T 5505-2:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義並びに記号 ···································································································· 2
3.1 用語及び定義 ················································································································ 2
3.2 記号 ···························································································································· 2
4 品質······························································································································· 3
4.1 ディスクの寸法 ············································································································· 3
4.2 推奨寸法 ······················································································································ 4
4.3 ディスク基材 ················································································································ 5
4.4 振れ ···························································································································· 5
5 ディスクの特定形状 ·········································································································· 6
5.1 極薄形外周及び辺縁部研削用ディスク················································································ 6
5.2 薄形外周及び辺縁部研削用ディスク··················································································· 7
5.3 厚形外周及び辺縁部研削用ディスク··················································································· 7
5.4 薄形外周及び側面部研削用ディスク··················································································· 8
5.5 標準形外周及び側面部研削用ディスク················································································ 9
6 表示及び添付文書 ············································································································ 10
6.1 表示 ··························································································································· 10
6.2 添付文書 ····················································································································· 11
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 12
T 5505-2:2014
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業
協同組合(JDMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本工業規格であ
る。これによって,JIS T 5505-2:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS T 5505の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS T 5505-1 第1部:ポイント−寸法,要求事項,表示及び包装
JIS T 5505-2 第2部:ディスク
JIS T 5505-3 第3部:粒度,呼び及びカラーコード
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日本工業規格 JIS
T 5505-2:2014
歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−
第2部:ディスク
Dental rotary instruments-Diamond instruments-Part 2: Discs
序文
この規格は,2011年に第2版として発行されたISO 7711-2を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,金属,セラミックス,レジン,石こうなどの歯科材料を研削するために,通常,歯科技工
作業に用いるダイヤモンドディスクについて規定する。
なお,この規格では,特定の寸法をもつ5種類の形状を設定して,規定している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7711-2:2011,Dentistry−Rotary diamond instruments−Part 2: Discs(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 5502 歯科用回転器具−試験方法
注記 対応国際規格:ISO 8325,Dentistry−Test methods for rotary instruments(MOD)
JIS T 5504-1 歯科用回転器具−軸−第1部:金属製
注記 対応国際規格:ISO 1797-1,Dentistry−Shanks for rotary instruments−Part 1: Shanks made of
metals(MOD)
JIS T 5505-3 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−第3部:粒度,呼び及びカラーコード
注記 対応国際規格:ISO 7711-3,Dentistry−Diamond rotary instruments−Part 3: Grit sizes, designation
and colour code(IDT)
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
注記 対応国際規格:ISO 6892-1,Metallic materials−Tensile testing−Part 1: Method of test at room
temperature(MOD)
2
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3
用語及び定義並びに記号
3.1
用語及び定義
この規格に用いる主な用語及び定義は,JIS T 5505-3によるほか,次による。
3.1.1
ダイヤモンドディスク(diamond disc)
部分的又は全体的にダイヤモンドと(砥)粒で被覆されたディスク。
3.1.2
ディスク(disc)
歯科技工作業において,金属,セラミックス,レジン,石こうなどの歯科材料を研削するために,軸に
取り付けて用いる平らな円板状の回転器具。
注記 軸については,図1を参照する。
3.1.3
ディスク基材(disc blank)
ダイヤモンドと(砥)粒で被覆されていないディスク板。
3.1.4
歯科用ハンドピース(dental handpiece)
歯科用ユニットに接続される患者の歯科治療に使用する手持ち器具。
1 ハンドピース
2 マンドレル
3 ディスク
図1−ディスクの取付け
3.2
記号
この規格に用いる記号は,次による(図2及び図3参照)。
b
ダイヤモンド被覆部の幅
d1 ディスクの外径
d2 ディスクの孔径
l1
ディスクの厚さ[ダイヤモンドと(砥)粒で被覆された部分]
l2
ディスク基材の厚さ
l3
突き出ている部分の長さ
rr
半径方向の円周振れ
rx 軸方向(横方向)の円周振れ
3
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注a) 円周振れの記号は,半径方向の円周振れ(rr)と軸方向(横方向)の円周振れ(rx)とも同じである。
図2−ディスクの寸法
図3−突き出ている部分の長さ
4
品質
4.1
ディスクの寸法
4.1.1
孔径
ディスクの孔径(d2)は,1.7 mmでなければならない。
4.1.2
ディスク基材の厚さ
ディスク基材の厚さ(l2)は,0.05 mm以上でなければならない。
4.1.3
外径及び許容差
ディスクの外径(d1)及びその許容差は,表1による。
+0.05
0
4
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表1−外径及び許容差
単位 mm
呼び
外径(d1)
外径(d1)の許容差
ダイヤモンド被覆部の幅
(b)の許容差
65〜100
6.5〜10
+0.2
0
±0.3
100超え180以下
10超え18以下
+0.3
0
180超え250以下
18超え25以下
+0.4
0
±0.5
250超え
25超え
+0.5
0
4.1.4
ダイヤモンド被覆部の幅
ディスクのダイヤモンド被覆部の幅(b)は,製造販売業者の任意とし,その許容差は,表1による。
4.1.5
ディスクの厚さ[ダイヤモンドと(砥)粒で被覆された部分]
ディスクの厚さ(l1)の許容差は,表2による。
表2−ディスクの厚さの許容差
単位 mm
ディスクの厚さ(l1)
許容差
0.3以下
±0.03
0.3超え
±0.04
4.2
推奨寸法
4.2.1
推奨する呼び及び外径
推奨するディスクの呼び及び外径(d1)は,表3による。呼びは外径(mm)の10倍の整数で表す。他
の外径は,任意である。
表3−推奨する呼び及び外径
呼び
外径(d1)
mm
160
16
180
18
200
20
220
22
4.2.2
推奨するディスクの厚さ[ダイヤモンドと(砥)粒で被覆された部分]
推奨するディスクの厚さ(l1)は,表4による。他のディスクの厚さは,任意である。
5
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表4−推奨するディスクの厚さ
単位 mm
推奨するディスクの厚さ(l1)
0.15
0.20
0.25
0.30
0.45
4.3
ディスク基材
4.3.1
ディスク基材の材料
ディスク基材に用いる材料は,ステンレス鋼とする。
ステンレス鋼の種類及び処理は,製造販売業者の指定による。
4.3.2
ディスク基材の最小耐力
ディスク基材の最小耐力(Rp0.2)は,表5による。
表5−ディスク基材の最小耐力(Rp0.2)
ディスク基材の厚さ(l2)
mm
最小耐力(Rp0.2)
MPa
0.1以下
1 000
0.1超え
800
耐力は,JIS Z 2241によって試験する。
4.3.3
ダイヤモンド被覆
ディスクのダイヤモンド被覆に用いると(砥)粒の粒度分布及びカラーコードは,JIS T 5505-3による。
4.4
振れ
4.4.1
ディスクの取付け
ディスクは,マンドレルに取り付ける。マンドレルは,回転式の歯科用又は技工用ハンドピースに挿入
する。
ディスクを取り付けるマンドレルの振れ及び曲がりを制限するために,推奨する突き出ている部分の長
さ(l3)(図3参照)は,表6による。
注記 推奨するディスクの回転速度については,製造販売業者の指定による。
表6−推奨する突き出ている部分の長さ(l3)
単位 mm
軸(JIS T 5504-1による)
l3
軸部形式(タイプ)1
軸部形式(タイプ)2
10±1
15±1
4.4.2
半径方向の円周振れ
取り付けられたディスクの半径方向の円周振れ(rr)は,0.15 mm以下でなければならない。
測定点は,ディスクの外周部の中央(l1/2)である。半径方向の円周振れは,JIS T 5502の4.8(作業部
6
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の偏心)によって試験する。
4.4.3
軸方向の円周振れ
取り付けられたディスクの軸方向(横方向)の円周振れ(rx)は,0.15 mm以下でなければならない。
測定点は,ディスクの辺縁作業部(b)の最端部である。
軸方向の円周振れは,適切な測定方法によって試験する。
5
ディスクの特定形状
5.1
極薄形外周及び辺縁部研削用ディスク
極薄形外周及び辺縁部研削用ディスクは,次による。
a) 形状・寸法は,図4及び表7による。
b) 最小耐力(Rp0.2)は,4.3.2による。
1 JIS T 5504-1による軸
図4−極薄形外周及び辺縁部研削用ディスク
表7−極薄形外周及び辺縁部研削用ディスクの寸法及び許容差
単位 mm
呼び
d1
b
l1
l2
許容差
許容差
許容差
許容差
140
14
+0.3
0
2
±0.3
0.15
±0.03
0.05
±0.005
160
16
3
180
18
3
200
20
+0.4
0
3
±0.5
220
22
3
7
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5.2
薄形外周及び辺縁部研削用ディスク
薄形外周及び辺縁部研削用ディスクは,次による。
a) 形状・寸法は,図5及び表8による。
b) 最小耐力(Rp0.2)は,4.3.2による。
1 JIS T 5504-1による軸
図5−薄形外周及び辺縁部研削用ディスク
表8−薄形外周及び辺縁部研削用ディスクの寸法及び許容差
単位 mm
呼び
d1
b
l1
l2
許容差
許容差
許容差
許容差
160
16
+0.3
0
1.5
±0.3
0.3
±0.03
0.1
±0.01
180
18
1.5
200
20
+0.4
0
1.5
±0.5
220
22
1.5
250
25
2
5.3
厚形外周及び辺縁部研削用ディスク
厚形外周及び辺縁部研削用ディスクは,次による。
a) 形状・寸法は,図6及び表9による。
b) 最小耐力(Rp0.2)は,4.3.2による。
8
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1 JIS T 5504-1による軸
図6−厚形外周及び辺縁部研削用ディスク
表9−厚形外周及び辺縁部研削用ディスクの寸法及び許容差
単位 mm
呼び
d1
b
l1
l2
許容差
許容差
許容差
許容差
160
16
+0.3
0
1.5
±0.3
0.55
±0.04
0.3
±0.02
180
18
1.5
200
20
+0.4
0
1.5
±0.5
220
22
1.5
250
25
2
5.4
薄形外周及び側面部研削用ディスク
薄形外周及び側面部研削用ディスクは,次による。
a) 形状・寸法は,図7及び表10による。
b) 最小耐力(Rp0.2)は,4.3.2による。
9
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1 JIS T 5504-1による軸
図7−薄形外周及び側面部研削用ディスク
表10−薄形外周及び側面部研削用ディスクの寸法及び許容差
単位 mm
呼び
d1
b
l1
l2
許容差
許容差
許容差
許容差
160
16
+0.3
0
4.5
±0.3
0.2
±0.03
0.1
±0.01
180
18
5.5
200
20
+0.4
0
6.5
±0.5
220
22
7.5
250
25
9
5.5
標準形外周及び側面部研削用ディスク
標準形外周及び側面部研削用ディスクは,次による。
a) 形状・寸法は,図8及び表11による。
b) 最小耐力(Rp0.2)は,4.3.2による。
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1 JIS T 5504-1による軸
図8−標準形外周及び側面部研削用ディスク
表11−標準形外周及び側面部研削用ディスクの寸法及び許容差
単位 mm
呼び
d1
b
l1
l2
許容差
許容差
許容差
許容差
180
18
+0.3
0
5.5
±0.3
0.45
±0.04
0.3
±0.02
200
20
+0.4
0
6.5
±0.5
220
22
7.5
250
25
9
6
表示及び添付文書
6.1
表示
ディスクの包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 製品名
b) 形状(例 極薄形外周及び辺縁部研削用ディスク)又は型番(例 製造販売業者が付ける番号)及び
呼び
c) 寸法(ディスクの厚さ,ダイヤモンド被覆部の幅)
d) ダイヤモンドと(砥)粒の粒度
e) 数量
f)
製造番号又は製造記号
g) 製造販売業者名及び所在地
h) 他の法定表示事項
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6.2
添付文書
ディスクには,次の事項を記載した添付文書を添付しなければならない。
a) 最高許容回転速度
b) 他の法定記載事項
参考文献 JIS T 5204 歯科用回転器具−歯科用マンドレル
注記 対応国際規格:ISO 13295,Dentistry−Mandrels for rotary instruments(MOD)
ISO 1101,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical tolerancing−Tolerances of form,
orientation, location, and run-out
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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS T 5505-2:2014 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−第2部:ディスク
ISO 7711-2:2011 Dentistry−Rotary diamond instruments−Part 2: Discs
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
2 引用規
格
3 用語及
び定義並
びに記号
3.1 用語及び定義
3.1
用語及び定義にISO 1942
を引用
削除
追加
ISO 1942の引用を削除した。
“歯科用ハンドピース”を追加
した。
他のJISの定義に整合させた。
3.2 d1
3.2
外径
追加
“ディスクの”を追加した。
対象を分かりやすくした。
3.2 d2
3.2
孔径
追加
“ディスクの”を追加した。
対象を分かりやすくした。
4 品質
4.1.3 −
4.1.3
ダイヤモンド被覆部の幅
の許容差について
削除
ダイヤモンド被覆部の幅の許
容差についての記述を削除し
た。
4.1.4と記述が重複するため。
ISO規格改正時に提案する。
4.1.4 製造販売業者
4.1.4
製造業者
変更
製造販売業者に変更した。
以下同様
薬事法による。
4.1.5 −
4.1.5
ディスクの厚さは,ディ
スクの片面又は両面でそ
れぞれ変わってもよい。
削除
同文を削除した。
規定する必要がないため。
ISO規格改正時に提案する。
4.2.1 呼び及び
4.2.1
−
追加
“呼び及び”を追加し,規定も
追加した。
表3の内容に合わせた。
ISO規格改正時に提案する。
4.2.1 表3の名称及
び外径値
4.2.1
推奨するISOサイズ
変更
追加
表3の名称を変更した。
外径の寸法を追加した。
分かりやすくした。
ISO規格改正時に提案する。
4.2.1 (d1)
4.2.1
−
追加
“(d1)”を追加した。
分かりやすくした。
4.2.2 (l1)
4.2.2
−
追加
“(l1)”を追加した。
分かりやすくした。
2
T
5
5
0
5
-2
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
4 品質
(続き)
4.4.1 回転式
4.4.1
−
追加
“回転式”を追加した。
ハンドピースを明確にした。
4.4.1 −
4.4.1
突き出ている部分の長さ
(l3)は,推奨するが規定
するものではない。その
長さは,振れの測定と結
びつかない。
削除
注記1の全文を削除した。
突き出ている部分の長さ(l3)は,
“推奨する”ことが記述されてお
り,重複する注記は不要であるた
め。
ISO規格改正時に提案する。
4.4.2(l1/2)
4.4.2
−
追加
“(l1/2)”を追加した。
測定部位を分かりやすくした。
ISO規格改正時に提案する。
4.4.2 −
4.4.2
さらに,詳細については,
JIS T 5502の図1を参照
する。
削除
同文を削除した。
次項に重複するため。
4.4.3(b)
4.4.3
−
追加
“(b)”を追加した。
測定部を分かりやすくした。
ISO規格改正時に提案する。
5 ディス
クの特定
形状
5.1 a)
5.1 a)
“このディスクは”
変更
“形状・寸法は”
以下同様
規定の内容を明確にした。
5.1 b)
5.1 b)
“1 000 MPa以上でなけ
ればならない”
変更
“4.3.2による”
以下同様
重複する規定となるため。
6 表示及
び添付文
書
6
製造業者の情報
変更
“表示及び添付文書”に変更し
た。
他のJISに整合させた。
6.1 b) 型番
6.1
−
追加
“型番”を追加した。
表示に必要な場合がある。
6.1 c) 寸法
e) 数量
6.1
−
追加
“寸法”及び“数量”を追加し
た。
旧JISに整合させた。
6.1 d) ダイヤモンド
と(砥)粒の粒度
6.1
粒度
追加
“ダイヤモンドと(砥)粒の”
を追加した。
分かりやすくした。
6.1 h) 他の法定表示
事項
6.1
−
追加
“他の法定表示事項”を追加し
た。
薬事法による。
6.1 −
6.1
軸の種類
削除
“軸の種類”を削除した。
軸の種類に関係なく使用できる。
6.2 添付文書
6.2
出版物
変更
“添付文書”に変更した。
他のJISに整合させた。
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-2
:
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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T 5505-2:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
6 表示及
び添付文
書
(続き)
6.2 a) 最高許容回転
速度
6.2
−
追加
“最高許容回転速度”を追加し
た。
必要な事項である。
ISO規格改正時に提案する。
6.2 b) 他の法定記載
事項
6.2
−
追加
“他の法定記載事項”を追加し
た。
薬事法による。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 7711-2:2011,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。