2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
R 2301-1995
クロムれんが
Chrome brick
1. 適用範囲 この規格は,クロムれんが(記号CR)について規定する。
備考 この規格の引用規格は,次に示す。
JIS R 2101 耐火れんがの形状及び寸法
JIS R 2150 耐火れんがの寸法の抜取検査方法
JIS R 2202 耐火れんがの寸法の測定方法
JIS R 2205 耐火れんがの見掛気孔率・吸水率・比重の測定方法
JIS R 2206 耐火れんがの圧縮強さの試験方法
JIS R 2209 耐火れんがの荷重軟化点の試験方法
JIS R 2212 耐火れんが及び耐火モルタルの化学分析方法
2. 品質
2.1
クロムれんがは,形状が正しく,外観は,使用上有害なきず又はひび割れがあってはならない。
2.2
クロムれんがの特性は,表1による。
表1 クロムれんがの特性
項目
規格値
見掛気孔率 %
25以下
かさ比重
2.90以上
圧縮強さ MPa
29.4以上
荷重軟化点 T2 ℃
1 450以上
化学成分 Cr2O3 %
27以上
3. 形状及び寸法 クロムれんがの形状及び寸法は,JIS R 2101による。
4. 試験方法 クロムれんがの寸法,特性の試験方法及び測定方法は,次の規格による。
JIS R 2202, JIS R 2205, JIS R 2206, JIS R 2209, JIS R 2212
5. 検査
5.1
クロムれんがの形状及び外観の検査は,1個ごとに行い,2.によって合否を決定する。
5.2
クロムれんがの寸法の検査は,次の規格によって合否を決定する。
JIS R 2150
2
R 2301-1995
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5.3
クロムれんがの特性の抜取検査は,当事者間の協定によって,ロットの大きさ,試料の採取方法,
試料の大きさ,判定方法を決め,2.によって合否を決定する。
6. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称又は記号CRによる。
7. 表示 クロムれんがには,1個又は1パレット包装ごとに次の事項を明記する。
(1) 名称又はその記号
(2) 製造業者名又はその略号