1
R
9
3
0
1
-3
-1
1
:
1
9
9
9
(IS
O
2
8
2
8
:
1
9
7
3
)
解
説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS R 9301-3-11 : 1999 アルミナ粉末−第3部:化
学分析方法−11:ふっ素の
定量
ISO 2828 : 1973 アルミニウム精錬を主用途とする酸化アルミニウム−ふっ素含有量の測定−アリザリンコンプレキ
ソン塩化ランタン分光光度法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の対策
(1) 適用範囲
○ アルミナ粉末のふっ素含有
率測定方法
A法:アリザリンランタン錯
体吸光光度分析法
B法:熱加水分解分離−イオ
ンクロマトグラフ分析法
B法は,ふっ素含有率が
0.001mass%以上に適用され
る。
ISO 2828 : 1973
○ アルミニウム精錬を主用途とす
る酸化アルミニウムのふっ素含
有量のアリザリンコンプレキソ
ン塩化ランタン分光光度法によ
る定量方法を規定する。
この方法は製品のふっ素の含有
率が,0.003mass%以上のとき適
用可能。
= ISOはアルミニウム精錬用
のアルミナに限定。
JISはB法を追加規定
我が国ではアルミニウム精
錬工場がほとんどないため。
(2) 引用規格
○
○
= JIS Z 8801(試験用ふるい)
を追加
試薬のJISを追加
B法に必要なJISを追加
軽微な技術上の差
(3) A法:アリザ
リンランタ
ン錯体吸光
光度分析法
○
○ アリザリンコンプレキソン塩化
ランタ分光光度法
= 名称は異なるが,内容は同
じ。
試薬はJISを引用
(4) B法:熱加水
分解分離−
イオンクロ
マトグラフ
分析法
○
−
− ISOに規定なし。
我が国では,操作性も精度も
良好なB法を使っているた
め追加。
2
R
9
3
0
1
-3
-1
1
:
1
9
9
9
(IS
O
2
8
2
8
:
1
9
7
3
)
解
説
JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の対策
(5) 報告書
○
○
= 分析方法を追加
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次のとおりである。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“−”:該当項目がない場合。