S 6025 : 2002
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,東京万年筆事業協
同組合 (TWIMCTA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによってJIS S 6025 : 1994は改正され,また,JIS S 6616 : 1994は廃止・統合され,この規格に置き換
えられる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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日本工業規格 JIS
S 6025 : 2002
万年筆及びそのペン先
Fountain pens and nibs
序文 万年筆及び万年筆用ペン先のJISは,品質の向上及び使用者を保護することを目的に,万年筆はJIS
S 6616として1949年,万年筆用ペン先はJIS S 6025として1961年にそれぞれ制定された。
今回の改正は,万年筆及び万年筆用ペン先は一対のものであること,利用者の利便性を考慮して規格の統
合を図り,かつ,規定内容が現状に即しているかどうか全般的な見直しを行った。
1. 適用範囲 この規格は,ペンポイントを溶着したペン先(以下,ペン先という。)及び胴内に保有する
インキがペン先に自動的に伝わる機構をもつ万年筆(以下,万年筆という。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS H 8617 ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS M 8115 粗金銀地金中の金及び銀の定量方法
JIS R 6111 人造研削材
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. 定義 この規格に用いる主な用語の定義は,次による。
a) ペンポイント イリドスミンなどの白金族を含有している耐摩耗性がある合金であって,ペン先の先
端に溶着したもの。
b) 切り割 先端から中央部にかけてペン先を切り割った部分。
c) ペンしん 毛細管作用によってペン先までインキを引き出し,出たインキ量だけ外部の空気を軸内に
導き入れる役目をもつ部品。
d) 玉す(巣) ペンポイントの中に生じたす(巣)。
4. 各部の名称 万年筆及びペン先の各部の名称は,付図1及び付図2による。
2
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5. 種類
5.1
万年筆 万年筆の種類は,インキを補充する機構で,表1によって区分する。
表1 万年筆の種類
種類
機構
吸入式
万年筆内のタンクに,インキを補充するタイプ。
カートリッジ式
インキタンクを交換するタイプ。
5.2
ペン先 ペン先の種類は,材質によって,表2のとおり区分する。
表2 ペン先の種類
種類
材質
1種 14金以上でペン先にペンポイントを溶着したもの。
2種 JIS G 4305に規定するSUS316,SUS316L,SUS316J1,SUS316J1L若しくはこれらと同
等以上の性能をもつ耐酸合金又はこれらにめっきを施したもので,ペン先にペンポイン
トを溶着したもの。
6. 品質
6.1
外観 外観は次による。
a) 万年筆 万年筆の外観は,9.2.1によって試験したとき,外観を損なうようなきず,曲がりなどの欠点
があってはならない。
b) ペン先 ペン先の外観は,9.2.2によって試験したとき,外観を損なうようなきず,曲がりなどの欠点
がなく,切り割がほぼ均等でなければならない。また,ペンポイントに玉す,先鋭な角などの欠点が
あってはならない。
6.2
性能 万年筆及びペン先の性能は,9.によって試験したとき,表3の規定に適合しなければならない。
表3 性能
項目
性能
試験箇条
さび止め耐久性(1)
下地が現れてはならない。
9.3
さび止め耐食性(2)
侵食を示す青色のはん点が生じてはならない。
9.4
インキ量
0.4ml以上
9.5
筆記性能
インキの切れ及びかすれがあってはならない。
9.6
放置後の書出性能
距離10cm以内に書き出せなければならない。
9.7
ぼた落ち
ぼた落ちがあってはならない。
9.8
クリップ弾力
すき間が生じてはならない。
9.9
耐衝撃性
実用上差し支えるような破損が生じてはならない。ま
た,インキの切れ及びかすれが生じてはならない。
9.10
かん合力
2.45N以上
9.11
ペンポイントの開き
0.03mm以下
9.12
ペン先の耐摩耗性
1.2以下
9.13
ペンポイントの保持
性
容易に脱落してはならない。
9.13
ペン先の耐腐食性
(3)
腐食減量が0.1%以下で,腐食による光沢の変化が目立
ってはならない。
9.14
ペン先に用いる金の
純度(4)
表示する金性の品位に対応する純度の許容差は3/1 000
以内でなければならない。
9.15
注(1) 貴金属(金,銀など)及び耐食性合金(ステンレス鋼など)は,適用しない。
(2) 鉄鋼素地上にめっきを施したものにだけ適用し,塗装によってさび止めを施したも
の及び刻印などの加工を施した部分には適用しない。
3
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(3) 2種のうち,JIS G 4305に規定するSUS316,SUS316L,SUS316J1,SUS316J1L以外
の材料を使用したものについて適用する。
(4) 1種について適用する。
6.3
有害物質 万年筆の本体(キャップも含む。)に施す塗装及び万年筆に使用するインキの有害物質は,
9.16によって試験したとき,アンチモンが60mg/kg以下,ひ素が25mg/kg以下,バリウムが1 000mg/kg
以下,カドミウムが75mg/kg以下,クロムが60mg/kg以下,鉛が90mg/kg以下,水銀が60mg/kg以下,及
びセレンが500mg/kg以下とする。
7. 構造 構造は,次の項目に適合しなければならない。
a) ペン先とペンしんの保持は十分で,接触が正しくなければならない。
b) 各部のねじ合わせ又ははめ合いは十分で,接着部分は十分な強度をもたなければならない。
c) 各部分の取付けは十分であり,形態は整い,ふち欠け,き裂があってはならない。
8. 材料 万年筆に用いる材料は,次の項目に適合しなければならない。
a) 耐インキ性のある良質な材料でなければならない。
b) ペンしんに使用する材料は,エボナイト,プラスチック又は耐食性をもつ合金でなければならない。
c) 吸入式のチューブは,耐インキ性をもつ腐食しないもので,弾性があるゴム又はプラスチックでなけ
ればならない。
d) 吸入式のパイプ及び押し金は,耐食性をもち,チューブを腐食しないものでなければならない。
9. 試験方法
9.1
一般事項 試験の一般条件は,次による。
a) 試験場所の標準状態は,特に指定がない限りJIS Z 8703に規定する常温・常湿とする。
b) 試験結果は,規定の数値より1けた下の位まで求めて,JIS Z 8401によって丸める。
c) 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050による。
d) 試験に用いるインキは,表面張力が35〜60mN/mで,比粘度は25℃において1.05〜2.09のブルーのイ
ンキとする。
9.2
外観試験
9.2.1
万年筆 万年筆の外観試験は,外観を損なうようなきず,曲がりなどの欠点があるかどうかを目視
で調べる。
9.2.2
ペン先 ペン先の外観試験は,外観を損なうようなきず,曲がりなどの欠点及びペンポイントに玉
す,先鋭な角などの欠点があるかどうかを目視又はルーペなどを用いて調べる。
9.3
さび止め耐久性 さび止め耐久性の試験は,次の条件で炭化けい素の粒子を漏斗から試料に落下さ
せ,下地が現れるかどうかを目視で調べる(図1参照)。
a) 炭化けい素粒子は,JIS R 6111に規定するGC#36又はGC#46とする。
b) 漏斗の角度は60゜,足の長さは50mm及び足の内径は5.5±0.1mmとする。
c) 漏斗の開閉板から試料までの距離は,250mmとする。
d) 試料面と鉛直落下する炭化けい素粒子とのなす角度は,45゜とする。
e) 炭化けい素粒子の落下量は,1分間450±10gとする。
f)
炭化けい素粒子使用回数は,300回を限度とする。
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g) 試験の時間は,貴金属めっき及び塗装でさび止め処理を施したものは60秒,その他のものは90秒と
する。
図1 さび止め耐久性試験装置
9.4
さび止め耐食性 さび止め耐食性の試験は,JIS H 8617の附属書3(フェロキシル試験方法)に規定
するフェロキシル試験方法によって行い,試験紙上に試料表面の侵食を示す青色のはん点(5)の有無を調べ
る。この場合,試料は,脱脂洗浄したものを用いる。ただし,試験紙の大きさは1cm2(6)とし,角部及び端
部を含まない表面で試験する。
注(5) 褐色又は黄色のはん点が現れる場合があるが,このものは検査の対象にしない。
(6) 試験の該当箇所の面積が1cm2未満の場合は,該当する箇所の大きさとする。
9.5
インキ量 インキ量の試験は,次による。この場合,容量への換算は,1ml=1gとする。
9.5.1
吸入式 吸入式の万年筆については,インキ吸入前に試料の質量を測定する。次に,ペン先をイン
キ瓶のインキ中に全没し,連続5回吸入操作を繰り返し,インキ吸入後の試料の質量を測定して,次の式
によってインキ量を算出する。
mA=m2−m1
ここに,
mA: インキ量 (g)
m1: 吸入前の全質量 (g)
m2: 吸入後の全質量 (g)
9.5.2
カートリッジ式 カートリッジ式の万年筆については,未使用のインキタンクを試料とし,その質
量を測定する。次に,インキタンクの中のインキを完全に取り出し,その質量を測定して,次の式によっ
てインキ量を算出する。
mB=m3−m4
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ここに,
mB: インキ量 (g)
m3: インキタンク及びインキの全質量 (g)
m4: インキを取り出した後のインキタンクの全質量 (g)
9.6
筆記性能 筆記性能の試験は,次の条件で試料を2 000回往復運動させて,その間のインキの切れ及
びかすれの有無を調べる(図2参照)。この場合,試験室内の温度は20〜30℃,湿度50〜80%とする。
a) 筆記用紙 坪量40〜157g/m2,白色度75%以上の上質紙
b) 筆記角度(7) 60±5゜
注(7) 筆記角度の調整は,万年筆を保持具の軸ホルダに固定した後,保持具を保持具受けに取り付け,
ペン先が筆記用紙の運動方向に直角,かつ,筆記面に60±5゜になるように調整する。
c) 筆記荷重(8) 0.5±0.05N
注(8) 筆記荷重の調整は,b)で筆記角度を調整した後,ペン先の先端をつり金具に載せ,プッシュプ
ルゲージなどでつり金具の上部に取り付けて鉛直につり上げ,つり金具の下部が筆記面からわ
ずかに離れた位置で調節する。
d) 筆記用紙送り速度 200±10mm/分
e) 筆記パターン 筆記幅10mmの往復運動
f)
筆記速度 0.4秒/1往復
g) 下敷き 磨かれたステンレス鋼板
図2 筆記試験機の一例
9.7
放置後の書出性能 放置後の書出性能の試験は,次の条件で放置した後,9.6a)に規定する筆記用紙
に,筆記角度50〜70゜,筆記荷重490〜981mN,筆記速度約2cm/秒で筆記し,書き出せるかどうかを調
べる。この場合,試験室内の温度は15〜25℃,湿度は50〜70%とする。
a) 万年筆のキャップを外して,30分間水平の状態で放置した後,試験を行う。
b) 万年筆のキャップを付けて,3日間ペン先を上にした鉛直の状態で放置した後,試験を行う。
9.8
ぼた落ち ばた落ちの試験は,次による。
a) 吸入式の場合は,試験前に,ペン先をインキ瓶のインキ中に全没し,吸入操作を行い,万年筆内のタ
ンクの約半分に相当するインキ量を入れる,その後,ペン先を上向きにした状態で,ペン先内のイン
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キを吸取紙などで吸い出し,ペンしん内のインキを空にする。
b) カートリッジ式の場合は,インキタンクを万年筆に差し込んで,ペンしんにインキを十分に含ませた
後,インキタンクを外す。その後,ペンしん内のインキを吸取紙などで吸い出し,ペンしん内のイン
キを空にして,約半分量のインキが入ったインキタンクを万年筆に差し込む。
c) a)又はb)の操作を行った後,キャップを外した万年筆のペン先を下にした鉛直の状態で,温度を室温
+20℃にするか又は室温+20℃に相当する気圧差を減圧するかして5分間放置し,ぼた落ちの有無を
調べる。
9.9
クリップ弾力 クリップ弾力の試験は,クリップの先端と軸又はキャップの間に厚さ3mmの板(木,
プラスチック,金属など)を挟み,10分間放置後,板を取り外し,すき間の有無を調べる。
9.10 耐衝撃性 耐衝撃性の試験は,床上に厚さ30mmの杉板を置き,キャップをした万年筆の軸線を床
面と平行に保ち,床上1mの所から万年筆を落下させ,機構部及び部品に実用上差し支えるような破損の
有無を調べる。また,9.6に規定する筆記性能の試験を行い,インキの切れ及びかすれの有無を調べる。
9.11 かん合力 かん合力の試験は,キャップの着脱を軸線に沿って10 000回繰り返した後,万年筆の軸
線に沿ってキャップを徐々に引っ張り,外れたときの荷重を測定する。ただし,ねじ式のキャップは除く。
9.12 ペンポイントの開き ペンポイントの開きの試験は,0.01mmの精度をもつ測定機器を用いてペンポ
イントの最小開きを測定する。
9.13 ペン先の耐摩耗性 ペン先の耐摩耗性は,試料のペン先を万年筆に取り付け,筆記試験機(図2参
照)を用い,9.6の測定条件で試料を10 000回往復運動させる。次に,筆記終了した筆記用紙を取り出し
て,筆記開始から1mまでの任意の5点の線の太さ及び筆記終了時の位置から1mさかのぼった任意の5
点の線の太さを0.1mmの精度をもつ測定機器で測定してそれぞれ平均し,次の式によって摩耗度を算出す
る。また,ペンポイントが脱落しているかどうかを観察する。
1
2
b
b
=
μ
ここに,
μ: 摩耗度
b1: 筆記開始時から1mまでの任意の5点の線の太さの平均値
(mm)
b2: 筆記終了時から1mさかのぼった任意の5点の線の太さの平均
値 (mm)
9.14 ペン先の耐腐食性試験 ペン先の耐腐食性試験は,次による。
なお,耐腐食性試験に用いる試料の質量は,3g以上とする。
a) 煮沸した0.3%水酸化ナトリウム溶液にペン先を約3分間浸した後,熱湯で洗浄して油分を除去する。
b) 30℃の塩酸処理液(9)中に1時間浸した後,水洗及び乾燥を行う。
注(9) 室温において蒸留水に濃塩酸(比重:1.19)5mlを加えて,全体の容量を100mlにしたものとす
る。
a) 次の式によって腐食減量を算出し,さらに,腐食による光沢の変化の状態を調べる。
100
2
2
1
×
−
=
m
m
m
A
ここに,
A: 腐食減量 (%)
m1: 試験前の質量 (g)
m2: 試験後の質量 (g)
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9.15 ペン先に用いる金の純度試験 ペン先に用いる金の純度試験は,JIS M 8115の8.2(乾式試金法)に
規定する定量方法による。
9.16 有害物質 有害物質の試験は,次による。
a) 試料の採取 試料の採取は,次による。
1) 万年筆の場合は,本体(キャップも含む。)に塗装されている塗膜を全体から削り取って試料とし,
0.1g以上試料を取り,その質量を0.1mgまで正しく量る。
2) インキの場合は,試料から0.1g以上取り,その質量を0.1mgまで正しく量る。
b) 適切な大きさの容器(10)を用い,試料とその質量の50倍量の0.07mol/l塩酸(11)溶液 (37±2℃) と混合
し,1分間振り混ぜる。
注(10) 総容量が塩酸抽出液の1.6〜5.0倍の容器。
(11) JIS K 8180に規定する塩酸を用いて調整する。
c) 混合液の酸性度をpH計(12)で調べ,pHが1.5以上あるときは2mol/l塩酸(11)溶液をpHが1.0〜1.5とな
るまで振り混ぜながら滴下する。
注(12) pH計は,±0.2pH単位の精度をもつ計器を使用する。
d) 混合液に光が当たらないようにして,混合液を37±2℃で1時間連続で振り混ぜた後,37±2℃で1時
間放置する。
e) 混合液をろ過し,得られた溶液を原子吸光法又は誘導結合プラズマ発光分析法を用いて,JIS K 0121
又はJIS K 0116に従って分析する。
なお,ろ過する場合は,0.45μm孔サイズの膜フィルタを使用して,必要がある場合49km/s2以下で
遠心して固形物を効率よく分離する。
f)
分析結果は,表4の補正値を用い,次の式によって補正する。
100
2
1
1
B
B
B
B
ρ
ρ
ρ
ρ
×
−
=
ここに,
ρB: 分析結果の補正後の値 (mg/kg)
ρB1: 分析結果 (mg/kg)
ρB2: 分析元素の補正値 (%)
表4 補正値 (ρB2)
元素
アンチモン ひ素 バリウム カドミウム クロム
鉛
水銀
セレン
補正値 (%)
60
60
30
30
30
30
50
60
10. 検査方法 万年筆及びそのペン先は,6.,7.及び8.について検査を行う。この場合,検査は全数検査又
は合理的な抜取検査方式によって行ってもよい。
11. 表示 万年筆及びそのペン先には,次の事項を表示しなければならない。
11.1 万年筆
a) 製造業者名又はその略号
11.2 ペン先
a) 製造業者名又はその略号
b) 金性の品位(13)
注(13) 1種について適用する。
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例 14K,14K-585又は585
付図1 万年筆の各部の名称
付図2 ペン先の各部の名称
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改正原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
斉 藤 一 朗
株式会社つくば研究支援センター
(委員)
萩 平 博 文
経済産業省製造産業局
橋 本 進
財団法人日本規格協会
村 田 政 光
財団法人日本文化用品安全試験所
若 井 武 司
日本鉛筆工業協同組合
佐 野 真理子
主婦連合会
飛 田 恵理子
東京都地域婦人団体連盟
伊 東 依久子
消費科学連合会
伊 藤 文 一
財団法人日本消費者協会
増 田 充 男
日本チェーンストア協会
兜 木 利 靖
株式会社兜木製作所
梅 木 和 人
株式会社パイロット
宮 根 敏 之
セーラー万年筆株式会社
古 寺 喜美男
プラチナ万年筆株式会社
寺 内 明 夫
ぺんてる株式会社
(関係者)
北 村 直 子
経済産業省産業技術環境局
(事務局)
細 谷 百 美
東京万年筆事業協同組合