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S 0022-4:2007  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 1 

4 包装・容器評価項目一覧表(“基準”) ·················································································· 2 

5 評価の手順 ······················································································································ 4 

5.1 評価製品としての適性の確認 ··························································································· 4 

5.2 比較製品の準備 ············································································································· 4 

5.3 調査票 ························································································································· 4 

6 評価······························································································································· 5 

6.1 評価方式 ······················································································································ 5 

6.2 モニタ評価 ··················································································································· 5 

6.3 評価結果の数値化 ·········································································································· 5 

7 評価結果に基づく判断 ······································································································· 6 

8 評価の記録 ······················································································································ 6 

附属書A(参考)調査票例 ····································································································· 7 

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(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本包装技術協会(JPI)及び財団法人

日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。 

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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日本工業規格          JIS 

S 0022-4:2007 

高齢者・障害者配慮設計指針− 

包装・容器− 

使用性評価方法 

Guidelines for older persons and persons with disabilities- 

Packaging and receptacles-Evaluation method by user 

序文 

この規格は,高齢者及び障害のある人々を含む多くの人が満足する包装・容器づくりの普及を目的とし

て,JIS Z 8071に基づき,消費生活用製品の包装・容器の使用性について“使用者の立場で客観的に評価

する方法”について規定したものである。 

この使用性評価方法は,企業における開発製品の評価はもとより,消費者団体などにおける試買品のチ

ェック用としても活用することができる。 

なお,この規格は,高齢者及び障害のある人々に配慮して設計した製品の評価のほか,アクセシブル・

デザイン,ユニバーサル・デザインなどの評価方法としても活用されることが期待されている。 

適用範囲 

この規格は,高齢者及び障害のある人々を含む多くの人の立場で,消費生活用製品の包装・容器の購入

から分別・排出までの各段階における,使用性を評価するための方法について規定する。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS S 0021 高齢者・障害者配慮設計指針−包装・容器 

JIS Z 8071 高齢者及び障害のある人々のニーズに対応した規格作成配慮指針 

注記 対応国際規格 ISO/IEC Guide 71:2001,Guidelines for standards developers to address the needs 

of older persons and persons with disabilities (IDT) 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

アクセシブル・デザイン 

何らかの機能に制限のある人に焦点を合わせ,これまでの設計をそのような人々のニーズに合わせて拡

張することによって,製品,建物及びサービスをそのまま利用できる潜在顧客数を最大限まで増やそうと

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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する設計。 

注記 アクセシブル・デザインは,ユニバーサル・デザインに含まれる概念で,ユニバーサル・デザ

インは,すべての人が,可能な限り最大限まで,特別な改造又は特殊な設計をせずに利用でき

るように配慮された,製品及び環境のデザインを指す。 

3.2 

評価製品 

この規格の使用性評価方法に基づいて評価をする製品。 

3.3 

比較製品 

評価製品と比較するために同条件で評価をする製品。 

包装・容器評価項目一覧表(“基準”) 

表1は,JIS Z 8071に規定されている“配慮すべき要素”から包装・容器に関連する項目を抽出し,あ

らゆる形態の包装・容器にも適用できるように“基準”として共通化,一般化したものである。 

表1には,“高齢者及び障害のある人々に配慮した設計”の観点から,包装・容器の使用性について評価

すべき項目がまとめられているので,この評価項目を評価製品の製品特性に応じた適切な表現に置き換え

ていくことによって,評価項目の抜け及び偏りを防止することができる。 

表1−包装・容器 使用性評価項目一覧表(“基準”) 

区分 

評価項目 

購入 

製品識別 

・ 製品の識別がしやすいか(誤購入の可能性はないか) 

− 他製品と類似しない製品名・デザイン 
− 文字の大きさ,色の組合せなどへの配慮 

・ 視覚に頼らなくても製品識別ができるか 

− 触覚識別表示(点字,浮き出し文字,記号,切欠きなど)の分かりやすさ 
− 特徴のある容器(形状,材質) 

・ 法定表示は分かりやすいか 

− 内容量,成分表示(アレルギー物質を含む),使用期限などの表示位置 

持ち運び 

・ 持ち運びやすいか 

− 持ちやすい形状・重さ・大きさ,滑りにくさ 

保管a) 

保管方法 

・ 保管方法は分かりやすいか 

− 直感的な理解 
− 保管の手順・図解,保管上の注意の分かりやすさ 

保管性 

・ 保管がしやすいか 

− 収納性,倒れにくさ,取出し時の滑りにくさ 
− 保管時の製品識別のしやすさ,期限表示の見やすさ 

(包装容器の中に複数の内装・個装がある場合,それぞれに必要表示をする) 

開封 

開封箇所 

・ 開封箇所は分かりやすいか 

− 直感的な認知,一般的な開封箇所 
− 開封箇所表示の分かりやすさ 

・ 視覚に頼らなくても開封箇所が分かるか 

− 触れて分かる切込み,開封部に凹凸加工など 

開封方法 

・ 開封方法は分かりやすいか 

− 直感的な認知,簡単な開封構造 
− 新しい開封方法の場合,開封の手順・図解の分かりやすさ 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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表1−包装・容器 使用性評価項目一覧表(“基準”)(続き) 

区分 

評価項目 

開封 

開封性 

・ 開けやすいか 

− 開けやすさの配慮(つまみ,直線カット性,滑り止めなど) 
− 弱い力,手指の大きさ,利き手などへの配慮 

使用 

保持 

・ 持ちやすいか 

− 片手で扱える形状・重さ・大きさ,滑りにくさ 
− 安定性(重心・バランス,剛性など)への配慮 

使用方法 

・ 使用方法は分かりやすいか 

− 直感的な理解 
− 使用の手順・図解の分かりやすさ 

・ 警告表示,使用上の注意表示は分かりやすいか 

− 文字の大きさ,色の組合せ,表示位置などへの配慮 
− 危険回避の表示,誤使用・誤飲食した場合の対応表示と分かりやすさ 

使用性 

・ 使いやすいか,つめかえやすいか(つめかえ用の場合) 

− 片手で扱える形状・重さ・大きさ,滑りにくさ 
− 中身の取出しやすさ(注ぎやすさ) 
− 適正使用量・残量などの確認のしやすさ 
− 飛び散り,出過ぎ,たれ,こぼれなどへの配慮 

・ 最後まで取り出せるか 

− 最後の容器内残量の少なさ 

・ 安全に使用できるか 

− 危険,誤使用・誤飲食などへの配慮(うっかりミスに対しても安全) 

再封 

再封方法 

・ 再封方法は分かりやすいか 

− 直感的な理解 
− 再封の手順・図解の分かりやすさ 

再封性 

・ 再封しやすいか 

− 弱い力,利き手などへの配慮 
− 再封確認のしやすさ(感触,音など) 

保管b) 
 

保管方法 

・ 保管方法は分かりやすいか 

− 直感的な理解 
− 保管の手順・図解,保管上の注意の分かりやすさ 

保管性 

・ 保管がしやすいか 

− 収納性,倒れにくさ,取出し時の滑りにくさ 
− 保管時の製品識別のしやすさ,期限表示の見やすさ 

(包装・容器の中に複数の内装・個装がある場合,それぞれ必要表示をする) 

・ 使用及び保管環境で中身の品質,衛生が保てるか 

− 内容物の変質,異物・異液の混入阻止などへの配慮 

分別 

・ 分別方法は分かりやすいか(分別手順・分別表示) 

− 直感的な理解 
− 分別方法の表示,分別時の注意表示の分かりやすさ 

・ 分別しやすいか 

− 素材別の分別 
− たたみやすさ,つぶしやすさ 
− 分別時の危険のなさ 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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表1−包装・容器 使用性評価項目一覧表(“基準”)(続き) 

区分 

評価項目 

排出c) 

・ 排出方法は分かりやすいか 

− 直感的な理解 
− 排出方法の表示,排出時の注意表示の分かりやすさ 

・ 安全に排出できるか 

− 排出時,排出後の危険のなさ 

注記 表1の評価項目の表示の分かりやすさ。 

文字の大きさに関しては,JIS S 0032に最小可読文字サイズの推定方法が規定されている。また,消費者

用警告図記号については,JIS S 0101に規定されている。 

注a) 開封前保管 
注b) 開封後保管 
注c) ごみ出し(資源ごみ,可燃ごみなど) 

評価の手順 

5.1 

評価製品としての適性の確認 

評価製品について,設計コンセプトが高齢者及び障害のある人々に配慮した設計又はアクセシブル・デ

ザイン,ユニバーサル・デザインの評価をする製品としてふさわしいかを確認する。 

安全面・環境面において,問題のある物質が使われている製品は評価製品としない。 

 包装・容器の高齢者・障害者配慮設計指針について規定したJIS S 0021に適合していることも要件とな

る。 

5.2 

比較製品の準備 

評価製品と同じ用途に使用されるものであって,かつ,市場性のある比較製品(競合品,類似品など)

を用意する。 

適切な比較製品が市場に見当たらない場合には,この箇条は適用しない。 

5.3 

調査票 

5.3.1 

調査票の作成 

表1の評価項目一覧表(“基準”)の各評価項目を,評価製品の製品特性に応じた適切な表現の評価項目

に置き換え,次によってその評価製品用の調査票を作成する。 

a) 通常は表1の全項目に対応した調査票とするが,論理的に該当しない評価項目は削除する。 

例 1回で使い切る製品は,再封性の評価は不要。 

b) 表1の特定の障害のある人々への配慮に関する評価項目で,技術的に実現が難しい,又は実現は 

できても著しくコストアップになり経済性を損なうなどにより,やむを得ない場合については当 

該評価を留保することができる。 

c) 同じ評価項目に該当する調査対象が複数箇所ある場合には,それぞれの質問項目を作る。 

例 開けやすさ→外装の開けやすさ,内装の開けやすさ,個装の開けやすさ 

d) 質問項目は,話し言葉(例:使いやすいですか),又は状態(例:使いやすさ)で,平易に表現す 

る。 

5.3.2 

調査票の様式 

調査票の様式は,特に規定しない。 

注記 参考として附属書Aに調査票例を示す。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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評価 

6.1 

評価方式 

評価結果の客観性を確保するため,調査は,評価製品と比較製品とを同時期に同条件で並行して行うの

が望ましい。ただし,適切な比較製品が市場に見当たらない場合には評価製品単独の評価とする。 

6.2 

モニタ評価 

6.2.1 

一般的な評価 

評価製品の使用実態を反映するモニタを集め,5.3.1で作成した調査票に基づいて,評価製品及び比較製

品を評価する。 

注記1 モニタの数は,統計的な検定を行うためには,30名以上が望ましい。 

注記2 モニタの構成は,高齢者及び障害のある人々に配慮した設計であるかどうかを評価するもの

であるから,高齢者及び障害のある人々を含めるのが望ましい。 

なお,障害のある人々には,一時的に身体機能が低下した人も含まれる。 

注記3 評価の中立性を確保するため,評価製品及び比較製品の利害関係者はモニタとしない。 

6.2.2 

簡便な評価−1(負荷をかけて検出力を上げる評価) 

身体機能が低下した状態を再現するため,手袋をして開封する,照度を落として表示を読むなど何らか

の負荷をかけて,5.3.1で作成した調査票に基づいて,評価製品及び比較製品を評価する。 

注記 通常では気が付かないような不具合を発見することができる。一方,負荷の方法・程度を誤る

と一般的な使用実態とは異なった評価結果が出ることがある。 

6.2.3 

簡便な評価−2(品質評価の専門家による評価) 

品質評価の専門家が,5.3.1で作成した調査票に基づいて,評価製品及び比較製品を評価する。 

注記 少人数で効率よく評価できる。一方,厳しい評価になることがある。 

6.3 

評価結果の数値化 

評価結果の集計,比較対比,結果判断などを合理的に進めるため,評価結果を数値化してとらえる。 

6.3.1 

評価基準の設定 

表2の5段階評価とし,それぞれの重みを付ける。 

表2−評価基準 

レベル 

評価内容 

重み付け 

よい 

100 

ややよい 

75 

どちらともいえない 

50 

ややよくない 

25 

よくない 

注記 評価段階は多いほど細密になるが,調査方法が難しくなり調査の専門性が求められてくる。 

5段階評価は,調査の経験の少ない人でも使いやすく数値化処理にも適している。 

6.3.2 

評価結果の集計 

評価結果の集計は,次による。 

a) 個別評価項目の評価点 

次の式によって,評価項目別に各レベルの重み付けされた値に回答者数を乗じ,累計し,全回答者

数で除して評価点を算出する。 

y=(100×n5+75×n4+50×n3+25×n2+0×n1) /n 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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ここに, 

y: 評価点 

n5: 表2のレベル5の回答者数(人) 

n4: 表2のレベル4の回答者数(人) 

n3: 表2のレベル3の回答者数(人) 

n2: 表2のレベル2の回答者数(人) 

n1: 表2のレベル1の回答者数(人) 

n: 全回答者数(人) 

b) 評価製品及び比較製品の平均評価点(簡便法) 

a)で算出された個々の評価項目の評価点(y)を合計し,加算した評価項目の数で除して,評価製品

及び比較製品の平均評価点を算出する。 

評価結果に基づく判断 

6.3.2で算出された個々の評価項目の評価点及び評価製品の平均評価点について,“高い評価点があるこ

と”,“低い評価点がないこと”,“平均評価点が高いこと”の三つの観点から評価する。 

次に示す三つの条件のすべてを満たした評価製品(包装・容器)は,高齢者及び障害のある人々を含む

多くの人が満足する包装・容器である,と判断することができる。 

a) 個々の評価項目で高い評価点のものが一つ以上ある 

注記 個々の評価点で80点以上のものを,高い評価点の目安とする。 

b) 個々の評価項目で低い評価点のものがない 

注記 個々の評価点で40点以下のものを,低い評価点の目安とする。 

c) 包装・容器としての使用性が総合的に優れている 

注記 全評価点の平均60点以上を,総合的に優れている目安とする。 

評価の記録 

評価の記録は,次による。 

a) 評価製品名,製造業者,用途及び写真 

b) 比較製品名,製造業者,用途及び写真 

c) モニタの構成(総数,高齢者の人数,障害のある人々の人数など) 

d) 評価実施の期間 

e) 評価結果 

f) 

調査票 

g) 規格番号 

h) その他 

参考文献 JIS S 0032 高齢者・障害者配慮設計指針−視覚表示物−日本語文字の最小可読文字サイズ推定

方法 

JIS S 0101 消費者用警告図記号 

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附属書A 

(参考) 
調査票例 

序文 

この附属書は,本体に関する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。 

A.1 標準的な調査票例 

評価製品の調査票は,表1の各評価項目を,評価製品の製品特性に応じた適切な表現の評価項目に置き

換えて作成する。調査票の様式の参考として,表A.1を,また,具体的な参考例として,表A.2〜表A.6

を示す。 

表A.1−標準的な調査票例 

評価日: 年 月  日 

製品名:○○○○○ 

回答者名        (男・女,   才) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

購  入 

この製品が何か識別しやすいですか 

視覚に頼らなくても製品識別ができますか 

○○の表示は分かりやすいですか 

持ち運びやすいですか 

保  管 
(開封前の保管) 

保管の方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

期限表示(賞味期限)は分かりやすいですか 

開 

 
 

外  装 

開封箇所は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開封箇所が分かりますか 

開封の方法は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

内  装 

開封箇所は分かりやすいですか 

開封の方法は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

個  装 

開封箇所は分かりやすいですか 

開封の方法は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

使 

 
 

持ちやすさ 

持ちやすいですか 

使い方 

使い方は分かりやすいですか 

使用上の注意表示は分かりやすいですか 

使いやすさ 

実際に使って,使いやすいですか 

中身が最後まで取り出せますか 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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表A.1−標準的な調査票例(続き) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

使

使いやすさ 

こぼれたり,たれたりしませんか 

衛生的に使えますか 

安全に使えますか 

再  封 

再封の方法は分かりやすいですか 

実際に再封して,再封しやすいですか 

保  管 
(開封後の保管) 

保管の方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

期限表示(賞味期限)は分かりやすいですか 

分  別 

分別の方法は分かりやすいですか 

実際に分別して,分別しやすいですか 

排  出 
(資源ごみ,可燃

ごみなど) 

排出の方法は分かりやすいですか 

安全に排出ができますか 

ご感想やご意見などがありましたらお聞かせください(自由記入) 
 
 
 
 
 

ご協力ありがとうございました。 

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A.2 調味料(麻婆豆腐用)の調査票例 

表A.2−調味料(麻婆豆腐用)の調査票例 

評価日:  年  月  日 製品名:○○○○○ 

回答者名          (男・女,   才) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

購  入 

この製品が何か識別しやすいですか 

視覚に頼らなくても製品の識別ができますか 

内容量,賞味期限などは分かりやすいですか 

持ち運びしやすいですか 

保  管 
(開封前の保管) 

保存方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

賞味期限は分かりやすいですか 

開 

   

   

  

封 

外   箱 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

開け方は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

調 味 料 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

と ろ み 粉 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

使 

用 

持ちやすさ 

持ちやすいですか 

使い方 

使い方は分かりやすいですか 

使用上の注意などは分かりやすいですか 

使



さ 

外 箱 

袋は取出しやすいですか 

調味料 

中身は出しやすいですか 

中身は最後まで出せますか 

こぼれたり,たれたりしませんか 

とろみ粉 

中身は出しやすいですか 

中身は最後まで出せますか 

こぼれたり,たれたりしませんか 

共 通 

安全に使えますか 

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表A.2−調味料(麻婆豆腐用)の調査票例(続き) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

保  管 
(開封後の保管) 

保管の方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

賞味期限は分かりやすいですか 

分  別 

分別の方法は分かりやすいですか 

実際に分別して,分別しやすいですか 

排  出 
(資源ごみ,可燃ご
みなど) 

排出の方法は分かりやすいですか 

安全に排出ができますか 

ご感想やご意見などがありましたらお聞かせください(自由記入) 
 
 
 
 

ご協力ありがとうございました。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

A.3 シャンプー(本品,つめかえ品)の調査票例 
 

表A.3−シャンプー本品の調査票例 

評価日:  年  月  日 

製品名:○○シャンプー 

回答者名        (男・女,   才) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

購  入 

製品の中身が何か識別しやすいですか 

視覚に頼らなくても製品の識別ができますか 

内容量や成分など表示は分かりやすいですか 

持ち運びしやすいですか 

保  管 
(開封前の保管) 

保管の方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

開  封 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

開け方は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

使  用 

持ちやすいですか 

使い方は分かりやすいですか 

使用上の注意表示などは分かりやすいですか 

実際に使って,使いやすいですか 

中身は残らず最後まで使い切れますか 

こぼれたり,たれたりしませんか 

安全に使えますか 

保  管 
(開封後の保管) 

保管の方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

衛生的に保管できますか 

分  別 

分別の方法は分かりやすいですか 

実際に分別して,分別しやすいですか 

排  出 
(資源ごみ,可燃ご
みなど) 

排出の方法は分かりやすいですか 

安全に排出ができますか 

ご感想やご意見などがありましたらお聞かせください(自由記入) 
 
 
 

ご協力ありがとうございました。 

本品    つめかえ品 

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12 

S 0022-4:2007  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.4−シャンプーつめかえ品の調査票例 

評価日:  年  月  日 

製品名:○○シャンプー 

(つめかえ) 

回答者名        (男・女,   才) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

購  入 

製品の中身が何か識別しやすいですか 

視覚に頼らなくても製品の識別ができますか 

内容量や成分など表示は分かりやすいですか 

持ち運びしやすいですか 

保  管 
(開封前の保管) 

保管の方法は分かりやすいですか 

実際に保管して,保管しやすいですか 

開  封 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

開け方は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

使  用 

持ちやすいですか 

つめかえ方は分かりやすいですか 

使用上の注意表示などは分かりやすいですか 

実際につめかえて,つめかえやすいですか 

中身は残らず最後まで出せますか 

こぼれたり,たれたりしませんか 

安全に使えますか 

分  別 

分別の方法は分かりやすいですか 

実際に分別して,分別しやすいですか 

排  出 
(資源ごみ,可燃ご
みなど) 

排出の方法は分かりやすいですか 

安全に排出ができますか 

ご感想やご意見などがありましたらお聞かせください(自由記入) 
 
 
 
 
 

ご協力ありがとうございました。 

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13 

S 0022-4:2007  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

A.4 缶入り飲料の調査票例 

表A.5−缶入り飲料の調査票例 

評価日:  年  月 日 

製品名:缶入り〇〇〇 

回答者名        (男・女,   才) 

区  分 

質    問 

よい 

やや
よい 

どちら
ともい
えない 

ややよ
くない 

よく
ない 

購  入 

この製品が何か識別しやすいですか 

視覚に頼らなくても製品の識別ができますか 

内容量,成分などの表示は分かりやすいですか 

持ち運びやすいですか 

保  管 
(開封前の保管) 

保管の方法・注意表示は分かりやすいですか 

保管しやすいですか,収納しやすいですか 

賞味期限の表示は分かりやすいですか 

開  封 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

開け方は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

使  用 

持ちやすいですか 

使用上の注意表示など分かりやすいですか 

飲みやすいですか,注ぎやすいですか 

中身は残らず最後まで出やすいですか 

こぼれたり,たれたりしませんか 

安全に使えますか 

分  別 

素材の分別表示は分かりやすいですか 

使用後はつぶしやすいですか 
分別しやすいですか 

排  出 
(資源ごみ,可燃
ごみなど) 

排出の方法は分かりやすいですか 

安全に排出ができますか 

ご感想やご意見などがありましたらお聞かせください(自由記入) 
 
 
 
 
 

ご協力ありがとうございました。 

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14 

S 0022-4:2007  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

A.5 ペットボトル入り飲料の調査票例 

表A.6−ペットボトル入り飲料の調査票例 

評価日: 年  月  日 

製品名:〇〇〇茶 

回答者名        (男・女,   才) 

区  分 

質    問 

よい 

やや

よい 

どちら
ともい

えない 

ややよ

くない 

よく

ない 

購  入 

この製品が何か識別しやすいですか 

視覚に頼らなくても製品の識別ができますか 

内容量,成分などの表示は分かりやすいですか 

持ち運びやすいですか 

保  管 
(開封前の保管) 

保管の方法・注意表示は分かりやすいですか 

保管しやすいですか,収納しやすいですか 

賞味期限の表示は分かりやすいですか 

開  封 

開け口は分かりやすいですか 

視覚に頼らなくても開け口が分かりますか 

開け方は分かりやすいですか 

実際に開けてみて,開けやすいですか 

使  用 

持ちやすいですか 

使用上の注意表示など分かりやすいですか 

飲みやすいですか,注ぎやすいですか 

中身は残らず最後まで出やすいですか 

こぼれたり,たれたりしませんか 

安全に使えますか 

再  封 

再封の方法は分かりやすいですか 

実際に再封して,再封しやすいですか 

保  管 
(開封後の保管) 

保管の方法・注意表示は分かりやすいですか 

保管しやすいですか,収納しやすいですか 

分  別 

分別の方法は分かりやすいですか 

実際に分別してみて,分別しやすいですか 

排  出 
(資源ごみ,可燃
ごみなど) 

排出の方法は分かりやすいですか 

安全に排出ができますか 

ご感想やご意見などがありましたらお聞かせください(自由記入) 
 
 
 
 

ご協力ありがとうございました。