T 0701
:2005
(1)
まえがき
この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本コンタクトレンズ協会(JCLA)/財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本工業規格である。
制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8320-1:2003,Contact lenses and
contact lens care products
−Vocabulary−Part 1:Contact lenses を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS T 0701
には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表
T 0701
:2005
目 次
ページ
序文
1
1.
適用範囲
1
2.
引用規格
1
3.
用語及び定義
1
附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表
18
日本工業規格
JIS
T
0701
:2005
コンタクトレンズに関する用語
Contact lenses and contact lens care products
Vocabulary
Part 1
:Contact lenses
序文 この規格は,2003 年に第 1 版として発行された ISO 8320-1,Contact lenses and contact lens care products
−Vocabulary−Part 1:Contact lenses を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,
附属書 1(参考)に示す。
1.
適用範囲 この規格はコンタクトレンズの種類,製造方法,名称,フィッティング,及び医学・光学
に関連した基礎的用語について,規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)
,MOD
(修正している)
,NEQ(同等でない)とする。
ISO 8320-1:2003
,Contact lenses and contact lens care products−Vocabulary−Part 1:Contact lenses
(MOD)
2.
引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するもので,その後の改正版・追補
には適用しない。
ISO 9913-2:2000
Optics and optical instruments − Contact lenses − Part 2 : Determination of oxygen
permeability and transmissiblility by the coulometric method
ISO 10344:1996
Optics and optical instruments−Contact lenses saline solution for contact lens testing
ISO 13666:1998
Ophthalmic optics−Spectacle lenses−Vocabulary
3.
用語及び定義 用語及び定義は,次による。
備考1. 一つの用語欄に二つ以上の用語が併記してある場合は,順序に従って優先的に使用する。
2.
注の付いている用語は,眼科等で使用されている慣用的表現である。
2
T 0701
:2005
a)
一般的用語及び定義(General terms and definitions)
番号
用語
定義
対応英語
3.1
無水晶体(
1
)
生来の水晶体が存在しない状態。 aphakia
3.2
軸方向リフト
l
A
後面上の特定の点と頂点部球面との間隔をコンタクトレンズ軸
に平行に測った距離(
図 1 参照)。
1
コンタクトレンズの前面
2
コンタクトレンズの後面
3
頂点部球面(3.66 参照)
4
頂点部球面の中心
5
接合部(3.27 参照)
6
コンタクトレンズ後面上の特定の点:半径方向
エッジリフトと軸方向エッジリフトのために,
コンタクトレンズのエッジを特定した点
7
軸方向エッジリフト(3.2.1 参照)
8
半径方向エッジリフト(3.43.1 参照)
図 1 半径方向と軸方向リフトの違い
axial lift
3.2.1
軸方向エッジリフ
ト
l
EA
レンズ後面のエッジ上にある点と頂点部球面との間隔をコンタ
クトレンズ軸に平行に測った距離(
図 1 参照)。
参考 これは製造業者によって計算される値で,エッジ処理工程
でしばしば変化することがある。
axial edge lift
注(
1
)
無水晶体(眼)
3
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.3
後面頂点
レンズ軸上にあるコンタクトレンズ後面上の点(
図 2 参照)。
1
コンタクトレンズの前面
2
頂点部球面(3.66 参照)
3
後面頂点
4
頂点部球面の中心
5
コンタクトレンズ軸(3.29 参照)
6
軸方向エッジ厚(9.3.1.1 参照)
7
半径方向エッジ厚(9.3.7.1 参照)
a
半径方向エッジ厚さは,通常コンタクトレンズ
エッジからの距離が,0.2∼0.8 mm の位置で測
定される。
図 2 半径方向と軸方向エッジ厚さの違い
back vertex
3.4
後面頂点屈折力
F’
V
近軸光線の後面頂点焦点距離の逆数(ISO 13666:1998)
。
back vertex power
3.5
バラスト
径方向の非対称な重量分布。 ballast
3.6
べベル
後面周辺部であり,一つの球面又は非球面カーブで,エッジに隣
接している。
bevel
3.7
二段カーブコンタ
クトレンズ
後面が二つの交差する球面部をもつコンタクトレンズ。
備考 ベベル内のカーブ数にかかわらず,ベベルは一つの部分と
して扱う。
bi-curve contact
lens
3.8
両面トーリックコ
ンタクトレンズ
前面及び後面の光学部にトロイダル形状をもつコンタクトレン
ズ。
備考 トーリックはレンズ等を形容する場合,トロイダルは曲面
等の形状を表し,光軸に垂直な方向で曲率が異なる。
bi-toric contact lens
a
4
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.9
ブレンド工程
接合部に磨かれた移行部を形作る工程(
図 3 参照)。
1
ゾーン A
2
ゾーン B
3
ゾーン A 及びゾーン B の元の接合部
4
移行部の曲面半径
5
移行部(3.61 参照)
図 3 コンタクトレンズの後面上の移行部の例
参考 これは,非球面部の形成と同じではない。
blending
3.10
キャリア
前面光学部までのレンチキュラーコンタクトレンズの前面光学
部までの周辺部分。
備考 キャリアは,構造上マイナス,プラス,又はパラレルであ
り得るが,半径方向には対称的である。
carrier
3.10.1
マイナスキャリア
エッジ厚さが接合部厚さより大きくエッジ厚さとなったキャリ
ア[
図 4 c) 参照]。
a)
パラレルキャリア
b)
プラスキャリア
c)
マイナスキャリア
1
光学部(3.36 参照)
2
接合部(3.27 参照)
3
エッジ(3.21 参照)
図 4 異なるタイプのキャリア
negative carrier
minus carrier
5
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.10.2
パラレルキャリア
エッジ厚さと接合部厚さとが等しくなるよう計算されたキャリ
ア[
図 4 a) 参照]。
parallel carrier
3.10.3
プラスキャリア
エッジ厚さが接合部厚さより小さくなったキャリア[
図 4 b) 参
照]
。
positive carrier
plus carrier
3.11
チャネル
指定された溝。 channel
3.13
複合材料コンタク
トレンズ
二種類以上の異なった材料で構成されたコンタクトレンズ。
備考 例として,薄層付きコンタクトレンズ,セグメント融着コ
ンタクトレンズ,又は中心部が硬く周辺部が柔らかいコン
タクトレンズ。
composite contact
lens
3.14
コンタクトレンズ
眼球面上に装用されるように設計された,すべての眼用レンズ。
備考 この用語にはプラノ度数のコンタクトレンズも含む。
contact lens
3.15
コンタクトレンズ
装用方法
コンタクトレンズの装用方法。
contact lens wear
modality
3.15.1
終日装用
覚せい(醒)している間だけコンタクトレンズが装用される,コ
ンタクトレンズ装用方法。
daily wear
3.15.2
連続装用
連続する覚せい(醒)している間及び睡眠している間,コンタク
トレンズが連続して装用される,コンタクトレンズ装用方法。
extended wear
3.17
角膜コンタクトレ
ンズ
角膜上に装用されるように設計された,コンタクトレンズ。
corneal contact lens
3.20
ディスポーザブル
コンタクトレン
ズ
使い捨てコンタク
トレンズ
一度だけ使用するよう意図された,コンタクトレンズ。
備考 使い捨てコンタクトレンズは再使用が意図されておらず,
眼から外した後は廃棄される。
disposable contact
lens
3.21
エッジ
前面と後面とをつなぐコンタクトレンズの一部分。 edge
3.22
エッジ形状(
2
)
コンタクトレンズ軸を含む平面における,エッジの断面形状。 edge
form
3.23
レンズ孔
コンタクトレンズを貫通する穴。 fenestration
3.24
前面頂点屈折力
F
V
近軸光線の前面頂点焦点距離の逆数(ISO 13666:1998)
。
front vertex power
3.25
幾何学中心
レンズエッジを含む円の中心。
備考 トランケートされたコンタクトレンズについて,幾何学中
心は,エッジの円形部分を含む円の中心と理解される。
geometric centre
3.26
含水コンタクトレ
ンズ(
3
)
ハイドロゲルレン
ズ
20
℃の標準生理食塩液中での平衡含水率が,10 %以上の吸水性
(親水性)材料から,作られたコンタクトレンズ。
備考 標準生理食塩液は ISO 10344:1996 に従って調製される。
hydrogel contact
lens
3.26.1
低含水コンタクト
レンズ
含水率が 50 %未満のコンタクトレンズ。
low water contact
lens
3.26.2
中含水コンタクト
レンズ
含水率が 50 %以上 65 %以下のコンタクトレンズ。 mid-water
contact
lens
3.26.3
高含水コンタクト
レンズ
含水率が 65 %を超えるコンタクトレンズ。
high water contact
lens
3.27
接合部
二つの隣り合う部分の交差部(
図 4 参照)。
備考 これは,前面及び後面の両方に適用する。
junction
注(
2
)
エッジデザイン
(
3
)
ソフトコンタクトレンズ,ハイドロジェルレンズ,ヒドロジェルレンズ
6
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.28
レースカットコン
タクトレンズ
主として旋盤で材料を切除することによって製造されるコンタ
クトレンズ。
lathe-cut contact
lens
turned contact lens
3.29
コンタクトレンズ
軸
幾何学中心を通り,コンタクトレンズのエッジを含む面に垂直な
直線。
contact lens axis
3.30
レンチキュラーコ
ンタクトレンズ
全直径より小さい前面光学部をもつ,コンタクトレンズ。
備考 この構造は,通常プラス度数コンタクトレンズの中心厚さ
を薄くするため又はマイナス度数コンタクトレンズのエ
ッジ厚さを薄くするために用いられる。
lenticular contact
lens
3.31
なみだレンズ
涙液レンズ
コンタクトレンズの後面光学部と角膜の間の液体によってでき
る屈折要素。
備考 このレンズの液体要素は,通常涙液からなる。
tear lens
lacrimal lens
liquid lens
fluid lens
3.32
モールドコンタク
トレンズ
主として型の中で製造されるコンタクトレンズ。 moulded
contact
lens
3.33
多段カーブコンタ
クトレンズ
後面が三つ以上の交差する球面部からなるコンタクトレンズ。
備考 ベベル内のカーブ数にかかわらず,ベベルは一つの部分と
して扱う。
multi-curve contact
lens
3.34
マイナス度数コン
タクトレンズ
平行光(単一光学部へ入射する光)を虚焦点から発散させるレン
ズ。
minus-power
contact lens
negative power
contact lens
3.35
ケラトメータ
オフサルモメータ
角膜又はコンタクトレンズの曲率半径を測定するときに用いる
機器。
参考 オフサルモメータの方が古くから使用されているが,最近
では角膜曲率半径をケラト値と略称されるなどケラトメ
ータとの呼称が普及している。
keratometer
ophthalmometer
3.36
光学部
特定の光学的効果をもつコンタクトレンズの部分。
備考 この用語は単焦点の場合,“後面”又は“前面”いずれか
の接頭語で修飾されることがある。交代視型二重焦点の場
合,この用語は“遠用”又は“近用”いずれかの接頭語で
修飾される。同心円型二重焦点の場合,この用語は“中心”
又は“周辺”という接頭語で修飾されることがある。
optic zone
3.37
スラブオフ
一つ以上の別々の部分でレンズの前面周辺をエッジに向かって
薄くすること。
備考 これは,通常コンタクトレンズの安定化を達成するために
適用される。これは,バラスト及びレンチキュラーコンタ
クトレンズ構造とは異なる。
peripheral thinning
slab-off
3.38
プラノコンタクト
レンズ
後面頂点屈折力がゼロであるコンタクトレンズ。
plano contact lens
afocal contact lens
3.39
プラス度数コンタ
クトレンズ
平行入射光(単一光学部へ入射する光)を実焦点に収束させるコ
ンタクトレンズ。
plus-power contact
lens
positive power
contact lens
3.41
プリズムディオプ
トリー
△ pdpt
プリズムによるずれの単位。100 tanδと同じであり,δは度( °)
で表されるずれの角度(ISO 13666:1998)
。
備考 プリズムディオプトリーはセンチメートル/メートル
(cm/m)で表される。
prism dioptre
7
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.42
プリズムバラスト
コンタクトレンズ安定用のくさび形状を作り出すために使用さ
れる特定のプリズム(3.67 参照)
。
備考 プリズムの基底は,コンタクトレンズの底面又はその近辺
である。
prism ballast
3.43
半径方向リフト
I
R
コンタクトレンズ後面上の特定の点と頂点部球面の間の,頂点部
球面の曲率半径に沿って測定された距離(
図 1 参照)。
radial lift
3.43.1
半径方向エッジリ
フト
I
ER
コンタクトレンズ後面エッジ部上の点と頂点部球面の間の,頂点
部球面の曲率半径に沿って測定された距離(
図 1 参照)。
参考 これはしばしば製造業者によって計算される値であり,エ
ッジ加工工程によって変化することがある。
radial edge lift
3.44
ラジアスコープ
マイクロスフェア
メータ
コンタクトレンズの曲率半径を測定するために使用される機器。
参考 この機器は硬質コンタクトレンズの後面光学部半径を測
定するために最も一般的に使用される。
radiuscope
microspherometer
3.45
再使用可能コンタ
クトレンズ
装用期間中に製造業者の指示に従って再使用のために,再生処理
することを意図されたコンタクトレンズ。
備考 再使用可能なコンタクトレンズの再生処理には,通常,洗
浄,消毒などが含まれる。
reusable contact
lens
3.45.1
定期交換コンタク
トレンズ
1
か月以上 3 か月までの間隔で,定期的に新しいコンタクトレン
ズに交換するシステムのコンタクトレンズ。
planned
replacement
contact lens
3.45.2
頻回交換コンタク
トレンズ
2
週間又は 1 週間∼2 週間の間,終日装用し,新しいコンタクト
レンズに交換するコンタクトレンズ。
frequent
replacement
contact lens
3.45.3
交換期間
製造業者によって推奨されたコンタクトレンズを廃棄する期間。
備考 交換は,レンズの使用開始から推奨された廃棄時期で決定
される。
replacement
frequency
3.46
ハードコンタクト
レンズ
最終形状及び通常の条件下で,支持なしに形状を保持できるコン
タクトレンズ。
rigid contact lens
hard contact lens
3.47
ガス透過性ハード
コンタクトレン
ズ
RGP
コンタクトレンズポリマー中に,酸素がコンタクトレンズを透過
するために,十分な濃度の一つ以上の成分を含むハードコンタク
トレンズ。
rigid gas permeable
contact lens
RGP
3.48
サジタルデプス
ある曲面の回転軸に対して垂直な弦(コード)から,当該曲面ま
での最大距離。
sagitta
sagittal depth
sagittal height
8
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.48.1
全サジタルデプス
後面頂点からコンタクトレンズエッジを含む平面までのコンタ
クトレンズ軸に沿った距離(
図 5 参照)。
1
両円の共通接線
2
コンタクトレンズ軸(3.29 参照)
備考 コンタクトレンズ後面の一例。接する接合
部 T をもつ二段カーブ。後面周辺部は円弧
TE
をレンズ軸の周りで回転して形成され,
後面光学部は円弧 YT をレンズ軸の周りで
回転して形成される。
後面光学部の直径は 2×LT,全直径は 2×
EA
,全サジッタは YA。
図 5 接する接合部の例
overall posterior
sagitta
3.49
強膜コンタクトレ
ンズ
角膜前面と球結膜の大部分で装用されるように設計された,コン
タクトレンズ。
scleral contact lens
3.51
ソフトコンタクト
レンズ
その形状を保持するために支持を必要とする,コンタクトレン
ズ。
soft contact lens
3.52
分光透過率
τ (λ)
特定の波長における当該材料が通過させる分光光量の,入射分光
光量に対する比(ISO 13666:1998)
。
spectral
transmittance
3.53
スピンキャストコ
ンタクトレンズ
モノマーと凹面型が,垂直軸を中心に回転させられる工程で製造
されるコンタクトレンズ。
spin-cast contact
lens
3.54
表面処理コンタク
トレンズ
主たる材料と異なる表面特性を付与するために,表面が化学的に
修飾されたコンタクトレンズ。
surface-treated
contact lens
3.56
治療用コンタクト
レンズ(
4
)
バンデージコンタ
クトレンズ
保護用コンタクト
レンズ
眼組織の正常性の保護,保持又は補助のために使用するように設
計されたコンタクトレンズ。
備考 このタイプのコンタクトレンズは,屈折要素を含むように
設計されることがある。
therapeutic contact
lens
bandage contact
lens
protective contact
lens
3.57
接線接合部
隣接した領域の曲率が共通の接線をもつ接合部(
図 5 参照)。 tangential
junction
注(
4
)
メディカルレンズ,メディカルユースレンズ
9
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
3.58
トーリックコンタ
クトレンズ(
5
)
トロイダル形状の前面及び/又は後面光学部をもつコンタクト
レンズ。
備考 トーリックはレンズ等を形容する場合,トロイダルは曲面
などの形状を表し,光軸に垂直な方向で曲率が異なる。
toric contact lens
3.59
周辺トーリックコ
ンタクトレンズ
球面の後面光学部を囲む一つ以上のトロイダル形状の後面周辺
部をもつコンタクトレンズ。
備考 トーリックはレンズなどを形容する場合,トロイダルは曲
面などの形状を表し,光軸に垂直な方向で曲率が異なる。
toric periphery
contact lens
3.60
トロイダル部
曲率半径が,最大の面と最小の面の関係が互いに垂直であるよう
な表面。
toroidal zone
3.61
移行部
隣接した曲面間にある差異を平滑にするように修正されている
移行部(
図 3 参照)。
transition zone
transition
3.62
トライアルコンタ
クトレンズ
装用者に適切なコンタクトレンズパラメーターを,選択する目的
のためだけに使用されるコンタクトレンズ。
trial contact lens
diagnostic contact
lens
3.63
三段カーブコンタ
クトレンズ
三つの交差する球面部からなる後面をもつよう設計されたコン
タクトレンズ。
備考 ベベル内のカーブ数にかかわらず,ベベルは一つの部分と
して扱う。
tri-curve contact
lens
3.64
トランケート
非円形にするために,コンタクトレンズ周辺部の特定の部分を切
除すること。
truncate
3.65
トランケーション
コンタクトレンズが切除された後の,エッジが変更された部分
(
図 7 参照)。
truncation
3.66
頂点部球面
後面頂点に接する仮想的球面。
備考 頂点部球面の曲率半径は,最も小さい後面光学部半径(又
は後面中央光学半径又は非球面コンタクトレンズの後面
頂点部半径)と同じ(
図 1 及び図 2 参照)。
vertex sphere
3.67
くさび型コンタク
トレンズ
コンタクトレンズに所要の方向性を与えるため,半径方向に非対
称な厚さ分布をもったコンタクトレンズ(3.42 参照)
。
wedge designed
contact lens
注(
5
)
乱視用コンタクトレンズ
b)
非球面コンタクトレンズ(aspheric contact lense)
番号
用語
定義
対応英語
4.1
頂点部曲率半径
頂点を取り囲む小領域において,非球面のサジタルデプスとほぼ
等しいサジタルデプスをもつ,非球面の頂点部における曲率半
径。
apical radius of
curvature
4.2
非球面コンタクト
レンズ
非球面形状の前面,又は後面光学部をもつコンタクトレンズ。 aspheric
contact
lens
4.3
周辺非球面コンタ
クトレンズ
一つ以上の後面周辺非球面部,及び球面の後面光学部をもつコン
タクトレンズ。
aspheric periphery
contact lens
4.4
非球面部
連続的に半径が変化する曲線を,コンタクトレンズ軸を中心に回
転することによって,生成させられた形状をもつ表面。
aspheric zone
4.5
両面非球面コンタ
クトレンズ
非球面形状の前面,及び後面光学部をもつコンタクトレンズ。 bi-aspheric
contact
lens
4.6
非球面二段カーブ
コンタクトレン
ズ
後面が二つの交差する同心非球面部からなる,コンタクトレン
ズ。
備考 ベベル内のカーブ数にかかわらず,ベベルは一つの部分と
して扱う。
aspheric bicurve
contact lens
10
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
4.7
非球面三段カーブ
コンタクトレン
ズ
後面が三つの交差する同心非球面部からなる,コンタクトレン
ズ。
備考 ベベル内のカーブ数にかかわらず,ベベルは一つの部分と
して扱う。
aspheric tri-curve
contact lens
4.8
非球面多段カーブ
コンタクトレン
ズ
後面が三つ以上の交差する同心非球面部からなる,コンタクトレ
ンズ。
備考 ベベル内のカーブ数にかかわらず,ベベルは一つの部分と
して扱う。
aspheric
multi-curve
contact lens
c)
着色コンタクトレンズ(Tinted contact lenses)
番号
用語
定義
対応英語
5.1
着色コンタクトレ
ンズ
特定又は意図された用途のために着色されたコンタクトレンズ。 tinted contact lens
5.1.1
強調着色
装用者の外見上のこう(虹)彩色を変化させるためにコンタクト
レンズに追加される着色。
enhancing tint
5.1.2
識別用着色
取扱い中のレンズの視認性を改善させる意図でコンタクトレン
ズに追加されるが,眼の色に影響を与えることを意図されていな
い着色。
handling tint
visibility tint
5.1.3
不透明着色コンタ
クトレンズ
生来のこう(虹)彩色のすべて又はほとんどを覆い隠すために十
分な色をもつコンタクトレンズ。
参考 これは俗称であり,このようなコンタクトレンズすべてが
完全に不透明なものではない。
opaque tinted
contact lens
eye masking tinted
contact lens
d)
材料特性(Material properties)
番号
用語
定義
対応英語
6.1
接触角
特定の条件下で,コンタクトレンズ材料,既知の液体,空気から
なる三者の境界面において,接線の交差によって形成される角
度。
contact angle
6.1.1
前進接触角
液体が,乾燥した固体表面に向かって移動しているときに,生成
される接触角。
advancing contact
angle
6.1.2
平衡接触角
十分な時間,液体の固体表面を横切る動きがないときに,生成さ
れる接触角。
equilibrium contact
angle
6.1.3
後退接触角
液体が,それまでぬれていた固体表面部分から,離れていくとき
に生成される接触角。
receding contact
angle
6.2
抽出物
溶出物
抽出工程を通じ,材料から取り除かれる化学物質。 extractables
leachables
6.3
抽出
特定の条件下,特定の溶媒,時間,条件を用い,材料中に存在す
る残留化学物質を取り除く工程。
備考 抽出工程は,材料から化学物質を取り除くために,短時間
(例えば 1 時間)で高い溶媒温度(例えば 37 ℃)という
ような過酷な条件がしばしば関連づけられる。
extraction
6.3.1
溶出
材料から化学物質を取り除くための,過酷でない条件を用いる方
法。
備考 溶出工程は,通常材料から化学物質を取り除くために,生
理食塩水,綿実油又は組織培養体を溶媒として用い,特定
の条件として室温で長時間(例えば 24 時間から 72 時間)
行われる。
elution
11
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
6.4
ガス透過係数
特定条件下での,単位圧力差のあるときの,単位厚さのコンタク
トレンズ材料と通じたガス流量。
備考
)
hPa
(
)
s
(
)
cm
(
)
cm
(
)
cm
(
2
3
圧力差
時間
面積
厚さ
ガス量
ガス透過係数=
⋅
⋅
⋅
gas permeability
6.4.1
酸素透過係数(
6
)
Dk
特定条件下で,単位圧力差当たり,単位厚さのコンタクトレンズ
材料を透過する酸素流量(ISO 9913-2:2000)
。
備考1. これはコンタクトレンズ材料のガス透過性に,最も一般
的に使用される。
2.
単位は(cm
2
/s)[mlO
2
/(ml
・hPa)],又は(cm
3
O
2
・cm)/(cm
2
・s・
hPa)
。ヘクトパスカルに代わる mmHg 単位の Dk 値は,
ヘクトパスカルを用いて得られた値に 1.333 22 を乗じ
る。
oxygen
permeability
6.5
視感透過率
τ
v
入射する光束に対する,コンタクトレンズ又はフィルターによっ
て透過される光束の比(ISO 13666:1998)
。
参考 光束:放射束を CIE 標準分光視感度効率と最大視感度効果
度に基づいて評価した量。
視感:放射に関する用語の前に付けて,次のものを表す。
a)
人間の目を用いて行うこと。
例 視感測光,視感測色
b) CIE
標準分光視感効率を用いて評価した量。
例 視感反射率,視感透過率
luminous
transmittance
6.6
酸素流量
j
温度,試料厚さ,試料の両面の酸素分圧を含む特定の条件下で,
試料であるコンタクトレンズ材料を単位時間に単位面積を通過
する正味酸素量(ISO 9913-2:2000)
。
備考 コンタクトレンズ材料の酸素流量の便利な単位は
µl/(cm
2
・
s)
。
oxygen flux
6.7
酸素透過率(
7
)
Dk/t
特定の条件下で,測定された試料の,酸素透過係数(Dk)を厚
さ(t:cm)で除した値(ISO 9913-2:2000)
。
oxygen
transmissibility
6.8
含水率
特定の条件下におけるレンズ中に保持された,水分重量の割合。 water
content
6.9
紫外線吸収コンタ
クトレンズ(
8
)
クラス 1 又はクラス 2 のいずれか一方の仕様に適合するコンタク
トレンズ(6.9.1 及び 6.9.2 参照)
。
UV-absorbing
contact lens
UV-blocking
contact lens
UV-filtering
contact lens
6.9.1
クラス 1 UVA の光線透過率が視感透過率の 10 %未満で,UVB の光線透
過率が視感透過率の 1 %未満であるコンタクトレンズのクラ
ス。
備考 UVA は波長が 316 nm から 380 nm の光と定義される。UVB
は波長が 280 nm から 315 nm の光と定義される。
class 1
6.9.2
クラス 2 UVA の光線透過率が視感透過率の 50 %未満で,UVB の光線透
過率が視感透過率の 5 %未満であるコンタクトレンズのクラ
ス。
class 2
注(
6
) Dk
値
(
7
) Dk/T
(
8
) UV
レンズ
12
T 0701
:2005
e)
多焦点及び累進屈折力コンタクトレンズ(
9
)
(Multifocal and progressive power contact lenses)
番号
用語
定義
対応英語
7.1
加入屈折力
加入度数
近用部の頂点屈折力と遠用部の頂点屈折力との差。 addition
power
add power
addition
7.2
バイフォーカルコ
ンタクトレンズ
二重焦点コンタク
トレンズ
通常遠方視と近方視補正用の二つの光学部からなる,多焦点コン
タクトレンズ。
bifocal contact lens
7.3
中心光学部
同心円型二重焦点又は多焦点コンタクトレンズの,最も内側の光
学部。
central optic zone
7.4
中心遠用コンタク
トレンズ
最大マイナス屈折力(又は最小プラス屈折力)が,レンズの中心
光学部にある老視を補正するよう設計された,多焦点又は累進屈
折力コンタクトレンズ。
centre-distance
contact lens
CD contact lens
7.5
中心近用コンタク
トレンズ
最大プラス屈折力(又は最小マイナス屈折力)が,レンズの中心
光学部にある老視を補正するよう設計された,多焦点又は累進屈
折力コンタクトレンズ。
centre-near contact
lens
CN contact lens
7.6
同心円二重焦点コ
ンタクトレンズ
二つの異なる屈折力の光学部をもち,その幾何学中心が一致して
いるコンタクトレンズ(
図 6 参照)。
1
キャリア(3.10 参照)
2
中心光学部(7.3 参照)
3
周辺光学部(7.11 参照)
備考 二つの光学部だけが,光学的補正に関係し
ている。
二つの光学部前面頂点屈折力の差は,加入
屈折力である。
図 6 一種類の材料からなる同心円二重焦点
コンタクトレンズの表面
備考 これは回折二重焦点レンズを除く。
concentric bifocal
contact lens
7.7
同心円多焦点レン
ズ
一致する幾何学中心をもつ,二つ又はそれ以上の異なる屈折力の
光学部をもつレンズ。
concentric
multifocal
contact lens
7.8
回折二重焦点コン
タクトレンズ
遠方及び近方物体の網膜像を結像させるために,屈折だけでなく
回折も利用する,同時視型二重焦点コンタクトレンズ。
diffractive bifocal
contact lens
注(
9
)
老視用コンタクトレンズ
13
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
7.9
セグメント融着コ
ンタクトレンズ
異なった屈折率の材料から作られた,多焦点コンタクトレンズ。 fused
segment
contact lens
7.10
多焦点コンタクト
レンズ
異なる屈折力の,二つ以上の明かに分割された領域を備えるよう
に,設計されたコンタクトレンズ。
multifocal contact
lens
7.11
周辺光学部
同心円多焦点コンタクトレンズの,中心光学部を取り巻く光学
部。
peripheral optic
zone(s)
7.12
累進屈折力コンタ
クトレンズ
屈折力がレンズの一部又は全体にわたって独立的ではなく連続
的に変化し,一つ以上の視距離範囲の補正を与えるように,設計
されたコンタクトレンズ。
progressive power
contact lens
varifocal contact
lens
7.13
累進光学部
表面屈折力を連続的に変化するように,設計された非球面部。 progressive
optical
zone
7.14
セグメント高さ
コンタクトレンズ周辺の最下点で接する水平線から上のセグメ
ント先端までの垂直距離(
図 7 参照)。
1
遠用光学部
2
近用光学部
3
トランケーション(3.65 参照)
4
セグメント高さ
図 7 二重焦点コンタクトレンズの例
備考 この寸法は,同心円及び回折多焦点コンタクトレンズには,
適用されない。
segment height
7.15
同時視型二重焦点
コンタクトレン
ズ
異なった視距離に対して,主にレンズ移動に依存しない性能で老
視を補正するよう設計された二重焦点コンタクトレンズ。
備考 どう(瞳)孔領を継続的に二つ以上の領域で覆うことが意
図されている。
simultaneous
image bifocal
contact lens
simultaneous
vision bifocal
contact lens
7.16
ワンピース二重焦
点コンタクトレ
ンズ
一つの材料だけから作られた二重焦点コンタクトレンズ。 solid
bifocal
contact lens
one-piece bifocal
contact lens
7.17
ワンピース多焦点
コンタクトレン
ズ
一つの材料だけから作られた多焦点コンタクトレンズ。 solid
multifocal
contact lens
one-piece
multifocal
contact lens
14
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
7.18
交代視型二重焦点
コンタクトレン
ズ
どう(瞳)孔前面の近用部又は遠用部いずれかの部位へのレンズ
移動によって主に老視を補正するように設計されたコンタクト
レンズ。
alternating image
bifocal contact
lens
translating vision
bifocal contact
lens
f)
寸法に関する用語(Dimensional terms)
1)
曲率半径(r)に関連する用語(Terms relating to the radius of curvature)
図 8 三段カーブのコンタクトレンズの後面に関する記号
備考1. コンタクトレンズ後面上の領域に関する半径はゼロから始まる数字の添え字によって指定さ
れる(r
0
)
。
この添え字はコンタクトレンズの中心からレンズエッジに向かって大きくなる。
2.
コンタクトレンズ前面に関する半径は二つの添え字をもち,最初の部分は文字 a である。二
番目の部分は,ゼロから増えていく番号であり,例えば,r
a2
。
3.
非球面部分の場合には,数学的方程式又は数式がその部分の曲率を記述するために用いられ
る。
1
コンタクトレンズ軸(3.29 参照)
2
頂点部球面の中心
3
周辺接合部厚(9.3.6 参照)
15
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
9.1.1
後面光学部半径ベ
ースカーブ
r
0
単一の屈折要素をもつ面の後面光学部の曲率半径。
備考1. トーリック部上では,二つの値がある。
2.
コンタクトレンズで使用される“ベースカーブ”は,眼
鏡レンズ(ISO 13666:1998 参照)で使用される用語と
混同してはならない。
back optic zone
radius base
curve
9.1.1.1
後面中央光学部曲
率半径
r
0
多焦点レンズの後面中央光学部の曲率半径。
back central optic
zone radius
9.1.1.2
後面周辺光学部曲
率半径
r
1
,r
2
,…
多焦点レンズの後面周辺光学部の曲率半径。 back
peripheral
optic zone radius
9.1.2
後面周辺部曲率半
径
r
1
,r
2
,…
後面周辺部の曲率半径。
備考 第一,第二,第三などが前に付くことがある。
back peripheral
radius
9.1.3
前面光学部曲率半
径
r
a0
単一屈折要素をもつ面の前面光学部の曲率半径。
front optic zone
radius
9.1.3.1
前面中央光学部曲
率半径
r
a0
多焦点レンズの前面中央光学部の曲率半径。
front central optic
zone radius
9.1.3.2
前面周辺光学部曲
率半径
r
a1
,r
a2
,…
多焦点レンズの前面周辺光学部の曲率半径。 front
peripheral
optic zone radius
9.1.4
前面周辺曲率半径
r
a1
,r
a2
,…
前面周辺部の曲率半径。 front
peripheral
radius
2)
直径に関係する用語(Terms relating to diameters)
備考1. だ円形の場合には,最大及び最小の寸法が測定目的に用いられる。
2.
トーリック部又はトーリック部に隣接するだ円部は,最も平らな経線上に特定された直径を
もつ。
3.
同心円の後面部をもつレンズの場合,この領域は最も内側部(
Φ
0
)で始まるゼロからの添え
字によって修飾される。前面の場合,文字 a が常に数字の前にくる。例えば,
Φ
a0
。
番号
用語
定義
対応英語
9.2.1
後面光学部直径
Φ
0
単一の光学成分をもつ面上の後面光学部直径。
備考 トーリック部上には,二つの値がある。
back optic zone
diameter
9.2.1.1
後面中心光学部直
径
Φ
0
同心円多焦点レンズの後面中央光学部の直径。
back central optic
zone diameter
9.2.1.2
後面周辺光学部直
径
Φ
1
,
Φ
2
,…
同心円多焦点レンズの後面周辺光学部の直径。 back
peripheral
optic zone
diameter
9.2.2
後面周辺部直径
Φ
1
,
Φ
2
,…
後面周辺部の直径。 back
peripheral
zone diameter
9.2.4
前面光学部直径
Φ
a0
多焦点レンズの前面光学部の直径。
front optic zone
diameter
9.2.4.1
前面中央光学部直
径
Φ
a0
多焦点レンズの前面中央光学部の直径。
front central optic
zone diameter
16
T 0701
:2005
番号
用語
定義
対応英語
9.2.4.2
前面周辺光学部直
径
Φ
a1
,
Φ
a2
,…
多焦点レンズの前面周辺光学部の直径。 front
peripheral
optic zone
diameter
9.2.5
前面周辺部直径
Φ
a1
,
Φ
a2
,…
前面周辺部の直径。 front
peripheral
zone diameter
9.2.6
光学的偏心
光学部又は中央光学部の幾何学中心以外の点に,光学中心を置く
こと。
optical decentration
9.2.7
光学部直径
指定された光学部の最大直径。
備考 周辺トーリックレンズの光学部は通常だ(楕)円形状をし
ている。
optic zone diameter
9.2.8
周辺部
処方された屈折効果をもたない,光学部の外側の指定された寸法
の領域。
peripheral zone
9.2.9
全直径(
10
)
Φ
T
製品となったレンズの最大の外形寸法。
備考 トランケートされたコンタクトレンズの場合,短軸はトラ
ンケーション部の中点とコンタクトレンズ軸を通る直線
とする。主軸は短軸に垂直で,またレンズ軸を通る直線と
する。
total diameter
注(
10
)
全径
3)
厚さに関係する用語(Terms relating to thickness)
備考 フランスでは厚さの記号として t よりも e が通例使用される。
番号
用語
定義
対応英語
9.3.1
軸方向厚
t
A
指定された位置で,レンズ軸に平行なコンタクトレンズの厚さ。 axial
thickness
9.3.1.1
軸方向エッジ厚
t
EA
エッジから指定された点での軸方向厚さ(
図 2 参照)。 axial
edge
thickness
9.3.2
キャリア接合部厚
t
CJ
キャリア接合部での半径方向の厚さ。
備考 添え字には関連する部分を示すために数字が付けられる。
carrier junction
thickness
9.3.3
幾何学中心厚
t
C
幾何学中心でのコンタクトレンズの厚さ。 geometric
centre
thickness
9.3.4
調和平均厚
t
HM
次の式で算出される半径方向に対称なコンタクトレンズの厚さ。
h
t
t
t
t
t
h
t
/
1
/
1
/
1
/
1
/
1
1
3
2
1
0
HM
⋅⋅
⋅
+
+
+
+
=
ここで,h+1 はレンズ幾何学中心から測定された試料領域の端
までの,一連の等表面積の環である。
harmonic mean
thickness
9.3.5
光学中心厚(
11
)
光学中心でのコンタクトレンズの厚さ。 optical
centre
thickness
9.3.6
周辺接合部厚
t
PJ
指定された接合部において測定されたコンタクトレンズの半径
方向厚さ。
備考 添え字には関連する接合部を示すために数字が付けられ
る(
図 9 参照)。
peripheral junction
thickness
9.3.7
半径方向厚
t
R
頂点部球面の中心を通り指定された点で,レンズと交差する直線
に沿って測ったレンズ厚さ。
radial thickness
9.3.7.1
半径方向エッジ厚
t
ER
(
suffix
)
エッジから指定された距離において前面に垂直に測定されたコ
ンタクトレンズの厚さ(
図 2 参照)。
例 t
ER
(
0.2
)
はコンタクトレンズのエッジから 0.2 mm のところで
測定された半径方向エッジ厚さを示す。
radial edge
thickness
注(
11
)
中心厚
17
T 0701
:2005
関連規格 ISO 8320-2:2001 Contact lenses and contact lens care products−Vocabulary−Part 2:Contact lense
care products
ISO 14534:2002
,Ophthalmic optics−Contact lenses and contact lens care products−Fundamental
requirements
18
T 0701
:2005
附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表
JIS T 0701
:2005,コンタクトレンズに関する用語
ISO 8320-1
:2003,コンタクトレンズとコン
タクトレンズケア用品の用語−パート 1
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及
びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国際
規格番号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技 術 的 差 異 の 内
容
(Ⅴ)JIS と国
際規格との技
術的差異の理
由及び今後の
対策
1.
適用範囲
ISO
8320-1
1
適用範囲
IDT
2.
引用規格
2
一般的用
語及び定義
MOD
/
変更
一般的引用規格
として規定。実質
的変更ではない。
3.
用語及び
定義
MOD
/
変更
構成の変更。技術
的差異はない。
a)
一般的用
語及び定義
コンタクトレン
ズに関する一般
的用語及び定義
3
一般的用
語及び定義
IDT
3.1
無水晶体
3.1
IDT
3.2
軸方向リフト
3.2
IDT
3.2.1
軸方向エッジリ
フト
3.2.1
IDT
3.3
後面頂点
3.3
IDT
3.4
後面頂点屈折力 3.4
IDT
3.5
バラスト
3.5
IDT
3.6
べベル 3.6
IDT
3.7
二段カーブコン
タクトレンズ
3.7
MOD
/
追加
“備考”の追加。
実質的変更では
ない。
3.8
両面トーリック
コンタクトレン
ズ
3.8
MOD
/
追加
“備考”の追加。
実質的変更では
ない。
3.9
ブレンド工程
3.9
IDT
3.10
キャリア
3.10
IDT
3.10.1
マイナスキャリ
ア
3.10.1
IDT
3.10.2
パラレルキャリ
ア
3.10.2
IDT
3.10.3
プラスキャリア 3.10.3
IDT
3.11
チャネル
3.11
IDT
3.12
clinical
investigation
MOD
/
削除
コンタクトレン
ズ以外の用語な
ので削除。
19
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及
びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国際
規格番号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と国
際規格との技
術的差異の理
由及び今後の
対策
3.13
複合材料コンタ
クトレンズ
3.13
IDT
3.14
コンタクトレン
ズ
3.14
IDT
3.15
コンタクトレン
ズ装用方法
3.15
IDT
3.15.1
終日装用
3.15.1
IDT
3.15.2
連続装用
3.15.2
IDT
3.16
contact
shell
MOD
/
削除
我が国では使用
されていない用
語。
3.17
角膜コンタクト
レンズ
3.17
IDT
3.18
cosmetic
contact
lens
MOD
/
削除
国内解釈と異な
るため削除。
3.19
cosmetic
contact
shell
MOD
/
削除
我が国では使用
されていない用
語。
3.20
ディスポーザブ
ルコンタクトレ
ンズ
使い捨てコンタ
クトレンズ
3.20
IDT
3.21
エッジ 3.21
IDT
3.22
エッジ形状
3.22
IDT
3.23
レンズ孔
3.23
IDT
3.24
前面頂点屈折力 3.24
IDT
3.25
幾何学中心
3.25
IDT
3.26
含水コンタクト
レンズ
ハイドロゲルレ
ンズ
3.26
IDT
3.26.1
低含水コンタク
トレンズ
3.26.1
IDT
3.26.2
中含水コンタク
トレンズ
3.26.2
IDT
3.26.3
高含水コンタク
トレンズ
3.26.3
IDT
3.27
接合部 3.27
IDT
3.28
レースカットコ
ンタクトレンズ
3.28
IDT
3.29
コンタクトレン
ズ軸
3.29
IDT
20
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及
びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国際
規格番号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と国
際規格との技
術的差異の理
由及び今後の
対策
3.30
レンチキュラー
コンタクトレン
ズ
3.30
IDT
3.31
なみだレンズ
涙液レンズ
3.31
IDT
3.32
モールドコンタ
クトレンズ
3.32
IDT
3.33
多段カーブコン
タクトレンズ
3.33
IDT
3.34
マイナス度数コ
ンタクトレンズ
3.34
IDT
3.35
ケラトメータ
オフサルモメー
タ
3.35
IDT
“参考”の追加
3.36
光学部 3.36
IDT
3.37
スラブオフ
3.37
IDT
3.38
プラノコンタク
トレンズ
3.38
IDT
3.39
プラス度数コン
タクトレンズ
3.39
IDT
3.40
precision
MOD
/
削除
コンタクトレン
ズ以外の用語な
ので削除。
3.41
プリズムディオ
プトリー
3.41
IDT
3.42
プリズムバラス
ト
3.42
IDT
3.43
半径方向リフト 3.43
IDT
3.43.1
半径方向エッジ
リフト
3.43.1
IDT
3.44
ラジアスコープ
マイクロスフェ
アメータ
3.44
IDT
3.45
再使用可能コン
タクトレンズ
3.45
IDT
3.45.1
定期交換コンタ
クトレンズ
3.45.1
MOD
/
変更
厚生労働省の定
義を採用。
ISO
へ我が国
に定義を提案
する。
3.45.2
頻回交換コンタ
クトレンズ
3.45.2
MOD
/
変更
厚生労働省の定
義を採用。
ISO
へ我が国
に定義を提案
する。
3.45.3
交換期間
3.45.3
IDT
21
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技
術的差異の項目ごとの評価
及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国
際規格番
号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と
国際規格との
技術的差異の
理由及び今後
の対策
3.46
ハードコンタク
トレンズ
3.46
IDT
3.47
ガス透過性ハー
ドコンタクトレ
ンズ
3.47
IDT
3.48
サジタルデプス 3.48
IDT
3.48.1
全サジタルデプ
ス
3.48.1
IDT
3.48.2
sagittal radius of
curvature
MOD
/
削除
我が国では制定
しても利用され
ることがない用
語なので削除。
3.49
強膜コンタクト
レンズ
3.49
IDT
3.50
scleral
shell
MOD
/
削除
我が国では制定
しても利用され
ることがない用
語なので削除。
3.51
ソフトコンタク
トレンズ
3.51
IDT
3.52
分光透過率
3.52
IDT
3.53
スピンキャスト
コンタクトレン
ズ
3.53
IDT
3.54
表面処理コンタ
クトレンズ
3.54
IDT
3.55
tangential
radius
of curvature
MOD
/
削除
我が国では制定
しても利用され
ることがない用
語なので削除。
3.56
治療用コンタク
トレンズ
バンデージコン
タクトレンズ
保護用コンタク
トレンズ
3.56
IDT
3.57
接線接合部
3.57
IDT
3.58
トーリックコン
タクトレンズ
3.58
MOD
/
追加
“備考”の追加
実質的変更では
ない。
3.59
周辺トーリック
コンタクトレン
ズ
3.59
MOD
/
追加
“備考”の追加
実質的変更では
ない。
22
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技
術的差異の項目ごとの評価
及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国
際規格番
号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と
国際規格との
技術的差異の
理由及び今後
の対策
3.60
トロイダル部
3.60
IDT
3.61
移行部 3.61
IDT
3.62
トライアルコン
タクトレンズ
3.62
IDT
3.63
三段カーブコン
タクトレンズ
3.63
MOD
/
追加
“備考”の追加
実質的変更では
ない。
3.64
トランケート
3.64
IDT
3.65
トランケーショ
ン
3.65
IDT
3.66
頂点部球面
3.66
IDT
3.67
くさび型コンタ
クトレンズ
3.67
IDT
b)
非球面コ
ンタクトレ
ンズ
4
IDT
4.1
頂点部曲率半径 4.1
IDT
4.2
非球面コンタク
トレンズ
4.2
IDT
4.3
周辺非球面コン
タクトレンズ
4.3
IDT
4.4
非球面部
4.4
IDT
4.5
両面非球面コン
タクトレンズ
4.5
IDT
4.6
非球面二段カー
ブコンタクトレ
ンズ
4.6
MOD
/
追加
“備考”の追加
実質的変更では
ない。
4.7
非球面三段カー
ブコンタクトレ
ンズ
4.7
MOD
/
追加
“備考”の追加
実質的変更では
ない。
4.8
非球面多段カー
ブコンタクトレ
ンズ
4.8
MOD
/
追加
“備考”の追加
実質的変更では
ない。
c)
着色コン
タクトレンズ
5
IDT
5.1
着色コンタクト
レンズ
5.1
IDT
5.1.1
強調着色
5.1.1
IDT
5.1.2
識別用着色
5.1.2
IDT
5.1.3
不透明着色コン
タクトレンズ
5.1.3
IDT
d)
材料特性
6
IDT
6.1
接触角 6.1
IDT
23
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技
術的差異の項目ごとの評価
及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国
際規格番
号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と
国際規格との
技術的差異の
理由及び今後
の対策
6.1.1
前進接触角
6.1.1
IDT
6.1.2
平衡接触角
6.1.2
IDT
6.1.3
後退接触角
6.1.3
IDT
6.2
抽出物
溶出物
6.2
MOD
/
削除
残留物(residuals)
は,コンタクトレ
ン ズ で は 使 用 し
ないため JIS では
“残留物”の用法
も削除。
ISO
へ用語の
削除を提案す
る。
6.3
抽出
6.3
IDT
6.3.1
溶出
6.3.1
IDT
6.4
ガス透過係数
6.4
IDT
6.4.1
酸素透過係数
6.4.1
IDT
6.5
視感透過率
6.5
IDT
“参考”の追加。
6.6
酸素流量
6.6
IDT
6.7
酸素透過率
6.7
IDT
6.8
含水率 6.8
IDT
6.9
紫外線吸収コン
タクトレンズ
6.9
IDT
6.9.1
クラス 1
6.9.1
IDT
6.9.2
クラス 2
6.9.2
IDT
e)
多焦点及
び累進屈折
力コンタク
トレンズ
7
IDT
7.1
加入屈折力
加入度数
7.1
IDT
7.2
バイフォーカル
コンタクトレン
ズ
二重焦点コンタ
クトレンズ
7.2
IDT
7.3
中心光学部
7.3
IDT
7.4
中心遠用コンタ
クトレンズ
7.4
IDT
7.5
中心近用コンタ
クトレンズ
7.5
IDT
7.6
同心円二重焦点
コンタクトレン
ズ
7.6
IDT
7.7
同心円多焦点レ
ンズ
7.7
IDT
24
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技
術的差異の項目ごとの評価
及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国
際規格番
号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と
国際規格との
技術的差異の
理由及び今後
の対策
7.8
回折二重焦点コ
ンタクトレンズ
7.8
IDT
7.9
セグメント融着
コンタクトレン
ズ
7.9
IDT
7.10
多焦点コンタク
トレンズ
7.10
IDT
7.11
周辺光学部
7.11
IDT
7.12
累進屈折力コン
タクトレンズ
7.12
IDT
7.13
累進光学部
7.13
IDT
7.14
セグメント高さ 7.14
IDT
7.15
同時視型二重焦
点コンタクトレ
ンズ
7.15
IDT
7.16
ワンピース二重
焦点コンタクト
レンズ
7.16
IDT
7.17
ワンピース多焦
点コンタクトレ
ンズ
7.17
IDT
7.18
交代視型二重焦
点コンタクトレ
ンズ
7.18
IDT
8
scleral
contact
lens and shell
MOD
/
削除
我が国では制定
しても利用され
ることがない用
語なので削除。
f)
寸法に関
する用語
9
IDT
1)
曲率半径
に関連する
用語
9.1
IDT
9.1.1
後面光学部半径
ベースカーブ
9.1.1
IDT
9.1.1.1
後面中央光学部
曲率半径
9.1.1.1
IDT
9.1.1.2
後面周辺光学部
曲率半径
9.1.1.2
IDT
9.1.2
後面周辺部曲率
半径
9.1.2
IDT
9.1.3
前面光学部曲率
半径
9.1.3
IDT
25
T 0701
:2005
(Ⅰ)JIS の規定
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JIS と国際規格との技
術的差異の項目ごとの評価
及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線
項目番号
内容
(Ⅱ)国
際規格番
号
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内
容
(Ⅴ)JIS と
国際規格との
技術的差異の
理由及び今後
の対策
9.1.3.1
前面中央光学部
曲率半径
9.1.3.1
IDT
9.1.3.2
前面周辺光学部
曲率半径
9.1.3.2
IDT
9.1.4
前面周辺曲率半
径
9.1.4
IDT
2)
直径に関
係する用語
9.2
IDT
9.2.1
後面光学部直径 9.2.1
IDT
9.2.1.1
後面中心光学部
直径
9.2.1.1
IDT
9.2.1.2
後面周辺光学部
直径
9.2.1.2
IDT
9.2.2
後面周辺部直径 9.2.2
IDT
9.2.3
displacement of
optic
MOD
/
削除
我が国では制定
しても利用され
ることがない用
語なので削除。
9.2.4
前面光学部直径 9.2.4
IDT
9.2.4.1
前面中央光学部
直径
9.2.4.1
IDT
9.2.4.2
前面周辺光学部
直径
9.2.4.2
IDT
9.2.5
前面周辺部直径 9.2.5
IDT
9.2.6
光学的偏心
9.2.6
IDT
9.2.7
光学部直径
9.2.7
IDT
9.2.8
周辺部 9.2.8
IDT
9.2.9
全直径 9.2.9
IDT
3)
厚さに関
係する用語
9.3
IDT
9.3.1
軸方向厚
9.3.1
IDT
9.3.1.1
軸方向エッジ厚 9.3.1.1
IDT
9.3.2
キャリア接合部
厚
9.3.2
IDT
9.3.3
幾何学中心厚
9.3.3
IDT
9.3.4
調和平均厚
9.3.4
IDT
9.3.5
光学中心厚
9.3.5
IDT
9.3.6
周辺接合部厚
9.3.6
IDT
9.3.7
半径方向厚
9.3.7
IDT
9.3.7.1
半径方向エッジ
厚
9.3.7.1
IDT
26
T 0701
:2005
JIS
と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT………………技術的差異がない。
― MOD/削除………国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
― MOD/追加………国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更………国際規格の規定内容を変更している。
2. JIS
と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD ……………国際規格を修正している。