1
R
9
3
0
1
-3
-5
:
1
9
9
9
(IS
O
1
2
3
2
:
1
9
7
3
)
解
説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS R 9301-3-5 : 1999 アルミナ粉末−第3部:化
学分析方法−5:酸化けい素
(IV)の定量
ISO 1232 : 1973 アルミニウム精錬を主用途とする酸化アルミニウム−シリカ含有量の定量−けいモリブデン青吸光光度法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の対策
(1) 適用範囲
○ アルミナ粉末に含まれる酸
化けい素(IV)の定量方法けい
モリブデン青吸光光度法(A
法),及び加圧硫酸分解-ICP
発光分光分析法(B法)につ
いて規定。
B法は,SiO2の含有率が,
0.001mass%以上に適用。
ISO 1232 : 1973
○ アルミニウム精錬を主用途とす
る酸化アルミニウムのシリカ含
有量の還元モリブドけい酸塩吸
光光度法による定量方法規定。
この方法は,製品のSiO2含有
率が0.005〜0.025mass%の範囲に
あり,P205+V205の含有率が
0.02mass%以下のときに適用可
能。
= 国際規格はアルミニウム精
錬用に限定。
ICP法(B法)追加。
我が国ではアルミニウム精
錬工業がほとんどないため。
(2) 引用規格
○
○
= B法に必要なJISを追加。
(3) けいモリブ
デン青吸光
光度法(A
法)
○ けいモリブデン青吸光光度
法(A法)
○ けいモリブデン青吸光光度法:吸
光光度分析法
= 試薬は対応JISを引用。
(4) 加圧硫酸分
解-ICP発光
分光分析法
(B法)
○ (4) 加圧硫酸分解-ICP発光
分光分析法(B法):機器
分析法
−
− ISOに規定なし。
B法は,操作が簡単で,安全
かつ精度も良好であるため,
追加。
(9) 報告書
○
○
= 分析方法を追加。
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“−”:該当項目がない場合。