M 8720
:
2017
(
1
)
追補
1
のまえがき
この
JIS M 8720
の追補
1
は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
が
JIS M 8720
:2009
を改正した内容だけを示すものである。
JIS M 8720
:2009
は,この追補
1
の内容の改正がされ,
JIS M 8720
:2017
となる。
日本工業規格
JIS
M
8720
:
2017
鉄鉱石-低温還元粉化試験方法
(追補
1
)
Iron ores-Determination of low-temperature reduction-disintegration
(
Amendment 1
)
JIS M 8720
:2009
を,次のように改正する。
5.1
(サンプリング及び試験試料の調製)を,次の文に置き換える。
5.1
サンプリング及び試験試料の調製
ロットのサンプリング並びに試験試料の採取及び調製方法は,
JIS M 8702
の
10.8.2
(各試験試料の調製)
における試料
A2
を用い,
JIS M 8702
の
10.8.2.4.1
(高炉用ペレット)及び
10.8.2.4.3
(焼結鉱及び高炉用塊
鉱石)に従って,試験試料は,少なくとも
2 kg
,乾燥基準で,かつ,次の粒度範囲に調製したものを採取
する。
-
ペレットの粒度範囲は,-
12.5 mm
+
10 mm
とする。ふるい分けの後は,例えば,二分器などによっ
て無作為に選んだ測定試料を試験に用いる。
-
焼結鉱及び塊鉱石の粒度範囲は,-
20 mm
+
16 mm
とする。
試験試料は,
105
℃±
5
℃で恒量になるまで乾燥し,その後
,
室温になるまで冷却し,測定試料とする。
注記
恒量とは
1
時間ごとの連続した測定試料の測定値間の差が,乾燥前測定試料の質量の
0.05 %
以
下に達した場合をいう。