1
T
54
06 :
2000
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS T 5406
: 2000
歯科用スケーラ
ISO 13397-1
: 1995
歯周用キュレット,歯科用スケーラ及びエキスカベータ−
第
1
部:一般的要求事項
ISO 13397-3
: 1996
歯周用キュレット,歯科用スケーラ及びエキスカベータ−
第
3
部:歯科用スケーラ
H
型
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際 規
格番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
(V)
JIS
と国際規格との技術的差異の理由及
び今後の対策
項目番号
内容
項目番号
内容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
3.
形状,種
類,寸法及
び角度
・スケーラの形状
・スケーラの種類
・スケーラの寸法及び角度
ISO
13397-1
ISO
13397-3
6.6
4
デザインと寸法につい
て規定
=
JIS
では我が国で一般的
に使用されているスケ
ーラ
7
種類が追加され
ている。
ISO
規格に盛り込まれたスケーラは,我
が国ではほとんど使用されていないの
で,我が国独自のスケーラを追加してあ
る。
a)
寸法のはかり方
−
JIS
では測定部位に関す
る 寸法測定点 を明示
した。
ISO
規格では
datum point
(基準点)の内
容が不明確なため,図を用いて寸法測定
点を示した。
4.
品質
ISO
13397-1
6 JIS
に同じ。
・
ISO
ではスケーラの硬
さを
2
つに分類してい
る。
・歯科用スケーラの目的及び用途を考慮
すると,クラス
2
の硬さでは不十分な
ため,クラス
1
の内容だけ規定に盛り
込んだ。
・外観
ISO 13402
6.1
≡
・作業部のビッカース硬さ
6.2
≠
ク ラ ス
1 : 600HVl
〜
700HVl
ク ラ ス
2 : 550HVl
〜
620HVl
・耐食性及び耐熱性
6.3
6.4
=
・
JIS
では,
6.4
熱露出に
対 す る 耐 性 の 規 定 を
選 択 で き る よ う に し
た。
・我が国では熱露出に対する耐性規定に
対応する
7.4
の乾熱滅菌器による熱試
験が一般的に行われていない滅菌法の
ため,採用する試験法については選択
できるようにした。
・作業部と柄部との結合強さ
6.5
≡
2
T
54
06 :
2000
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
(I)
JIS
の規定
(
II
)
国 際 規
格番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
(V)
JIS
と国際規格との技術的差異の理由及
び今後の対策
項目番号
内容
項目番号
内容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
5.
材料
スケーラ作業部の材料
ISO
13397-1
5 JIS
に同じ。
5.1
5.2
ただし,柄部の材料が規
定されている。
≡
≠
・
ISO
の内容を
JIS
の表
現に統一した。
・柄部の材料規定は削除
した。
・表現は異なるが,内容的には同一であ
る。
・柄部の材料については,新素材の採用
などを考慮し,規格に盛ることを見送
った。
6.
試験
・ビッカース硬さ試験
ISO
13397-1
7
7.1
JIS
に同じ。
ただし,オートクレーブ
の蒸気温度 などが異な
る。
=
上記
4.
品質の内容に対
応して選択 できるよう
にした。
上記
4.
品質の内容に同じ。
・耐食性及び耐熱性試験
・結合強さ試験
ISO 13402
7.2
7.3
7.4
7.5
備考
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
≡ :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
≠ :
JIS
は,国際規格と技術的内容が同等でない。ただし
ADP
に該当する場合を除く。
− :該当項目がない場合。