S 2091:2013
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 分類······························································································································· 1
4 用語及び定義 ··················································································································· 3
4.1 燃料関係用語 ················································································································ 3
4.2 燃焼関係用語 ················································································································ 5
4.3 熱及び伝熱関係用語 ······································································································· 8
4.4 燃焼機器関係用語 ·········································································································· 9
4.5 付帯設備関係用語 ········································································································· 30
4.6 その他の用語 ··············································································································· 37
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(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
ガス機器検査協会(JIA)及び一般財団法人日本燃焼機器検査協会(JHIA)から,工業標準原案を具して
日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本工業規格である。
これによって,JIS S 2091:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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日本工業規格 JIS
S 2091:2013
家庭用燃焼機器用語
Gas and kerosene appliances for domestic use, and their accessories-
Glossary
序文
この規格は,1985年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1994年に
行われたが,その後の関連するJISの改正に伴う用語の追加及び変更,家庭用燃焼機器の日本における使
用状況などに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1
適用範囲
この規格は,気体燃料及び液体燃料を使用する燃焼機器のうち,主として一般家庭用の燃焼機器に関す
る用語及びその定義について規定する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 2203 灯油
JIS K 2204 軽油
JIS K 2205 重油
3
分類
家庭用燃焼機器用語は,次のとおり分類する。
3.1
燃料関係
a) 燃料
b) 燃料に関する物性値など
3.2
燃焼関係
a) 燃焼現象
b) 炎の形態
c) 燃焼状態
d) 燃焼生成物
e) 燃焼方式
f)
燃焼計算
3.3
熱及び伝熱関係
2
S 2091:2013
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3.4
燃焼機器関係
a) 燃焼機器の種類
b) ガス燃焼機器の種類
1) ガス調理機器
2) ガス温水機器
3) ガス暖房機器
4) その他
c) 石油燃焼機器の種類
1) 石油調理機器
2) 石油温水機器
3) 石油暖房機器
d) 燃焼機器の分類方法
1) 設置形態による分類
2) 設置場所による分類
3) 給排気の方式による分類
4) 給水方式による分類
5) 伝熱方式による分類
6) 乾燥方式による分類
7) 石油燃焼機器の加熱形態による分類
e) 燃焼機器の構造
1) 一般
2) 点火装置関係
3) 制御及び制御装置
4) 安全装置
5) 熱交換器
6) 給気及び排気
7) バーナ一般(共通)
8) ガス燃焼機器の構造
9) 石油燃焼機器の構造
f)
個別燃焼機器の部品類
1) 調理機器の部品類
2) 温水機器の部品類
3) 暖房機器の部品類
4) その他の部品類
3.5
付帯設備関係
a) 燃料供給関係
1) 気体燃料関係
2) 液体燃料関係
b) 給水給湯関係
c) 給排気関係
3
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d) 台所設備機器関係
e) 暖房設備機器関係
f)
その他
3.6
その他
4
用語及び定義
用語及び定義は,次による。
なお,参考のために対応英語を示す。また,この規格で一つの用語欄に二つ以上の用語が併記してある
場合は,記載している順序に従って,優先使用する。
注記1 用語に丸括弧“( )”の付いた用語は,省略語又は慣用語として,特に混乱又は誤解が生じ
ない場合は使用してもよい。用語の下の丸括弧の平仮名書きは読み方を示す。
注記2 定義欄の下線が付いた用語は,この規格に規定してある用語であることを示す。
注記3 用語欄及び対応英語欄に掲げる“(ガ)”,“(石)”は,ガス機器又は石油機器の分野ごとに用
語の表現があることを示す。
4.1
燃料関係用語
a) 燃料
番号
用語
定義
対応英語(参考)
11001
燃料
容易に燃焼し,その燃焼熱を利用する物質の総称。
fuel
11002
気体燃料
主として可燃性気体からなる燃料。都市ガス,液化石油ガス,
アセチレンなどがある。
gaseous fuel
11003
液体燃料
常温常圧で液体又は液状で取り扱う燃料。灯油,軽油,重油,
アルコールなどがある。
liquid fuel
11004
家庭用燃料
主として一般家庭などで使用される燃料。都市ガス,液化石
油ガス,灯油などがある。
fuel for domestic use
11005
GTL燃料
天然ガスを一酸化炭素と水素との合成ガスに転化した後,フ
ィッシャー・トロプシュ合成及び水素化分解によって生成す
る液体燃料。GTL灯油,GTL軽油などがある。
GTL (gas to liquids) fuel
11006
可燃性ガス
空気中において燃焼することができる気体。
combustible gas
11007
ガス
都市ガス,液化石油ガスなどの気体燃料。
gas
11008
都市ガス
家庭,工場などへ配管によって供給される燃料で,ガス事業
法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げ
るガスグループのガス。
utility gas
11009
天然ガス
天然に産出するメタンを主成分とする可燃性ガスの総称。
natural gas
11010
液化天然ガス,
LNG
冷却,液化した状態の天然ガス。常圧で−160 ℃前後の低温
である。
liquefied natural gas
(LNG)
11011
液化石油ガス,
LPガス
プロパン,プロピレン,ブタンなどを主成分とし,常温にお
いて圧縮すれば容易に液化するガス。
liquefied petroleum gas
(LPG)
11012
い号液化石油ガス,
液化石油ガス1種
1号
プロパン及びプロピレンの合計量の含有率が80 %以上,エ
タン及びエチレンの合計量の含有率が5 %以下,ブタジエン
の含有率が0.5 %以下の液化石油ガス。
注記 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関す
る法律施行規則(以下,液化石油ガス法という。)で
は“い号液化石油ガス”,JIS K 2240では“液化石油
ガス1種1号”と呼ばれる。
No.1-liquefied
petroleum gas
4
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
11013
ろ号液化石油ガス,
液化石油ガス1種
2号
プロパン及びプロピレンの合計量の含有率が60 %以上80 %
未満,エタン及びエチレンの合計量の含有率が5 %以下,ブ
タジエンの含有率が0.5 %以下の液化石油ガス。
注記 液化石油ガス法では“ろ号液化石油ガス”,JIS K 2240
では“液化石油ガス1種2号”と呼ばれる。
No.2-liquefied
petroleum gas
11014
は号液化石油ガス,
液化石油ガス1種
3号
プロパン及びプロピレンの合計量の含有率が60 %未満,エ
タン及びエチレンの合計量の含有率が5 %以下,ブタジエン
の含有率が0.5 %以下の液化石油ガス。
注記 液化石油ガス法では“は号液化石油ガス”,JIS K 2240
では“液化石油ガス1種3号”と呼ばれる。
No.3-liquefied
petroleum gas
11015
プロパンガス
プロパンを主成分とする液化石油ガス。家庭用燃料として用
いられる。
propane
11016
ブタンガス
ブタンを主成分とする液化石油ガス。一般家庭のほか工業用
又は自動車用の燃料として用いられる。
butane
11017
石油
地下から天然に産出する液状の炭化水素(原油)を精製した
ガソリン,灯油,軽油,重油などの総称。狭義には,灯油だ
けを石油と呼ぶ場合がある。
oil,
kerosene,
petroleum
11018
灯油
原油蒸留の際,ガソリンと軽油との間に留出する沸点範囲
150 ℃〜250 ℃程度の留分。JIS K 2203に規定する灯油。
kerosene
11019
JIS 1号灯油
含有される硫黄分が少なく,無色透明の灯油。家庭用燃料と
して広く使用されている。JIS K 2203に規定する1号灯油。
No.1-kerosene
11020
JIS 2号灯油
JIS 1号灯油に比べて留出温度が高く,含有する硫黄分が多
い灯油。JIS K 2203に規定する2号灯油。
No.2-kerosene
11021
GTL灯油
GTL燃料のうち,沸点範囲150 ℃〜250 ℃程度の留分。灯
油の代替品として使用されている。
GTL (gas to liquids)
kerosene
11022
不純灯油
異種の油などが混入した灯油。
contaminated kerosene
11023
変質灯油
紫外線,温度などによって酸化が促進されて変質した灯油。 poor quality kerosene
11024
軽油
原油蒸留の際,灯油留分の次に留出する沸点範囲200 ℃〜
350 ℃程度の留分。JIS K 2204に規定する軽油。
gas oil,
light oil
11025
重油
原油蒸留の際,軽油留分の次に留出する沸点範囲350 ℃程
度以上の留分。JIS K 2205に規定する重油。
1種(A重油),2種(B重油)及び3種(C重油)に分類
される。
heavy oil
b) 燃料に関する物性値など
番号
用語
定義
対応英語(参考)
12001
ガスグループ
都市ガスの種類を表す区分。
都市ガスを燃焼性によってグループ分けしたもので,ガス
事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令で
は7種類に決められている。
gas family,
gas group
12002
燃焼性
燃焼に関する燃料の特性。
特にガスの場合は,ガスの比重,発熱量,燃焼速度によっ
て決まるガスの特性で,ガスとガス燃焼機器との適合性を示
す指標となる。
combustion
characteristics
12003
燃焼速度
静止混合気中に炎が火炎面に垂直の方向に移動していく速
度。
combustion speed,
burning velocity
12004
火炎伝ぱ(播)速
度
混合気の流れに関係なく,炎が移動する見掛けの速度。
flame speed,
flame velocity
12005
着火性
火付きの良否。
flammability
5
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
12006
引火点
空気中で可燃性蒸気を発生する液体の気相部に炎が触れた
とき燃焼が起こるのに必要な液体の最低温度。
flash point
12007
着火温度
燃料を空気又は酸素のあるところで徐々に温度を上げたと
き,自己発熱燃焼を開始する最低温度。
ignition temperature
12008
爆発限界,
可燃限界
可燃性ガスと空気又は酸素との一様な混合気の一端に点火
したとき,混合気中に火炎が伝ぱし得る限界の可燃性ガスの
容積百分率。上限,下限がある。
explosion limit,
flammability limits
12009
ウォッベ指数
ガスの燃焼性を表す指標の一つで,ガスの総発熱量を比重
(相対密度)の平方根で除した値。ガスのウォッベ指数は,
次の式で求められる。
d
H
WI=
ここに, WI: ガスのウォッベ指数(MJ/m3)
H: ガスの総発熱量(MJ/m3)
d: ガスの空気に対する比重
Wobbe Index
12010
MCP
ガスの燃焼速度指数標の一つで,ガス組成の成分分析によっ
て実験式から推算された混合ガスの最高燃焼速度に近似し
た値。
maximum combustion
potential
4.2
燃焼関係用語
a) 燃焼現象
番号
用語
定義
対応英語(参考)
21001
燃焼
燃料が一定温度に達した後,空気中の酸素と化学反応を行
い,熱を発生すること。
combustion
21002
燃焼性能
燃焼機器の燃焼に関する性能。
combustion performance
21003
点火
マッチの炎,電気ヒータ,電気火花などによって燃料に火を
付ける行為。
ignite,
light
21004
着火
マッチの炎,電気ヒータ,電気火花などによって燃料に火が
付いた状態。
ignition
21005
火移り
炎口から炎口に炎が燃え移ること。
carry over
21006
吹消え,
(ブローオフ)
炎がリフティングによって消火してしまう現象。炎が風に吹
き消される現象をいうこともある。
extinguish
21007
逆火,
(フラッシュバッ
ク)
燃料と空気との混合気の燃焼速度が炎口からの噴出速度よ
り速い場合に,炎が炎口を通り混合管内に燃え戻る現象。
flashback
21008
ライティングバッ
ク
メーンバーナへの点火時に混合管内に着火する現象。
lightback,
flashback
21009
リフティング
燃料と空気との混合気の燃焼速度が炎口からの噴出速度よ
り遅い場合に,炎が炎口から浮き上がる現象。
lifting
21010
消火
炎が消滅すること又は炎を消すことの総称。
extinguish
21011
立消え
燃焼を継続しなければならないときに炎が消えてしまう現
象の総称。
flame failure
21012
断火
炎検知装置が炎を検知し得なくなった状態。
unexpected flame loss
21013
残火
(ざんび)
消火の操作を行った後も,炎が残っている状態。
tracer flame(石)
21014
着火音
着火することによって生じる音。
noise of ignition
21015
燃焼音
燃焼することによって生じる音。
noise during operation
21016
消火音
消火することによって生じる音。
noise of extinguish
6
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b) 炎の形態
番号
用語
定義
対応英語(参考)
22001
炎
燃焼によって高温になって発光しているガス状の部分。
flame
22002
内炎
炎の内層で光の強い部分。
inner cone flame
22003
外炎
炎の外層を形成している部分。
outer cone flame
22004
酸化炎
酸化作用のある炎。
oxidizing flame
22005
還元炎
還元作用のある炎。
reducing flame
22006
黄炎
一次空気不足状態で燃焼させた場合の黄色味を帯びた炎。こ
の炎が冷たい面に当たると一般にすすが生じる。
yellow flame
22007
イエローチップ
炎の先端に現れる黄色の部分。
yellow tip
22008
輝炎
(きえん)
炎中に遊離炭素が生成し,その固体放射による輝きのある
炎。
luminous flame(石)
c) 燃焼状態
番号
用語
定義
対応英語(参考)
23001
完全燃焼
燃焼生成物中に,一酸化炭素その他の可燃物を残さない燃
焼。
complete combustion
23002
不完全燃焼
燃焼生成物中に,一酸化炭素その他の可燃物が含まれている
燃焼。
incomplete combustion
23003
正常燃焼,
良好燃焼
燃焼性能値が設計された範囲内に維持されている燃焼。
normal combustion,
good combustion
23004
異常燃焼
正常燃焼でない状態での燃焼。
abnormal combustion
23005
定常燃焼
過渡燃焼が終了し,燃料,供給空気,温度,ドラフトなどが
定常状態になった時点での燃焼。
stable combustion
23006
過渡燃焼
定常燃焼状態になるまでの移行時の燃焼。
start up combustion
23007
安定燃焼
炎が安定した状態を維持している燃焼。
stable combustion
23008
燃焼範囲,
良好燃焼範囲
正常燃焼・良好燃焼できる範囲。
stable combustion zone,
good combustion zone
23009
片燃え
しん燃焼における炎がふぞろいな燃焼。
instability flame(石)
23010
連続燃焼
中断しないで燃焼させること。
continuous combustion
23011
断続燃焼
ある間隔で中断させながら燃焼を継続させること。
intermittent combustion
23012
過負荷燃焼
機器の定格燃料消費量より多い量の燃料をバーナに供給し
て燃焼させること。
rich fuel combustion
d) 燃焼生成物
番号
用語
定義
対応英語(参考)
24001
燃焼生成物
燃焼によって生成された物質。水蒸気,二酸化炭素などをい
う。
combustion products
24002
燃焼ガス
燃焼したときに生じる,燃焼生成物を含む気体。
flue gases
24003
燃焼排ガス
機器から排出される燃焼ガス。
flue gases
24004
未燃ガス
燃焼ガス中に含まれる可燃性ガス。
unburned gas
24005
ばい煙
すす及び/又はばいじんを含んだ燃焼ガス又は燃焼排ガス。 smoke
24006
ばい煙濃度
排気筒,煙突などから検出されるばい煙の濃さ。
smoke density
24007
油煙
(ゆえん)
油・樹脂などが不完全燃焼したときに生じる黒色で微細の炭
素の粉。
oil soot
7
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e) 燃焼方式
番号
用語
定義
対応英語(参考)
25001
燃焼方式
燃料の燃やし方。
combustion system
25002
予混合燃焼
あらかじめ燃料と空気とを混合して燃焼させること。
premixed combustion
25003
拡散燃焼
あらかじめ燃料と空気とを混合しないで燃焼させること。
diffuse combustion
25004
低空気比燃焼
少ない過剰空気量で完全燃焼を図る燃焼方式。
low excess air
combustion
25005
二段燃焼
燃焼室において燃焼用空気を二段階に分けて供給し,燃焼さ
せる方式。
two stage combustion
25006
専焼
1種類の燃料だけを燃焼させること。
mono fuel combustion
25007
混焼
2種類以上の燃料を燃焼させること。
multi fuel combustion
25008
全一次空気燃焼
燃焼に必要な空気の全量を一次空気として取り入れる燃焼
方式。
totally primary air
combustion system
25009
赤火式燃焼
燃焼に必要な空気の全量を二次空気として取り入れる燃焼
方式。
red flame combustion,
non-aerated combustion
25010
ブンゼン燃焼
ガスがノズルから噴射するときの運動エネルギーによって
一次空気を吸い込み,混合管内で混合し,炎口で燃えるとき
明確な内炎を形成し,更に,炎の周囲の空気によって燃焼す
る方式。
Bunsen combustion
system
25011
セミブンゼン燃焼
ブンゼン燃焼のうち一次空気量が比較的少ないものをいい,
内炎と外炎との区別がはっきりしない燃焼方式。
semi Bunsen
combustion system
25012
表面燃焼
特殊なバーナ(赤外線バーナなど)の表面で全一次空気燃焼
を行わせ,その表面を高温にするような燃焼。
infrared surface
combustion
25013
触媒燃焼
触媒によって,通常の燃焼温度以下にする及び/又は燃焼ガ
スなどを浄化するような燃焼。
catalytic combustion
25014
パルス燃焼
燃焼室にガスと空気との混合物が断続的に供給され,爆発燃
焼を繰り返し行わせる燃焼方式。
pulse combustion,
pulsating combustion
25015
爆発燃焼
燃焼範囲にある混合気体が急速に反応して周囲に大きな圧
力の変化を引き起こす燃焼。
explosive combustion
25016
しん燃焼
しんによって灯油を吸い上げ,気化して燃焼させる方式の総
称。
wick combustion
25017
ポット燃焼
油量調節器などを用いて灯油,軽油又は重油をポット内に滴
下し,燃焼熱によって蒸発させてポット周囲から供給された
空気と混合させ燃焼させる方式。
pot combustion
25018
圧力噴霧燃焼
ポンプなどによって加圧した灯油,軽油又は重油をノズルか
ら噴霧し,空気と接触混合させて燃焼させる方式。
pressure spraying
combustion
25019
ジェット噴霧燃焼
灯油を空気噴流によって霧化し燃焼させる方式。
jet spraying combustion
25020
回転霧化燃焼
遠心力によって灯油,軽油又は重油を霧状にし,空気と混合
させて燃焼させる方式。
rotary spraying
combustion
25021
気化燃焼
灯油,軽油又は重油を気化室内で加熱,気化させて燃焼させ
る方式。
vaporizing combustion
25022
白炎燃焼
灯油,軽油又は重油の燃焼において高温分解する過程で空気
を比較的少なく供給し,不透明な白い炎で燃やす燃焼。
white-flame combustion
25023
青炎燃焼
灯油,軽油又は重油の燃焼において高温分解する過程で空気
を比較的多く供給し,透明な青い炎で燃やす燃焼。
blue-flame combustion
25024
強制燃焼,
強制通気燃焼
送風機を用い強制的に燃焼用空気を送り込み燃焼させる方
式。
power burner
combustion
8
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f)
燃焼計算
番号
用語
定義
対応英語(参考)
26001
理論空気量
燃料の完全燃焼に必要な理論上の空気量。
volume of theoretical air
26002
過剰空気量
燃焼の際に実際に供給された空気量と理論空気量との差。
volume of excess air
26003
空気過剰率,
(理論空気比)
実際に使用した空気量の理論空気量に対する比。
excess air ratio,
excess air factor
26004
理論燃焼ガス量
理論空気量で完全燃焼したときに,発生する理論上の燃焼ガ
ス量。
theoretical quantity of
combustion gas
26005
燃焼温度
燃焼によって発生する燃焼ガスの温度。
combustion temperature
26006
理論燃焼温度
理論空気量で完全燃焼し,放散熱をゼロとしたときの燃焼ガ
スの温度。
theoretical combustion
temperature
26007
燃焼用空気
燃焼に用いる空気。
combustion air
26008
一次空気
燃焼用空気を分割供給する場合において,炎口に至る前に燃
料と混合する空気。
primary air
26009
二次空気
一次空気以外に供給される燃焼用空気。
secondary air
26010
燃焼室負荷
燃焼室の単位容積,単位時間当たりの燃料の発生熱量。
combustion chamber load
26011
炎口負荷
炎口の単位面積,単位時間当たりの燃料の発生熱量。
port loading
26012
燃料消費量(石)
1時間に消費する燃料を発熱量又は容積で表したもの。特に
断りのない場合は,最大燃焼時の値を表す。
fuel input rating,
fuel consumption rate
26013
ガス消費量(ガ)
1時間に消費するガスを発熱量又は質量で表したもの。特に
断りのない場合は,最大燃焼時の値を表す。
gas input rating
4.3
熱及び伝熱関係用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
30001
顕熱
物質に熱を加えたとき,その物質の温度上昇に使われる熱
量。
sensible heat
30002
潜熱
温度一定の下で物質の状態変化(固体←→液体,液体←→気
体など)に使われる熱量。
latent heat
30003
燃焼熱
燃焼反応によって発生する熱。
heat of combustion
30004
発熱量
定圧の下で単位量の燃料が完全燃焼したときに発生する熱
量。総発熱量と真発熱量とがある。
calorific value,
heating value
30005
総発熱量,
(高発熱量)
燃焼ガス中の燃焼によって生じた,水蒸気の凝縮熱を含む発
熱量。
gross heating value,
higher heating value
(HHV)
30006
真発熱量,
(低発熱量)
燃焼ガス中の燃焼によって生じた,水蒸気の凝縮熱を含まな
い発熱量。
net heating value,
lower heating value
(LHV)
30007
熱交換
温度の異なる物質間の熱のやりとり。
heat exchange
30008
熱損失
有効利用されなかった熱量。
heat loss
30009
熱効率
有効熱量の入熱量に対する百分率。
thermal efficiency
30010
熱伝導
物質内を熱が高温部から低温部に移動する現象。
thermal conduction
30011
対流熱
温度差による比重の違いなどによって生じる流体の流れと
ともに移動する熱。
convected heat
30012
放射熱
温度の高い物質から熱線の形で放出され,空間を通して他の
温度の低い物体に伝達される熱。
radiant heat
30013
熱源
熱を利用する場合,その熱を供給する源。
heat source
30014
熱媒
物を加熱する場合に熱を運ぶために用いる媒体。
heat transfer medium
30015
冷媒
液相−気相の状態変化を利用し低温を作る媒体。
refrigerant
9
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
30016
ヒートポンプ
冷媒の相変化を利用し,低温側からくみ上げた熱を高温側で
利用する装置。
heat pump
30017
予熱
燃料などをあらかじめ加熱すること。
preheating
30018
伝熱面積
熱交換に有効な伝熱面の面積。
heat transfer area
30019
放射効率
放射体からの放射熱量と,これに供給された燃料の単位時間
当たりの発熱量との比。
radiant efficiency
30020
加熱時間
温水機器の場合,給水温度から所定の給湯温度に上昇するま
でに要する時間。
ガスオーブン又はガスレンジの場合,室温から所定の庫内
温度に上昇するまでに要する時間。
heating time,
heating period
30021
有効出湯量
規定された温度範囲において,貯湯湯沸器から出湯できる
量。
net amount of outlet hot
water
30022
基準周囲温度
試験の際,基準とする測定対象物の周囲温度。
reference ambient
temperature
4.4
燃焼機器関係用語
a) 燃焼機器の種類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
41001
燃焼機器
燃焼させるための装置をもつ機器の総称。
burning appliance
41002
調理機器
燃焼熱を利用して加熱調理する燃焼機器の総称。
cooking appliance
41003
温水機器
燃焼熱を利用して水を沸点以下に加熱する燃焼機器の総称。 water heating appliance
41004
暖房機器
燃焼熱を利用して採暖又は室内を暖房する燃焼機器の総称。 space heater
41005
湯沸器,
給湯機
給湯に用いる温水機器。
water heater
41006
ふろがま
浴槽に貯えた水を直接循環加熱する温水機器。
bath tub water heater
41007
温水熱源機
床暖房,浴室暖房,浴室乾燥などで使用する温水を循環し,
加熱する温水機器。
hydronic heating
appliance
41008
ストーブ
放射熱又は対流熱で部屋を暖める暖房機器。
space heater
41009
暖炉
壁などに取り付けられた燃焼室と排気筒とから構成され,火
をたいて炎を視覚的に楽しみながら主として放射熱によっ
て暖を採る機器。洋風の室に設けられることが多い。
fire place
41010
冷暖房機器
冷房機能及び暖房機能を組み合わせてもつ機器。
heating-cooling
combination
appliance
41011
燃焼余裕形機器
雰囲気中の酸素濃度低下,一次空気口詰まりなどに対し余裕
のある燃焼方式の機器。
clean combustion
appliance with reduced
oxygen supply
41012
潜熱回収型燃焼機
器
燃焼ガス中の顕熱を回収する熱交換器及び潜熱を回収する
熱交換器をもつ燃焼機器。潜熱回収型ガス瞬間湯沸器,潜熱
回収型石油給湯機などがある。
latent heat recovery type
burning appliance
41013
石油燃焼機器
灯油,軽油又は重油を燃焼させるための装置をもつ機器の総
称。
oil burning appliance
41014
ガス燃焼機器
ガスを燃焼させるための装置をもつ機器の総称。
gas burning appliance
41015
ガス機器
ガスを消費する場合に用いられる機器の総称。燃焼機器及び
その関連機器を含む。
gas appliance
41016
HA対応機器
電話回線などによって情報伝達のための配線(ホームバス)
を通して機器の制御を行うホームオートメーション(HA)
を利用できる機器。
appliance for smart
house
10
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) ガス燃焼機器の種類
1) ガス調理機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
42101
ガス調理機器
ガスを燃料とする調理機器。
gas cooking appliance
42102
ガスこんろ
鍋などを用いて器体の上面で煮炊きなどを行うためのごと
くを備えているガス調理機器(図29参照)。家庭用では表示
ガス消費量が14 kW以下(こんろバーナ1個当たり5.8 kW
以下)のものを扱う。
gas cooking appliance,
gas top cooking section
42103
ガスグリル
食品をじかび(直火)で焼くガス調理機器。家庭用では表示
ガス消費量が7.0 kW以下のものを扱う。
gas grill
42104
ガスグリル付こん
ろ
ガスグリルを備えているガスこんろ(図30参照)。家庭用で
は表示ガス消費量が14 kW以下のものを扱う。
gas top burner with grill
42105
ガスオーブン
食品をじかび(直火)によらず,放射熱及び/又は対流熱で
調理するガス調理機器(図31参照)。家庭用では表示ガス消
費量が7.0 kW以下のものを扱う。
gas oven
42106
コンビネーション
レンジ
ガスオーブン及び電子レンジの機能を備えたガス調理機器。 combination gas and
micro wave oven
42107
ガスレンジ
ガスオーブンとガスこんろ又はガスグリル付こんろとを組
み合わせたガス調理機器。家庭用では表示ガス消費量が21
kW以下のものを扱う。
gas range
42108
ガス炊飯器
米飯の炊き上がりを検知し,自動的にメーンバーナを消火さ
せる装置を備えたガス調理機器(図33参照)。家庭用では表
示ガス消費量が4.7 kW以下のものを扱う。
gas rice cooker
42109
ガスクッキングテ
ーブル
ガスこんろ,ガスグリルなどのガス調理機器が組み込まれた
テーブル(食卓)(図32参照)。家庭用では表示ガス消費量
が7.0 kW以下のものを扱う。
gas cooking table
42110
カセットこんろ
液化石油ガスが充塡された容器を,着脱できる構造のガスこ
んろ(図34参照)。
portable butane stove
2) ガス温水機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
42201
ガス温水機器
ガスを燃料とする温水機器。
gas water heater
42202
ガス瞬間湯沸器
給水に連動してガス通路を開閉することができる機能をも
ち,水が熱交換部を通過する間に加熱される構造の湯沸器。
家庭用では表示ガス消費量が70 kW以下(開放式は12 kW
以下)のものを扱う。
給湯方式の区分によって元止め式と先止め式とに分けら
れる。
instantaneous gas water
heater
42203
元止め式ガス瞬間
湯沸器,
元止め式ガス湯沸
器
機器の入口側の水栓の開閉だけでメーンバーナを点火・消火
できる構造で,給湯配管ができないガス瞬間湯沸器(図1参
照)。
main stop system
instantaneous gas
water heater
42204
先止め式ガス瞬間
湯沸器,
先止め式ガス湯沸
器
機器の出口側の給湯栓の開閉でメーンバーナを点火・消火で
きる構造で,給湯配管ができるガス瞬間湯沸器(図2参照)。
end stop system
instantaneous gas
water heater
11
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
42205
ガス貯湯湯沸器
(がすちょとうゆ
わかしき)
貯湯槽内にあらかじめ貯えた水を加熱し,湯温と連動してガ
ス通路を開閉することができる機構をもち,貯湯部が密閉さ
れており,貯湯部にゲージ圧力0.1 MPaを超える圧力がかか
らず,かつ,伝熱面積が4 m2以下の給湯専用の機器。家庭
用では表示ガス消費量が42 kW以下のものを扱う。加熱能
力の区分によって急加熱形と緩加熱形とに分けられる。
注記 ゲージ圧力とは,大気圧を基準として表した圧力。絶
対圧力から大気圧を減じた値である。
storage type closed
vessel gas water
heater
42206
急加熱形ガス貯湯
湯沸器,
急加熱形ガス湯沸
器
表示ガス消費量が貯湯量1 L当たり1.2 kW以上のガス貯湯
湯沸器。
quick recovery vessel
gas water heater
42207
緩加熱形ガス貯湯
湯沸器,
緩加熱形ガス湯沸
器
表示ガス消費量が貯湯量1 L当たり1.2 kW未満のガス貯湯
湯沸器。
slow recovery vessel gas
water heater
42208
ガス常圧貯蔵湯沸
器,
ガス貯蔵湯沸器
貯湯槽に貯えた水を加熱する構造で,湯温と連動してガス通
路を開閉する機構をもち,貯湯部が大気に開放されており,
主として飲用を目的とするガス湯沸器。
counter type storage gas
water heater
42209
ガスふろがま
浴槽内の水をガスの燃焼熱で直接循環加熱する装置であっ
て,浴槽内の水を加熱するための熱交換部とバーナとを組み
合わせて一体構成している機器。給湯機能をもつものを含
む。家庭用では表示ガス消費量が21 kW以下(給湯機能付
のものの給湯部の表示ガス消費量は,各給湯機の表示ガス消
費量の範囲内)のものを扱う。
bath tub gas water
heater
42210
内がま形ガスふろ
がま(内がま),
内だき式ガスふろ
がま
熱交換部を浴槽内に設置するガスふろがま。
installed in bath tub gas
water heater
42211
外がま形ガスふろ
がま(外がま),
外だき式ガスふろ
がま
熱交換部を浴槽外に設置するガスふろがま。
installed next to bath tub
gas water heater
42212
給湯機付ガスふろ
がま
給湯機能を備えたガスふろがま。家庭用では給湯部が瞬間湯
沸器構造の給湯付ふろがまの表示ガス消費量は91 kW以下
(ふろ部は21 kW以下で給湯部は70 kW以下)のものを扱
う。
combination bath water
and potable gas water
heater
42213
強制循環式ガスふ
ろがま
ポンプを用い浴槽の水(湯)を強制的に循環加熱するガスふ
ろがま。
forced circulating gas
water heater
42214
自然循環式ガスふ
ろがま
浴槽の水(湯)を熱対流によって,循環加熱するガスふろが
ま。
natural-circulating gas
water heater
42215
ガス温水暖房機
媒体の水をガスで加熱し,暖房機能に使用するガス温水熱源
機。家庭用では表示ガス消費量が70 kW以下のものを扱う。
gas hot water to hot air
heater
42216
ガス給湯暖房機
給湯及び温水暖房の機能を備えたガス温水熱源機。家庭用で
は表示ガス消費量が70 kW以下のものを扱う。
gas combination room
heater and water
heater
42217
ガス温水熱源機
床暖房,浴室暖房,浴室乾燥などで使用する温水を循環し,
直接加熱する熱交換部をもつガス温水機器。家庭用では表示
ガス消費量が70 kW以下のものを扱う。
gas hydronic heating
appliance
12
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
42218
ガス給湯温水熱源
機
給湯機能を備えたガス温水熱源機。ガス給湯暖房機を含む。
家庭用では表示ガス消費量が70 kW以下のものを扱う。
gas hydronic hot water
heating appliance
42219
補助熱源付排熱回
収ユニット
ガスを燃料とする補助熱源とガスエンジン,燃料電池などの
排(廃)熱を回収する貯湯槽とが一体となった排熱回収ユニ
ット。
exhaust heat recovery
unit combined storage
tank and backup gas
fired water heater
3) ガス暖房機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
42301
ガス暖房機器
ガスを燃料とする暖房機器。
gas space heater
42302
ガスストーブ
ガスを燃料とするストーブ。家庭用では表示ガス消費量が
19 kW以下(開放式は7 kW以下)のものを扱う。
gas space heater
42303
ガス温風暖房機
温風を吹き出す方式のガス暖房機器。
gas heater with
circulating fan
42304
ガスファンヒータ
強制通気によってガスを燃焼させ燃焼ガスを含んだ温風を
強制対流させる開放式ガスストーブ。
gas heater with fan for
combustion air and
circulating
42305
ガス暖炉
ガスを燃料とする暖炉。
decorative gas appliance
4) その他
番号
用語
定義
対応英語(参考)
42401
ガス衣類乾燥機
ガスの燃焼熱で加熱した空気を送風機で通風し,衣類を乾燥
する機器。家庭用では表示ガス消費量が5.8 kW以下のもの
を扱う。
gas clothes dryer
c) 石油燃焼機器の種類
1) 石油調理機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
43101
石油調理機器
灯油を燃料とする調理機器。
oil burning cooking
appliance
43102
石油こんろ
調理用容器を用いて器体の上面で煮炊きなどを行うための
ごとくを備えている石油調理機器。
oil burning cooking
appliance
2) 石油温水機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
43201
石油温水機器
灯油,軽油又は重油を燃料とする温水機器の総称。
oil burninng water
heaters and boilers
43202
油だき温水ボイラ
使用圧力0.1 MPa以下,伝熱面積4 m2以下の給湯及び暖房
に用いる灯油,軽油又は重油を燃料とする給湯機。
oil buring boiler
43203
石油小形給湯機
熱交換器容量が30 L以下の灯油,軽油又は重油を燃料とす
る給湯機。加熱形態の区分によって瞬間形又は貯湯式急速加
熱形とに分けられる。
oil burning water heater
for residential use
43204
石油給湯機付ふろ
がま
熱交換器容量が50 L以下の灯油,軽油又は重油を燃料とす
るふろがま機能を併せもつ石油給湯機。加熱形態の区分によ
って瞬間形又は貯湯式急速加熱形に分けられる。
oil burning bath heater
with water heater
13
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
43205
石油ふろがま
灯油を燃料とするふろがま。
燃焼方式がしん式,ポット式,圧力噴霧式,回転霧化式及
び気化式のものがある。
oil bath boiler
43206
高圧力型油だき温
水ボイラ
使用圧力が0.1 MPaを超え0.2 MPa以下であって,伝熱面積
が2 m2以下の油だき温水ボイラ。
oil boiler of high
pressure power type
43207
高圧力型石油小形
給湯機
使用圧力が0.1 MPaを超え0.2 MPa以下であって,伝熱面積
が2 m2以下の貯湯式急速加熱形の石油小形給湯機。
oil boiler of high pressure
power type for water
heater in residential use
43208
高圧力型石油給湯
機付ふろがま
使用圧力が0.1 MPaを超え0.2 MPa以下であって,伝熱面積
が2 m2以下の貯湯式急速加熱形の石油給湯機付ふろがま。
oil boiler of high pressure
power type for water
heater with bath heater
3) 石油暖房機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
43301
石油暖房機器
灯油,軽油又は重油を燃料とする暖房機器。
oil burning space heater
43302
石油ストーブ
灯油を燃料とするストーブ。
oil burning space heater
43303
石油温風暖房機
温風を吹き出す方式の石油暖房機器。
oil burning warm air
furnace
43304
自然通気形開放式
石油ストーブ
開放式で自然通気形の石油ストーブ。
open type natural
ventilating oil burning
space heater,
natural draft combustion
air supply type oil
burning space heater
43305
強制通気形開放式
石油ストーブ
開放式の強制通気形で強制対流形の石油ストーブ。石油ファ
ンヒータともいう。
open type forced
ventilating oil burning
space heater,
forced draft combustion
air supply type oil
burning space heater
43306
半密閉式石油スト
ーブ
半密閉式の石油ストーブ。
semi-closed type oil
burning space heater,
vented type oil burning
space heater
43307
密閉式石油ストー
ブ
密閉式の石油ストーブ。FF式石油ストーブともいう。
closed type oil burning
space heater,
direct vent type oil
burning space heater
43308
油だき温風暖房機
据置形の温風を吹き出す方式の石油暖房機。半密閉式石油ス
トーブを除き,吹出形式によって直接吹出形とダクト接続形
とがあり,ダクト接続形には送風機が機器本体に組み込まれ
たものと別置きのものに分けられる。
oil burning warm air
furnace
d) 燃焼機器の分類方法
1) 設置形態による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44101
設置形態
設置の形態による燃焼機器の分類方法。
installation mode
14
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44102
常設形,
固定形
床,壁,ワークトップなどに固定設置をする機器。
stationary type
44103
移動形
容易に設置場所を移動できる機器。
movable type,
portable type
44104
卓上形
こんろ台,調理台,食卓などの上に置いて使用する機器の形
態。
table top type,
counter top type
44105
据置形
台又は床面に据え置いて使用する機器の形態。
floor type
44106
壁掛形
壁面に取り付けて使用する機器の形態。
wall mounted type
44107
つり下げ形
壁,天井などにつり下げて使用する機器の形態。
hang type,
wall hang type,
ceiling hang type
44108
組込形
壁,調理台などに組み込んで使用する機器の形態。ドロップ
イン,ビルトイン,スライドインなどがこれに含まれる。
drop in type,
built in type
44109
キャビネット形
専用のキャビネットの上に取り付けて使用する機器の形態。 custom cabinet type
44110
パイプシャフト内
設置形
共同住宅などの開放廊下などに面しているパイプシャフト
内に機器を設置する機器の形態。
installation in confined
spaces
2) 設置場所による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44201
屋内用,
屋内式
屋内に設置して用いるもの。
indoor type
44202
屋外用,
屋外式
屋外に設置して用いるもの。
outdoor type
44203
屋内外用
屋内又は屋外に設置して用いるもの。
either indoor or outdoor
type
3) 給排気の方式による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44301
給排気方式
給気又は排気の仕方による燃焼機器の分類方法。
air supply and exhaust
type
44302
開放式,
開放燃焼式
燃焼用空気を屋内から採り,燃焼ガスを燃焼機器からそのま
ま屋内に排出する方式(図3参照)。
unvented type,
open burning type
44303
半密閉式,
半密閉燃焼式
燃焼用空気を屋内から採り,燃焼ガスを排気筒を用いて屋外
へ排出する方式。ガス燃焼機器では,自然排気式及び強制排
気式がこれに属し,石油燃焼機器では,自然通気形,強制通
気形及び強制排気形がこれに属する。
vented type,
semi closed burning
type
44304
自然排気式,
(CF式)(ガ)
燃焼用空気を屋内から採り,燃焼ガスを排気筒を用いて,自
然通気力によって屋外に排出する方式(図4参照)。
natural draft vent type,
natural exhaust type
44305
強制排気式,
(FE式)(ガ)
燃焼用空気を屋内から採り,送風機を用いて燃焼ガスを強制
的に屋外に排出する方式(図5参照)。
fanned draft vent type,
forced exhaust type
44306
強制排気形,
(FE式)(石)
送風機によって燃焼ガスを強制的に屋外に排出する方式(図
5参照)。
forced draft vent type
44307
密閉式,
密閉燃焼式
給排気筒を外気に接する壁を貫通して屋外へ出し給気と排
気とを行い,燃焼室が屋内に対して密閉構造となっている方
式。ガス燃焼機器では,自然給排気式及び強制給排気式がこ
れに属し,石油燃焼機器では,強制給排気形がこれに属する。
direct vent type,
closed burning type
15
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44308
自然給排気式,
(BF式)(ガ)
給排気筒を外気に接する壁を貫通して屋外に出し,給排気を
行う方式(図6参照)。
natural draft direct vent
type,
natural supply exhaust
type
44309
強制給排気式,
(FF式)(ガ)
給排気筒を外気に接する壁を貫通して屋外に出し,給排気用
送風機によって強制的に給排気を行う方式(図7参照)。
fanned draft direct vent
type,
forced supply exhaust
type
44310
強制給排気形,
(FF式)(石)
送風機によって強制的に給排気を行う方式(図7参照)。
forced draft direct vent
type
44311
自然通気形(石),
自然通気式(ガ)
自然通気力によって,燃焼用空気を供給する方式。
natural draft combustion
air supply type
44312
強制通気形(石),
強制通気式(ガ)
強制通気力によって,燃焼用空気を供給する方式。
forced draft combustion
air supply type,
fanned draft combustion
air supply type
44313
開放形(石)
屋外用のもので,設置場所から燃焼に必要な空気を供給し,
燃焼排ガスをそのまま設置場所に放出する方式。
outdoor unvented type
4) 給水方式による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44401
給水方式
水道から温水機器への給水の仕方によって分類する方式。
water supply system
44402
シスターン式
シスターンから給水する方式。
cistern type
44403
水道直結式,
減圧弁式
水道用減圧弁を経由して機器に給水する方式。
pressure regulated direct
connection with
house supply type
44404
タンク式
通水路の給水管を機器に直結しないで,タンクなどに水をた
め,その水を循環させて使用する方式。
storage tank supply type
44405
水道直圧式
水道の給水管と機器とを直結して,水道の直圧によって給水
する方式。
direct connection without
pressure regulation to
house supply type
5) 伝熱方式による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44501
伝熱方式
暖房機器の伝熱様式によって分類する方式。
heat transfer system
44502
放射形(石),
放射式(ガ)
放射体からの放射熱を利用して暖房する方式。
radiating type
44503
自然対流形(石),
自然対流式(ガ)
室内空気を自然対流して,室内の温度を高める方式。
natural circulation type,
natural convection type
44504
強制対流形(石),
強制対流式(ガ)
暖められた空気を対流用送風機で放出,拡散して室内の温度
を高める方式。
forced circulation type,
forced convection type
6) 乾燥方式による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44601
回転ドラム式
衣類を電動機によって回転する乾燥容器(ドラム)内に入れ
て回転させながら乾燥する方式。
drum type
44602
つり下げ式
衣類を乾燥庫内につり下げ乾燥する方式。
hanging type
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S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7) 石油燃焼機器の加熱形態による分類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
44701
加熱形態
加熱の形態による燃焼機器の分類方法。
heating category
44702
瞬間形
経路に水が流れるのを感知して,自動的に燃焼を開始し,水
を加熱するもの。
instantaneous type
44703
貯湯式
油だき温水ボイラで経路の水に圧力が加わった状態で湯温
に関連して自動的に燃焼を開始し,水を加熱するもの。
hot water storage type
44704
貯湯式急速加熱形
経路の水に圧力が加わった状態で湯温に関連して自動的に
燃焼を開始し,水を急速に加熱するもの。
hot water storage type
for rapid heating
e) 燃焼機器の構造
1) 一般
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45101
送風機,
ファン
風を送るための,電動機と羽根とからなる装置。
blower,
fan
45102
ケーシング
本体を形成する外板。
casing,
cabinet(石),
outer junket(ガ)
45103
置台
(おきだい)
石油燃焼機器に多く用いられる機器の支持枠板,又は支持台
で石油受け機能を兼ねるもの(図20及び図21参照)。
drip tray
45104
架台
(かだい)
機器の支持台又は支持枠。
counter
45105
ガード
機器の保護又は危険防止のために設ける柵,枠,網などの総
称(図20参照)。
guard
45106
足
(あし)
機器などを床面又は台上で支えるもの(図30参照)。
mounting support
45107
脚
(きゃく)
機器などを支える比較的長い足(図32参照)。
mounting legs
45108
調節脚
脚のうち調節機構をもつもの。
adjustable legs
45109 燃焼室
燃料が燃焼する室。
combustion chamber
45110
のぞき窓
点火,燃焼などを確認するための窓。
inspection flame
observation window,
inspection flame
observation port
45111
点火確認窓
点火を確認するための,のぞき窓。
inspection ignition
observation window,
inspection ignition
observation port
45112
燃焼確認窓
燃焼を確認するための,のぞき窓。
inspection flame
observation window,
inspection flame
observation port
45113
遮熱板
熱を遮断するために機器に設けられた板。
heat shield plate,
heat shield panel
45114
遮熱皿
遮熱板の一種で皿状のもの。
heat shield sub-base,
heat shield plate
45115
防熱フード
機器の排気部上方に設ける天井過熱防止用の機器に附属し
た天がい(蓋)。
flue gas heat diffuser
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45116
フィルタ
気体又は液体からその中に含まれている固形物などを除去
する部品又は装置。気体用の例としてエアフィルタがある。
filter
45117
ストレーナ
a) 異物を除去するろ過器。
b) 気体又は液体から固形物などを除去する部品又は装置。
ストレーナの例として排水中の油を除去するオイルストレ
ーナがある。
strainer
45118
附属品
機器の本来の機能には,直接影響を与えないアクセサリー,
サービス品などで,製品と一緒に包装されて出荷されるも
の。
optional accessories
45119
附属部品
機器本体の機能に直接影響を与える部品で,製品と一緒に包
装されて出荷されるもの。
required accessories
45120
つまみ
指先でつまみ持って機器を操作する部分の総称。
knob
45121
レバー
手,指などで,保持又は力を加え,上下,前後,左右など移
動操作を行う柄。
lever
45122
ハンドル
手で回して操作を行う部分。
handle
45123
ダイヤル
回し操作をするつまみのうち,目盛が付いているもの又は調
節目盛そのもの。
dial
45124
取っ手
手で,持ち上げる,引くなどの操作を行う部分。
carrying handle,
carrying handle carrying
grips
45125
つり手
つり下げて持つように機器などに取り付けられた部分。
carrying handle
45126
リセットレバー
再セットするためのレバー。
reset lever,
reset handle
45127
リセットボタン
再セットするためのボタン。
reset button
2) 点火装置関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45201
点火装置
点火ヒータ,放電などによって点火するための装置。
igniter(石),
ignition device
45202
点火方式
点火するための方式。
ignition type
45203
マッチ点火式
マッチを用いた点火方式。
match lit ignition type
45204
電気点火式
電気を用いた点火方式。
electric lit ignition type
45205
ヒータ点火式
電気ヒータを用いた点火方式。
heat surface ignition type,
heat gloober ignition type
45206
放電点火式
放電火花を用いた点火方式。
spark ignition type
45207
圧電点火式
圧電素子を用いた放電点火式。
piezo spark ignition type
45208
燃焼機器用変圧器,
点火用変圧器
石油バーナ又はガスバーナの電気点火回路に電力を供給す
る変圧器。高圧用と低圧用とがあり,高圧用には漏えい形と
パルス形とがある。
ignition transformers for
burning appliance
45209
点火ヒータ
点火のために用いる電熱ヒータ。
heat surface,
heat gloober,
igniter coil(石)
45210
放電電極
放電点火式又は圧電点火式に用いる電極。
ignition electrode
45211
電極間隙
(でんきょくかん
げき)
放電する電極間の距離。
electrode gap
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3) 制御及び制御装置
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45301
制御
機器の運転の際,所要の調節を加える操作。
control
45302
調節
使用目的に合わせて機器の作動状態を変えること。
regulation,
control
45303
調整
機器の機能を本来の目標値に整えること。
adjustment
45304
自動制御
制御装置によって自動的に行われる制御。
automatic control
45305
シーケンス制御
あらかじめ定められた順序に従って,制御の各段階を逐次進
めていく自動制御。
sequence control
45306
オン−オフ制御
制御動作が点火,消火など,二つの定まった状態だけで行わ
れること。
on-off control
45307
比例制御
操作部が目標値(設定値)と現在値との偏差に応じて連続的
に動作する自動制御。
proportional control
45308
多段制御
操作部が目標値(設定値)と現在値との偏差に応じて段階的
に動作する自動制御。
multistage control
45309
プログラム制御
あらかじめ定められたプログラムによって動作をする自動
制御。
program control
45310
制御装置
制御を行うための装置。
control device
45311
燃焼制御装置
燃焼機器において燃焼を何らかの形で制御する装置の総称。
石油燃焼機器では安全装置としている。
combustion control
device
45312
遠隔操作装置,
リモコン
点着火操作などをワイヤ,電気信号などによって遠隔操作す
る装置の総称。
remote control
45313
プレパージ
点火前に,燃焼室内から滞留ガスを排除すること。
pre-purge
45314
ポストパージ
燃焼停止後に,燃焼室内から残留ガスを排除すること。
post-purge
45315
電磁弁
電磁石又はソレノイドの作用によって開閉する弁(図8参
照)。
solenoid valve
45316
電動弁
電動機によって,作動する弁(図9参照)。
motorized valve
45317
比例制御弁
比例制御によって,流量などを調節する弁(図10参照)。
proportional controlled
valve
45318
電源スイッチ
燃焼機器に設けられた通電用の第一段階の手動スイッチ。
power switch,
power supply switch
45319
点火スイッチ
点火操作を行うスイッチ。
ignition switch
45320
運転スイッチ
燃焼機器の始動運転操作を行うスイッチ。
operation switch
45321
風圧スイッチ
風圧を検知して動作するスイッチ。
draft proving switch
45322
フロートスイッチ
液面の変化を検知して,動作するスイッチ。
float switch
45323
フロースイッチ
液体又は気体の流れを検知して動作するスイッチ。
flow proving switch
45324
遅延サーモスイッ
チ
燃焼機器の機能上,遅れ時間を必要とするときに用いる温度
で動作するスイッチ。
sequencing switch
45325
表示ランプ,
(パイロットラン
プ)(ガ)
燃焼機器の状態を示す各ランプ類の総称。
indication light,
pilot lamp
45326
電源ランプ
電源スイッチがオンになっていて通電していることを表示
するランプ。
power indication light
45327
燃焼ランプ
燃焼していることを知らせるランプ。
burner on indication light
45328
水検知ランプ
水検知器が動作したことを知らせるランプ。
water pressure
indication light
45329
水位検知ランプ
設定された水位になっていることを表示するランプ。
water level indication
light
45330
給油ランプ
フロートスイッチなどの動作によって石油燃焼機器用油タ
ンクの油切れを予告するランプ。
fill light
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45331
警報ランプ
燃焼機器の使用中の異常を知らせるランプ。
malfunction indication
light
45332
電池確認ランプ
電池が消耗していないことを示すランプ。
battery charge light
45333
モニタランプ
室温表示などのランプ。
monitor light
45334
感温部
室温,燃焼ガスなどの温度を検出する部分。
temperature senser
45335
ルームサーモスタ
ット,
(ルームサーモ)
室温を制御するために設ける素子又は装置の総称。
room thermostat
45336
器具ガバナ
ガス燃焼機器に内蔵又は附属されたガス圧を調整する装置
の総称(図11参照)。
appliance regulator,
appliance governor
45337
ガス量切換装置
複数のバーナから構成されるメーンバーナにおいて,1〜数
本(枚)のバーナの燃焼を停止してガス量を調節する装置
multi step control device
45338
ガス量調節装置
バーナへのガス量を調節する装置で,ガスを通すバーナの燃
焼を停止しないことによってガス量を調節するもの。
modulating control
device
45339
油量調節装置
電気的又は機械的に燃料の供給を制御する装置の総称。
fuel regulator
45340
油量調節器
供給する油を一定の油面に保持し,流出バルブによって油の
流量を調節する装置(図12参照)。
fuel control valve device
45341
周波数切換ダンパ,
ヘルツ切換ダンパ
電源周波数に応じて燃焼用空気が一定になるように調整す
る装置。
frequency shift damper
control device
45342
水流検知装置
湯沸器内の水の流れを検出する装置。
water flow proving
indication device
45343
水位検知装置
温水機器内の水位を検出する装置。
water level proving
indication device
45344
給水自動ガス弁
熱交換部に設定値以上の水が流れたときにメーンバーナの
ガス通路を自動的に開弁し,設定値以下に減少したときに閉
弁する装置。
water actuated gas valve
45345
自動消火装置(ガ) 温度又は時間によって,自動的にバーナへの燃料通路を閉ざ
す装置。
ガス炊飯器の場合は,米飯の炊き上がりを検知し,自動的
にメーンバーナを消火させる装置。
automatic extinguish
device
45346
タイマ
時間を設定することによって,機器のオン,オフなどの制御
を行う装置。
timer
45347
時限装置
時間によって,機器のガス通路をオフにする機能をもつ装
置。
time adjusting device
45348
自動温度調節装置
ガス量,空気量,風量を変化させ,又は消火,点火を繰り返
し,設定温度を維持する装置。
automatic temperature
control device,
thermostat
45349
高温モード
ガスこんろバーナにおいて,調理油過熱防止装置が作動する
温度より,高温に設定できる機能。
high temperature mode
45350
セーブ運転
空調時設定温度に到達後2 ℃〜3 ℃暖房時は低く,冷房時
は高く室温をコントロールする人体の温感を利用した運転
モード。
comfort level mode,
energy saving mode
45351
運転ランプ
機器が運転又は待機状態にあることを示すランプ。
operation light
4) 安全装置
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45401
安全装置
燃焼機器・装置の故障,誤使用などの異常時に事故を防止す
る装置又はシステムの総称。
safety device
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45402
点火安全装置
石油燃焼機器において,点火時,再点火時の不点火,立消え
などによるトラブルを未然に防止する安全装置。
primary safety control
45403
立消え安全装置
ガス燃焼機器において,点火時,再点火時の不点火,立消え
などによるトラブルを未然に防止する安全装置。
pilot safety shut off
device,
burner safety shut off
device
45404
不完全燃焼防止装
置
正常燃焼範囲を逸脱して不完全燃焼する以前に燃焼を停止
させる安全装置。
oxygen depletion safety
shut off device
45405
不完全燃焼防止装
置の不完全燃焼
通知機能
石油燃焼機器において,不完全燃焼防止装置が連続4回を上
限として作動したとき,その状況が認識(ブザー,ランプな
ど)できる機能。
notice functional device
for incomplete
combustion
45406
不完全燃焼防止装
置の再点火防止
機能(石)
不完全燃焼防止装置の不完全燃焼通知機能が作動後,不完全
燃焼防止装置が連続して3回を上限として作動した場合に,
制御用乾電池の交換等の通常操作を行い,点火操作を行って
も再び点火しない機能。
function preventing from
the re-ignition of
incomplete combustion
protection device
45407
不完全燃焼防止装
置インターロッ
ク機能(ガ)
不完全燃焼防止装置が連続して作動後,制御用乾電池の交換
等の通常操作を行い,点火操作を行っても再び点火しない機
能。
interlock function of
incomplete combustion
protection device
45408
停電安全装置
燃焼中停電した場合及び再通電した場合のトラブルを未然
に防止する安全装置。
interruption of electrical
power safety device
45409
空だき安全装置
温水機器などが空だきした場合,温水機器が損傷する以前に
自動的にバーナへの燃料通路を閉ざす安全装置。石油燃焼機
器では空だき防止装置に含まれる。
empty water safety
device
45410
空だき防止装置
温水機器内に水がない場合,バーナへの燃料通路が開かず空
だきにならないようにする安全装置。
empty water prevention
device
45411
残火安全装置
ガス瞬間湯沸器などにおいて,給水が停止してもメーンバー
ナが消火しない場合に,バーナへの燃料通路を閉ざす安全装
置。
embers-safety device
45412
断水安全装置
断水になった場合に,機器が損傷する以前に自動的にバーナ
への燃料通路を閉ざす安全装置。
protector for loss of
water,
suspension of water
supply safety device
45413
熱交換部損傷安全
装置
ガス瞬間湯沸器などにおいて,熱交換部に異常が生じた場合
に,自動的にバーナへのガス通路を閉ざす安全装置。
obstruction of heat
exchanger safety
device
45414
転倒時ガス遮断装
置
機器が転倒した場合に,自動的にバーナへのガス通路を閉ざ
す安全装置。
tip-over safety device
45415
過熱防止装置
燃焼機器本体又は周辺の壁,床などの温度が,規定温度以上
の温度になることを防止する安全装置。
high limit switch,
over heat shut off device
45416
排気閉そく安全装
置
排気口以外から燃焼ガスが流出した場合に,自動的にバーナ
への燃料通路を閉ざす安全装置。
exhaust leak protection
device
45417
燃焼ガスの流出安
全装置
逆風止めの逃げ口から燃焼ガスが流出した場合に,自動的に
バーナへの燃料通路を閉ざす安全装置。
combustion products
discharge safety device
45418
過大風圧安全装置
排気筒トップに過大な風圧が加わった場合に,バーナの炎が
不安定になる以前又は不安定になったときに自動的にバー
ナへの燃料通路を閉ざす安全装置。
excessive wind pressure
safety device
45419
排気逆流安全装置
半密閉式ガス機器において,燃焼ガスの逆流が生じた場合
に,バーナへの燃料通路を閉ざす安全装置。
backdraft protection
device
45420
送風機停止安全装
置
送風機が停止した場合に,自動的にバーナへの燃料通路を閉
ざす安全装置。
fan blockage protection
device
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45421
過圧防止安全装置
給湯部の圧力がゲージ圧力1.75 MPaに達するまでに開弁
し,圧力を給湯部外に逃がす温水機器用の安全装置。
high pressure relief
valve
45422
逃し弁
通水部の圧力が,ゲージ圧力0.1 MPa(高圧力型は0.2 MPa)
に達するまでに開弁し,圧力を通水部外に逃がす温水機器用
の弁。
pressure relief valve
45423
圧力感知安全装置
燃料容器が加熱され圧力が一定以上になった場合に,ガス通
路を閉ざすカセットこんろ用の安全装置。
over heat safety device
for LPG canister
45424
容器温度過昇防止
装置
乾燥容器又は乾燥庫内が過度に温度上昇する以前に,自動的
にバーナへのガス通路を閉ざすガス衣類乾燥機用の安全装
置。
over heat safety device
for clothes dryer
45425
対震自動消火装置
一定の震度などを感知した場合に,自動的に燃焼を停止する
安全装置。
earthquake extinguish/
tip-over switch
45426
フレームロッド
炎の導電性,整流作用などを利用して炎を検出するための電
極。
flame rod
45427
炎検知装置
炎の有無を検知する装置の総称。
flame senser
45428
風圧逃し板
爆発的に燃焼したときの風圧を器外に放出するための板。
explosion relief plate
45429
調理油過熱防止装
置
ガスこんろで調理したとき,てんぷら油などの過熱による火
災を防止する安全装置(図30参照)。
鍋無し検知機能などの機能を備えたものもある。
top burner over heat
protection control
45430
異常燃焼防止用の
安全装置
ガス衣類乾燥機で熱交換器,排気通路などの詰まりで正常な
燃焼が継続できない場合にバーナへのガス通路を閉ざす装
置。
blockage protector for
dryer
45431
凍結予防装置
温水機器において,機器内の水の凍結を予防する装置の総
称。
prevent freezing device
45432
LPガス用ガス放
出防止器,
(ガス放出防止器)
LPガス容器用弁の出口に使用され,ガスの大量放出を防止
する弁。
excess flow check valve
for LPG cylinder
45433
マイコンガスメー
タ,
(マイコンメータ)
マイコンを搭載したガスメータ。マイコンに使用者の使用状
態を記憶させ,異常なガス流量,長時間使用など設定条件以
外の状態になったとき,ガスを遮断するなどの保安機能をも
つガスメータ。
intelligent gas meter
45434
LPガス用対震自
動ガス遮断器,
(対震遮断器)
LPガス容器用弁の出口以降に使用され地震動を感知してガ
スを遮断する弁。
earthquake shut off
valve for LPG
cylinder
45435
ガス漏れ警報遮断
装置
ガス漏れを感知して警報し,ガスを遮断する装置。
gas leak detector shut
off alarm device
45436
熱電対,
サーモカップル
異種の金属線で閉回路を形成した温度センサ。二つの接点の
温度差で生じる熱起電力で弁の作動などを行う。ガス燃焼機
器において,立消え安全装置のセンサなどに用いられてい
る。
thermocouple
45437
漏電引外し装置
地絡電流,過電流などを検出した際,引外し動作によって電
源を開路にする装置。
over current protection
device
45438
漏電安全装置
機器内の電気回路に異常が起こり漏電が生じた場合に,電気
を自動的に停止する安全装置。
earth leakage breaker
45439
消し忘れ消火装置,
消し忘れ防止装置
一定時間経過後に自動的に燃焼を停止する装置。
unattended appliance
automatic shut off
device
22
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45440
過流出安全機構
ガス用ゴム管の外れなどによって異常にガスが流出したと
きガスを遮断する装置。ホースガス栓に使用されている。
注記 三階以上の階を共同住宅の用途に供する建築物の住
戸に設けるガスの配管設備の基準を定める件(昭和56
年建設省告示第1099号)では,過流出安全弁という。
excess flow check
device
45441
気密油タンクの給
油時消火装置
気密油タンクを機器から取り出したとき,機械的又は電気的
に燃焼を停止させ,かつ,自動的に燃焼を再開させない装置。
fire-extinguishing device
at the time of oil supply
of vacuum tank
5) 熱交換器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45501
熱交換器,
熱交換部
熱源からの熱を流体(水,空気など)に伝えるための交換器。 heat exchanger
45502
フィン
熱交換器などで伝熱面積を増加させる目的で設けられるひ
れ状のもの。
fin
45503
伝熱管
熱交換用の水管。
tube of heat exchanger
45504
伝熱筒
貯湯部を貫通する煙道。この中を燃焼ガスが流れ水への伝熱
を兼ねる。
center flue heat
exchanger
45505
通水コイル
コイル状の伝熱管。
coil type heat exchanger
45506
缶体
ガス貯湯湯沸器などで貯湯部及び熱交換器を一体とした総
称。
storage water heater
body
45507
内胴
缶体の燃焼室に面する壁面を構成する部分。
inside of storage water
heater body
45508
外胴
缶体の外側に面する壁面を構成する部分。
outside of storage water
heater body
6) 給気及び排気
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45601
排気用送風機
燃焼ガスを強制的に排出するために用いる送風機。
exhaust fan
45602
燃焼用送風機,
燃焼用ファン
燃焼用空気を送るために用いる送風機。
combustion air blower
45603
給排気用送風機
同一の電動機に燃焼用の送風羽根及び排気用の送風羽根を
備えた送風機。
combination exhaust air
and combustion
blower,
combination exhaust air
and combustion fan
45604
燃焼用空気取入口
燃焼用空気を取り入れる口。
combustion air intake
45605
給気部
燃焼機器の燃焼用空気の取入部。
combustion air supply
inlet
45606
排気部,
排気口
燃焼機器の燃焼ガスを排出するための開口部。
exhaust out-let
45607
排気筒接続口
半密閉式又は密閉式の燃焼機器の排気筒を接続する部分。
exhaust pipe fitting part
45608
給気筒接続口
密閉式の燃焼機器の給気筒を接続する部分。
supply air connection
fitting part
45609
逆風止め,
(バフラ)
逆風による吹消え,異常燃焼などを防ぐため排気部に設ける
装置。
draft hood
45610
給排気筒
密閉式の燃焼機器に用いる給気及び排気のための筒で,内側
が排気,外側が給気の二重構造になっているもの。
concentric supply and
exhaust tube
23
S 2091:2013
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
45611
伸縮式給排気筒
長さを自在に伸縮できるようにした給排気筒。
telescoping supply and
exhaust tube
45612
給排気筒トップ,
(給排気トップ)
給排気筒の屋外に突き出た給気及び排気を行う先端部分。
vent terminal
7) バーナ一般(共通)
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45701
バーナ
燃焼させる装置又は部分の総称。
burner
45702
ノズルホルダ
ノズルが取り付けられている部分の総称。
orifice holder,
nozzle holder
45703
ノズル
バーナに供給する燃料の噴出部(図13及び図14参照)。
fuel nozzle(石),
orifice(ガ)
45704
メーンノズル
メーンバーナに供給する燃料の噴出部。
main orifice,
main nozzle
45705
パイロットノズル
パイロットバーナに供給する燃料の噴出部。
pilot orifice,
pilot nozzle
45706
メーンバーナ
燃焼機器に用いられる主バーナ。
main burner
45707
パイロットバーナ,
(口火バーナ)
メーンバーナに着火するための小火バーナの総称。通常は常
時燃焼しているものをいう。
pilot burner
45708
点火パイロットバ
ーナ,
(点火バーナ)
メーンバーナに着火するときだけ作動するパイロットバー
ナ。
intermitted pilot burner
45709
全一次空気式バー
ナ
燃焼に必要な空気の全量を一次空気として取り入れる方式
のバーナ。
all primary air burner
45710
赤外線バーナ
全一次空気式バーナの一種で多孔質のセラミック,多孔金属
板,金網などをバーナの放射面に用い,燃焼熱を主として赤
外線(放射熱)として伝達することを目的としたバーナ(図
14参照)。
infrared burner
45711
ブンゼン式バーナ,
(ブンゼンバーナ)
燃料がノズルから噴射するときの運動エネルギーによって
燃焼に必要な空気の一部を吸い込み,混合管内で混合し,炎
口から出て燃えるとき,更に炎の周囲から拡散によって空気
を取り入れ燃焼させるようにしたバーナ(図13参照)。
bunsen burner
45712
棒バーナ
棒状のバーナヘッドに直線状に炎口が設けられているバー
ナ(図18参照)。
パイプを利用して作られている棒バーナをパイプバーナ
と呼ぶ。
tube burner
45713
リングバーナ
環状のバーナヘッドの上部に炎口が設けられているバーナ
(図15参照)。
ring burner
45714
多連式
ストーブに2個以上の燃焼筒又は火口があるもの。
multi-burner type
45715
スロート
バーナの一部で,一次空気の取入口から混合管までの間の最
も小さな断面積の部分(図13参照)。
throat
45716
混合管
バーナの一部で,一次空気とガス状の燃料とを混合する部分
(図13及び図14参照)。
mixer tube
45717
燃焼用一次空気管
燃焼用空気のうち一次空気を送り込む管。
primary air pipe for
combustion
45418
燃焼用二次空気管
燃焼用空気のうち二次空気を送り込む管。
secondary air pipe for
combustion
45719
バーナヘッド
バーナの一部で,炎口の設けられている部分(図13及び図
29参照)。
burner head
24
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
45720
バーナキャップ
ガスこんろなどに用いられるバーナの一部で,バーナ本体に
かぶせて炎口を形成するキャップ状のもの(図15,図29及
び図30参照)。
burner cap
45721
炎口
(えんこう)
バーナに設けられた炎を形成する部分(図13,図29及び図
30参照)。
port,
burner port
45722
火口
炎口の集合体。
flame part on burner
45723
一次空気口
一次空気が流入する開口部分(図13参照)。
primary air inlet
45724
空気調節器
バーナに流入する一次空気の量を調節する装置(図13及び
図29参照)。
air shutter
8) ガス燃焼機器の構造
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45801
ガス接続口
(がすせつぞくぐ
ち)
ガス燃焼機器のガス取入部分の総称(図33参照)。
gas supply inlet
45802
ゴム管口
(ごむかんぐち)
ガス接続口の入口側及びガス栓のガス出口側で,ガス用ゴム
管を接続する部分。
rubber tube connection
45803
自在ガス接続口
接続方向が自在に動かせるガス接続口(図49参照)。
flexible connector
45804
器具コンセント
ガス燃焼機器のガス接続口で,ガス機器用迅速継手のプラグ
又はソケットと接続できるようになったもの。
appliance quick
connected fitting
45805
器具栓
ガス燃焼機器内に設けられたバーナへのガス通路を開閉す
るためのガス栓。ガス燃焼機器を使用しないときに遮断して
おくためのもの(図29及び図31参照)。
appliance valve,
appliance cock
45806
器具栓本体
器具栓の閉子以外の部分。
valve body
45807
閉子
(へいし)
器具栓の一部でガスを開閉する円すい台形の栓。
taper plug
45808
器具ガス導管,
(ガス導管)
ガス燃焼機器内のガス導管の総称(図31参照)。
gas pipe,
gas supply line
45809
パイロットガス導
管
パイロットバーナへの器具ガス導管。
pilot gas tube
45810
ガスバーナ
ガスを燃焼させるための装置又は部分。
gas burner
45811
赤火式バーナ
燃焼に必要な空気を全て炎の周囲から拡散によって取り入
れて燃焼させるようにしたガスバーナ。
red flame burner
45812
衝炎バーナ
炎を衝突させて空気との混合を促進する方式のガスバーナ
(図16参照)。
impinging burner
45813
スリットバーナ
炎口がスリット状になっているガスバーナ(図17参照)。
slit burner
45814
ブラストバーナ
大気圧以上の高い圧力をもつ一次空気を噴出させて,その噴
出エネルギーによって低圧にあるガスを吸引,混合させて燃
焼させるガスバーナ。
power burner
45815
ユンケルバーナ
リングバーナの一種で,特に,バーナキャップが取り外しで
きる構造のガスバーナ(図15参照)。
Yunker burner
45816
親子バーナ
バーナが大形バーナと小形バーナとの二段に切り換えて使
用できる構造のガスバーナ。
concentric burner
45817
リボンバーナ
バーナヘッドに連続した長い1本の溝を作り,その中の波形
のリボン(金属帯)をはめ込んだガスバーナ(図19参照)。
ribbon burner
45818
ユニバーサルバー
ナ
ノズル,空気調節器などの簡単な調整だけで多くの種類のガ
スグループのガスを燃焼させることができるガスバーナ。
universal burner
45819
保温バーナ
ガス炊飯器の保温用の小火バーナ(図33参照)。
simmer burner
25
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
45820
予備ガス栓
ガスレンジなどのガス燃焼機器に設けられた予備的なガス
栓で,ガスファンヒータなど別のガス燃焼機器を使用すると
きに接続するもの。
additional gas supply
outlet
9) 石油燃焼機器の構造
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45901
送油管接続口
(そうゆかんせつ
ぞくぐち)
油タンク又は石油燃焼機器側の送油管を接続する部分。
fuel supply inlet,
fuel pipe fitting part
45902
送油経路
石油燃焼機器内の灯油,軽油又は重油の通路の総称。
fuel line,
fuel feed line
45903
送油管
石油燃焼機器内の灯油,軽油又は重油を送るための管(図
22及び図23参照)。
fuel pipe
45904
油タンク
(あぶらたんく)
石油燃焼機器に用いる灯油,軽油又は重油をためておく容器
の総称(図20参照)。
fuel tank
45905
気密油タンク
使用時に給油口を下にして気密状態にして使用する油タン
ク(図20参照)。
vacuum tank
45906
開放油タンク
使用時に油面が大気に開放されている油タンク(図21及び
図23参照)。
integral tank
45907
加圧油タンク
加圧ポンプでタンクの圧力を上げて使用する油タンク(図
22参照)。
pressure type oil tank
45908
カートリッジタン
ク
機器から分離できる油タンク。気密油タンク,開放油タンク
の場合がある。
removable tank
45909
給油口
(きゅうゆこう)
油タンクに給油する口(図21及び図22参照)。
fill opening
45910
給油口ふた
油タンクの給油口のふた(図21及び図22参照)。
fill cap
45911
給油口口金
(きゅうゆこうく
ちがね)
気密油タンクの給油口のふた。弁機構をもつので“口金”と
いう(図20参照)。
fuel tank cap,
filler cap
45912
給油ゲージ
油タンクへの給油量を確認するためのゲージ(図20参照)。 fuel indicator,
fuel guage
45913
油量計
油タンクの油量を示すゲージ(図21及び図22参照)。
fuel level indicator
45914
油量計浮子
(ゆりょうけいう
きこ)
油面の変動に応じて油量計の指針などを動かすための浮子
(図21及び図22参照)。
float of fuel-level
indicator
45915
給油口ストレーナ
給油口のすぐ下又は給油口に装着してあるストレーナ。
fuel inlet strainer
45916
定油面器,
油面調節装置
石油燃焼機器の送油経路にある灯油,軽油又は重油の油面を
一定に保つ装置。
constant-level valve,
control device of
constant level
45917
油受皿
気密油タンクからの油を受ける容器。定油面機能及び気温の
影響によるオーバフローを防止する機能をもつ(図20参
照)。
sump
45918
水平器
石油燃焼機器を水平に設置するための指示器(図20参照)。 level guide,
level gauge
45919
送油バルブ
油タンクの油を閉止又は開路するための弁(図22参照)。
oil feed valve
45920
送油バルブシャフ
ト
送油バルブを操作するための取っ手と連絡する軸(図22参
照)。
oil feed valve shaft
45921
送油バルブシリン
ダ
送油バルブの弁を囲む筒(図22参照)。
oil feed valve cylinder
26
S 2091:2013
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45922
気口
(きこう)
油タンクに灯油,軽油又は重油が流れやすいようにするため
に設けた通気用の口(図21参照)。
air opening of fill cap
45923
電磁ポンプ
圧力噴霧式バーナ,気化式バーナなどへの灯油,軽油又は重
油の供給用として用いられる電磁石を用いたポンプ(図28
参照)。
solenoid pump
45924
水検知器
油受皿などに水が入ったとき,その水を検知する電極又は装
置。
water detector
45925
石油バーナ
灯油,軽油又は重油を燃焼させるための装置又は部分。
oil burner
45926
しん式バーナ
灯油をしんによって蒸発燃焼させる方式の石油バーナ(図
23参照)。
wick type burner
45927
ポット式バーナ
灯油,軽油又は重油を蒸発皿によって蒸発燃焼させる方式の
石油バーナ(図24参照)。
pot type burner
45928
圧力噴霧式バーナ,
(ガンタイプバー
ナ)
灯油,軽油又は重油を圧力によって霧化し,蒸発燃焼させる
方式の石油バーナ(図25参照)。
pressure spraying type
burner
45929
回転霧化式バーナ
灯油,軽油又は重油を遠心力によって霧化し,蒸発燃焼させ
る方式の石油バーナ(図26参照)。
rotary burner
45930
ジェット噴霧式バ
ーナ
灯油を空気噴流によって霧化し,蒸発燃焼させる方式の石油
バーナ(図27参照)。
jet atomizing type
burner
45931
気化式バーナ
灯油,軽油又は重油を気化室又は気化管内で蒸発させた後,
燃焼させる方式の石油バーナ(図28参照)。
vaporizing type burner
45932
混焼式バーナ
2種類以上の燃料を燃焼できる方式の石油バーナ。
combination burner,
combination oil and gas
burner
45933
しん
綿,ガラスなどの繊維で作られたもので,灯油を毛管現象に
よって吸い上げて燃焼させる部分(図20及び図21参照)。
wick
45934
しん調節器
しん式バーナのしんの高さを上下し,点火,消火及び燃焼量
の調節を行うものの総称(図20,図21及び図23参照)。
wick adjuster
45935
しん調節器用ラッ
ク・ピニオン
しん式バーナのしんを上下方向に駆動するラック及びピニ
オン(図23参照)。
rack and pinion
45936
しん案内筒
しん式バーナを構成する一部で,しん調節器又はしん外筒と
対になってしん収容部を構成する内側の筒。開放油タンク又
は油受皿の一部で,バーナ内部への空気の取入口を兼ねてい
る(図23参照)。
primary air tube,
guide tube
45937
しん押さえ
しん式バーナのしんを保持する金具又は板。
wick holder
45938
しん外筒
しん式バーナを構成する一部で,しん案内筒と対になってい
る外側の筒。
特に,しん上下機構と分離されているものは,それだけで
はしん調節機能がないので,しん調節器に含めず,“しん外
筒”と呼んで区別している(図23参照)。
wick adjuster,
outer case
45939
赤熱リング
しん式バーナの複筒形燃焼筒に用いられるコイル状の部品。
放射効率を高める効果をもつ(図23参照)。
heating coil
45940
火皿
しんを固定してあるしん式バーナのしん周囲を構成する部
品(図23参照)。
wick case
45941
放熱ネット
しん式バーナの複筒形燃焼筒に用いられるネット状の部品。
放射効率を高める効果がある(図23参照)。
heating net
45942
燃焼筒
石油バーナの燃焼室を構成する部分。ただし,しん式バーナ
の場合は燃焼用炎筒の総称(図20及び図23参照)。
heat chamber
27
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
45943
複筒形燃焼筒
内炎筒及び外炎筒の両方をもつしん式バーナの燃焼筒(図
23参照)。
compound pipe type
heat chamber
45944
外炎筒
しん式バーナの複筒形燃焼筒のしん外周に設ける炎筒(図
23参照)。
outer chimney,
outer cylinder,
middle cylinder of
chimney,
outer burner cylinder,
outer perforated sleeve
45945
外筒
しん式バーナの複筒形燃焼筒の場合は,外炎筒の外側を包む
筒。
しん式バーナの単筒形燃焼筒の場合は,燃焼室を構成する
炎筒(図23参照)。
outer cover
45946
外筒支え
しん式バーナの単筒形燃焼筒の外筒下部に設ける部品。
しん調節器のカバーも兼ねる(図23参照)。
cylinder base,
outer cylinder support
45947
内炎筒
しん式バーナの外炎筒と対をなし,しん内周に設ける炎筒
(図23参照)。
inner chimney,
inner cylinder,
inner burner cylinder,
inner perforated sleeve
45948
中心筒
しん式バーナの複筒形燃焼筒の内炎筒内部に,更に追加して
設けた筒。
center tube
45949
単筒形燃焼筒
外炎筒をもたない構造のしん式バーナの燃焼筒(図23参
照)。
single pipe type heat
chamber
45950
外炎板
しん式バーナの単筒形燃焼筒の,しん外周に設ける板又は筒
(図23参照)。
burner cover
45951
内炎板
しん式バーナの単筒形燃焼筒の中央部の板又は筒。複筒形燃
焼筒に相当するものと,拡炎板に相当するものがある(図
23参照)。
flame spreader
45952
ガラス外筒
外筒の一種でガラス製のもの。
glass cylinder
45953
蒸発皿
気化器の一種で,ポット式バーナの底部のこと(図24参照)。 vaporizing bowl,
fire pot
45954
燃焼リング
ポット式バーナなどの内部に設けるリング状の仕切板で,空
気の取入れ,混合を制御する部品(図24参照)。
burner ring
45955
ノズルアダプタ
圧力噴霧式バーナのノズルを取り付ける部品(図25参照)。 nozzle adapter
45956
予熱器
灯油,軽油又は重油を予熱する装置。
pre-heater
45957
気化ヒータ
灯油,軽油又は重油を気化させるために用いるヒータ(図
28参照)。
pre-heating mean
45958
気化器
気化式バーナの灯油,軽油又は重油を気化させる装置の総称
(図28参照)。
vaporizer
45959
気化室
気化器の一部で気化させる室。
vaporizing chamber
45960
気化管
気化器の一種で灯油,軽油又は重油を気化させるのに,管を
気化室として用いているもの(図22参照)。
vaporizing tube
45961
拡炎板
炎を広げて空気の混合をよくしたり,熱効率を高めたりする
板。内炎板のことをいう場合もある(図23参照)。
baffle
45962
噴霧
液体を噴出して霧化させること。
spray
45963
霧化
液体を微粒化させること。
atomization
45964
噴霧角度
噴霧の流れの開き角度。
spray angle
45965
噴霧粒径
噴霧された液体の粒の大きさ。
atomized particle size
45966
スプレーパターン
噴霧流が形成する形状。
spray pattern
45967
噴霧分散度
噴霧粒の分散の角度と粗密との度合い。
spray distribution
28
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
45968
噴射量特性
バーナの入口油温度を一定としたとき,バーナの種類に応じ
た燃料噴射量の特性。
characteristics of spray
amount
45969
燃料噴射量
石油バーナから噴射される燃料の単位時間当たりの量。
fuel oil consumption
45970
油タンク容量
油タンク本体,機器の定格表示などに表示された量。
fuel tank capacity
45971
油タンク内容積
油タンクを水平にして油を入れたときにあふれるまでの油
の量。
internal volume of fuel
tank
f)
個別燃焼機器の部品類
1) 調理機器の部品類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
46101
ごとく
こんろに設けられた調理用容器(鍋,やかんなど)を載せる
(支持する)部分(図29及び図30参照)。
grate
46102
汁受け皿
こんろのバーナ周辺に設けられた調理の煮こぼれ汁を受け
る皿(図29参照)。
aeration bowl
46103
トッププレート
こんろ上部(熱使用面)の板(図29及び図30参照)。
top surface
46104
ちり受け皿
こんろの底部に設けられた,ちり,ごみ,調理くずなどを受
ける板。
dust tray,
drip tray
46105
グリル庫内,
(グリルケース)
ガスグリルのグリル水入れ皿,グリル皿又はグリル受け皿を
受ける部分(図30参照)。
grill case
46106
グリル水入れ皿,
グリル皿,
グリル受け皿
ガスグリルの食品の焼汁を受ける皿(図30参照)。
broiler pan
46107
グリル放熱部
ガスグリルに設けられている赤熱状になる金網などの総称。 broiler burner
46108
オーブン庫内
ガスオーブンの庫内(図31参照)。
oven cavity
46109
オーブン温度指示
器
オーブン庫内の温度設定の目安を示すもの。
oven temperature
indicator
46110
庫内灯
オーブン庫内を照らす灯(図31参照)。
oven light
46111
熱風循環ファン
ガスオーブンの庫内の熱を強制的に循環させるために用い
る送風機。
convection fan
46112
甲板
(こうはん)
ガスクッキングテーブルの上面板(図32参照)。
working surface
46113
バーナふた
ガスクッキングテーブルの甲板のバーナ部分を使用しない
ときに用いるふた(図32参照)。
burner cover
46114
炊飯釜部
(すいはんかま
ぶ),
(釜部)
ガス炊飯器の釜,外枠部(図33参照)。
rice cooker body
46115
炊飯釜
(すいはんかま),
(釜)
ガス炊飯器用の米,水などを入れる容器(図33参照)。
rice cooker inner pan
46116
炊飯燃焼部,
(燃焼部)
ガス炊飯器の燃焼部。
rice cooker burner unit
46117
蒸し板
ガス炊飯器を用いて蒸し物をするときに用いる落とし板。
steam plate
46118
計量カップ
炊飯する米の量又は蒸し物をする場合の水の量をはかるカ
ップ。
measuring cup
46119
カセットこんろ用
燃料容器,
(燃料容器)
カセットこんろに用いる液化石油ガスが充塡された容器(図
34参照)。
LPG canister
29
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
46120
のぞき口
(のぞきぐち)
カセットこんろのこんろと燃料容器との装着を確認するた
めの窓。
canister connection
inspection port,
canister connection
inspection window
46121
燃料容器ガイド
カセットこんろに燃料容器を装着するために燃料容器の装
着部分に付けられたガイド(図34参照)。
canister guide
46122
燃料容器受けガイ
ド
カセットこんろに燃料容器を装着するためにこんろの装着
部分に付けられたガイド(図34参照)。
canister holder
46123
燃料容器セットレ
バー
カセットこんろに燃料容器を装着するためのレバー(図34
参照)。
canister lock lever,
canister release lever
46124
ステム
カセットこんろ用燃料容器のバルブの先端部分。
gas connection
46125
ステム受け
カセットこんろ用燃料容器のステム装着部分。
gas inlet
2) 温水機器の部品類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
46201
器具水栓,
(水栓)
湯沸器,給湯機に組み込まれている止水栓(図1参照)。
water faucet
46202
水抜き栓
湯沸器,給湯機の水通路の水抜きのための栓。
drain valve
46203
水ガバナ
湯沸器,給湯機に内蔵又は附属され,水量又は水圧を調整す
る装置の総称(図1及び図2参照)。
water regulator,
water governor
46204
器具湯栓,
(湯栓)
湯沸器,給湯機に組み込まれている給湯栓(図2参照)。
hot water faucet
46205
低温作動弁
一定温度に気温が下がると水を流出させて凍結を防ぐ弁。
cold temperature
actuated drain valve
46206
水位計
貯湯部をもつ湯沸器,給湯機の貯湯部内の水位を示す指示
計。
water level indicator
46207
かま上ふた
石油ふろがまの点検,掃除などで開閉するための板。
exhaust pipe fitting for oil
burning bath heater
46208
一次排気筒
半密閉式のガスふろがまの本体から逆風止めまでの間の排
気筒。
flue pipe
46209
循環管接続口
(じゅんかんかん
せつぞくぐち),
循環パイプ接続口
ふろがまの循環管を接続する部分。
connection lip
46210
一口循環口
水の吸入口と噴出口とが構造上一体となった循環部品。
unit circulation lip
46211
循環管,
循環パイプ
浴槽内の水をふろがまに循環させる管。
connection sleeves
46212
循環管締付バンド,
循環パイプ締付バ
ンド
循環管と循環管接続口との抜け防止のための締付バンド。
clamps
46213
上部循環管,
上部循環パイプ
浴槽の側面に設けられた循環管のうち,上側にある循環管。 top connection sleeve
46214
下部循環管,
下部循環パイプ
浴槽の側面に設けられた循環管のうち,下側にある循環管。 bottom connection
sleeve
46215
湯当たり
循環管の浴槽側に取り付け,熱湯が直接人体に触れないよう
考慮した防護板。
diffuser
30
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3) 暖房機器の部品類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
46301
放射体,
スケルトン
ストーブに設けられている放熱を行う金属,セラミックなど
の総称。
radiant surface,
skeleton
46302
反射板
放射体からの放射熱を有効に反射させるための板。
radiant shield
46303
熱放射口
放射熱を発する部分。
thermal radiation part
46304
温風空気取入口,
温風用吸気口
強制対流式及び強制対流形の暖房機器の対流用空気の取入
口。
circulating air inlet,
air opening for warm
wind
46305
温風吹出し口
強制対流式及び強制対流形の暖房機器の温風の吹出し口。
上部吹出し,下部吹出しの2種類がある。
circulating air outlet
46306
ルーバ
温風吹出し口に設けられた風向案内のための板。
louver
46307
対流用送風機,
対流ファン
強制対流式及び強制対流形の暖房機器に設けられた,対流の
ための送風機。
circulating fan
46308
加湿皿
加湿用の水を入れる皿。
humidification water
reservoir
46309
天板
石油ストーブなどの器体上面に単独で用いられる板。
top plate
4) その他の部品類
番号
用語
定義
対応英語(参考)
46401
乾燥容器,
(乾燥庫)
ガス衣類乾燥機の乾燥物(衣類)を入れる容器。
drum
46402
リントフィルタ
綿ぼこり,糸くずなどを取り除くためのフィルタ。
lint filter
46403
排湿口
(はいしつこう)
ガス衣類乾燥機の燃焼排ガス及び乾燥物(衣類)に含まれて
いる水分を排出するための開口。
exhaust outlet
46404
排湿管
ガス衣類乾燥機の燃焼排ガス及び乾燥物(衣類)に含まれて
いる水分を排出するための管。
exhaust pipe
46405
バッフルプレート
熱効率を高めるための燃焼排ガス通路に設けるじゃま板。
baffle plate
4.5
付帯設備関係用語
a) 燃料供給関係
1) 気体燃料関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
51101
LPガス容器
液化石油ガスを充塡するための容器。
liquefied petroleum gas
cylinder
51102
LPガス容器用弁,
(容器弁)
LPガス容器に使用する弁。
liquefied petroleum gas
cylinder valve
51103
LPガス圧力調整
器,
(圧力調整器)
LPガス容器からの高圧ガスを燃焼に適した圧力まで減圧す
る調整器。
liquefied petroleum gas
cylinder pressure
regulator
51104
LPガス用継手金具
付高圧ホース,
(高圧ホース)
LPガス容器とLPガス圧力調整器との間に使用される継手
金具付きのゴムホース。
high pressure rubber
hose for liquefied
petroleum gas
51105
LPガス用継手金具
付低圧ホース,
(低圧ホース)
LPガス圧力調整器と配管又はガス栓と液化石油ガス用燃焼
機器との間に使用される継手金具付きのゴムホース。
low pressure rubber
hose for liquefied
petroleum gas
51106
ガスメータ
ガス使用量を測定する計量器。
gas meter
51107
メータガス栓
ガスメータのガス入口側に設置される栓。
gas meter valve
31
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
51108
ガス栓
ガス通路を開閉する栓の総称。
gas valve
51109
ガス元栓
ガス配管の先端に設けられたガス燃焼機器を接続するため
のガス栓。
supply gas valve
51110
ホースガス栓
ガス燃焼機器の近くに使用されるものであって,出口側にガ
ス用ゴム管若しくはガス用強化ゴムホースを直接又は接続
具(金具,迅速継手など)によって接続するガス栓(図45
参照)。
gas valve having
connection for rubber
hose or fiber reinforced
rubber hose
51111
可とう管ガス栓
ガス燃焼機器の近くに使用されるものであって,出口側にガ
ス用金属フレキシブルホース又はガス用強化ゴムホースを
ねじによって接続するガス栓(図46参照)。
gas valve having
connection for
flexible connector
51112
機器接続ガス栓
ガス燃焼機器のガス接続口に,ガス栓の出口側をねじによっ
て直接接続するガス栓(図47参照)。
gas valve having thread
connection for gas
burning appliance
51113
ねじガス栓
主としてメータ入口若しくは配管系統に使用されるもので
あって,出口側に金属管,ガス用ステンレス鋼フレキシブル
管,ガス用金属フレキシブルホース又はガス用強化ゴムホー
スをねじによって接続するガス栓(図48参照)。
gas valve having thread
connection
51114
ヒューズガス栓
ガス配管の末端に設置され,移動形燃焼機器などと接続され
るもので,過流出安全機構を内蔵し,一定量以上のガスが通
過したとき,ガスを遮断するガス栓。
gas valve having gas
shut off device for
protecting excess gas
consumption
51115
オンオフヒューズ
ガス栓
つまみを開位置にしたときだけ,ガスが出るヒューズガス
栓。
gas safety fuse cock
51116
ガスコンセント
ガス機器用迅速継手の着脱によって開・閉操作を行うヒュー
ズガス栓。
gas valve fuse
51117
配管用フレキシブ
ル管,
(配管用フレキ管)
ガスメータとガス栓との間の配管に使用される可とう性を
もつ金属製のガス管。
flexible appliance
connector
51118
金属フレキシブル
ホース,
金属可とう管
ガス栓とガス燃焼機器とを接続する定尺の可とう性をもつ
金属製の管。
metal braided flexible
connector
51119
ガス用強化ゴムホ
ース,
強化ガスホース
ガス栓とガス燃焼機器とを接続する鋼線又は化学繊維で補
強されたゴム製のホース(図35参照)。
fiber reinforced rubber
hose
51120
ガスコード
小口径で,両端にガス機器用迅速継手が取り付けられたガス
用強化ゴムホース。
gas hose with quick
connector rubber
51121
ガス用ゴム管
ガス栓とガス燃焼機器とを接続するゴム製の管(図36参
照)。
gas rubber hose
51122
両端迅速継手付
LPガス用塩化
ビニルホース
ガス栓と液化石油ガス用燃焼機器とを接続する化学繊維な
どで補強された塩化ビニル製のホースで,両端にガス機器用
迅速継手が取り付けられているもの。
P. V. C hose with quick
disconnect for liquefied
petroleum gas
51123
両端迅速継手付ガ
ス用ゴム管,
(コンセント継手
付ゴム管)
ガス機器用迅速継手が取り付けられたガス用ゴム管(図36
参照)。
rubber hose with quick
disconnect
51124
LPガス燃焼機器
用ホース
ガス栓と液化石油ガス用燃焼機器とを接続する鋼線で補強
されたゴム製のホース。
wire reinforced rubber
hose
51125
ガス機器用迅速継
手
簡単に着脱できる継手。
quick disconnect device
32
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
51126
ゴム管用ソケット
ガス用ゴム管のガス栓と接続する側に取り付けるガス機器
用迅速継手のソケット(図36及び図37参照)。
rubber hose with quick
disconnect socket
51127
ガス機器用ソケッ
ト
ガス機器のゴム管口に取り付けるガス機器用迅速継手のソ
ケット(図39参照)。
appliance quick
disconnect socket
51128
ガス機器用プラグ
ガス機器のゴム管口に取り付けるガス機器用迅速継手であ
って,強化ガスホース用ソケットを接続するためのプラグ。
appliance quick
disconnect plug
51129
ゴム管用プラグ
ガス用ゴム管のガス燃焼機器と接続する側に取り付けるガ
ス機器用迅速継手のプラグ(図36及び図38参照)。
rubber hose with quick
disconnect plug
51130
ガス栓用プラグ
ガス栓のゴム管口に取り付けるガス機器用迅速継手のプラ
グ(図40参照)。
supply gas valve quick
disconnect plug
51131
ゴム管止め,
(ゴム管バンド)
ガス用ゴム管の差込み接続部を締め付け,固定するバンド。 hose clamp for rubber
hose
51132
強化ガスホース用
バンド
強化ガスホースの差込み接続部を強固に締め付け,固定する
バンド(図41参照)。
hose clamp for fiber
reinforced rubber
hose
51133
ガス栓キャップ
ガス漏れを防止するために,使用していないガス栓にかぶせ
るキャップ。
gas valve plug
2) 液体燃料関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
51201
石油燃焼機器用油
タンク,
(油タンク)
石油燃焼機器に使用する灯油,軽油又は重油を貯えておくた
めのタンク(図44参照)。
oil tank for burning
appliances
51202
据置式油タンク
地面,床などに設置して使用する石油燃焼機器用油タンク。 floor type oil tank
51203
壁掛式油タンク
壁,柱などに掛けて使用する石油燃焼機器用油タンク。
wall mounted type oil
tank
51204
石油燃焼機器用注
油ポンプ,
(注油ポンプ)
ドラム缶,灯油用ポリエチレンかんなどから,石油燃焼機器
又は他の油タンクに油を手動又は電動によって移し換える
ための油ポンプの総称。
filler pumps for oil
burning appliances
51205
灯油用ポリエチレ
ンかん,
(灯油用ポリ容器)
灯油を貯えておくためのポリエチレン製の容器。
polyethylene tank,
plastic container
51206
石油燃焼機器用灯
油供給器,
(灯油供給器)
2階などの高い所に設置された石油燃焼機器に灯油をポンプ
などによって供給するための装置(図42及び図43参照)。
kerosene feeders for oil
burning appliances
51207
液体燃料配管
石油燃焼機器用の燃料経路の配管の総称。
liquid fuel piping
51208
石油燃焼機器用送
油管,
(送油管)
石油燃焼機器に燃料を供給するための管の総称(図43参
照)。
oil feed pipe
51209
ゴム製送油管
繊維などで補強されたゴム製の石油燃焼機器用送油管(図
44参照)。
oil discharge rubber
hose
51210
銅製送油管
銅製の石油燃焼機器用送油管。
oil discharge copper pipe
51211
通気管
石油燃焼機器用油タンクの上面に設けられた大気開放のた
めの管(図43参照)。
draft cylinder
51212
防油堤
石油燃焼機器用油タンクから万一油が漏れた場合に,他に油
が広がらないようにするために油タンク設置場所の周辺に
設けられた油流出防止用の堤(図43参照)。
oil fence
33
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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b) 給水給湯関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
52001
水道メータ
水道水の使用量を量る計量器(図51参照)。
water meter
52002
水栓
給水配管,給湯配管に組み込まれる栓の総称。
water faucet
52003
止水栓
給水配管又は給湯配管の途中に設ける栓(図50及び図51参
照)。
water shut off valve
52004
給水元栓
温水機器への給水配管の途中に組み込まれる止水栓で,温水
機器に最も近い栓(図50及び図51参照)。
water supply valve
52005
不凍栓
水道管の途中に設置し,立上り管及び給水管内の水を凍結深
度以下の地中で排出させるか,又は設けた容器に貯留して,
凍結を防止するための排水栓。
freeze prevention drain
valve
52006
給水配管
温水機器,給水栓などへ水を供給するための配管の総称(図
50及び図51参照)。
water supply line,
water supply pipe
52007
逆止弁
(ぎゃくしべん),
逆止め弁
水,湯を逆流させないための弁(図51,図52及び図53参
照)。
check valves
52008
水道用減圧弁,
(減圧弁)
温水機器に入る水圧を減圧し,温水機器から上流へ逆流させ
ない弁。逆止弁と一体になった減圧逆止弁と呼ばれるものも
ある(図51及び図53参照)。
water pressure reducing
check valves
52009
給水栓
給水配管,給湯配管の先端に取り付けられ,水又は湯を出し
たり止めたりする栓(図50及び図51参照)。
water tap faucet
52010
排水管
機器からの排水,ドレンなどを導く管(図50及び図51参照)。 drain pipes
52011
排水栓
給水配管,給湯配管に組み込まれ,排水を目的とした栓(図
50及び図51参照)。
drain valve
52012
シスターン
温水機器などに必要な水圧を付加するための水槽(図50及
び図51参照)。
cistern
52013
オーバフロー管
シスターンなどにおける規定液面を超えた水を外部へ排水
するための管(図50及び図51参照)。
overflow pipe
52014
逃し管
温水機器からシスターンへ膨張水を逃す管(図50及び図51
参照)。
relief pipe
52015
泡まつ水栓
給水栓の一種で栓の先端部に空気を取り入れ,水又は湯が飛
び散らないようにした栓。
water tap with aerator,
water faucet with aerator
52016
給湯栓
給水栓の一種で給湯配管の先端にある栓(図50及び図51参
照)。
hot water tap,
hot water faucet
52017
給湯元栓
給湯配管の途中に組み込まれた止水栓で,温水機器に最も近
い栓(図50及び図51参照)。
hot water supply tap,
hot water supply faucet
52018
混合水栓
給水栓の一種で,湯と水とを混合し,適温を得るための栓(図
51参照)。
water mixing valves,
combination faucet
52019
給湯配管
温水機器からの湯を供給するための配管の総称(図50及び
図51参照)。
hot water supply line
52020
空気抜き栓
給水配管,給湯配管に組み込まれ,配管中の空気を抜くため
の栓(図50及び図51参照)。
air fled valves
52021
自動空気抜き弁
給水配管,給湯配管に組み込まれ,配管中の空気を自動的に
抜くための弁(図51参照)。
automatic air fled valves
52022
圧力安全弁
配管内の過圧力を外部へ逃す弁(図51参照)。
pressure relief valve
52023
膨張タンク
温水機器及び配管内の湯の膨張による圧力を吸収するタン
ク(図54参照)。
expansion tank
52024
吸気排水機能付逆
流防止器
吸気機能と排水機能とをもち,流入側への水又は湯の逆流を
防止する装置。自動湯張り形ふろがまに搭載されている。
backflow prevention
device with air intake
and drain function
34
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
52025
負圧破壊装置
給水及び/又は給湯通路などで負圧が生じた場合に,水受け
容器中に吹き出した水又は湯が逆サイフォン作用によって,
逆流するのを防止するために,負圧部分へ自動的に空気を導
入する機能をもつ装置。
負圧破壊装置の空気吸入シート面より下面に水受け容器
の越流面を設置するものをいう。
vacuum breaker
52026
浴室ユニット,
(バスユニット)
浴槽,シャワーなどが一体になっているユニット。
pre-fabricated bath unit,
pre-fabricated shower
unit
52027
シャワーヘッド
シャワー用の給水栓の先端に取り付ける多数の孔があいた
散水用の器具。
shower head
52028
バスヒータ
温水機器から温水の供給を受け,浴槽内の湯を加熱するため
の熱交換器。
tube heater for bath tub
water
c) 給排気関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
53001
換気
室内などの空気を外気と入れ換えること,又は入れ換わるこ
と。室内の空気汚染防止又は室内に設置されている燃焼機器
に必要な空気を供給するために行うことが多い。
air infiltration,
ventilation
53002
自然換気
建物の窓などの隙間,換気口などから風力,温度差などによ
って自然に行われる換気。
natural ventilation,
natural infiltration
53003
強制換気,
(機械換気)
送風機,換気扇,レンジフードなどによる強制的な換気。
forced ventilation
53004
換気口
自然換気を行うために建物の壁面などに設ける開口。
ventilating opening
53005
換気ガラリ
換気のために建物の壁面などに設ける通気用ガラリ。
louvers
53006
換気小窓
窓の一部に換気のために設けられた小窓。
ventilating opening
53007
換気扇
換気のための送風機。
exhaust fan,
ventilation fan
53008
連動換気扇
ガス湯沸器,ガス調理機器の燃焼と連動して作動する換気
扇。
automatically energized
exhaust fan,
automatically energized
ventilation fan
53009
換気扇連動装置
開放式のガス燃焼機器の作動に連動して換気扇を運動させ
るか,又は換気扇が作動することによって開放式の燃焼機器
の使用を可能にする制御装置。
interlocking device for
ventilation fan
53010
換気回数
部屋の換気の度合いを示す指数で,1時間当たりの換気量を
その部屋の容積で除した値。
air exchange rate
53011
給気
燃焼又は換気のために必要な空気を取り入れること,又はそ
の取り入れる空気。
air supply
53012
給気口
給気のため,建物の壁面などに設けられた開口(図51参照)。 air supply opening
53013
給気筒
燃焼用空気を給気するための筒。
air supply tube
53014
給気筒止め
給気筒の抜け防止のため,差込み部分を締め付け,固定する
バンド。
supply tube clamp
53015
排気
燃焼ガス又は換気のために室内空気を排出すること,又はそ
の排出する室内空気。
exhaust
53016
排気筒
燃焼ガスを屋外に排出するための筒(図51参照)。
exhaust pipe
53017
排気フード
調理などによって生じた燃焼ガスなどを外部に排出するた
めのカバー(図60参照)。
exhaust hood,
ventilation hood
35
S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
53018
レンジフード
調理機器の上部に設置して使用される排気フードに送風機
が備えられたもの。
range hood
53019
排気筒止め
排気筒の抜け防止のため,差込み部分を締め付け,固定する
バンド(図51参照)。
exhaust tube clamp
53020
共用排気筒
複数の半密閉式の燃焼機器の燃焼ガスをまとめて排出する
排気筒。
common exhaust pipe
53021
給気筒トップ
良好な給気を行い,かつ,雨水の浸入を防ぐために給気筒の
先端部に設けるもの。
air intake flue terminal
53022
排気筒トップ
良好な排気を行い,かつ,雨水の浸入を防ぐために排気筒の
先端部に設けるもの(図4及び図51参照)。
exhaust terminal
53023
強制排気装置
半密閉式の燃焼機器の排気筒経路に排気用送風機を組み込
み,燃焼ガスを強制的に屋外へ排出する装置。
power exhaust device
53024
レンジフードファ
ン
レンジフードに設置する送風機。
range hood fan
53025
給排気口
燃焼用空気の給気及び燃焼ガスの排気をするために建物の
壁面などに設けられた開口。
air supply and exhaust
opening
53026
共用給排気ダクト,
共用給排気筒
集合住宅などで複数の密閉式の燃焼機器の給気,排気を行う
ダクト。
common supply exhaust
duct
53027
Uダクト
共用給排気ダクトの一種で,給気用のダクト及び排気用のダ
クトの下端を連絡し,上部で風圧バランスをとるようにした
U形ダクト(図55参照)。
U shaped supply exhaust
duct
53028
SEダクト
共用給排気ダクトの一種で,垂直なダクトの下端に給気用ダ
クトを建物を横断して水平に設けた逆T字形のダクト(図
56参照)。
inverted T shaped
exhaust duct
53029
チャンバ
集合住宅などの片廊下などに,燃焼機器又は給排気筒を設置
するために設けられた専用の室(図57参照)。
chamber
53030
めがね石,
(めがね板)
排気筒の熱が直接壁体部へ伝わることを防ぐために貫通部
に設けられた石又はその他の不燃性の材料で作られた排気
筒を通す孔のある板(図51参照)。
thimble
53031
壁用スリーブ
給排気筒が建物の壁,床などを貫通する部分に用いる保護パ
イプ(図58参照)。
thimble
53032
排気ガード
給排気筒トップの排気部分(高温部)に直接触れないように
保護するためのかご又は網状の覆い。
vent terminal guard
53033
断熱カバー
排気筒の表面を断熱の目的で覆うカバー(図59参照)。
insulation cover
53034
ドラフト,
(通気力)
流路の種々の抵抗に打ち勝って空気又は燃焼ガスを流すの
に必要な圧力差。
draft
53035
自然ドラフト,
自然通気力
排気温度及び排気筒の高さによって得られるドラフト。
natural draft
53036
強制通気力
送風機などを用いることによって,自然通気力に加えられる
ドラフト。
forced draft
53037
逆風圧
正常なドラフト方向と反対方向に圧力がかかっている状態。 down draft
d) 台所設備機器関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
54001
システムキッチン
調理作業に必要なキャビネット(ウォールキャビネット,フ
ロアキャビネット,トールキャビネットなど)及び機器(調
理機器,レンジフード,冷蔵庫,冷凍庫,食器洗器など)を
有機的に結合させた台所設備(図60参照)。
system kitchen
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S 2091:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
54002
壁形キッチンユニ
ット,
(キッチンユニッ
ト)
流し台,こんろ台,調理台,つり戸棚,レンジフードなどを
備え,調理などの機能をもち,食品,炊事用具などを収納で
きるスペースをもつもので,これらをひとまとめにし壁面に
接するようにした台所設備。
compact kitchen unit
54003
流し台
調理・流し洗いをするため,水槽(シンク)をもつ台所設備
(図60参照)。
sink cabinet
54004
調理台
流し台,こんろ台などと組み合わせて配置し,調理・配膳の
ために使用される台所設備(図60参照)。
cooking cabinet
54005
こんろ台
ガスこんろなどの調理機器を置くための台所設備(図60参
照)。
top surface cooking unit
54006
フロアキャビネッ
ト
ワークトップの下に位置するキャビネットで床の上に設置
される台所設備(図60参照)。
floor cabinet
54007
ガスキャビネット
ガス調理機器,収納キャビネットなどを一体化した台所設
備。
cabinet for cooking gas
appliance
54008
ウォールキャビネ
ット
壁面に取り付けられるキャビネット(図60参照)。
wall cabinet
54009
トールキャビネッ
ト
床面に据え置く背の高いキャビネット(図60参照)。
tall unit
54010
ワークトップ
流し台,調理台,システムキッチンなどの調理・配膳面とし
て用いられる天板(図60参照)。
work top
54011
こんろ台上板
こんろ台用の天板。
top surface for cooking
appliance
54012
こんろ台用バック
ガード
こんろ台後部の汚れ又は過熱を防ぐための板。
guard for combustible
wall
e) 暖房設備機器関係
番号
用語
定義
対応英語(参考)
55001
放熱器
対流,放射などによって熱を放出し,暖房などの目的に用い
る機器の総称。
radiator
55002
温水ルームヒータ
室内機と室外機とが温水コンセントを介して,セットで使用
される温水暖房システム。
warm water room heater
55003
パネルヒータ,
パネルラジエータ
主として放射熱を利用した板状の放熱器。
panel heater,
panel radiator
55004
端末機
温水熱源機などから供給された温水を使用して暖房,乾燥,
温水噴霧型簡易サウナなどを行う機器の総称。
convector
55005
床暖房
端末機のうち床内に敷設した配管に温水を通し,床面から暖
房するもの。
hot water underfloor
heater
55006
浴室暖房乾燥機
端末機のうち浴室に設置された熱交換器に温水を通すこと
で脱衣室洗面室暖房,浴室暖房,浴室乾燥,浴室衣類乾燥,
温水噴霧型簡易サウナなどを行うユニット。
bathroom heater and
dryer
55007
脱衣室洗面室暖房
浴室暖房乾燥機で熱交換した温風を脱衣室又は洗面室に供
給することで暖房する機能。
dressing room space
heater using bathroom
heater and dryer
55008
浴室暖房
浴室暖房乾燥機で熱交換した温風を使用して浴室を暖房す
る機能。
bathroom heating
55009
浴室乾燥
浴室暖房乾燥機で熱交換した温風を使用して浴室を乾燥す
る機能。
dry in the bathroom
55010
浴室衣類乾燥
浴室暖房乾燥機で熱交換した温風を使用して浴室に干した
洗濯物を乾燥する機能。
bathroom cloth dryer
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
55011
温水噴霧型簡易サ
ウナ
浴室暖房乾燥機で熱交換した温水を浴室に噴霧して簡易サ
ウナとして使用する機能。
hot mist sauna
55012
床パネル
床暖房用の温水回路をもったパネル。
heating floor panel
55013
床マット
床暖房用の温水回路をもったマット。
heating floor mat
55014
ベースボードヒー
タ
建物の壁面の下部に取り付けられる比較的長いフィンチュ
ーブで構成された対流形の放熱器。
base-board heater
55015
ファンコイルユニ
ット
ケーシング内に送風機と熱交換器とを内蔵した放熱器で,冷
水又は温水を送り,送風機で冷風又は温風を吹き出すもの。
fan-coil unit
55016
コンベクタ
自然対流形の暖房用放熱器。
convector
55017
ファンコンベクタ
強制対流形の暖房用放熱器。
fan-convector
55018
循環ポンプ
温水機器からの温水などを循環させるためのポンプ。
circulating water pump,
circulating pump
55019
暖房往き管,
(往き管)
温水機器から放熱器へ温水などを送る管。
supply pipe
55020
暖房戻り管,
(戻り管)
放熱器から温水機器へ温水などが戻る管。
return pipe
f)
その他
番号
用語
定義
対応英語(参考)
56001
ヘッダ
温水,温風などを分配し,又は集めるために多数の分枝管が
取り付けられている管。
header
56002
サービスタンク
給湯負荷の変動を調節するために附置されたタンク。
storage fill tank
56003
ホッパ
間接排水を受けるじょうろ状のもの(図50参照)。
hopper
56004
防水パン
水を防ぎ止める受皿。
drip tray
56005
水切カバー
流し台,調理台などと壁面との間に設置される防水用の板。 splash water guard
56006
保温材
燃焼機器,配管などにおける放熱及び凍結を防止するために
用いる材料。
heat insulator
56007
防熱板
燃焼機器からの熱を周囲の壁などに及ぼさないようにした
過熱防止用の不燃性の板。
heat insulating guard,
haet insulating plate
56008
断熱材
燃焼機器,排気筒などからの熱を周囲の壁などに及ぼさない
ようにする不燃材料。
heat insulation material
56009
加湿器
空気中に湿気を与えるための機器。
humidifier
4.6
その他の用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
60001
後沸き
温水機器で給湯栓又は水栓を閉じた後,器体内の温水温度が
上昇する現象。
heat rise after shut off
60002
付臭剤,
着臭剤
ガスににおいを付け,漏れたガスを臭覚によって発見しやす
くするためガスに混入するもの。
odorant
60003
油だれ
バーナ先端部から灯油,軽油又は重油が落ちること。
oil dripping
60004
ドレン
石油燃焼機器用油タンク内の水,排気筒内などの燃焼ガス中
の水蒸気の凝縮した水など排出しなければならない水。
drain
60005
追い炊き
浴槽内の湯を再加熱すること。
reheating of bath tub
water
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 水栓閉の状態
b) 水栓開の状態
a) 湯栓閉の状態
b) 湯栓開の状態
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図1−元止め式ガス瞬間湯沸器
図2−先止め式ガス瞬間湯沸器
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図3−開放式
図4−自然排気式(CF式)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図5−強制排気式及び強制排気形(FE式)
図6−自然給排気式(BF式)
注記 形状は,一例を示す。
図7−強制給排気式及び強制給排気形(FF式)
40
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図8−電磁弁
図9−電動弁
図10−比例制御弁
注記 形状は,一例を示す。
図11−器具ガバナ
a) オーバフロー形
注記 形状は,一例を示す。
図12−油量調節器
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) 開放形
c) 気密形
注記 形状は,一例を示す。
図12−油量調節器(続き)
第二フロート
42
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図13−ブンセン式バーナ
図14−赤外線バーナ
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図15−リングバーナ,ユンケルバーナ
図16−衝炎バーナ
a) 直線形
b) H形
c) くし形
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図17−スリットバーナ
図18−棒バーナ
a) 扇形リボンバーナ
b) T形リボンバーナ
注記 形状は,一例を示す。
図19−リボンバーナ
43
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図20−石油ストーブの例
44
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図21−しん式石油ストーブ
注記 形状は,一例を示す。
図22−加圧油タンクを用いた石油ストーブ
45
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 複筒形・青炎燃焼
b) 複筒形・白炎燃焼
c) 複筒形・青炎燃焼
d) 単筒形・白炎燃焼
e) 単筒形・青炎燃焼
f) 複筒形・白炎燃焼
注記 形状は,一例を示す。
図23−しん式バーナ
46
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) 複筒形・青炎燃焼
h) 単筒形・白炎燃焼
i) 複筒形・青炎燃焼
j) 単筒形・青炎燃焼
注記 形状は,一例を示す。
図23−しん式バーナ(続き)
注記 形状は,一例を示す。
図24−ポット式バーナ
47
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図25−圧力噴霧式バーナ
図26−回転霧化式バーナ
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図27−ジェット噴霧式バーナ
図28−気化式バーナ
48
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図29−こんろ各部の名称
注記 形状は,一例を示す。
図30−グリル付二口こんろの各部の名称
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図31−オーブンの各部の名称
50
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図32−クッキングテーブルの各部の名称
注記 形状は,一例を示す。
図33−炊飯器の各部の名称
51
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図34−カセットこんろの各部の名称
a) 1種強化ガスホース
b) 2種強化ガスホース
注記 形状は,一例を示す。
図35−ガス用強化ゴムホース
注記 形状は,一例を示す。
図36−両端迅速継手付ガス用ゴム管
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図37−ゴム管用ソケット
図38−ゴム管用プラグ
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図39−ガス機器用ソケット
図40−ガス栓用プラグ
注記 形状は,一例を示す。
図41−強化ガスホース用バンド
53
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 落差形の例
b) 密閉形の例
注記 形状は,一例を示す。
図42−石油燃焼機器用灯油供給器
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図43−石油燃焼機器用灯油供給器,
石油燃焼機器用送油管,通気管及び防油堤
図44−石油燃焼機器用油タンク
及びゴム製送油管
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図45−ホースガス栓
注記 形状は,一例を示す。
図46−可とう管ガス栓
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図47−機器接続ガス栓
注記 形状は,一例を示す。
図48−ねじガス栓
56
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図49−自在ガス接続口
注記 形状は,一例を示す。
図50−給水給湯配管図
57
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図51−給水給湯関係図
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図52−逆止弁(逆止め弁)
図53−水道用減圧弁
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
図54−膨張タンク
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図55−Uダクト
図56−SEダクト
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記 形状は,一例を示す。
注記 形状は,一例を示す。
図57−チャンバ
図58−壁用スリーブ
注記 形状は,一例を示す。
図59−断熱カバー
60
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 1種(S)
b) 2種(H)
c) 3種(M)
注記 形状は,一例を示す。
図60−システムキッチン及びシステムキッチンの種類
参考文献 JIS K 2240 液化石油ガス(LPガス)