2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
M 3903-1979
デタッチャブルロックビット用
ロッドテーパ
Rod Taper for Detachable Rock Bit
1. 適用範囲 この規格は,テーパ着脱式のデタッチャブルロックビット用ロッドテーパ(以下,ロッド
テーパという。)について規定する。
2. 種類 ロッドテーパは,先端径の寸法により表1の4種類とする。
表1
単位 mm
種類(ロッドテーパ番号)
先端径D
0
15
1
18
2
20
3
22
3. ロッドテーパの形状,寸法及び許容差
3.1
ロッドテーパの形状及び寸法は,図1による。
3.2
ロッドテーパ寸法の許容差は特に規定しないが,4.2に規定する検査用テーパゲージにより検査を行
い,これに合格しなければならない。
図1
種類(ロッドテーパ番号)
Dmm
テーパ
適用ロッド(参考)
0
15
1/9.5405
H19
1
18
1/9.5405
H22
2
20
1/9.5405
H25
3
22
1/9.5405
R32
備考 テーパ=2tan3°
4. 検査
4.1
寸法検査 ロッドテーパは,4.2に規定する検査用テーパゲージにより,先端径及びテーパの総合検
査を行い,これに合格しなければならない。
2
M 3903-1979
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.2
検査用テーパゲージ 検査用テーパゲージの形状,寸法及び許容差は,図2による。
図2
単位 mm
種類(ロッドテーパ番号)
D
X
Y
L1
L2
G
0
15±0.005
1.00
2.00±0.05
35
33
48
1
18±0.005
1.00
2.00±0.05
40
38
50
2
20±0.005
1.00
2.00±0.05
45
43
52
3
22±0.005
1.00
2.00±0.05
50
48
55
3
M 3903-1979
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
原案作成委員会 構成表
氏名
所属
○ 高 岡 三 郎
工業技術院公害資源研究所
○ 速 水 博 秀
工業技術院公害資源研究所
○ 千 葉 政 次
三菱金属鉱業株式会社超硬製品部
○ 三 上 芳 一
古河鉱業株式会社機械技術部
杉 山 和 男
通商産業省重工業局
○ 渡 辺 隆 行
大成鑿岩機株式会社
○ 河 村 桂五郎
東洋工業株式会社さく岩機部
○ 阿 部 正 男
株式会社山本鉄工所
○ 安 部 強
三菱製鋼株式会社東京製鋼所生産技術部
角 田 憲 介
株式会社間組機械部大宮工場
川 崎 四 郎
同和鉱業株式会社鉱山部
清 水 房 雄
住友金属鉱山株式会社鉱山部
安 部 亨
西松建設株式会社機材部
白 井 隆
日本石炭協会
鞍 掛 素
日本鉱業協会
塚 本 俊 六
三井金属鉱業株式会社鉱山部
○ 井 内 清 夫
大同特殊鋼株式会社星崎工場
○ 吉 川 章 司
登喜和産業株式会社技術部
後 藤 良 平
大成建設株式会社機械部
赤 穂 光 孝
三菱金属鉱業株式会社採鉱部
鈴 木 隆
鹿島建設株式会社機械部
小 島 康 司
日本鉱業株式会社資源事業本部開発部
帆 足 万 里
工業技術院標準部
安 田 佳 三
通商産業省機械情報産業局
佐 伯 博 蔵
石炭鉱業合理化事業団
原 木 雄 介
通商産業省立地公害局
伊 藤 雅 義
住友金属鉱山株式会社鉱山部
越 智 功
日本鉱業協会技術部
小笠原 繁
住友金属鉱山株式会社鉱山部
萩 野 雅 彬
住友金属鉱山株式会社
忠 平 健 一
大成建設株式会社技術本部技術研究所
○ 石 川 鋠 弘
大同特殊鋼株式会社星崎工場
○ 黒 河 亀千代
工業技術院標準部材料規格課