2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
L 6313-1983
ヘルドバー
Heald Carrying Rods
1. 適用範囲 この規格は,O形ヘルド用ヘルドバーについて規定する。
引用規格:
JIS G 3505 軟鋼線材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS L 6508 織機用ヘルドフレーム
対応国際規格:
ISO 570-1982 Textile machinery and accessories−Heald carrying rods for“O”shaped end loops
2. 種類 種類は,一般用のA形と自動引通機用のB形の2種類とする。
3. 形状・寸法 形状及び寸法は,図によるものとする。
図
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L 6313-1983
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
L
C
d
寸法
許容差
寸法
許容差
寸法
許容差
a+19
9.0
a+20
1.5
a+22
±1.0
9.5
±0.1
±0.05
a+67
3.0
a+93
11.0
備考 aとは,JIS L 6508(織機用ヘルドフレーム)に定めら
れているヘルドフレームの内側寸法をいう。
4. 外観 外観は,仕上がりが良好で,使用上有害なきず,割れ,まくれ,曲がり及び反りなどの欠点が
あってはならない。
5. 材料 材料は,JIS G 3505(軟鋼線材)のSWRM12, JIS G 4401(炭素工具鋼鋼材)のSK5及びJIS G
4303(ステンレス鋼棒)のSUS 304と同等以上とする。
6. 検査 検査は3.〜5.について行い,各項の規定に適合しなければならない。
7. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称,種類及び寸法による。
例: ヘルドバー A 1520×9.5×1.5
8. 表示 包装には適当な箇所に製造業者名又はその略号を表示する。
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L 6313-1983
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
原案作成委員会 構成表
氏名
所属
中 島 粂 男
社団法人日本繊維機械学会
吉 村 元 一
金沢工業大学
沢 木 汀 二
中部工業大学
清 水 二 郎
東京工業大学
壁 矢 久 良
東京農工大学
森 光 男
株式会社豊田自動織機製作所
新 海 邦 夫
豊和工業株式会社
野 本 章
津田駒工業株式会社
千 葉 喜 玄
日産自動車株式会社
信 耕 正 夫
日本プラスチックボビン工業会
中 村 里 二
日本高分子管株式会社岡崎工場
古 家 尊 史
ナンカイ工業株式会社
久 井 実
ミツク工業株式会社
山 本 幸 雄
日本針金工業株式会社
落 合 定 行
落合ヘルド株式会社
高 橋 啓之助
東洋紡績株式会社
春 田 茂利夫
日東紡績株式会社
斉 藤 圭 示
富士紡績株式会社
服 部 弘
鐘紡株式会社
松 本 定 喜
日本毛織株式会社
伴 野 矩 文
日清紡績株式会社
山 本 繁 文
工業技術院標準部繊維化学規格課
弘 光 進
通商産業省機械情報産業局
安 平 宏
日本紡績協会
別 能 恒 夫
日本化学繊維協会
高 木 理
日本綿スフ織物工業連合会
石 川 正 敬
日本絹人繊織物工業組合連合会
平 賀 道 弘
日本毛織物等工業組合連合会
荒 木 利 夫
関西繊維機器工業会
多 川 直 次
北陸繊維機械工業会
立 島 敏 男
東海繊維機械工業会
牛 山 吉 男
社団法人日本繊維機械協会
(事務局)
渡 辺 英 三
日本繊維機械国際標準化協議会