1
M 881
1
: 20
00
JIS
と対応する国際規格との対比表
M 8811 : 2000
石炭類及びコークス類−サンプリ
ング及び試料調製方法
DIS 13909-1
〜
8
: 1998
,石炭類及びコークス類−機械式サンプリング
DIS 13909-1
: 1998
Part 1
:序文
DIS 13909-2
: 1998
Part 2
:コンベア輸送中(流れから)の機械式サンプリング方法
DIS 13909-3
: 1998
Part 3
:石炭類−静置ロットからの機械式サンプリング方法
DIS 13909-4 :
1998
Part 4
:石炭類−試料調製方法
DIS 13909-5
: 1998
Part 5
:コークス類−コンベア輸送中(流れから)の機械式サンプリング方法
DIS 13909-6
: 1998
Part 6
:コークス類−試料調製方法
DIS 13909-7
: 1998
Part 7
:サンプリング,試料調製及び測定精度のチェック方法
DIS 13909-8
: 1998
Part 8
:偏りテストの方法
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点,整合が困難な理由及び今後の対策
(1)
適用範囲
○ 機械式サンプリング
13909-1
〜
8
○ 機械式サンプリング
≡
○ 手動式サンプリング
−
ADP
JIS
には,手動式サンプリング規格
(NWIP)
を先取りして
規定した。
○ 試料調製方法〜偏りテスト
○ 試料調製方法〜偏りテスト
≡
(2)
引用規格
○
JIS
規格
13909-1
〜
8
−
ADP
この
JIS
は,関連
JIS
規格と整合性を保つ方針とした。
−
○
ISO
規格
ADP
(3)
用語
○
47
個の用語
13909-1
○
46
個の用語
= ・
JIS
には, 品位変動
と
面積基準サンプリング
を
追加した。
・ 燃料
は
石炭・コークス
と言い換え,
JIS
では定
義不要とした。
(4)
総則
○ サンプリングの一般原則,方
法の選択,報告書等
13909-1
,
2
,
3&5
○ サンプリングの一般原則,方法
=
JIS
には,手動式サンプリング方法に対する記述を追加し
た。
(5)
サ ン プ リ ン
グ 方 法 の 設
計
○ 連続及び断続サンプリング
13909-2
,
3&5
○ 連続及び断続サンプリング
≡
○ サンプリング方法の計画
○ サンプリング方法の計画
=
JIS
には,手動式サンプリングで必要な面積基準サンプリ
ングの規定を追加した。
○ サンプリングの精度・インク
リメント個数の決め方
○ サンプリングの精度・インクリメ
ント個数の決め方
= ・
JIS
には,品位変動
σ
w
他の情報がない場合の最小個数の
表を追加した。
(最小個数の規定がないと現実には対応
不可,次回の
TC27/SC4
会議で審議予定)
・
JIS
では,情報未知のコークスに適用する
σ
w
及び
σ
PM
の
値は,日本での実験結果を生かし,情報未知の石炭に適
用する値と同じ値とした。
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M 881
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: 20
00
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点,整合が困難な理由及び今後の対策
(5)
サ ン プ リ ン
グ 方 法 の 設
計
○ 例
13909-2
,
3&5
○ 例
≡
○ 試料の最小質量
○ 試料の最小質量
= ・
JIS
では,最大粒度
38mm
を
JIS Z 8801
に合せ
37.5mm
に変更した。
・
JIS
では,水分ロス対策で,最大粒度
2.8mm
の値を
650g
から
0.6kg
に変更した。
○ 一次インクリメントの質量
○ 一次インクリメントの質量
=
JIS
には,手動式サンプリング等で必要な絶対的最小質量
の表を追加した。
○ 一次インクリメントの質量
規制
○ 一次インクリメントの質量規制
≡
(6)
機 械 式 サ ン
プ リ ン グ 方
法
○ 時間基準サンプリング
13909-2
,
3&5
○ 時間基準サンプリング
= ・
JIS
では,品質に傾向があるロットでは最初の間隔内で
中間スタートとすべきことを備考に追記した。次の
ISO
改訂時に提案する。
○ 質量基準サンプリング
○ 質量基準サンプリング
=
○ 層別ランダムサンプリング
○ 層別ランダムサンプリング
≡
○ スプーンサンプラによる方
法
−
ADP
・
JIS
には,多くの事業所で使用されているスプーンサン
プラの規定を追加した。
○ 静置ロットからのサンプリ
ング
○ 静置ロットからのサンプリング
= ・
JIS
には,
6.2.4
を追加し,表面サンプリングは推奨され
ない方法であると明記した。
(7)
機 械 式 サ ン
プラの設計
○ カッタ形サンプラ
13909-2
,
3&5
○ カッタ形サンプラ
= ・
JIS
には,カッタ速度が
1.5m/s
以上のときの備考を追加
した。
○ クロスベルト形サンプラ
○ クロスベルト形サンプラ
≡
○ サンプリング設備の保守
○ サンプリング設備の保守
= ・
JIS
には,多くの事業所で使用されているスプーンサン
プラの規定を追加した。
(8)
手動式方法
○ 手動式サンプリング方法
(NP 18283)
−
ADP
・
JIS
には,手動式サンプリング規格
(
ISO/NP 18283
)
を先
取りして規定した。
(9)
試 料 調 製 方
法
○ 試料調製精度
13909-4&6
○ 試料調製精度
≡
○ 試験試料の作り方
○ 試験試料の作り方
= ・
JIS
には,時間基準サンプリング方法の採用条件の規定
を追加した。
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M 881
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: 20
00
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点,整合が困難な理由及び今後の対策
(9)
試 料 調 製 方
法
○ 縮分
13909-4&6
○ 縮分
= ・
JIS
には,最大粒度とリッフル及びインクリメントスコ
ップの対応表を追加した。
・
JIS
では,最大粒度
2.8mm
の最小質量を
650g
から
0.6kg
に変更した,
ISO
改訂時に提案する。
・
JIS
では,最大粒度
38mm
を
37.7mm
(
JIS Z 8801
の値)
に変更した。
・
JIS
には,粒度分析時の規定
(
JIS M 8801
&
K 2101
)
を追
加した。
○ 粉砕,混合及び保管試料
○ 粉砕,混合及び保管試料
≡
○ 予備乾燥
○ 予備乾燥
= ・
JIS
には,コークスの乾燥温度を備考で追加した,
ISO
改訂時に追加を提案する。
・
JIS
には,最大粒度と広げる試料の最大厚さの対応表を
追加した。
○ 用途別試料調製方法
○ 用途別試料調製方法
= ・
JIS
には,被引用
JIS
のために,
9.7.3.4
(気乾試料の調
製方法)を追加した。
・
JIS
には,粒度分析時の規定
(
JIS M 8801
&
K 2101
)
を
備考で追加した。
○ 試料調製設備の設計基準
○ 試料調製設備の設計基準
≡
(10)
品 位 変 動 調
査方法
○ 概要
13909-7
○ 概要
= ・
JIS
には,品位変動と一次インクリメント分散の関係を
備考に追記した。
○ 品位変動に関係する式
○ 品位変動に関係する式
≡
○ 推定方法
1
及び推定方法
2
○ 推定方法
1
及び推定方法
2
≡
○ 推定方法
3
(交互サンプル法)
−
ADP
・
JIS
には,
ISO
に規定がない層別して品位変動を調査す
る交互サンプル法を追加した。
・
ISO
改訂時に交互サンプル法(
TC102
ではこの方法が標
準方法)追加を提案する。
○ 推定方法
4
(パリオグラム法)
○ 推定方法
4
(バリオグラム法)
= ・
JIS
には,品位変動の計算式及び計算例を追記した。
4
M 881
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: 20
00
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点,整合が困難な理由及び今後の対策
(11)
精 度 チ ェ ッ
クの方法
○ 全般及び精度に関係式
13909-7
○ 全般及び精度に関係式
= ・
JIS
には,品位変動と一次インクリメント分散の関係を
備考
に追記した。
設備チェック〜例
○ 設備チェック〜例
≡
(12)
偏 り テ ス ト
の方法
○ 全般及び原則
13909-8
○ 全般及び原則
=
JIS
には,最大許容偏りの目安となる数値を
備考
に追記し
た。
○ 手順概要〜計算例
○ 手順概要〜計算例
≡