T 5510:2015
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 寸法······························································································································· 2
5 試験方法························································································································· 2
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 3
T 5510:2015
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合(JDMA)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
T 5510:2015
歯科用回転器具−ディスク及びホイールのボア径
Dental rotary instruments-Bore diameters such as discs and wheels
序文
この規格は,2013年に第2版として発行されたISO 10323を基とし,我が国の実態を反映させるため技
術的内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,歯科用ハンドピースで用いるディスク及びホイールを装着する歯科用マンドレルとの互換
性を確保するため,金属製ディスク及び金属製ホイールのボア径について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10323:2013,Dentistry−Bore diameters for rotary instruments such as discs and wheels(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 5502 歯科用回転器具−試験方法
注記 対応国際規格:ISO 8325,Dentistry−Test methods for rotary instruments(MOD)
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ボア径(bore diameter)
マンドレルに取り付けるディスク又はホイールの中心にあけられた孔の内径。
3.2
ディスク(disc)
作業部の厚さが外径の5 %未満の形状である円筒状の歯科用回転器具。
3.3
ホイール(wheel)
作業部の厚さが外径の5〜100 %の形状である円筒状の歯科用回転器具。
2
T 5510:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.4
歯科用ハンドピース(dental handpiece)
器具を操作するために必要なエネルギーを,変換して又は変換せずに,伝えるよう設計された手持ちの
歯科器具。
4
寸法
ディスク及びホイールのボア径とその許容差は,表1による。ただし,個々の回転器具についての規格
で規定されている場合を除く。
なお,許容差は正の値だけ認められる。
表1−ディスク及びホイールのボア径
単位 mm
呼び径
許容差
1.7
+0.05
0
1.8
+0.05
0
2.2
+0.05
0
3.0
+0.1
0
5
試験方法
ディスク又はホイールのような回転器具のボア径は,精度0.01 mmのJIS T 5502で規定する測定器具を
用いて測定する。
参考文献 JIS T 5204:2012 歯科用回転器具−歯科用マンドレル
注記 対応国際規格:ISO 13295,Dentistry−Mandrels for rotary instruments(MOD)
JIS T 5505-2:2001 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−第2部:ディスク
注記 対応国際規格:ISO 7711-2,Dentistry−Rotary diamond instruments−Part 2: Discs(MOD)
ISO 14457,Dentistry−Handpieces and motors
ISO 21671,Dentistry−Rotary polishers
3
T 5510:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS T 5510:2015 歯科用回転器具−ディスク及びホイールのボア径
ISO 10323:2013,Dentistry−Bore diameters for rotary instruments such as discs and
wheels
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
3 用語及び
定義
3
3.4
3
用語及び定義にISO
1942を引用
削除
追加
ISO 1942の引用を削除した。
3.4に“歯科用ハンドピース”
を追加した。
この規格では不要とした。
他のJISの定義に整合させた。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 10323:2013,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
2
T
5
5
1
0
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。