4
JIS
に同じ
IDT
5.8
き裂・はく(剥)離の観察
−
MOD
ISO
では規定していない。 国内では急速加熱型埋没材が
/追加
多いため,これに対応する試
験を追加した。
6.
表示
a
)
規格の名称及び種類
10.
10.
表示
IDT
b
)
製品名
10.1
容器
c
)
質量又は内容量
a
)
製造業者又は供給
業者の名称
d
)
使用期限及び保管条件
又は商標及び所在地
e
)
製造業者名及び所在地
b
)
埋没材の名称
f
)
製造番号又は製造記号
c
)
埋没材タイプの分
類
g
)
その他の法定表示事項
d
)
ロット番号
e
)
粉末の正味質量,
特殊液の正味体積
3
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08 :
2001
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際 規
格番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線技
(V)
JIS
と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の
対策
項目
番号
内容
項目
番号
内容
項 目 ご と
の評価
術的差異の内容
6.
表示
f
)
推奨される貯蔵条
件
g
)
使用期限
10.2
個別の包み
a
)
製造業者又は供給
業者の名称又は商
標及び所在地
b
)
埋没材の名称
c
)
正味質量
d
)
ロット番号
10.3
特殊液の容器
a
)
製造業者又は供給
業者の名称又は商
標及び所在地
b
)
その液体の対象と
なる埋没材の名称
c
)
正味体積
d
)
ロット番号
ID
7.
説明
書
a
)
液/粉比
b
)
貯蔵の注意
c
)
練和方法
d
)
鋳造リング用ライニング材や複模型
材の指示
e
)
埋没方法
f
)
焼却・鋳造手順
g
)
模型複製方法
8.
JIS
に同じ
ただし,
ISO
には使用
上の注意事項
を規定していない。
MOD
/追加
使用上の注意事項を追加。
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08 :
2001
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際 規
格番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線技
(V)
JIS
と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の
対策
項目
番号
内容
項目
番号
内容
項 目 ご と
の評価
術的差異の内容
7.
説明
書
h
)
肺損傷に対する注意
i
)
物理的性質測定結果時の液/粉比
j
)
流動性
k
)
初期硬化時間
l
)
圧縮強さ
m
)
熱膨張率
n
)
使用上の注意事項
JIS
と国際規格との対応の程度の全体評価:
MOD
備考
1.
項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
−
IDT
・・・・・・・・・・・・・・技術的差異がない。
−
MOD
/追加・・・・・・・国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
−
MOD
/変更・・・・・・・国際規格の規定内容を変更している。
2.
JIS
と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
−
MOD
・・・・・・・・・・・・・国際規格を修正している。