2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
L 5171-1984
綿紡機の働き幅
Working widths of Cotton Spinning Machinery
1. 適用範囲 この規格は,綿紡機のスカッチャ,カード,スライバラップマシン,リボンラップマシン
及びラップフォーマの働き幅について規定する。
2. 用語の意味 この規格で用いる用語の意味は,次による。
(1) スカッチャの働き幅 ラップマシンで巻き取られるラップの幅。すなわち,ラップマシンのラップス
タンドの内幅をmm単位で呼称した値。
(2) カードの働き幅 カードのシリンダ上のワイヤ又は針布の巻付け幅(図中の寸法A)をmm単位で呼
称した値。
図 カード
(3) スライバラップマシン,リボンラップマシン及びラップフォーマの働き幅 これらの機械で巻き取ら
れるラップの幅。すなわち,ラップスプールの長さをmm単位で呼称した値。
3. 働き幅 働き幅は,表による。
2
L 5171-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表
単位 mm
機械名
働き幅
スカッチャ
1 000
(1 016)
カード
1 000
(1 016)
スライバラップマシン,
リボンラップマシン,
ラップフォーマ
(202)
(222)
230
(240)
250
(260)
265
(280)
300
備考1. 表中の括弧内寸法は,当分の間認める寸法
とする。
2. カードのシリンダ幅Wは,カードの働き
幅Aに0〜20mmを加えたものとする。
対応国際規格:
ISO 341 Textile machinery and accessories−Cotton spinning machinery−Working width
3
L 5171-1984
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
中 島 粂 男
社団法人日本繊維機械学会
吉 村 元 一
金沢工業大学
沢 木 汀 二
中部工業大学
清 水 二 郎
東京工業大学
壁 矢 久 良
東京農工大学
森 光 男
株式会社豊田自動織機製作所
今 井 久 雄
豊和工業株式会社
野 本 章
津田駒工業株式会社
千 葉 喜 玄
日産自動車株式会社
山 本 弥 吉
株式会社石川製作所
吉 川 宏
株式会社オーエム製作所
寺 尾 宗 親
大阪機工株式会社
羽 澄 芳 男
株式会社京和機械製作所
大 坪 吉 行
鳥越紡機株式会社
古 家 尊 史
ナンカイ工業株式会社
久 井 実
ミツク工業株式会社
高 橋 啓之助
東洋紡績株式会社
春 田 茂利夫
日東紡績株式会社
斎 藤 圭 示
富士紡績株式会社
服 部 弘
鐘紡株式会社
松 本 定 喜
日本毛織株式会社
伴 野 矩 文
日清紡績株式会社
米 倉 久 明
工業技術院標準部繊維化学規格課
弘 光 進
通商産業省機械情報産業局産業機械課
安 平 宏
日本紡績協会
別 能 恒 夫
日本化学繊維協会
高 木 理
日本綿スフ織物工業連合会
石 川 正 敬
日本絹人繊織物工業組合連合会
平 賀 道 弘
日本毛織物等工業組合連合会
西 川 玉 敬
関西繊維機器工業会
多 川 直 次
北陸繊維機械工業会
立 島 敏 男
東海繊維機械工業会
牛 山 吉 男
社団法人日本繊維機械協会
渡 辺 英 三
日本繊維機械国際標準化協議会