M 8713
:
2017
(
1
)
追補
1
のまえがき
この
JIS M 8713
の追補
1
は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
が
JIS M 8713
:2009
を改正した内容だけを示すものである。
JIS M 8713
:2009
は,この追補
1
の内容の改正がされ,
JIS M 8713
:2017
となる。
日本工業規格
JIS
M
8713
:
2017
鉄鉱石-被還元性試験方法
(追補
1
)
Iron ores-Determination of reducibility by the final degree of reduction index
(
Amendment 1
)
JIS M 8713
:2009
を,次のように改正する。
箇条
2
(引用規格)の
ISO 10836
Iron ores
-
Method of sampling and sample preparation for physical testing
を,
次の規格に置き換える。
JIS M 8702
鉄鉱石-サンプリング及び試料調製方法
注記
対応国際規格:
ISO 3082
,
Iron ores
-
Sampling and sample preparation procedures
(
MOD
)
5.1
(サンプリング及び試験試料の調製)を,次の文に置き換える。
5.1
サンプリング及び試験試料の調製
ロットのサンプリング並びに試験試料の採取及び調製方法は,
JIS M 8702
の
10.8.2
(各試験試料の調製)
における試料
A2
を用い,
JIS M 8702
の
10.8.2.4.1
(高炉用ペレット)及び
10.8.2.4.3
(焼結鉱及び高炉用塊
鉱石)に従って,
-
ペレットの粒度範囲は,-
12.5 mm
+
10 mm
とする。
-
焼結鉱及び塊鉱石の粒度範囲は,-
22.4 mm
+
19 mm
とする。ただし,受渡当事者間の協定によって
粒度範囲を-
20 mm
+
18 mm
としてもよい。
試験試料は,乾燥基準で,かつ,所定の粒度範囲に調製したものを,少なくとも
2.5 kg
採取する。
試験試料を乾燥器を用いて
105
℃±
5
℃で恒量になるまで乾燥し,その後,測定試料調製のため室温に
なるまで冷却する。試験試料は,試験のときまでデシケーター中に保管する。
注記
恒量とは
1
時間ごとの連続した測定試料の測定値間の差が,乾燥前測定試料の質量の
0.05 %
以
下に達した場合をいう。
附属書
C
(鉄鉱石-還元速度試験方法)の
C.2
(引用規格)の
注
2)
を削除する。