サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

background image

L 5133 : 1998 解説  

JISと対応国際規格との対比表 

JIS L 5133 : 1998 スライバーケンス及びケンススプ

リング 

ISO/DIS 93-1 : 1996 Textile machinery and accessories−Cylindrical 

sliver cans−Part 1 : Main dimensions 

ISO/DIS 93-2 : 1996 Textile machinery and accessories−Cylindrical 

sliver cans−Part 2 : Spring bottoms 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内

容 

(II) 国際規格の

規定内容 

(III)  JISと国際規格との相違点 

(IV) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策 

(1) 適用範囲 

○ 紡績用スラ

イバーケン
ス及びケン
ススプリン
グの寸法に
ついて規定。
附属書で,紡
績用スライ
バーケンス
及びケンス
スプリング(J
型)について
規定。 

○ ISO/DIS 93-1

で、スライバ
ーケンスの寸
法を規定。 
ISO/DIS 93-2
で、ケンスス
プリングの寸
法を規定。 

規格本体 

附属書 

センサーを用いた感知シ
ステムなどへの影響もあ
り,国内の実情として,当
面はJ型についても規定を
残さざるを得ない。5年以
内に,国内の実情を見極め
ながら,整合させる方針。 

≡  

ADP J型につい

て規定。寸
法以外に
も,品質,
試験方法,
表示なども
規定。 

(2) 引用規格 

○ JIS B 0021,

JIS B 7503及
びJIS B 7507
を引用。 

−  

−  

−  

(3) 種類 

○ スライバー

ケンスにつ
いては,キャ
スターの有
無,インバー
ターの有無
で,ケンスス
プリングに
ついてはキ
ャスターの
有無,初圧の
有無で,7種
類に分類。 
J型はスライ
バーケンス
はキャスタ
ーの有無で,
ケンススプ
リングは初
圧の有無,4
種類に分類。 

○ スライバーケ

ンスについて
は,キャスタ
ーの有無,イ
ンバーターの
有無で,ケン
ススプリング
についてはキ
ャスターの有
無,初圧の有
無で,7種類
に分類。 

≡  

− J型ではス

ライバーケ
ンスキャス
ターなしフ
ラット及び
キャスター
付ケンスス
プリングは
使用されて
おらず不
要。 

(4) 形状及び寸

法 

○ それぞれの

種類につい
て,形状及び
寸法を規定。 

○ それぞれの種

類について,
形状及び寸法
を規定。 

≡  

−  

background image

L 5133 : 1998 解説  

JISと対応国際規格との対比表(続き) 

JIS L 5133 : 1998 スライバーケンス及びケンススプ

リング 

ISO/DIS 93-1 : 1996 Textile machinery and accessories−Cylindrical 

sliver cans−Part 1 : Main dimensions 

ISO/DIS 93-2 : 1996 Textile machinery and accessories−Cylindrical 

sliver cans−Part 2 : Spring bottoms 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内

容 

(II) 国際規格の

規定内容 

(III)  JISと国際規格との相違点 

(IV) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後
の対策 

(5) 品質 

○ J型につい

て,外観,ス
ライバーケ
ンスの垂直
度,平面度,
ケンススプ
リングの荷
重について
規定。 

−  

規格本体 

附属書 

−  

− 最低限守られ

ていないと実
用に耐えなく
なる項目につ
いて規定。 

(6) 材料 

○ J型につい

て,スライバ
ーケンス,ケ
ンススプリ
ングの本体
及びコイル
の材料につ
いて規定。 

−  

−  

− ある程度の強

度がなければ
使用に耐えな
いので,主要
な材料の種類
を規定。 

(7) 試験方法 

○ J型につい

て,外観,ス
ライバーケ
ンスの垂直
度,平面度,
ケンススプ
リングの荷
重について
の試験方法
を規定。 

−  

− 

− 5.で規定した

品質をチェッ
クするために
試験方法を規
定。 

(8) 検査方法 

○ J型につい

て,品質及び
寸法の各項
目について
検査を行う
ことを規定。 

−  

− 

− 4.及び5.で規

定した事項に
ついて,検査
を行う必要性
を考慮し,規
定。 

background image

L 5133 : 1998 解説  

JISと対応国際規格との対比表(続き) 

JIS L 5133 : 1998 スライバーケンス及びケンススプ

リング 

ISO/DIS 93-1 : 1996 Textile machinery and accessories−Cylindrical 

sliver cans−Part 1 : Main dimensions 

ISO/DIS 93-2 : 1996 Textile machinery and accessories−Cylindrical 

sliver cans−Part 2 : Spring bottoms 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内

容 

(II) 国際規格の

規定内容 

(III)  JISと国際規格との相違点 

(IV) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後
の対策 

(9) 製品の呼び

方 

○ J型につい

て,呼び方を
規定。 

−  

− 

− 製品の取り違

えなどを予防
したり,迅速
な取引を実現
したりするた
めに規定。 

(10) 表示 

○ J型につい

て,製品へ製
造業者名を
表示するよ
う規定。 

−  

− 

−  

  

備考1. 対比項目(I)及び(II)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示

す。 

2. 対比項目(III)の小欄の記号の意味は,次による。 

“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。 
“ADP(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用してい

る。ただし,採用した部分において,JISとして必要な規定内容を追加し,又
は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている。 

“−”:該当項目がない場合。