1
R
9
3
0
1
-3
-7
:
1
9
9
9
(I
S
O
9
0
0
:
1
9
7
3
)
解
説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS R 9301-3-7 : 1999 アルミナ粉末−第3部:化
学分析方法−7:酸化チタン
(IV)の定量
ISO 900 : 1973 アルミニウム精錬を主用途とする酸化アルミニウム−チタン含有量の定量−ジアンチピリルメタン吸光光度法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の対策
(1) 適用範囲
○ アルミナ粉末に含まれる酸
化チタン(IV)含有量定量方
法。
A法:ジアンチピリルメタン
吸光光度法。
B法:加圧硫酸分解‐ICP発
光分光分析法について規定。
B法は,酸化チタン(IV)の含
有率が,0.001mass%以上に適
用可能。
ISO 900 : 1973
○ アルミニウム精錬を主用途とす
る酸化アルミニウムのチタン含
有量のジアンチピリルメタン吸
光光度法による定量方法を規定。
この方法は製品のチタン含有
量が,二酸化チタンとして
0.001mass%以上のとき適用可能。
= 国際規格はアルミニウム精
錬用に限定。
我が国ではアルミニウム精
錬工業がほとんどないため。
(2) 引用規格
○
○
= JISに必要な試薬の規格,及
びJIS Z 8401
軽微な技術上の差。
(3) A法:ジアン
チピリルメ
タン吸光光
度法
○ ジアンチピリルメタン吸光
光度法について規定。
○
≡
(4) B法:ICP発
光分光分析
法
○ 加圧硫酸分解‐ICP発光分光
分析法について規定。
−
− ISOに規定なし。
機器分析法
B法は,操作が簡単で,安全
かつ精度も良好のため追加。
(5) 報告書
○
○
= 分析方法を追加。
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“−”:該当項目がない場合。