L 3201 : 2002
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これに
よってJIS L 3201 : 1997は改正され,この規格に置き換えられる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
L 3201 : 2002
羊毛長尺フェルト
Wool press felts
序文 この規格は,対応するISO規格はないが,我が国における長尺羊毛フェルトの品質規格として,1958
年(昭和33年)に制定された。
今回の改正では,引用規格の改正に伴う引用規格の番号及び名称を変更し,さらにJIS Z 8301(規格票の
様式)に基づき様式を変更している。
1. 適用範囲 この規格は,一般工業用圧縮羊毛長尺フェルト(1)(以下,フェルトという。)について規定
する。
注(1) ここにいうフェルトは,製織過程を経たものは含まない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8161 ジクロロメタン(試薬)
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 1030-1 繊維製品の混用率試験方法−第1部:繊維鑑別
JIS L 1030-2 繊維製品の混用率試験方法−第2部:繊維混用率
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8802 pH測定方法
3. 種類 フェルトの種類は,次のとおりとする。
a) R36W
b) R33W
c) R28W
d) R25W1
e) R25W2
f)
R19W
g) R25M
h) R23M
i)
R19M
j)
R17M
2
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4. 品質 フェルトの品質は,6.2〜6.10によって試験したとき,表1〜10のとおりとする。
5. 材料 材料は,羊毛を主材とし,他繊維を混入することができる。
3
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表1
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R36W
1 +0.2
−0.1
360
+ 72
− 36
120以上
400以上
95以上
16以下
2以下
3以下
4〜8
390以上
−
2 +0.3
−0.1
720
+108
− 36
3 +0.4
−0.2
1 080
+144
− 72
4 +0.5
−0.2
1 440
+180
− 72
5 +0.5
−0.2
1 800
+180
− 72
6 +0.6
−0.2
2 160
+216
− 72
160以上
7 +0.7
−0.3
2 520
+252
−108
8 +0.8
−0.3
2 880
+288
−108
9 +0.8
−0.3
3 240
+288
−108
10 +0.9
−0.3
3 600
+324
−108
11 +0.9
−0.4
3 960
+324
−144
12 +1.0
−0.4
4 320
+360
−144
13 +1.0
−0.5
4 680
+360
−180
14 +1.1
−0.5
5 040
+396
−180
15 +1.1
−0.6
5 400
+396
−216
16 +1.2
−0.6
5 760
+432
−216
17 +1.3
−0.6
6 120
+468
−216
18 +1.3
−0.7
6 480
+468
−252
19 +1.4
−0.7
6 840
+504
−252
20 +1.5
−0.8
7 200
+540
−288
21 +1.6
−0.8
7 560
+576
−288
22 +1.7
−0.9
7 920
+612
−324
23 +1.7
−0.9
8 280
+612
−324
24 +1.7
−1.0
8 640
+612
−360
25 +1.8
−1.0
9 000
+648
−360
4
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R33W
1
+0.2
−0.1
330
+ 66
− 33
120以上
400以上
95以上
16以下
2以下
3以下
4〜8
360以上
−
2
+0.3
−0.1
660
+ 99
− 33
3
+0.4
−0.2
990
+132
− 66
4
+0.5
−0.2
1 320
+165
− 66
5
+0.5
−0.2
1 650
+165
− 66
6
+0.6
−0.2
1 980
+198
− 66
150以上
7
+0.7
−0.3
2 310
+231
− 99
8
+0.8
−0.3
2 640
+264
− 99
9
+0.8
−0.3
2 970
+264
− 99
10
+0.9
−0.3
3 300
+297
− 99
11
+0.9
−0.4
3 630
+297
−132
12
+1.0
−0.4
3 960
+330
−132
13
+1.0
−0.5
4 290
+330
−165
14
+1.1
−0.5
4 620
+363
−165
15
+1.1
−0.6
4 950
+363
−198
16
+1.2
−0.6
5 280
+396
−198
17
+1.3
−0.6
5 610
+429
−198
18
+1.3
−0.7
5 940
+429
−231
19
+1.4
−0.7
6 270
+462
−231
20
+1.5
−0.8
6 600
+495
−264
21
+1.6
−0.8
6 930
+528
−264
22
+1.7
−0.9
7 260
+561
−297
23
+1.7
−0.9
7 590
+561
−297
24
+1.7
−1.0
7 920
+561
−330
25
+1.8
−1.0
8 250
+594
−330
5
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R28W
1
+0.2
−0.1
280
+ 56
− 28
120以上
400以上
95以上
16以下
2以下
3以下
4〜8
310以上
−
2
+0.3
−0.1
560
+ 84
− 28
3
+0.4
−0.2
840
+112
− 56
4
+0.5
−0.2
1 120
+140
− 56
5
+0.5
−0.2
1 400
+140
− 56
6
+0.6
−0.2
1 680
+168
− 56
130以上
7
+0.7
−0.3
1 960
+196
− 84
8
+0.8
−0.3
2 240
+224
− 84
9
+0.8
−0.3
2 520
+224
− 84
10
+0.9
−0.3
2 800
+252
− 84
11
+0.9
−0.4
3 080
+252
−112
12
+1.0
−0.4
3 360
+280
−112
13
+1.0
−0.5
3 640
+280
−140
14
+1.1
−0.5
3 920
+308
−140
15
+1.1
−0.6
4 200
+308
−168
16
+1.2
−0.6
4 480
+336
−168
17
+1.3
−0.6
4 760
+364
−168
18
+1.3
−0.7
5 040
+364
−196
19
+1.4
−0.7
5 320
+392
−196
20
+1.5
−0.8
5 600
+420
−224
21
+1.6
−0.8
5 880
+448
−224
22
+1.7
−0.9
6 160
+476
−252
23
+1.7
−0.9
6 440
+476
−252
24
+1.7
−1.0
6 720
+476
−280
25
+1.8
−1.0
7 000
+504
−280
6
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R25W1
1
+0.2
−0.1
250
+ 50
− 25
120以上
400以上
80以上
16以下
2以下
3以下
4〜8
290以上
−
2
+0.3
−0.1
500
+ 75
− 25
3
+0.4
−0.2
750
+100
− 50
4
+0.5
−0.2
1 000
+125
− 50
5
+0.6
−0.2
1 250
+150
− 50
6
+0.6
−0.3
1 500
+150
− 75
100以上
7
+0.7
−0.3
1 750
+175
− 75
8
+0.8
−0.3
2 000
+200
− 75
9
+0.8
−0.3
2 250
+200
− 75
10
+0.9
−0.4
2 500
+225
−100
11
+0.9
−0.4
2 750
+225
−100
12
+0.9
−0.5
3 000
+225
−125
13
+1.0
−0.5
3 250
+250
−125
14
+1.1
−0.6
3 500
+275
−150
15
+1.1
−0.6
3 750
+275
−150
16
+1.2
−0.6
4 000
+300
−150
17
+1.3
−0.7
4 250
+325
−175
18
+1.3
−0.7
4 500
+325
−175
19
+1.4
−0.7
4 750
+350
−175
20
+1.5
−0.8
5 000
+375
−200
21
+1.6
−0.8
5 250
+400
−200
22
+1.7
−0.9
5 500
+425
−225
23
+1.7
−0.9
5 750
+425
−225
24
+1.7
−1.0
6 000
+425
−250
25
+1.8
−1.0
6 250
+450
−250
7
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表5
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R25W2
1
+0.2
−0.1
250
+ 50
− 25
120以上
400以上
60以上
16以下
3以下
5以下
4〜8
230以上
−
2
+0.3
−0.1
500
+ 75
− 25
3
+0.4
−0.2
750
+100
− 50
4
+0.5
−0.2
1 000
+125
− 50
5
+0.6
−0.2
1 250
+150
− 50
6
+0.6
−0.3
1 500
+150
− 75
60以上
7
+0.7
−0.3
1 750
+175
− 75
8
+0.9
−0.3
2 000
+225
− 75
9
+1.0
−0.4
2 250
+250
−100
10
+1.0
−0.4
2 500
+250
−100
11
+1.0
−0.4
2 750
+250
−100
12
+1.1
−0.5
3 000
+275
−125
13
+1.2
−0.5
3 250
+300
−125
14
+1.3
−0.6
3 500
+325
−150
15
+1.4
−0.6
3 750
+350
−150
16
+1.5
−0.7
4 000
+375
−175
17
+1.6
−0.7
4 250
+400
−175
18
+1.6
−0.8
4 500
+400
−200
19
+1.7
−0.8
4 750
+425
−200
20
+1.8
−0.9
5 000
+450
−225
21
+1.9
−0.9
5 250
+475
−225
22
+2.0
−1.0
5 500
+500
−250
23
+2.1
−1.0
5 750
+525
−250
24
+2.2
−1.1
6 000
+550
−275
25
+2.3
−1.1
6 250
+575
−275
8
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表6
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R19W
3
+0.6
−0.3
570
+102
− 51
120以上
400以上
60以上
16以下
3以下
5以下
4〜8
−
−
4
+0.8
−0.3
760
+136
− 51
5
+0.9
−0.4
950
+154
− 68
6
+1.1
−0.4
1 140
+187
− 68
7
+1.3
−0.4
1 330
+221
− 68
8
+1.5
−0.5
1 520
+255
− 85
9
+1.7
−0.5
1 710
+289
− 85
10
+1.8
−0.6
1 900
+308
−102
11
+1.9
−0.7
2 090
+325
−119
12
+2.0
−0.7
2 280
+342
−119
13
+2.1
−0.8
2 470
+359
−136
14
+2.2
−0.8
2 660
+376
−136
15
+2.3
−0.8
2 850
+393
−136
16
+2.4
−0.9
3 040
+410
−153
17
+2.4
−0.9
3 230
+410
−153
18
+2.5
−0.9
3 420
+427
−153
19
+2.6
−1.0
3 610
+444
−171
20
+2.6
−1.0
3 800
+444
−171
21
+2.6
−1.0
3 990
+444
−171
22
+2.7
−1.0
4 180
+461
−171
23
+2.7
−1.1
4 370
+461
−188
24
+2.8
−1.1
4 560
+478
−185
25
+2.8
−1.2
4 750
+478
−205
9
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表7
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R25M
1
+0.2
−0.1
250
+ 50
− 25
120以上
400以上
90以上
16以下
4以下
5以下
4〜8
250以上
−
2
+0.3
−0.1
500
+ 75
− 25
3
+0.4
−0.2
750
+100
− 50
4
+0.5
−0.2
1 000
+125
− 50
5
+0.6
−0.2
1 250
+150
− 50
6
+0.6
−0.3
1 500
+150
− 75
80以上
7
+0.7
−0.3
1 750
+175
− 75
8
+0.9
−0.3
2 000
+225
− 75
9
+1.0
−0.3
2 250
+250
− 75
10
+1.0
−0.4
2 500
+250
−100
11
+1.0
−0.4
2 750
+250
−100
12
+1.1
−0.5
3 000
+275
−125
13
+1.2
−0.5
3 250
+300
−125
14
+1.3
−0.6
3 500
+325
−150
15
+1.4
−0.6
3 750
+350
−150
16
+1.4
−0.7
4 000
+350
−175
17
+1.5
−0.7
4 250
+375
−175
18
+1.6
−0.7
4 500
+400
−175
19
+1.7
−0.7
4 750
+425
−175
20
+1.8
−0.8
5 000
+450
−200
21
+1.9
−0.8
5 250
+475
−200
22
+2.0
−0.9
5 500
+500
−225
23
+2.1
−0.9
5 750
+525
−225
24
+2.2
−1.0
6 000
+550
−250
25
+2.3
−1.0
6 250
+575
−250
10
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表8
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R23M
1
+0.2
−0.1
230
+ 46
− 23
120以上
400以上
70以上
16以下
4以下
5以下
4〜8
180以上
−
2
+0.3
−0.1
460
+ 69
− 23
3
+0.4
−0.2
690
+ 92
− 46
4
+0.5
−0.2
920
+115
− 46
5
+0.6
−0.2
1 150
+138
− 46
6
+0.6
−0.3
1 380
+138
− 69
50以上
7
+0.7
−0.3
1 610
+161
− 69
8
+0.9
−0.3
1 840
+207
− 69
9
+1.0
−0.3
2 070
+230
− 69
10
+1.0
−0.4
2 300
+230
− 92
11
+1.0
−0.4
2 530
+230
− 92
12
+1.1
−0.5
2 760
+253
−115
13
+1.2
−0.5
2 990
+276
−115
14
+1.3
−0.6
3 220
+299
−138
15
+1.4
−0.6
3 450
+322
−138
16
+1.4
−0.7
3 680
+322
−161
17
+1.5
−0.7
3 910
+345
−161
18
+1.6
−0.7
4 140
+368
−161
19
+1.7
−0.7
4 370
+391
−161
20
+1.8
−0.8
4 600
+414
−184
21
+1.9
−0.8
4 830
+437
−184
22
+2.0
−0.9
5 060
+460
−207
23
+2.1
−0.9
5 290
+483
−207
24
+2.2
−1.0
5 520
+506
−230
25
+2.3
−1.0
5 750
+529
−230
11
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表9
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R19M
3
+0.6
−0.3
570
+114
− 57
120以上
400以上
60以上
16以下
4以下
7以下
4〜8
150以上
30以上
4
+0.7
−0.3
760
+133
− 57
5
+0.9
−0.4
950
+171
− 76
6
+1.1
−0.4
1 140
+209
− 76
7
+1.3
−0.5
1 330
+247
− 95
8
+1.5
−0.5
1 520
+285
− 95
9
+1.7
−0.6
1 710
+323
−114
10
+1.8
−0.6
1 900
+342
−114
11
+1.9
−0.7
2 090
+361
−133
12
+2.0
−0.7
2 280
+380
−133
13
+2.1
−0.8
2 470
+399
−152
14
+2.2
−0.8
2 660
+418
−152
15
+2.3
−0.8
2 850
+437
−152
16
+2.4
−0.9
3 040
+456
−171
17
+2.4
−0.9
3 230
+456
−171
18
+2.5
−0.9
3 420
+475
−171
19
+2.6
−1.0
3 610
+494
−190
20
+2.6
−1.0
3 800
+494
−190
21
+2.6
−1.0
3 990
+494
−190
22
+2.7
−1.1
4 180
+513
−209
23
+2.7
−1.1
4 370
+513
−209
24
+2.8
−1.2
4 560
+532
−228
25
+2.8
−1.2
4 750
+532
−228
12
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表10
種類
厚さ
mm
単位面積当
たりの質量
g/m2
幅
cm
長さ
cm
羊毛
混用率
%
水分率
%
可溶性物質含有率
pH
引張強さ
N/cm2
はく離強さ
N/50mm
ジクロロメタン
%
水 %
R17M
3
+0.6
−0.3
510
+102
− 51
120以上
400以上
60以上
16以下
4以下
7以下
4〜8
−
−
4
+0.7
−0.3
680
+119
− 51
5
+0.9
−0.4
850
+153
− 68
6
+1.1
−0.4
1 020
+187
− 68
7
+1.3
−0.5
1 190
+221
− 85
8
+1.5
−0.5
1 360
+255
− 85
9
+1.7
−0.6
1 530
+289
−102
10
+1.8
−0.6
1 700
+306
−102
11
+1.9
−0.7
1 870
+323
−119
12
+2.0
−0.7
2 040
+340
−119
13
+2.1
−0.8
2 210
+357
−136
14
+2.2
−0.8
2 380
+374
−136
15
+2.3
−0.8
2 550
+391
−136
16
+2.4
−0.9
2 720
+408
−153
17
+2.4
−0.9
2 890
+408
−153
18
+2.5
−0.9
3 060
+425
−153
19
+2.6
−1.0
3 230
+442
−170
20
+2.6
−1.0
3 400
+442
−170
21
+2.6
−1.0
3 570
+442
−170
22
+2.7
−1.1
3 740
+459
−187
23
+2.7
−1.1
3 910
+459
−187
24
+2.8
−1.2
4 080
+476
−204
25
+2.8
−1.2
4 250
+476
−204
13
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6. 試験方法
6.1
試験室及び試料の準備 試験室は,原則として標準状態(2)とする。試料は,この試験室中に放置し
て1時間以上の間隔で質量を測定し,その前後の質量差が,後の質量の0.03%以内となったものを用いる。
注(2) JIS L 0105に規定する標準状態とする。
備考 試験室が標準状態に保たれない場合は,試験時の温度及び湿度を記録に付記する。
6.2
厚さ 厚さの試験は,スナップゲージ(測定子の底面直径30mm)を用いて表11の荷重を加え,幅
の方向にランダムに5か所を選んで0.1mmまで測定し,その平均値を求め,JIS Z 8401によって小数点以
下1けたに丸める。
表11 荷重
単位 N
種類
R36W,R33W
R28W,R25M
R25W1,R25W2
R23M
R19W,R19M
R17M
荷重
2.65
2.35
1.47
6.3
単位面積当たりの質量 単位面積当たりの質量の試験は,試料の両端から100mmずつ除いた部分に
ついて,200mm×200mmの試験片をランダムに3個採取し,質量を1gまで測定し,その平均値を求め,
JIS Z 8401によって整数に丸める。
6.4
羊毛混用率 羊毛混用率の試験は,JIS L 1030-1及び/又はJIS L 1030-2によって行う。ただし,正
量混用率によって算出する。
6.5
水分率 水分率の試験は,試験片を3個採取し,乾燥前のそれぞれの質量を測定し,これを105±2℃
で絶乾状態にした後,再度質量を測定し,次の式によって水分率を算出し,3枚の平均値を求め,JIS Z 8401
によって小数点以下1けたに丸める。
100
×
m'
m'
m
mr
−
=
ここに, mr: 水分率 (%)
m: 乾燥前の試験片の質量 (g)
m': 試験片の絶乾質量 (g)
6.6
ジクロロメタン可溶性物質含有率 ジクロロメタン可溶性物質含有率の試験は,次のとおり行う。
a) 試料から約5gの試験片を採取し,これを3mm角以下に切断して,絶乾質量を量った後フラスコに移
し,共通すり合わせソックスレー抽出器(3)を用いてジクロロメタン(4)150mlで4時間(少なくとも20
回サイホン)抽出する。
注(3) JIS R 3503に規定のもの。
(4) JIS K 8161に規定する特級のもの。
b) 次に,試料部にたまった溶液をフラスコに戻し,抽出液を5ml以下に濃縮した後(必要があれば1G1
又は3G1のガラスろ過器でろ過する。),あらかじめ絶乾質量を量ったひょう量瓶に移す。
c) さらに,ジクロロメタンでフラスコ内を洗浄し,洗液を[ガラスろ過器を用いた場合は,この洗液も
b)で用いたガラスろ過器でろ過した後]ひょう量瓶に入れた後,水浴上でジクロロメタンを揮散させ,
その残分を105±2℃の熱風乾燥機で乾燥し,絶乾質量を量る。
d) 次の式によってジクロロメタン可溶性物質含有率を算出し,2回の平均値を求め,JIS Z 8401によっ
て小数点以下2けたに丸める。
100
1
2×
m
m
mdm=
14
L 3201 : 2002
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ここに, mdm: ジクロロメタン可溶性物質含有率 (%)
m1: 抽出前の試験片の絶乾質量 (g)
m2: 抽出物の絶乾質量 (g)
6.7
水可溶性物質含有率 水可溶性物質含有率の試験は,試料を約5g採取し,105±2℃で絶乾状態にし
た後質量を測定し,その試料をフラスコに移して約200mlの水を加え,15分間煮沸した後十分に水洗し,
105±2℃で絶乾状態にした後,再度質量を測定し,次の式によって算出し,JIS Z 8401によって小数点以
下1けたに丸める。
100
×
d
e
d
f
m
m
m
m
−
=
ここに, mf: 水可溶性物質含有率 (%)
md: 試料の絶乾質量 (g)
me: 煮沸水洗後の試料の絶乾質量 (g)
6.8
pH pHの試験は,試料を約5g採取し,これに200mlの水を加え,15分間煮沸して抽出液を作り,
ガラス電極pH計でJIS Z 8802の7.2(測定方法)によって測定する。
6.9
引張強さ 引張強さの試験は,試料のたて方向及びよこ方向に大きさ50mm×200mmの試験片それ
ぞれ5個を採取し,引張試験機によって,引張速度300±50mm/min,つかみ間隔100mmで試験し,次の
式によって単位断面積当たりの引張強さを算出し,たて方向及びよこ方向それぞれ5枚の平均値を求め,
JIS Z 8401によって有効数字3けたに丸める。ただし,試験片の断面積は,6.2によって得た値に幅50mm
を乗じた値を用い,引張荷重は有効数字3けたまでの測定値を用いる。
備考 引張強さに用いる試験機は,当分の間,引張強さが従来単位によって表示されたものを使用し
てよい。この場合,引張強さは,1kgf=9.806 65Nの換算率でSI単位に換算し,JIS Z 8401に
よって有効数字3けたに丸める。
A
F
F
w
=
ここに,
F: 引張強さ (N/cm2)
Fw: 引張荷重 (N)
A: 試験片の断面積 (cm2)
6.10 はく離強さ はく離強さの試験は,試料のたて方向及びよこ方向に大きさ50mm×200mmの試験片
をそれぞれ5個採取し,試験片の一端を長さの方向に,深さ50mmまで厚さを等分に切り込み,切り開い
た2片を引張試験機で30mmつかみ,300±50mm/minの速度で引きはがし,はく離したときの最大荷重を
1Nまで量り,たて方向及びよこ方向それぞれ5枚の平均値を求め,JIS Z 8401によって整数に丸める。
備考 はく離強さに用いる試験機は,当分の間,はく離強さが従来単位によって表示されたものを使
用してよい。この場合,はく離強さは1kgf=9.806 65Nの換算率でSI単位に換算し,JIS Z 8401
によって整数に丸める。
7. 検査方法 フェルトは,4.について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合理的な抜取検査
方式によって行う。
8. 表示 フェルトには,製品ごとに適切な方法で,次の事項を表示しなければならない。
a) 種類
b) 厚さ
c) 幅及び長さ
15
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d) 製造業者名又はその略号
JIS L 3201 羊毛長尺フェルト改正原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
小 林 茂 雄
共立女子大学家政学部
小 倉 悟
工業技術院繊維化学規格課
松 浦 高 司
工業技術院繊維化学規格課
高 橋 和 夫
通商産業省生活産業局繊維製品課
柴 崎 増 治
通商産業省製品評価技術センター
森 数 馬
財団法人毛製品検査協会
佐 藤 倭 敏
財団法人日本化学繊維検査協会
鈴 木 龍 雄
株式会社フジコー
清 水 昭 二
日本フェルト工業株式会社
佐 藤 悦 康
丸新フェルト紡織株式会社
種 廣 重 一
日本毛織株式会社インテリヤ寝装部
大 村 恒 雄
大村合名会社
日 置 有 一
日置株式会社
土 屋 勇 夫
フェルテック株式会社
井 原 寛 夫
千代田インテグレ株式会社
松 田 寿 一
押谷フェルト化成株式会社
古 屋 匡 蔵
日本フェルト工業組合
吉 田 和 正
成和フェルト株式会社
(事務局)
古 屋 匡 蔵
社団法人日本フェルト協会
日本工業標準調査会標準部会 消費生活技術専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
小 川 昭二郎
お茶の水女子大学
(委員)
秋 庭 悦 子
社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会
井 村 五 郎
千葉工業大学
入 江 稔 員
社団法人日本ガス石油機器工業会
長 見 萬里野
財団法人日本消費者協会
口ノ町 康 夫
独立行政法人産業技術総合研究所
小 熊 誠 次
社団法人日本オフィス家具協会
佐 野 真理子
主婦連合会
所 村 利 男
独立行政法人製品評価技術基盤機構
高 野 信 一
社団法人日本電機工業会
堤 暢 廣
社団法人繊維評価技術協議会
土 橋 明 美
文化女子大学
長久保 徹
財団法人製品安全協会
鍋 嶋 詢 三
社団法人消費者関連専門家会議
橋 本 享
株式会社西友
菱 木 純 子
全国地域婦人団体連絡協議会
肥 塚 忠 雄
社団法人日本住宅設備システム協会
万 代 善 久
財団法人共用品推進機構
村 田 政 光
財団法人日本文化用品安全試験所