T 5503 : 2001
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本
歯科材料工業協同組合 (JDMA) から工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS T 5503 :
1993は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正で,国際規格に整合した日本工業規格を作成するため,ISO 2157 : 1992, Dental rotary
instruments−Nominal diameters and designation code numberを基礎として用いた。
この規格は歯科用回転器具の基本的規格の一つであり,JIS T 5501中の“作業部又は頭部の呼び”を規
定したものである。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
T 5503 : 2001
歯科用回転器具−寸法及び呼び
Dental rotary instruments−Nominal sizes and designation
序文 この規格は,1992年に第3版として発行されたISO 2157, Dental rotary instruments−Nominal diameters
and designation code numberを翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。
1. 適用範囲 この規格は,歯科用バー,技工用スチール切削器具,技工用アブレーシブ研削器具,技工
用カーバイド切削器具,ダイヤモンド研削器具などの歯科用回転器具(以下,回転器具という。)の作業部
(又は頭部)の直径の寸法及び呼びについて規定する。ただし,根管治療用器具を除く。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 2157 : 1992 Dental rotary instruments−Nominal diameters and designation code number (IDT)
2. 寸法及び呼び 回転器具の作業部の直径の寸法及び呼びは,表1による。
2
T 5503 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表1 寸法及び呼び
寸法
mm
呼び
寸法
mm
呼び
寸法
mm
呼び
R20
R20
0.5
005
2.5
2.5
025
10.0
100
0.6
006
2.7
027
11.2
112
0.7
007
2.8
028
12.5
125
0.8
008
2.9
029
14.0
140
0.9
009
3.1
031
16.0
160
1.0
010
3.15
031
18.0
180
1.2
012
3.3
033
20.0
200
1.4
014
3.5
035
22.4
224
1.6
016
3.55
035
25.0
250
1.8
018
3.7
037
28.0
280
2.1
021
4.0
4.0
040
30.0
300
2.3
023
4.2
042
4.5
4.5
045
4.7
047
5.0
5.0
050
5.5
055
5.6
056
6.0
060
6.3
063
6.5
065
7.0
070
7.1
071
7.5
075
8.0
8.0
080
8.5
085
9.0
9.0
090
9.5
095
関連規格 JIS T 5201 歯科用バー
JIS T 5210 歯科用回転器具−技工用アブレーシブ研削器具
JIS T 5501 歯科用回転器具−番号表示法
JIS T 5502 歯科用回転器具−試験方法
JIS T 5505-1 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具
第1部:ポイント−寸法,要求事項,表示及び包装
JIS T 5505-2 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具
第2部:ディスク
JIS T 5505-3 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具
第3部:粒度,呼び及びカラーコード
JIS T 5506-1 歯科用回転器具−カッター
第1部:技工用スチール切削器具
JIS T 5506-2 歯科用回転器具−カッター
第2部:技工用カーバイド切削器具
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T 5503 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS T 5506-3 歯科用回転器具−カッター
第3部:技工用カーバイド切削器具−ミリング装置用
JIS Z 8601 標準数
原案作成委員会 構成表
日本歯科材料工業協同組合JIS原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(技術担当理事)
亀 水 忠 茂
亀水化学工業株式会社
(技術委員長)
窪 田 隆 夫
日本歯科材料工業協同組合
(第1規格部会長)
河 合 正 勝
株式会社松風
(議長)
安 達 浩
株式会社松風
(委員)
藤 澤 睦 雄
株式会社東洋化学研究所
渡 辺 一 弘
株式会社ジーシー
(用語部会長)
村 松 寛 昭
株式会社ジーシー
(事務局)
前 川 市 男
日本歯科材料工業協同組合
日本歯科医師会・器材部会材料規格委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
長谷川 二 郎
愛知学院大学歯学部歯科理工学
(副委員長)
庵 原 靖 之
社団法人日本歯科医師会
(委員)
小 田 豊
東京歯科大学歯科理工学
長谷川 晃 嗣
東京歯科大学歯科理工学
宮 川 行 男
日本歯科大学新潟歯学部先端研究センター
加 藤 勇
社団法人日本歯科医師会
梶 山 進
社団法人日本歯科医師会
河 合 正 勝
株式会社松風
野 原 建
石福金属興業株式会社
渡 辺 一 弘
株式会社ジーシー
社団法人日本歯科医師会・器材部会材料規格委員会原案作成者・関係者 構成表
梅 田 昭 夫
社団法人日本歯科医師会
三 宅 公 雄
社団法人日本歯科医師会
神 成 粛 一
社団法人日本歯科医師会
野 口 八九重
社団法人日本歯科医師会
小 倉 英 夫
社団法人日本歯科医師会
杉 山 勉
社団法人日本歯科医師会
勝 木 紘 一
日本歯科材料器械研究協議会
窪 田 隆 夫
日本歯科材料工業協同組合
安 達 浩
日本歯科材料工業協同組合
(事務局)
輿 石 嘉 弘
社団法人日本歯科医師会
4
T 5503 : 2001
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
医療安全用具部会 歯科材料専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
長谷川 二 郎
愛知学院大学歯学部
淺 井 康 宏
東京歯科大学
庵 原 靖 之
社団法人日本歯科医師会
飯 塚 恵 文
株式会社日本橋徳力松戸事業所
井 堂 孝 純
社団法人日本歯科医師会
梅 田 昭 夫
社団法人日本歯科医師会
小 倉 英 夫
日本歯科大学新潟歯学部
小 田 豊
東京歯科大学
梶 山 進
社団法人日本歯科医師会
勝 木 紘 一
日本歯科材料器械研究協議会
加 藤 勇
社団法人日本歯科医師会
河 合 正 勝
株式会社松風
窪 田 隆 夫
日本歯科材料工業協同組合
倉 田 幸 男
社団法人日本歯科医師会
佐々木 弥 生
厚生労働省医薬安全局医療機器審査管理官
田 中 文 夫
昭和薬品化工株式会社
中 嶌 裕
明海大学
西 川 泰 蔵
工業技術院標準部標準業務課環境生活標準化推進室
野 原 建
石福金属株式会社
三 宅 公 雄
社団法人日本歯科医師会
桃 井 保 子
鶴見大学
渡 辺 一 弘
株式会社ジーシー
(事務局)
宗 像 保 男
工業技術院標準部標準業務課環境生活標準化推進室