M 8812:2006
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正したもの
で,これによって,JIS M 8812:2004は改正され,一部が置き換えられた。
M 8812:2006
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
白 紙
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
M 8812:2006
石炭類及びコークス類−工業分析方法
(追補1)
Coal and coke-Methods for proximate analysis
(Amendment 1)
JIS M 8812:2004を,次のように改正する。
序文の末尾に,次の文を追加する。
今回の改正は,石綿に関する規定を見直し,改正したものである。
4.4.1(測定値及び報告値ベース)のa)で,7.2.5 a) 2)を,7.3.6 a) 2)に置き換える。
4.4.1(測定値及び報告値ベース)のb)で,7.2.5 b)を,7.3.6 b)に置き換える。
7.1(方法の区分及び適用)のa) の規定を,削除する。
7.2(縦形管状電気炉法)を,削除する。
7.3.6(測定値の算出)の7.2.5の縦形管状電気炉法による。を,次の文に置き換える。
7.3.6 測定値の算出 揮発分の測定値は,次の式によって求めた数値を,JIS Z 8401によって小数点以下
2けたに丸める。
a) 石炭類の場合
1) 気乾ベースの揮発分を算出する場合
s
0
2
1
ad
100M
m
m
m
VM
−
×
−
=
ここに, VMad: 揮発分[質量分率 (%)]
m1: 加熱前の容器と試料の質量 (g)
m2: 加熱後の容器と試料の質量 (g)
m0: 試料のはかりとり量 (g)
Ms: 試料中の水分[質量分率 (%)]
2) 無水ベースの揮発分を算出する場合
s
s
0
2
1
100
100
100
M
M
m
m
m
VM
−
×
−
×
−
=
2
M 8812:2006
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ここに, VM: 揮発分[質量分率 (%)]
m1: 加熱前の容器と試料の質量 (g)
m2: 加熱後の容器と試料の質量 (g)
m0: 試料のはかりとり量 (g)
Ms: 試料中の水分[質量分率 (%)]
b) コークスの場合
s
s
0
2
1
100
100
100
M
M
m
m
m
VM
−
×
−
×
−
=
ここに, VM: 揮発分[質量分率 (%)]
m1: 加熱前の容器と試料の質量 (g)
m2: 加熱後の容器と試料の質量 (g)
m0: 試料のはかりとり量 (g)
Ms: 試料中の水分[質量分率 (%)]
7.3.7(測定回数)の7.2.6の縦形管状電気炉法による。を,次の文に置き換える。
7.3.7 測定回数 この操作は,同一分析室において2回繰り返して行う。2回の測定値の差が許容差を超
える場合には,JIS M 8810の規定による。2回以上の繰返し操作は,異なった角形電気炉において同時に
行ってもよい。
7.3.8[繰返し精度限界(repeatability limit)]の7.2.7の縦形管状電気炉法による(表4)。を,次の文に置き
換える。
7.3.8 繰返し精度限界 (repeatability limit) 加熱減量分率 (%) の許容差は,表4による。石炭類及び高温
乾留コークス以外のコークス類については,気乾ベースの加熱減量分率 (%) に対して適用する。高温乾
留コークスについては,無水ベースの加熱減量分率 (%) に対して適用する。
表 4 加熱減量の室内許容差
単位 質量分率 (%)
加熱減量
許容差(測定値)
50.0以下
0.40
50.1以上
0.60
高温乾留コークス
0.20
7.3.9(報告値)の7.2.8の縦形管状電気炉法による。を,次の文に置き換える。
7.3.9 報告値 揮発分の報告値は,2回測定した加熱減量分率 (%) の差が許容差以内ならば,石炭類の場
合は気乾ベース又は無水ベースの揮発分測定値について,また,コークスの場合は無水ベース測定値につ
いて,その2回の平均値を求め,JIS Z 8401によって小数点以下1けたに丸めて表示する。
7.4.7(測定回数)の7.2.6の縦形管状電気炉法による。を,7.3.7の角形電気炉法による。に置き換える。
7.4.8(繰返し精度限界)の7.2.7の縦形管状電気炉法による(表4参照。)を,7.3.8の角形電気炉法による
(表4参照)。に置き換える。
3
M 8812:2006
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7.4.9(報告値)7.2.8の縦形管状電気炉法による。を,7.3.9の角形電気炉法による。に置き換える。
付表1(引用規格)のJIS H 6201 化学分析用白金るつぼを,削除する。
付図10[縦形管状電気炉(一例)]を,削除する。
付図11(白金るつぼ)を,削除する。
附属書(参考)のJISと対応する国際規格との対比表の7.2 縦形管状電気炉法を,削除する。
4
M 8812:2006
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
白 紙