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S 4051:2009  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

1 適用範囲 ························································································································· 1 

2 用語及び定義 ··················································································································· 1 

3 手袋のサイズ ··················································································································· 2 

3.1 男性用手袋のサイズ ······································································································· 2 

3.2 女性用手袋のサイズ ······································································································· 3 

4 サイズ表示方法 ················································································································ 3 

附属書A(参考)実寸法(ヌードサイズ) ················································································ 4 

附属書B(参考)子供用手袋のサイズ及びその表示方法 ······························································· 6 

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(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本手袋工業組合(JAGA)及び財団法人日

本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格 

      JIS 

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成人用手袋のサイズ及びその表示方法 

Sizing systems and pictogram for adult gloves 

適用範囲 

この規格は,主に防寒用手袋,一般用作業手袋,及びスポーツ用手袋に用いる成人用手袋(以下,手袋

という。)のサイズ及びその表示方法について規定する。ただし,個別の用途ごとに別途製品規格が制定さ

れており,サイズ表示の規定がされている場合には,個別規格を優先する。 

この規格の手袋の素材は,革,合成皮革・人工皮革及び繊維製のものに適用し,特殊伸縮素材などの手

袋には適用しない。 

なお,参考として,実寸法(ヌードサイズ)については附属書Aに,子供用手袋については附属書Bに

記載する。 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

2.1 

手囲い(てがこい) 

手のひらの屈曲線のとう(橈)側端(手のひらの第一指側の端)と,第五指の付け根にあるしわの尺側

端(第五指の外側の端)と手首の付け根にあるしわの尺側端(第五指側の端)とを結んだ線の,手首から

3分の1の距離にある点とを通る,手の周りの長さ(図1参照)。手のひらの屈曲線のとう(橈)側端が複

数ある場合には,最も第一指に近いものを用いる。第五指の付け根のしわ及び手首の付け根のしわは,最

も手のひらに近いものを使う。左手の手のひらを上にして第二指〜第五指をそろえ,手のひらと指を完全

に伸ばした状態で,巻尺が体表にそう程度に締める。 

2.2 

手長(てなが) 

手首の付け根にあるしわから,第三指先端までの距離(図1参照)。 

注記 JIS Z 8500では,とう(橈)骨と尺骨のけい(茎)状突起遠位端とを結んだ線から中指先端ま

での直線距離で,読みを“しゅちょう”という。 

2.3 

合成皮革手袋 

織布又は編布をベースに,ポリウレタン・ナイロン・PVCによって表面層形成した素材でできた手袋。 

2.4 

人工皮革手袋 

特殊繊維よりなる不織布をベースとして,ポリウレタンなどを含浸させ,表面層形成した素材,又は表面起

毛した素材でできた手袋。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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図1−左手袋の手囲い及び手長 

手袋のサイズ 

3.1 

男性用手袋のサイズ 

男性用手袋のサイズは,手囲いによって区分し,表1による。 

表1−男性用手袋のサイズ 

素材別 

サイズ

記号 

サイズ表示a) 

cm 

手囲いb) 

cm 

革手袋,合成皮革手袋
及び人工皮革手袋 

SS 

20 

19.5以上〜20.5未満 

21 

20.5以上〜21.5未満 

22 

21.5以上〜22.5未満 

23 

22.5以上〜23.5未満 

24 

23.5以上〜24.5未満 

25 

24.5以上〜25.5未満 

26 

25.5以上〜26.5未満 

LL 

27 

26.5以上〜27.5未満 

繊維製手袋 

SS 

19〜20 

18.5以上〜20.5未満 

21〜22 

20.5以上〜22.5未満 

23〜24 

22.5以上〜24.5未満 

25〜26 

24.5以上〜26.5未満 

LL 

27〜28 

26.5以上〜28.5未満 

注a) サイズ表示は,表示するサイズの種類を表す。 

b) 手囲いは,適応できる手囲いの実寸法(ヌードサイズ)を表す。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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3.2 

女性用手袋のサイズ 

女性用手袋のサイズは,手囲いによって区分し,表2による。 

表2−女性用手袋のサイズ 

素材別 

サイズ

記号 

サイズ表示a) 

cm 

手囲いb) 

cm 

革手袋,合成皮革手袋
及び人工皮革手袋 

SS 

16 

15.5以上〜16.5未満 

17 

16.5以上〜17.5未満 

18 

17.5以上〜18.5未満 

19 

18.5以上〜19.5未満 

20 

19.5以上〜20.5未満 

21 

20.5以上〜21.5未満 

22 

21.5以上〜22.5未満 

LL 

23 

22.5以上〜23.5未満 

繊維製手袋 

SS 

15〜16 

14.5以上〜16.5未満 

17〜18 

16.5以上〜18.5未満 

19〜20 

18.5以上〜20.5未満 

21〜22 

20.5以上〜22.5未満 

LL 

23〜24 

22.5以上〜24.5未満 

注a) サイズ表示は,表示するサイズの種類を表す。 

b) 手囲いは,適応できる手囲いの実寸法(ヌードサイズ)を表す。 

サイズ表示方法 

手袋には,タグ,織りネーム,ちょう(貼)付シールなどによって次の事項を表示しなければならない。 

a) サイズ表示 表1及び表2のサイズ表示の数値を単位記号とともに表示する。また,サイズ記号の表

示は,任意とする。 

例1 革,合成皮革,人工皮革製手袋の場合 

数値表記 23 cm 

サイズ記号を併記のとき 23 cm (M) 

例2 繊維製手袋(ジャージ,ニットなど)の場合 

数値表記 23〜24 cm 

サイズ記号を併記のとき 23〜24 cm (M) 

b) 手袋のサイズ絵表示(ピクトグラム) サイズ絵表示は,図2の図柄を用い,a)のサイズ表示と併せ

て表示する。 

(サイズ表示を記載) 

(サイズ表示を記載) 

a) ポジタイプ 

b) ネガタイプ 

図2−手袋のサイズ絵表示 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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附属書A 

(参考) 

実寸法(ヌードサイズ) 

序文 

この附属書は,成人用手袋を製造する場合に必要となる手の実寸法について記述するものであって,規

定の一部ではない。 

A.1 実寸法標準値 

Mサイズの実寸法標準値は,表A.1による。 

表A.1−実寸法標準値(左手) 

 9=第一指の第一関節の位置 

10=第二指の指先から付け根に下ろした直線と直角に交わるように, 

指の付け根の右側から測った指の幅 

11=第三指の指先から付け根に下ろした直線と直角に交わるように, 

指の付け根の右側から測った指の幅 

12=第四指の指先から付け根に下ろした直線と直角に交わるように, 

指の付け根の左側から測った指の幅 

13=第五指の指先から付け根に下ろした直線と直角に交わるように, 

指の付け根の左側から測った指の幅 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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表A.1−実寸法標準値(左手)(続き) 

単位 mm 

部位 

部位番号 

男性用 

女性用 

指の長さ 

58 

51 

74 

66 

85 

78 

84 

76 

76 

68 

87 

77 

59 

51 

第一指付け根と第二指付け根との距離 

60 

48 

指の幅 

21 

18 

10 

22 

19 

11 

21 

18 

12 

20 

17 

13 

18 

15 

周囲 

14 

205 

178 

指の中心の長さ 

74 

66 

84 

76 

87 

77 

59 

51 

手囲い 

230 

190 

手長 

190 

180 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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附属書B 

(参考) 

子供用手袋のサイズ及びその表示方法 

序文 

この附属書は,通常,3歳以上12歳以下の男女のファッション・防寒用手袋及びスポーツ・レジャー用

手袋の子供用手袋(以下,子供用手袋という。)のサイズについて記述するものであって,規定の一部では

ない。 

B.1 

子供用手袋のサイズ 

子供用手袋のサイズは,手囲いによって区分する。また,子供用手袋のサイズに併せて子供の年齢を目

安として表記することができる。 

なお,手囲い表示の数字については,中心値に対して,±5 mmとする。 

表B.1−子供用手袋のサイズ 

単位 cm 

サイズ 

表示 

14 

15 

16 

17 

18 

19 

手囲い 

13.5以上〜 

14.5未満 

14.5以上〜 

15.5未満 

15.5以上〜 

16.5未満 

16.5以上〜 

17.5未満 

17.5以上〜 

18.5未満 

18.5以上〜 

19.5未満 

身長 

(目安) 

90〜100 

100〜110 

110〜120 

120〜130 

130〜140 

140〜150 

年齢 

(目安) 

3〜4歳 

4〜5歳 

5〜6歳 

7〜8歳 

9〜10歳 

11〜12歳 

区分 

サイズ 

記号 

K−S 

K−M 

K−L 

J−S 

J−M 

J−L 

B.2 

表示 

子供用手袋には,サイズ表示の数値を単位記号とともに表示する。また,サイズ記号の表示及び手囲い

と年齢を基に目安としての身長の表示は,任意とする。 

なお,Kはキッズ(3歳〜6歳),Jはジュニア(7歳〜12歳)を表す。 

例 サイズ表示   14 cm 

 サイズ記号併記の場合:14 cm(K−S) 

 身長も併記の場合:14 cm(K−S) 

(身長90〜100 cm) 

参考文献 JIS Z 8500 人間工学−設計のための基本人体測定項目