S 3021:2020
(1)
追補1のまえがき
このJIS S 3021の追補1は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS S 3021:2017を改正した内容だけを示すものである。
JIS S 3021:2017は,この追補1の内容の改正がされ,JIS S 3021:2020となる。
日本産業規格 JIS
S 3021:2020
油だき温水ボイラ
(追補1)
Oil burning water boilers
(Amendment 1)
JIS S 3021:2017を,次のように改正する。
箇条2(引用規格)の“JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条”を,“JIS H 3100 銅及び銅合金の板及
び条”に置き換える。
箇条2(引用規格)の“JIS S 0012 高齢者・障害者配慮設計指針−消費生活製品の操作性”を,“JIS S 0012
アクセシブルデザイン−消費生活用製品のアクセシビリティ一般要求事項”に置き換える。
表5(一般品質性能)の燃焼性能の項目のうち,“v) 間欠給湯出力”の欄全体(品質性能及びJIS S 3031
の適用箇条番号の欄を含む)を削除する。
表5(一般品質性能)の燃焼性能で“w) 暖房効率(暖房経路に限る。)”,“x) 連続給湯効率(給湯経路に
限る。)”,“y) 湯沸効率(ふろがま経路に限る。)”,“z) 消火時間”及び“aa) 燃料消費量(最大)”を,“v)
暖房効率(暖房経路に限る。)”,“w) 連続給湯効率(給湯経路に限る。)”,“x) 湯沸効率(ふろがま経路に
限る。)”,“y) 消火時間”及び“z) 燃料消費量(最大)”に置き換える。
表5(一般品質性能)の過負荷燃焼の項目の品質性能欄の,“t) 暖房出力 〜 y) 湯沸効率”を“t) 暖房出
力 〜 x) 湯沸効率”に置き換える。
箇条10(試験方法)のb)(1缶3水路式の場合)2) の“燃焼性能[表5の燃焼性能のt) 暖房出力,w) 暖
房効率及びy) 湯沸効率を除く。]”を,“燃焼性能[表5の燃焼性能のt) 暖房出力,v) 暖房効率及びx) 湯
沸効率を除く。]”に置き換える。
12.1(定格表示)のg)[給湯出力(給湯用に限る。)]全体を,次に置き換える。
g) 連続給湯出力(kW)及び連続給湯効率(%)(給湯用に限る。)
12.5(油量計の表示)を,次に置き換える。
12.5
油量計の表示
ボイラの油量計には,容易に消えない方法で,空量,満量,危険範囲などを表示する。
2
S 3021:2020
なお,満量の表示には,“満”又は“F”を用い,見やすくするため,JIS Z 8305に規定された種類の10.5
ポイント以上の大きさのものを使用する。