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解
説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS番号−年号,名称
JIS P 8140 : 1998 紙及び板紙−吸水度試験方法−
コップ法
国際規格番号−年号,名称(和訳)
ISO 535 : 1991 紙及び紙板−吸収度試験方法−コップ法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格の相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 非吸水性の紙及び板紙の片
面が,一定時間水に接触する
場合の吸水度を試験する方
法について規定
ISO 535
○ 50g/m2以上のサイズ紙及び段ボ
ールを含む板紙。(50g/m2未満の
紙又はエンボス紙には適用しな
い。新聞紙のようなポーラスな
紙,吸取紙のような無サイズ紙,
比較的高吸収性の紙には適さな
い)
= JISはISO規格を含む
(2) 引用規格
○ JIS 5規格,ISO規格 2規格
○ ISO規格 4規格
ADP JISを追加規定
引用JISのISO規格への整
合化又はISO規格に提案
(3) 定義
○ 吸水度,接触時間を定義
○ 吸水度を定義
= JISは接触時間を追加
ISO規格に提案
(4) 装置及び器
具
○
○
① 試験器の図を追加
② 吸取紙(坪量225〜340
g/m2)
○
○
① 試験器の図がない
② 吸取紙(坪量250±25g/m2)
ADP
ADP
① JISは図を追加
② JISはISO規格の規定を
含む
ISO規格に提案
(5) 試験片
○
○
① 採取方法
JIS P 8110又はISO 186
② 前処置方法
JIS P 8111又はISO 187の標
準条件で行う
○
○
① ISO 186
② ISO 187
ADP JISはJISとISO規格を併記 引用JISのISO規格への整
合化
(6) 操作
○ JIS P 8111又はISO 187の標
準条件で行う
○ ISO 187
ADP JISはISO規格を併記
引用JISのISO規格への整
合化
(7) 計算
○
○
≡
(8) 試験結果の
表し方
○
○
≡
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解
説
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格の相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(9) 報告
○ 必要によって最大値・最小値
を報告
○
ADP JISは必要によって“最大
値・最小値”を追加
ISO規格に提案
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次のとおりである。
≡:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
=:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
ADP(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,JISとして必要
な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている。