2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
M 0101-1978
鉱山記号
Graphical Symbols for Mines
1. 適用範囲 この規格は,鉱山(金属,非金属,石炭,石油などすべての鉱山を含む。)の坑内,坑外,
鉱場,海洋などの図面に用いる記号について規定する。
引用規格:
JIS P 0138 紙加工仕上寸法
JIS Z 8302 製図通則
2. 記号 記号は,付表による。
なお,整理のため,表1のように区分する。
表1 記号の区分
区分記号
区分
備考
A
一般
B
地質及び鉱床
C
探鉱及び採鉱
D
保安施設
Eに入るものは除く
E
機械器具及び設備
坑内,坑外で作業するもの
F
電気施設
Eに入るものは除く
G
一般施設
E,Fに入るものは除く
Z
その他
上のいずれにも属さないもの
3. 記号及び文字の大きさ 記号及び文字の大きさは,図面に合わせて記入し,文字は,明りょうに書き,
図面のわかりやすい位置に記入する。
4. 特別な使い方をする記号 この規格のうち,特別な使い方をする記号について,その使い方を次に示
す。
(1) A1〜A5の記載順序を,次に示す。
なお,この記載順序による場合は,単位を省略してもよい。
例:
(2) A6及びA7は,T状に変わった坑道においては,次のように使う場合もある。
2
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例:
(3) B1〜B80の地質関係記号の使い方
(a) 地質柱状図 B1〜B61の記号を用いて表す。
(b) 断層及び走向 断層及び走向に関する記号B64〜B73は,いろいろ組み合わせて用いる。例えば,
走向N80度E,傾斜20度N,30 m南側落下の確定逆断層では,次のように表現する。
例:
走向方位角はNを0度とし,90度式で左右に数え,これをNに近い端の延長上に記入する。
なお,東西及び南北線から5度以内の場合には,その基線の近い端の延長上に原則として次のよ
うに記入する。
(i) 走向が東西に近いとき (ii) 走向が南北に近いとき
例:
(c) 逆倒層 例えば走向N30度W,逆倒した地層の傾斜角度70度のときは,次のように表現する。
例:
(d) 露頭 B75, B76は,金属鉱床及び非金属鉱床(石炭・石油以外の鉱床)に用い,B77〜B80は,石
炭鉱床に用いるが,金属鉱床及び非金属鉱床にも用いることがある。これらの記号は,次のように
組み合わせて用いる。
例:
(4) 斜坑に傾斜角度を記入するときは,次のようにする。
例:
(5) 石油井及びガス井の相互間隔が10 m以内の場合は,多数坑井の記号が重複して判別困難となるので,
C19〜C27の記号を用い次のように表現する。
3
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例:
坑井記号は,最初の坑井から掘さくの順序に従って左から右へ記載する。坑井記号の上方に坑井名
称又は番号を記入し,下方に線を引く。
(6) 一つの箇所に設備が2台以上あり,記載する余地がない場合には,記号の右下に台数を示す数字を書
く。
例:
参考
1. 図面の大きさ いろいろの点からJIS P 0138(紙加工仕上寸法)及びJIS Z 8302(製図通則)に定め
られた表2の標準を用いると便利である。a,bは,図面の大きさで,cは,図面に輪かくをつけるときの
寸法である。図面をつづる場合輪かくをつけるときは,つづる側にdをとり,輪かくをつけないときは25
mm以上のつづりしろをあける。
表2 図面の大きさ
大きさの呼び
A0
A1
A2
A3
A4
A5
A6
a×b
841×1189 594×841
420×594
297×420
210×297
148×210
105×148
c
10
10
10
5
5
5
5
d
つづらないとき
10
10
10
5
5
5
5
つづるとき
25
25
25
25
25
25
25
また,図面を折りたたむ場合は,その折りたたんだ大きさが通常B列5番 (182×257) になるようにす
る。
2. 図の縮尺 場合によって異なるが,通常次のもののうちから定める。
1/1000 1/2000 1/3000 1/4000 1/5000 1/6000 1/8000 1/10000 1/20000 1/25000 1/50000
付表
1. 記号をつける位置をわかりやすくするために,坑道などの記号を併記したものもある。
A
一般
記号番号
名称
記号
彩色
備考
A 1
通気量
例
300 m3/min
黒
測定箇所に丸印をつけ,その傍らに
記入する。
本文4.(1)参照
A 2
風速
例
30 m/min
黒
測定箇所に丸印をつけ,その傍らに
記入する。
本文4.(1)参照
4
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
A 3
ガス含有率
例
0.2%
赤又は黒
測定箇所に丸印をつけ,その傍らに
記入し,ガスの種類も記入する
ただし,単独の記載する場合は赤。
本文4.(1)参照
A 4
温度
例
20℃
黒
測定箇所に丸印をつけ,その傍らに
記入する。
本文4.(1)参照
A 5
湿度
例
80%
黒
測定箇所に丸印をつけ,その傍らに
記入する。
本文4.(1)参照
A 6
入気方向
青
本文4.(2)参照
A 7
排気方向
赤
本文4.(2)参照
B
地質及び鉱床
記号番号
名称
記号
彩色
備考
B 1
がんせつ(岩屑)
黒
大小の多角形を不規則に配置する。
B 2
れき(礫)
黒
大小の円を不規則に配置する。
B 3
砂
黒
粒度は点の大きさによって区別
し,点は不規則に配置する。
B 4
シルト
黒
短い水平線を不規則に配置する。
B 5
粘土
黒
シルトの2〜3倍の長さの水平線
を不規則に配置する。
B 6
角れき(礫)
黒
縦ひし(菱)形を千鳥に配列する。
B 7
れき(礫)岩
黒
粒度は丸の大きさによって区別
し,丸は千鳥に配列する。
B 8
砂岩
黒
粒度は点の大きさによって区別
し,点は縦・横の列をそろえる。
B 9
シルト岩
黒
短い水平線を千鳥に配列する。
B 10
でい(泥)岩
黒
シルト岩の2〜3倍の長さの水平
線を千鳥に配列する
5
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
B 11
けつ(頁)岩
黒
B 12
粘板岩(スレート)
黒
一つおきに太い線とする。
B 13
石灰岩
黒
B 14
ドロマイト
黒
B 15
けい(珪)質岩
黒
チャートにも適用する。
B 16
火山灰
黒
“/”の記号を不規則に配置する。
B 17
凝灰岩
黒
軽石凝灰岩にも適用する。
B 18
溶結凝灰岩
黒
B 19
火山角れき(礫)岩
凝灰角れき(礫)岩
黒
集塊岩にも適用する。
B 20
流紋岩
石英安山岩
黒
B 21
安山岩
黒
B 22
玄武岩
黒
粗粒玄武岩(ドレライト)にも適
用する。
B 23
粗面岩
黒
他のアルカリ岩類にも適用する。
B 24
プロピライト
(変朽安山岩)
黒
B 25
ひん(玢)岩
黒
B 26
石英はん(斑)岩
黒
はん岩類にも適用する。
6
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
B 27
輝緑岩
黒
B 28
じゃ(蛇)紋岩
黒
B 29
花こう(崗)岩
花こう(崗)せん(閃)
緑岩
黒
B 30
せん(閃)緑岩
黒
B 31
はんれい(斑糲)岩
黒
B 32
かんらん(橄欖)岩
黒
B 33
角せん(閃)岩
黒
B 34
千枚岩
黒
B 35
ホルンフェルス
黒
B 36
結晶片岩
黒
B 37
片麻岩
黒
“〜”の記号を千鳥に配列する。
B 38
変成岩類
黒
B 39
アプライト
黒
B 40
ペグマタイト
黒
B 41
岩脈
(安山岩の場合)
黒
岩質については規定の岩質記号を
記入する。
B 42
岩床
(玄武岩の場合)
黒
岩質については規定の岩質記号を
記入する。
7
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
B 43
石炭
濃い黒
B 44
粗悪炭
薄い黒
B 45
炭質けつ(頁)岩
黒
B 46
せん(煽)石
黒
B 47
含ばい(煤)
黒
B 48
不明箇所
黒
描き落としでないこと表すために
“?”をつける。
B 49
でい(泥)炭
黒
B 50
結核・固塊
黒
B 51
けい(珪)化木
黒
B 52
含化石
黒
地層に化石を含んでいることを示
す場合に用いる。
B 53
せきつい(脊椎)動物
化石
黒
B 54
貝化石(海生)
黒
B 55
貝化石(汽水・淡水性)
黒
B 56
微化石(動物)
黒
B 57
植物化石
黒
B 58
微化石(植物)
黒
8
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
B 59
貝化石密集帯
黒
B 60
植物化石密集帯
黒
B 61
化石一般
黒
B 62
背斜軸
黒又は赤
B 63
向斜軸
黒又は
うす青
B 64
確定断層
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
B 65
推定断層
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
B 66
予想断層
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
B 67
正断層
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
矢は落ちた側を示す。
B 68
逆断層
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
矢は相対的に落ちた側を示す。
B 69
落差
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
矢は落ちた側に記入する。
B 70
水平移動
黒又は赤
本文4.(3)(b)参照
必要に応じて移動の程度を単位m
で表す。
B 71
走向傾斜
黒
本文4.(3)(b)参照
走向N60度E,
傾斜30度Nの場合を示す。
B 72
直立層の走向傾斜
黒
走向N60度Eの場合を示す。
層序がわかっているときは,上盤
側に90を記す。
B 73
水平層の走向傾斜
黒
長い線の方向は付近の走向線に合
わせる。
B 74
逆倒層の走向傾斜
黒
本文4.(3)(c)参照
逆倒記号は時計廻りの方向に示す。
9
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
B 75
脈状露頭
黒,中は赤
又はうす青
ぼかし
本文4.(3)(d)参照
大きさはその範囲を表し,2種以
上の鉱種の場合には別に採色を定
めてもよい。
B 76
塊状露頭
黒,中は赤
又はうす青
ぼかし
本文4.(3)(d)参照
大きさはその範囲を表し,2種以
上の鉱種の場合には別に採色を定
めてもよい。
B 77
確定露頭
黒又は赤
本文4.(3)(d)参照
毛羽を4個以上つける。
B 78
走行傾斜未測定の露
頭
黒又は赤
本文4.(3)(d)参照
B 79
推定露頭
黒又は赤
本文4.(3)(d)参照
B 80
予想露頭
黒又は赤
本文4.(3)(d)参照
B 81
石油露面
赤
B 82
ガス露面
赤
C
探鉱及び採鉱
記号番号
名称
記号
彩色
備考
C 1
坑外立坑口
黒
右側の記号は,はしごのあるもの
を示す。
C 2
坑内立坑口
黒
右側の記号は,はしごのあるもの
を示す。
C 3
廃止立坑口
黒
左側の記号は坑外,右側の記号は
坑内にあるものを示す。
C 4
斜坑口又は水平坑口
黒又は
色分け
本文4.(4)参照。石炭鉱山は黒,金
属鉱山は同一水準ごとに色分けす
る。
C 5
廃止斜坑口又は廃止
水平坑口
黒
C 6
はしご道
黒
10
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
C 7
坑道
黒又は
色分け
本文4.(4)参照。傾斜の場合は傾斜
角度を記入する。金属鉱山及び非
金属鉱山では水準別色分け,石炭
鉱山では岩石坑道では黒,沿層坑
道では層別色分け又は文字で示
す。
C 8
専用人道
黒
C7の傍らに記入し,始点と終点に
表示する。
C 9
坑内掘採作業場
層別色分け
矢印は進行方向を示す。
C 10
坑内掘採跡
黒又は
層別色分け
色分けの場合は縁だけとする。
C 11
旧坑
うす墨色
線は黒
C 12
露天掘採場
黒
縁は掘採場の範囲を示す。
C 13
露天掘採場跡
黒
縁は掘採場跡の範囲を示す。
C 14
先進さく孔
黒
ガス突出など保安のための先進さく
孔の場合には中の丸を赤にする。
C 15
ガス抜孔
緑
C 16
坑内採油作業場
黒
C 17
海洋掘さくパージ
黒
C 18
海洋などのプラット
フォーム
黒
C 19
掘さく予定井
黒又は赤
左からロータリー式・綱式・かず
さ式・手掘を示す。
11
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
C 20
掘さく井
黒
左からロータリー式・綱式・かず
さ式・手掘を示す。
C 21
採収井
黒
左からロータリー式・綱式・かず
さ式・手掘を示す。
C 22
圧入井
黒
左はガス圧入井・右は水圧入井を示
す。
C 23
観測井
黒
C 24
休止井
黒
左からロータリー式・綱式・かず
さ式・手掘を示す。
C 25
廃坑井
(無出油・ガス)
黒
左からロータリー式・綱式・かず
さ式・手掘を示す。
C 26
廃坑井(枯渇)
黒
左からロータリー式・綱式・かず
さ式・手掘を示す。
C 27
傾斜掘井
黒
必要ある場合は矢の上方に方位及び
その水平距離(単位m)を入れる。
C 28
予定試すい孔
黒
矢印をつけたものは傾斜した場合
を示し,必要ある場合は矢の上方
に角度及びその延長(単位m)を
入れる。
C 29
現行試すい孔
黒
矢印をつけたものは傾斜した場合
を示し,必要ある場合は矢の上方
に角度及びその延長(単位m)を
入れる。
C 30
完了試すい孔
黒
矢印をつけたものは傾斜した場合
を示し,必要ある場合は矢の上方
に角度及びその延長(単位m)を
入れる。
D
保安施般
記号番号
名称
記号
彩色
備考
D 1
特免区域
うす緑
D 2
保護炭壁
黒,中はう
す赤ぼかし
大きさはその範囲を表すようにす
る。
D 3
火気禁止区域
赤
大きさはその範囲を表すようにす
る。
D 4
自然発火箇所
赤
12
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
D 5
高落ち
黒
崩落した高さを単位mで表す。
D 6
発破箇所
黒
正方形の記号は導火線,円形の記号
は電気発破によるものをしめす。
D 7
発破退避所
黒
D 8
飛石・転石防止さく
又は網
黒
D 9
坑内ガス突出箇所
赤
矢印は突出した方向を示す。
D 10
空気供給設備
緑
D 11
ガス自動警報器
黒
D 12
坑内電話
黒
D 13
消火せん
赤
D 14
消火器
赤
D 15
救急センター
黒
+は赤
D 16
非常用材料倉庫
黒
SHは赤
D 17
木造通気戸
(自動門でないもの)
黒
とつ面側は入気側を示す。
左は分量門でないもの,右は分量
門を示す。
D 18
木造通気戸
(自動門)
黒
とつ面側は入気側を示す。
左は分量門でないもの,右は分量
門を示す。
D 19
れんが又はコンクリ
ート通気戸
(自動門でないもの)
黒
とつ面側は入気側を示す。
左は分量門でないもの,右は分量
門を示す。
13
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
D 20
れんが又はコンクリ
ート通気戸
(自動門)
黒
とつ面側は入気側を示す。
左は分量門でないもの,右は分量
門を示す。
D 21
回転門
黒
D 22
びら門
黒
D 23
板しゃ断壁
黒
D 24
れんが又はコンクリ
ートしゃ断壁
黒
D 25
木れんがしゃ断壁
黒
D 26
板風橋
黒
D 27
耐火構造風橋
黒
D 28
風管風橋
黒
風管部分は
こい緑
D 29
張出
黒
D 30
濃密岩粉地帯
岩粉は黄
D 31
岩粉だな
黒
岩粉は黄
14
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
D 32
水だな
黒
水は青
D 33
噴霧器又は散水
黒又は青
D 34
密閉
黒
D 35
とびら付密閉
黒
D 36
防水えん堤
黒
とつ面側は,圧力側を示す。
D 37
とびら付防水えん堤
黒
とつ面側は,圧力側を示す。
D 38
さく囲
黒
E
機械器具及び設備
記号番号
名称
記号
彩色
備考
E 1
坑内ポケット
黒
右側の記号は,はしごのあるもの
を示す。
E 2
回避所
緑
E 3
車道
黒
E 4
架空線式電気機関車線
黒
E 5
蓄電池式電気機関車線
黒
E 6
架空線式及び蓄電池
式電気機関車兼用線
黒
E 7
リールケーブル式電
気機関車線
黒
E 8
内燃機関車線
黒
正方形の中
は黄
E 9
空気又はその他の動
力による機関車線
黒
E 10
架空索道
黒
E 11
トラックレス
黒
15
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
E 12
さく岩機(オーガ及び
コールドリルを含む)
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示す。
Dwは湿式の場合を示す。
E 13
コールピック
黒
E 14
ドラムカッタ
黒
E 15
ホーベル
黒
E 16
コールカッタ
黒
E 17
ローダ
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示し,三角は内燃
機関を示す。
E 18
チェンコンベヤ
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示す。
E 19
フラットコンベヤ
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示す。
E 20
シェーカコンベヤ
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示す。
E 21
ベルトコンベヤ
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示す。
E 22
エンドレス巻
黒
E 23
巻上機
黒
正方形の記号は圧縮空気動,円形
の記号は電動を示す。
E 24
圧気管
こい緑
E 25
排水管
黒
E 26
散水管又は送水管
青
E 27
送ガス管
緑
ガス誘導管にも適用する。
E 28
送油管
赤
E 29
ポンプ
黒
円形の記号は電動,正方形の記号
は圧縮空気動を示す。
E 30
風管
こい緑
E 31
扇風機
黒
主扇・補助扇は大文字,その他は
小文字で示し,円形の記号は電動,
正方形の記号は圧縮空気動を示
す。
E 32
エアージェット
黒
E 33
ウオータジェット
黒
16
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
E 34
ブロア
黒
円形の記号は電動,正方形の記号
は圧縮空気動を示す。
ガス誘導用はB,送ガス用はGB
で示す。
E 35
冷凍機
青
E 36
クーラ
青
E 37
コンプレッサ
黒
左から空気用・ガス用を示す。
E 38
充てん管
黒
E 39
充てん機又は充てん
プラント
黒
E 40
ガス集合溶接装置
赤
E 41
ガスコンプレッサプ
ラント
黒
E 42
ガソリンプラント
黒
E 43
液化ガスプラント
黒
E 44
トッピングプラント
黒
E 45
ポンピングパワー
黒
E 46
パワープラント
黒
E 47
ボイラ
黒
E 48
集油所又は集ガス所
黒
E 49
送油所
黒
E 50
給送水所
黒
F
電気施設
記号番号
名称
記号
彩色
備考
F 1
発電所
黒
F 2
発電機
黒
F 3
変電所又は変電設備
黒
F 4
主要開閉所
(主要開閉装置)
黒
F 5
変圧器
黒
17
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
F 6
開閉器
黒
F 7
電熱器
黒
F 8
充電所
黒
F 9
電動機
黒
F 10
高圧ケーブル
赤又は黒
F 11
低圧ケーブル又は
キャブタイヤケーブル
赤又は黒
F 12
高圧線
赤又は黒
F 13
絶縁電線
赤
G 一般施設
記号番号
名称
記号
彩色
備考
G 1
鉱山建物
黒
なるべく実状に合った形に書く。
G 2
鉱山建物以外のもの
黒
なるべく実状に合った形に書く。
G 3
坑内事務所
黒
G 4
休憩所又は喫煙所
黒
G 5
鉄工所
黒
G 6
木工所
黒
G 7
倉庫
黒
G 8
引火性物質貯蔵所
黒
SHFは
黒又は赤
G 9
毒物劇物その他の貯
蔵所
赤
G 10
火薬類取扱所
黒
EDSは
黒又は赤
G 11
火薬類貯蔵所
黒
ESは黒又
は赤
G 12
油脂類貯蔵所
黒
OSは黒又
は赤
18
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
記号番号
名称
記号
彩色
備考
G 13
水タンク
黒
中は青
G 14
ガスタンク
黒
中は緑
G 15
石油タンク
黒
中は赤
G 16
煙突
黒
G 17
坑内水ため
青
G 18
坑内油ため
赤
G 19
坑外排水こう
青
G 20
坑水又は廃水の排水口
青又は黒
G 21
燃料貯蔵所
黒
G 22
燃料給油所
黒
G 23
坑廃水処理施設
WTは
黒又は青
G 24
たい積場
黒
中は焦茶色
ぼかし
G 25
沈でん池又はろ過地
黒
中は青色ぼ
かし
G 26
埋立場
黒
中は黄色ぼ
かし
Z
その他
記号番号
名称
記号
彩色
備考
Z 1
鉄道線
黒
Z 2
鉱区線
赤
Z 3
隣接他人鉱区線
青
19
M 0101-1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
鉱山部会 鉱山記号専門委員会 構成表(昭和52年3月1日改正のとき)
氏 名
所 属
(委員会長)
伊 木 正 二
東京大学
清 滝 昌三郎
通商産業省立地公害局
嶋 田 勝 弘
通商産業省立地公害局
曾我部 正 敏
工業技術院地質調査所
高 瀬 郁 弥
資源エネルギー庁石炭部
福 原 元 一
資源エネルギー庁長官官房
房 村 信 雄
早稲田大学工学部
帆 足 万 里
工業技術院標準部
箕 輪 哲
資源エネルギー庁石油部
岩 佐 静 雄
三菱金属株式会社鉱山事業本部
川 崎 四 郎
同和鉱業株式会社鉱山部
五 戸 章 三
帝国石油株式会社保安室
小 松 宏 次
日本石炭協会
斉 藤 憲
日本鉱業株式会社資源事業本部
佐 藤 諒
石油資源開発株式会社保安室
長 井 俊 秀
日本鉱業協会
西 村 光 一
三井石炭鉱業株式会社本店保安部
林 明 敏
北海道炭礦汽船株式会社技術部
牧 千代太朗
石灰石鉱業協会
宮 崎 清 二
三菱石炭鉱業株式会社技術部
安 田 佑 二
三井金属鉱業株式会社鉱山部
(事務局)
山 田 隆 三
工業技術院標準部材料規格課
(事務局)
黒 河 亀千代
工業技術院標準部材料規格課(昭和53年8月1日改正のとき)
土 屋 隆
工業技術院標準部材料規格課(昭和53年8月1日改正のとき)