1
R
9301-
3-10 :
199
9(ISO
28
65
: 1973
)
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS R 9301-3-10
: 1999
アルミナ粉末−第
3
部:化
学分析方法−
10
:酸化ほう
素の定量
ISO 2865
: 1973
アルミニウム精錬を主用途とする酸化アルミニウム−ほう素含有量の測定−クルクミン分光光度法
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の対策
(1)
適用範囲
○ アルミナ粉末のほう素含有
率の測定方法
A
法:クルクミン吸光光度法
B
法:加圧硫酸分解
-ICP
発光
分光分析法
B
法は,
ほう素含有率が
0.000
5mass
%以上に適用される。
ISO 2865
: 1973
○ アルミニウム精錬を主用途とす
る酸化アルミニウムのほう素の
含有量のクルクミン分光光度法
による定量方法を規定する。この
方法は製品のほう素の含有率が,
ほう酸(
B
2
O
3
)として
0.006mass
%
以上のとき適用可能。
=
ISO
はアルミニウム精錬用
のアルミナに限定。
B
法を追加
我が国ではアルミニウム精
錬はわずかにしか行われて
いないため。
(2)
引用規格
○
○
=
B
法に必要な
JIS
を追加
(3) A
法:グルタ
ミ ン 吸 光 光
度法
○
○
≡
(4) B
法:加圧硫
酸 分 解
-ICP
発 光 分 光 分
析法
○ 加圧硫酸分解法によって得
た溶液を
ICP
発光分光分析法
で定量。
−
−
ISO
に規定なし。
我が国では,
B
法を通常使っ
ており,操作も精度も良好で
あるため追加。
(5)
報告書
○
○
= 分析方法を追加
備考
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合, −
は規定していない場合を示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次のとおりである。
≡ :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
− :該当項目がない場合。