M 8712
:
2017
(
1
)
追補
2
のまえがき
この
JIS M 8712
の追補
2
は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
が
JIS M 8712
:2009R
を改正した内容だけを示すものである。
JIS M 8712
:2009R
は,この追補
2
の内容の改正がされ,
JIS M 8712
:2017
となる。
日本工業規格
JIS
M
8712
:
2017
鉄鉱石-回転強度試験方法
(追補
2
)
Iron ores-Determination of tumble strength
(
Amendment 2
)
JIS M 8712
:2009R
を,次のように改正する。
箇条
2
(引用規格)の
ISO 10836
Iron ores
-
Method of sampling and sample preparation for physical testing
を,
削除する。
5.1
(サンプリング及び試験試料の調製)を,次の文に置き換える。
5.1
サンプリング及び試験試料の調製
ロットのサンプリング並びに試験試料の採取及び調製方法は,
JIS M 8702
の
10.8.2
(各試験試料の調製)
における試料
A1
を用い,
JIS M 8702
の
10.8.2.2.1
(ペレット)及び
10.8.2.2.2
(焼結鉱及び塊鉱石)に従っ
て,
-
ペレットの粒度範囲は,-
40 mm
+
6.3 mm
とする。
-
焼結鉱及び塊鉱石の粒度範囲は,-
40 mm
+
10 mm
とする。
試験試料は,乾燥基準で,かつ,所定の粒度範囲に調製したものを,少なくとも
60 kg
採取する。
試験試料を
105
℃±
5
℃で恒量になるまで乾燥し,その後,測定試料調製のため,室温になるまで冷却
する。
注記
恒量とは
1
時間ごとの連続した測定試料の測定値間の差が,乾燥前測定試料の質量の
0.05 %
以
下に達した場合をいう。