R 3414:2012
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 種類······························································································································· 1
5 品質······························································································································· 1
6 外観······························································································································· 2
7 試験方法························································································································· 3
7.1 幅 ······························································································································· 3
7.2 密度(織り密度) ·········································································································· 3
7.3 厚さ ···························································································································· 3
7.4 長さ ···························································································································· 3
7.5 質量(1 m2当たりの質量) ······························································································ 3
7.6 引張強さ ······················································································································ 3
7.7 外観 ···························································································································· 4
8 検査······························································································································· 4
9 包装······························································································································· 4
10 表示 ····························································································································· 4
附属書A(規定)ガラスクロスの種類及び品質 ·········································································· 5
R 3414:2012
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,硝子繊維協会(GFA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS R 3414:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成24年11月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS R 3414:2006によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
R 3414:2012
ガラスクロス
Textile glass fabrics
序文
この規格は,1965年に制定され,その後7回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2006年に
行われたが,その後のJIS R 3416及びJIS R 3420の改正に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1
適用範囲
この規格は,JIS R 3413に規定するガラス糸,これに準じるガラス糸及びこれを加工した糸を用いて織
り上げた無処理のガラスクロスについて規定する。ただし,ガラスステープルヤーンクロス及びガラスロ
ービングクロスは除く。
注記 無処理とは,織り上げた状態のものをいう。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0101 テックス方式
JIS R 3410 ガラス繊維用語
JIS R 3413 ガラス糸
JIS R 3420 ガラス繊維一般試験方法
JIS R 3911 補強用糸−線密度の試験方法
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 3410による。
4
種類
ガラスクロスの種類及び種類を表す記号は,表A.1及び表A.2による。
5
品質
ガラスクロスの品質は,箇条7によって試験を行ったとき,次の各項の規定に適合しなければならない。
a) 幅 100 mm以上2 351 mm未満とし,表示に対する許容差は,表1による。
2
R 3414:2012
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表1−幅の許容差
単位 mm
幅
許容差
100以上 901未満
+10
0
901以上 1351未満
+15
0
1351以上 2351未満
+30
0
b) 密度(織り密度) 密度(織り密度)は,たて糸及びよこ糸の25 mm又は10 mm間のガラス糸の本数
で表す。密度(織り密度)は,表A.1及び表A.2による。また,その許容差は表2による。
表2−密度(織り密度)の許容差
密度(織り密度)
本/25 mm
許容差
本
密度(織り密度)
本/10 mm
許容差
本
20未満
±1.0
8未満
±0.4
20以上
±2.0
8以上
±0.8
c) 厚さ 厚さの許容差は,±15 %とする。
なお,厚さの中心値は受渡当事者間の協定によるものとする。
d) 1巻の長さ 30 m,50 m又はこれらの整数倍とする。ただし,受渡当事者間で取決めのある場合はこ
れ以外の長さとすることができる。
e) 質量(1 m2当たりの質量) 質量は1 m2当たりの質量で表す。質量の下限値は,表A.1及び表A.2に
よる。
なお,A.1及びA.2に規定のない種類については,次の式によって算出した値を下限値とする。た
だし,中心値を設けた場合,質量の許容差は±5 %とする。
(
)
000
1
9.0
40
÷
×
×
×
+
×
=
Wc
Wt
Yc
Yt
a
ここに,
a: 1 m2当たりの質量(g/m2)
Yt: たて糸の番手(tex)
Yc: たて糸の織り密度(本/25 mm)
Wt: よこ糸の番手(tex)
Wc: よこ糸の織り密度(本/25 mm)
なお,質量の中心値は,受渡当事者間の協定によるものとする。
f)
引張強さ 引張強さは25 mm幅の強度で表す。引張強さの下限値は,表A.1及び表A.2による。
なお,A.1及びA.2に規定のない種類については,次の式によって算出した値を下限値とする。
7.0
×
×
×
=
c
t
s
I
ここに,
I: 引張強さ(N/25 mm)
s: JIS R 3413に規定するガラス糸の引張強さ(N/tex)
t: たて糸又はよこ糸の番手(tex)
c: たて糸又はよこ糸の織り密度(本/25 mm)
6
外観
外観は,7.7によって試験したときの平均減点数が15以下とする。また,使用上重大な障害となる欠点
があってはならない。主な外観欠点を表3に示す。
3
R 3414:2012
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なお,ガラスクロスの用途によって合理的な理由がある場合は,受渡当事者間で,欠点及び減点数を取
り決めることができる。
表3−主な外観欠点
欠点種類
欠点現象
取扱い
たて糸汚れ
たて糸に異物が付着し汚れたもの
濃淡・長短に関係なく欠点とする。
たて糸筋
たて糸がつり又は緩みによって,クロス面に凹凸
が現れた状態
長短に関係なく凹凸部分を欠点とする。
たて糸ソゲ
たて糸のフィラメントが,部分的に切断され,織
り込まれた状態
長短に関係なく欠点とする。
たて糸抜け
たて糸が途中で切断され,一部欠落している状態
長短に関係なく欠点とする。
よこ糸汚れ
よこ糸に異物が付着し汚れたもの
濃淡・長短に関係なく欠点とする。
よこ糸ソゲ
よこ糸のフィラメントが,部分的に切断され,織
り込まれた状態
長短に関係なく欠点とする。
よこ糸抜け
よこ糸が欠落しているもの
長短に関係なく欠点とする。
よこ糸たる
(弛)み
よこ糸が局部的に緩み,筋又は環状となりクロス
面に現れた状態
長短に関係なく欠点とする。ただし,緩み糸
を引っ張り修正したものは,欠点としない。
厚段
よこ糸打ち込み本数が多いもの
織り密度規格値以上のものは,欠点とする。
薄段
よこ糸打ち込み本数が少ないもの
織り密度規格値以下のものは,欠点とする。
浮織り
たて糸又はよこ糸が,部分的に織り込まれず浮き
上がった状態
大きさに関係なく欠点とする。
しわ
巻トラブル及びクロスたる(弛)みによって発生
するしわ
明らかに分かるもの,クロス面に凹凸のある
ものは欠点とする。
目曲り
クロスよこ糸が,何らかの影響で湾曲している状
態のもの
クロス幅方向30 mm以上は,欠点とする。
波型状目曲りは,欠点とする。
布汚れ
クロス面に異物が付着し汚れたもの
濃淡・大小に関係なく欠点とする。
7
試験方法
7.1
幅
幅の測定は,JIS R 3420の7.7(クロスの幅及び長さ)による。
7.2
密度(織り密度)
密度(織り密度)の測定は,JIS R 3420の7.9(織り密度)による。
7.3
厚さ
厚さの測定は,JIS R 3420の7.10.1(クロスの厚さ)による。ただし,約75 mm以上の間隔をおいた5
か所について測定する。
7.4
長さ
長さの測定は,JIS R 3420の7.7(クロスの幅及び長さ)による。
7.5
質量(1 m2当たりの質量)
質量(1 m2当たりの質量)の測定は,JIS R 3420の7.2(質量)による。JIS R 3420の7.2.5 a) 2)のクロ
ス1巻の正味質量から算出する場合は,JIS R 3420の7.7(クロスの幅及び長さ)によって求めたクロスの
幅及び長さの値を用いる。クロス1巻の正味質量は,その質量の1 000分の1以下の感量をもつはかりで
量り,有効数字3桁で表す。
7.6
引張強さ
引張強さの測定は,JIS R 3420の7.4.2(クロスの場合)による。
4
R 3414:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7.7
外観
外観の試験は,目視又は同等の検知能力をもつ機器によって,ガラスクロス全長にわたり欠点検査を行
う。欠点は減点として扱い,ガラスクロス長さ100 m当たりの平均減点数として表す。また,減点数は欠
点を含む長さ方向1 mの範囲を減点範囲とし,この範囲では複数個の欠点があっても減点数“1”とする。
なお,目視による場合には,欠点を判別できる明るさの照明の下で検査を行う。外観検査機の例を図1
に示す。
図1−外観検査機の概念図(例)
8
検査
検査は,合理的な抜取検査方式によって試料を採取し,箇条7によって試験を行い,箇条5及び箇条6
の規定に適合しなければならない。ただし,合理的な理由がある場合は,受渡当事者間の協定によって検
査項目の一部を省略することができる。
9
包装
ガラスクロスは,つぶれないような強さをもった巻芯を用いたロール状のものを,ガラスクロスが損傷
しないような適切な方法及び包装材を用いて包装する。
10 表示
ガラスクロスには,包装の見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
a) この規格の番号
b) 種類を表す記号
c) 幅及び長さ
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
5
R 3414:2012
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附属書A
(規定)
ガラスクロスの種類及び品質
A.1 ガラスクロスの種類及び品質(Eガラス)
ガラスクロスの種類及び品質(Eガラス)は,表A.1による。
表A.1−ガラスクロスの種類及び品質(Eガラス)
種類を
表す
記号a)
番手b), c)
tex
密度(織り密度)
質量(1 m2
当たりの質
量)の下限値
g/m2
引張強さ
の下限値
N/25 mm
組織(織
り組織)
本/25 mm
本/10 mm
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
EP03D
5.60
2.80
60
52
24.0
20.8
17.0
128
108
平織
EP03F
5.60
5.60
39
70
15.6
28.0
22.0
83.0
149
平織
EP03E
5.60
5.60
56
56
22.4
22.4
23.0
119
119
平織
EP03G
5.60
5.60
60
30
24.0
12.0
18.0
128
64.0
平織
EP03A
5.60
5.60
60
35
24.0
14.0
20.0
128
79.0
平織
EP03B
5.60
5.60
60
51
24.0
20.4
23.0
128
108
平織
EP04A
11.2
5.60
48
30
19.2
12.0
26.0
196
68.0
平織
EP05A
11.2
5.60
60
35
24.0
14.0
32.0
245
79.0
平織
EP05B
11.2
11.2
55
49
22.0
19.6
44.0
226
206
平織
EP06
11.2
11.2
60
46
24.0
18.4
44.0
245
196
平織
EP06B
11.2
11.2
70
60
28.0
24.0
54.0
287
245
平織
EP08D
16.5
16.5
60
62
24.0
24.8
72.0
294
294
平織
EP08A
22.5
11.2
60
64
24.0
25.6
77.0
510
275
平織
EP08B
22.5
22.5
39
39
15.6
15.6
65.0
324
324
平織
EP08C
22.5
22.5
42
42
16.8
16.8
70.0
343
343
平織
EP09F
22.5
11.2
70
70
28.0
28.0
88.0
595
300
平織
EP09A
22.5
22.5
54
49
21.6
19.6
87.0
451
451
平織
EP09B
33.7
33.7
20
20
8.0
8.0
47.0
196
196
平織
EP09E
33.7
33.7
30
25
12.0
10.0
66.0
304
255
平織
EP09C
33.7
33.7
30
30
12.0
12.0
73.0
304
304
平織
EP09D
33.7
67.5
20
10
8.0
4.0
47.0
196
196
平織
EP10A
22.5
22.5
60
58
24.0
23.2
99.0
510
490
平織
EP10C
22.5
22.5
62
58
24.8
23.2
101
529
490
平織
EP10D
22.5
22.5
65
55
26.0
22.0
101
549
461
平織
EP10B
22.5
33.7
43
39
17.2
15.6
83.0
343
402
平織
EP10E
33.7
33.7
33
33
13.2
13.2
80.0
334
334
平織
EP11F
33.7
33.7
40
32
16.0
12.8
88.0
412
324
平織
EP11C
33.7
33.7
42
32
16.8
12.8
92.0
432
324
平織
EP11D
67.5
67.5
13
13
5.2
5.2
63.0
255
255
平織
EP11E
67.5
67.5
16
15
6.4
6.0
76.0
324
304
平織
EP12D
33.7
67.5
30
20
12.0
8.0
83.0
304
412
平織
EP12E
67.5
67.5
19
17.5
7.6
7.0
90.0
392
361
平織
EP12C
67.5
67.5
19
19
7.6
7.6
94.0
392
392
平織
EP13C
33.7
33.7
60
50
24.0
20.0
138
608
510
平織
EP13B
67.5
67.5
25
25
10.0
10.0
121
510
510
平織
6
R 3414:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表A.1−ガラスクロスの種類及び品質(Eガラス)(続き)
種類を
表す
記号a)
番手b), c)
tex
密度(織り密度)
質量(1 m2
当たりの質
量)の下限値
g/m2
引張強さ
の下限値
N/25 mm
組織(織
り組織)
本/25 mm
本/10 mm
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
EP14A
45.0
45.0
42
40
16.8
16.0
137
579
549
平織
EP15C
45.0
45.0
46
42
18.4
16.8
146
628
573
平織
EP15B
45.0
45.0
46
45
18.4
18.0
151
628
618
平織
EP15D
45.0
45.0
49
42
19.6
16.8
151
669
573
平織
EP16C
45.0
67.5
40
36
16.0
14.4
157
549
735
平織
EP16A
67.5
67.5
32
25
12.8
10.0
139
657
510
平織
EP16D
101.2
101.2
17.5
17.5
7.0
7.0
131
523
523
平織
EP17B
101.2
101.2
19
19
7.6
7.6
142
598
598
平織
EP18
EP18A
67.5
67.5
42
32
16.8
12.8
184
873
657
平織
EP18B
67.5
67.5
44
32
17.6
12.8
191
901
657
平織
EP19C
74.0
74.0
42
31
16.8
12.4
194
882
686
平織
EP20
135.0
135.0
18
18
7.2
7.2
178
745
745
平織
EP21A
135.0
135.0
19
18
7.6
7.2
184
784
745
平織
EP21B
135.0
135.0
19
19
7.6
7.6
189
784
784
平織
EP21C
33.7
337.5B
16
10
6.4
4.0
132
167
392
平織
EP23
67.5
135.0
42
23
16.8
9.2
215
873
922
平織
EP24
135.0
135.0
25
24
10.0
9.6
246
1020
980
平織
EP25
135.0
135.0
32
21
12.8
8.4
257
1310
857
平織
EP28A
135.0
135.0
32
25
12.8
10.0
293
1310
1020
平織
EP30D
135.0
135.0
30
29
12.0
11.6
297
1170
1190
平織
EP30E
135.0
135.0
32
27
12.8
10.8
297
1310
1100
平織
EP30A
270.0
270.0
15
15
6.0
6.0
293
1210
1210
平織
EP30B
270.0
270.0
16
15
6.4
6.0
304
1310
1210
平織
EP33
270.0
270.0
11
11
4.4
4.4
210
873
873
平織
EP35B
337.5
337.5
9
9
3.6
3.6
210
873
873
平織
EP37B
404.9
404.9
9
9
3.6
3.6
251
1040
1040
平織
EP38A
270.0
270.0
20
19
8.0
7.6
378
1620
1540
平織
EP38B
337.5
337.5
10
10
4.0
4.0
236
980
980
平織
EP40B
404.9
404.9
10
10
4.0
4.0
283
1170
1170
平織
EP40C
472.5
472.5
8
8
3.2
3.2
256
1060
1060
平織
EP42
337.5
337.5
16
16
6.4
6.4
394
1630
1630
平織
EP44
540.0
540.0
8
8
3.2
3.2
314
1220
1220
平織
ES07
22.5
11.2
65
33
26.0
13.2
69.0
559
138
朱子織
ES09A
22.5
22.5
60
58
24.0
23.2
99.0
510
490
朱子織
ES11B
45.0
22.5
54
30
21.6
12.0
115
755
255
朱子織
ES13
67.5
22.5
50
30
20.0
12.0
150
1040
255
朱子織
ES13D
67.5
22.5
52
30
20.8
12.0
150
1090
255
朱子織
ES15A
67.5
33.7
57
30
22.8
12.0
175
1200
305
朱子織
ES16
101.2
22.5
46
25
18.4
10.0
193
1450
206
朱子織
ES22A
67.5
67.5
54
52
21.6
20.8
267
1130
1090
朱子織
ES22B
67.5
67.5
57
54
22.8
21.6
281
1200
1130
朱子織
ES22C
135.0
33.7
46
26
18.4
10.4
262
1920
265
朱子織
ES23
135.0
33.7
50
25
20.0
10.0
282
2040
255
朱子織
7
R 3414:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表A.1−ガラスクロスの種類及び品質(Eガラス)(続き)
種類を
表す
記号a)
番手b), c)
tex
密度(織り密度)
質量(1 m2
当たりの質
量)の下限値
g/m2
引張強さ
の下限値
N/25 mm
組織(織
り組織)
本/25 mm
本/10 mm
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
ES46
135.0
135.0
54
48
21.6
19.2
513
2280
2000
朱子織
ES64
270.0
270.0
43
36
17.2
14.4
785
3580
2970
朱子織
ET22
67.5
67.5
54
55
21.6
22.0
275
1130
1150
あや織
ET26
67.5
67.5
77
39
30.8
15.6
293
1640
814
あや織
ET30
67.5
135.0B
54
30
21.6
12.0
291
1130
417
あや織
ET33
168.5
168.5
30
30
12.0
12.0
366
1530
1530
あや織
ET35
135.0
135.0B
42
30
16.8
12.0
364
1750
471
あや織
ET40
135.0
202.5B
42
28
16.8
11.2
422
1750
657
あや織
ET45
270.0
270.0
34
22
13.6
8.8
562
2110
1370
あや織
ET46
135.0
135.0
47
34
18.8
13.6
420
1960
1560
あや織
ET48
135.0
270.0B
48
22
19.2
8.8
484
2000
686
あや織
EL08A
33.7
67.5
5×2
5
2.0
2.0
25.0
88.0
88.0
からみ織
EL10A
33.7
67.5
7×2
7
2.8
2.8
34.0
137
137
からみ織
EL10C
33.7
67.5
7.5×2
7.5
3.0
3.0
38.0
147
147
からみ織
EL10B
33.7
67.5
10×2
10
4.0
4.0
49.0
196
196
からみ織
EL13
33.7
67.5
11×2
11
4.4
4.4
54.0
206
206
からみ織
EL55
404.9
809.8
5×2
5
2.0
2.0
290
1040
1040
からみ織
EM41
135.0
135.0
36
26
14.4
10.4
301
1430
1030
模しゃ織
EM42
135.0
135.0
33
34
13.2
13.6
326
1310
1350
模しゃ織
EM43
168.7
168.7
30
20
12.0
8.0
320
980
1070
模しゃ織
EM46
135.0
135.0
33
39
13.2
15.6
352
1310
1550
模しゃ織
EM52
168.7
168.7
30
32
12.0
12.8
389
980
1270
模しゃ織
注a) 種類を表す記号は,ガラスの種類を表す記号,組織(織り組織)の記号,厚さの記号,糸の番手の違い及び
密度(織り密度)の違いを示すための任意の記号を組み合わせて呼ぶ。
例 E P 03 A
糸の番手の違い及び密度(織り密度)の違いを示すための任意の記号
厚さを示す記号[小数点以下の数値(mm)で表す。]
組織(織り組織)を示す記号(平織はP,朱子織はS,あや織はT,からみ織
はL,模しゃ織はM)
ガラスの種類を示す記号(EガラスはE,CガラスはC)
b) JIS L 0101によるテックス(tex)を表し,この値はJIS R 3911の8.3(サイズされた試験片での試験)又は
JIS R 3911の8.2(脱サイズした試験片での試験)による。
c) 番手のよこに記載されているBは,バルキー加工糸をいう。
A.2 ガラスクロスの種類及び品質(Cガラス)
ガラスクロスの種類及び品質(Cガラス)は,表A.2による。
8
R 3414:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表A.2−ガラスクロスの種類及び品質(Cガラス)
種類を
表す
記号a)
番手b)
tex
密度(織り密度)
質量(1 m2
当たりの質
量)の下限値
g/m2
引張強さ
の下限値
N/25 mm
組織(織
り組織)
本/25 mm
本/10 mm
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
たて
よこ
CP12
70.0
70.0
19
18
7.6
7.2
98.0
412
392
平織
CP22
140.0
140.0
19
18
7.6
7.2
196
824
784
平織
注a) 表A.1の注a) による。
b) 表A.1の注b) による。
参考文献 ISO 1887,Textile glass−Determination of combustible-matter content
ISO 1889,Reinforcement yarns−Determination of linear density
ISO 2078,Textile glass−Yarns−Designation
ISO 2113,Reinforcement fibers−Woven fabrics−Basis for a specification
ISO 3374,Reinforcement products−Mats and fabrics−Determination of mass per unit area
ISO 4602,Reinforcements−Woven fabrics−Determination of number of yarns per unit length of warp
and weft
ISO 4603,Textile glass−Woven fabrics−Determination of thickness
ISO 4604,Textile glass−Woven fabrics−Determination of conventional flexural stiffness−Fixed
angle flexometer method
ISO 4606,Textile glass−Woven fabric−Determination of tensile breaking force and elongation at
break by the strip method
ISO 5025,Reinforcement products−Woven fabrics−Determination of width and length
IPC-4412A Specification for Finished Fabric Woven from “E” Glass for Printed Boards