1

R

 9

3

0

1

-3

-8

 : 

1

9

9

9

(IS

O

 2

0

7

0

 : 

1

9

9

7

) 

解
説

JISと対応する国際規格との対比表 

JIS R 9301-3-8 : 1999 アルミナ粉末−第3部：化

学分析方法−8：酸化カルシ
ウムの定量 

ISO 2070 : 1997（和訳） アルミニウム精錬を主用途とする酸化アルミニウム−カルシウム含有量の測定−原子吸光法 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番
号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の対策 

(1) 適用範囲 

○ アルミナ粉末の酸化カルシ

ウムの定量方法について規
定する。 
A法 加圧塩酸分解−原子
吸光分析法 
B法 加圧硫酸分解−ICP発
光分光分析法 
B法は，0.001mass%以上に適
用される 

ISO 2070 : 1997 

○ アルミニウム精錬を主用途とす

る酸化アルミニウムのカルシウ
ム含有量の原子吸光法による定
量方法を規定。 
製品のカルシウムの含有率が，酸
化カルシウムとして0.002mass%
以上のとき適用可。 

＝ アルミナ粉末をアルミニウ

ム精錬用酸化アルミニウム
に限定。 
B法を追加。 

我が国ではアルミニウム精
錬がほとんどないため。 

(2) 引用規格 

○  

○  

 JIS Z 8401を追加 

(3) A法 加圧

塩酸分解−
原子吸光分
析法 

○ 酸化カルシウムの定量方法  

○ 酸化カルシウムの定量方法 

≡  

(4) 加圧硫酸分

解−ICP発
光分光分析
法 

○  

−  

− ISOに規定なし 

A法は加圧酸分解の容器か
らの汚染，及び容器の爆発の
危険がある。 

我が国では，一般的にB

法を使っている。操作性及び
精度も良好であるため。 

(5) 報告書 

○  

○  

＝ 分析方法を追加 

  

  

  

備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で，“○”は該当する項目を規定している場合，“−”は規定していない場合を示す。 

2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は，次のとおりである。 

“≡”：JISと国際規格との技術的内容は同等である。 
“＝”：JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし，軽微な技術上の差異がある。 
“−”：該当項目がない場合。