1
R
9
3
0
1
-3
-9
:
1
9
9
9
解
説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS R 9301-3-9 : 1999 アルミナ粉末−第3部:化学分析方法−9:酸化ナトリウムの
定量
ISO 1617 : 1976 アルミニウム精錬を主用途とする酸化アルミニウム−ナトリウム含有量の
測定−炎光光度法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ アルミナ粉末の酸化ナトリ
ウムの定量方法について規
定する。
A法 炭酸リチウムほう酸
融解−炎光光度分析法
B法 加圧硫酸分解−原子吸
光分析法
C法 加圧硫酸分解−ICP発
光分光分析法
B法, C法は,0.001mass%以
上に適用する。
ISO 1617 : 1976
○ アルミニウム精錬を主用途とす
る酸化アルミニウムの酸化ナト
リウム含有量の炎光分光分析法
による定量方法を規定する。
この方法は製品のナトリウム
の含有率が,酸化ナトリウムとし
て0.05mass%以上のとき適用可能
= ISOはアルミナ粉末にアル
ミニウム精錬用酸化アルミ
ニウムに限定。
B法及びC法を追加。
我が国ではアルミニウム精
錬がほとんどないため。
(2) 引用規格
○
○
= B, C法に必要なJISを追加
(3) A法 炭酸
リチウムほ
う酸融解−
炎光光度分
析法
○
○
≡
(4) 定量方法の
注意事項
○
○
≡
(5) B法 原子
吸光分析法
○ 加圧硫酸分解−原子吸光分
析法:機器分析法
−
− ISOに規定なし
操作性もよく,精度も良好で
追加
(6) C法 ICP発
光分光分析
法
○ 加圧硫酸分解−ICP発光分光
分析法:機器分析法
−
− ISOに規定なし
我が国では,通常の化学分析
法であり操作性もよく,精度
も良好であるため追加。
(7) 報告書
○
○
= 分析方法を追加
2
R
9
3
0
1
-3
-9
:
1
9
9
9
解
説
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次のとおりである。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“−”:該当項目がない場合。