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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

T 6110-1984 

歯科用易溶合金 

Dental Fusible Alloy 

1. 適用範囲 この規格は,歯科で使う易溶合金(以下,合金という。)について規定する。 

2. 品質 品質は,次のとおりとする。 

(1) 合金の主成分は,ビスマス,すず及び鉛とする。ただし,ビスマスの含有量は40%以上とする。 

(2) 溶融した合金は流動性に富み,各種の鋳型(石こう,モルデンなど)に鋳造したとき,その表面は精

細かつ滑らかでなければならない。 

(3) 鋳造した合金を室温に冷却し,常温により圧印又はつい(鎚)打した場合割れてはならない。 

(4) 合金の固相点は,96℃以下でなければならない。 

3. 固相点試験 試料約100gを加熱溶融し,水銀温度計又は熱電温度計を用いて放冷の際における温度変

化を測定し,冷却曲線を描き固相点を求める。 

4. 表示 合金の包装には,次の事項を表示しなければならない。 

(1) 名称 

(2) 質量 

(3) 製造番号又は記号 

(4) 製造業者名及び所在地 

5. 使用説明書 製品には使用上必要な説明書を添付しなければならない。