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L 0860:2020  

(1) 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 試験······························································································································· 2 

4 装置及び材料 ··················································································································· 3 

5 複合試験片の調製 ············································································································· 4 

6 試験液···························································································································· 5 

7 試験方法························································································································· 5 

8 判定······························································································································· 7 

9 試験報告書 ······················································································································ 7 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 8 

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(2) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人

スガウェザリング技術振興財団(SWTF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添

えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正

した日本産業規格である。これによって,JIS L 0860:2008は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

日本産業規格          JIS 

L 0860:2020 

ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法 

Test methods for colour fastness to dry cleaning 

序文 

この規格は,2010年に第5版として発行されたISO 105-D01を基とし,技術的内容を変更して作成した

日本産業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,染色した繊維製品のドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法について規定する。

ただし,しみ抜き,スチームプレスなどを含む広義のドライクリーニングに対する染色堅ろう度の判定に

は適用しない。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 105-D01:2010,Textiles−Tests for colour fastness−Part D01: Colour fastness to drycleaning using 

perchloroethylene solvent(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。

この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。

この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければな

らない。また,排液又は排気は適切に処理しなければならない。パークロロエチレンは,吸引

などによって,人体に悪影響を及ぼすおそれがあり,工業ガソリンは,取扱いの不備によって

引火などのおそれがあるので注意して扱う必要がある。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS G 4303 ステンレス鋼棒 

JIS K 2201 工業ガソリン 

JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則 

注記 対応国際規格:ISO 105-A01,Textiles−Tests for colour fastness−Part A01: General principles of 

testing(MOD) 

JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布 

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L 0860:2020  

注記 対応国際規格:ISO 105-F01,Textiles−Tests for colour fastness−Part F01: Specification for wool 

adjacent fabric,ISO 105-F02,Textiles−Tests for colour fastness−Part F02: Specification for cotton 

and viscose adjacent fabrics,ISO 105-F03,Textiles−Tests for colour fastness−Part F03: 

Specification for polyamide adjacent fabric,ISO 105-F04,Textiles−Tests for colour fastness−Part 

F04: Specification for polyester adjacent fabric,ISO 105-F05,Textiles−Tests for colour fastness

−Part F05: Specification for acrylic adjacent fabric,ISO 105-F06,Textiles−Tests for colour 

fastness−Part F06: Specification for silk adjacent fabric,ISO 105-F07,Textiles−Tests for colour 

fastness−Part F07: Specification for secondary acetate adjacent fabric及びISO 105-F10,Textiles

−Tests for colour fastness−Part F10: Specification for adjacent fabric: Multifibre(全体評価:

MOD) 

JIS L 0804 変退色用グレースケール 

注記 対応国際規格:ISO 105-A02,Textiles−Tests for colour fastness−Part A02: Grey scale for 

assessing change in colour(MOD) 

JIS L 0805 汚染用グレースケール 

注記 対応国際規格:ISO 105-A03,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03: Grey scale for 

assessing staining(MOD) 

JIS L 0809 計器による変退色及び汚染の判定方法 

試験 

3.1 

試験の原理 

複合試験片を規定の有機溶剤で処理し,乾燥した後試験片の変退色及び添付白布の汚染の程度を,それ

ぞれ変退色用グレースケール及び汚染用グレースケールと比較するか,又は計器によって変退色等級及び

汚染等級を求めて,その堅ろう度を判定する。 

3.2 

試験の種類 

試験の種類は,表1による。 

表1−試験の種類 

試験の種類 

有機溶剤の種類 

界面活性剤及び 
水の添加の有無 

ステンレス鋼球の 

使用の有無 

ステンレス鋼円板の 

使用の有無 

A−1法 

パークロロ 

エチレン 

添加する 

使用する 

使用しない 

A−2法 

添加しない 

使用しない 

A−3法 

(ISO法) 

添加しない 

使用しない 

使用する 

B−1法 

工業ガソリン 

5号 

添加する 

使用する 

使用しない 

B−2法 

添加しない 

使用しない 

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装置及び材料 

装置及び材料は,次による。 

a) 洗濯試験機 洗濯試験機は,試験瓶,試験瓶の回転装置及び試験瓶内の試験液を恒温に保つための恒

温水槽又は恒温槽とからなり,それぞれ次の規定に適合するものとする。装置の一例を,図1及び図

2に示す。 

1) 試験瓶 複合試験片,試験液,ステンレス鋼球又はステンレス鋼円板を入れる,ガラス製又はステ

ンレス鋼製のもので,回転に耐える密閉形の容量550 mL±50 mL(内径75 mm±5 mm)の円筒形の

瓶。 

なお,試験瓶の蓋のパッキンは,パークロロエチレン[箇条4 g)参照]及び工業ガソリン5号[箇

条4 h)参照]に適したものを用いる。 

2) 恒温水槽又は恒温槽 加熱装置によって,試験瓶内の試験液を30 ℃±2 ℃に保持できるもの。排

水又は排気を適切に処理できる処理装置と組み合わせて使用するか,又は回収して適切に処理する

ことが望ましい。 

2.1) 恒温水槽(図1)を用いた洗濯試験機は,恒温水槽内に加熱装置を設け,恒温水槽内の水を一定の

温度に保持するように構成したもの。 

図1−洗濯試験機の一例(恒温水槽によるもの) 

2.2) 恒温槽(図2)を用いた洗濯試験機は,恒温槽外に空気の加熱装置を設け,加熱装置からの熱風を

恒温槽内に送るように構成したもの。B−1法及びB−2法で用いる工業ガソリン5号は引火物で

あるため,十分な安全対策をとっていない恒温槽を用いた洗濯試験機は使用することができない。 

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L 0860:2020  

図2−洗濯試験機の一例(恒温槽によるもの) 

3) 回転装置 試験瓶を回転するもので,電動機,回転軸及び回転軸に放射状に取り付けてある試験瓶

保持器からなり,試験瓶保持器の保持軸の中心線と試験瓶の中心線とが同一線上になるように試験

瓶が取り付けられるもので,1分間当たりの回転数は40回±2回で,恒温水槽又は恒温槽中で試験

瓶を回転できるもの。 

なお,回転軸の中心から試験瓶の底までの寸法は,45 mm±10 mmとする。 

4) ステンレス鋼円板 JIS G 4303に規定するSUS304製で,直径30 mm±2 mm,厚さ3 mm±0.5 mm

のもの。 

5) ステンレス鋼球 JIS G 4303に規定するSUS304製で直径約6 mmのもの。 

b) 乾燥機 JIS L 0801の箇条5 c)(乾燥機)に規定するもので,強制排気装置を附属したもの。ただし,

B−1法及びB−2法には用いない。 

c) 添付白布 JIS L 0803に規定する多繊交織布を用いる。ただし,受渡当事者間の協定によって,単一

繊維布を用いてもよい。 

d) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。 

e) 汚染用グレースケール JIS L 0805に規定するもの。 

f) 

測色計 JIS L 0809の4. a)(測色計)に規定するもの。 

g) パークロロエチレン 純度99.0 %以上のもの(テトラクロロエチレン)。 

h) 工業ガソリン JIS K 2201に規定する工業ガソリン5号(クリーニングソルベント)。 

i) 

非イオン(ノニオン)界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエーテルで,エチレンオキサイド付

加モル数 7〜8(EO:7〜8モル)HLB 12〜13のもの。 

j) 

陰イオン(アニオン)界面活性剤 スルホこはく酸ジ-2-エチルヘキシルナトリウム。純度が90 %以上

のものが望ましい。 

複合試験片の調製 

複合試験片の調製は,次による。 

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a) A−1法,A−2法,B−1法及びB−2法に使用する複合試験片の調製は,JIS L 0801の6.2(複合試験

片の調製)による。ただし,使用する添付白布は,多繊交織布交織1号とし,これを試験片の片面に

縫い付けて複合試験片とする。他の交織布を用いたときは,記録する。また,単一布を用いるときは,

JIS L 0801の表1(試験片及び添付白布の繊維の種類)に示す組合せとし,2枚の添付白布の間に試験

片を挟み,四辺の全てを縫い付けて複合試験片とする。 

b) A−3法に使用する複合試験片の調製は,次による。 

1) 試験片が布の場合 100 mm×40 mmの試験片を試験片の表側が多繊交織布交織2号若しくは多繊交

織布交織3号と接するようにし,短辺の一つに沿って縫い合わせるか,又は2枚の単一繊維布の間

に挟み,短辺の一つに沿って縫い付ける。 

2) 試験片が糸又はばら繊維の場合 添付白布の合計質量のほぼ半分の質量の糸を引きそろえるか又は

編んで布状にして,b) 1)と同様に添付白布の質量とほぼ同量の試験片を試験片の表側が添付白布と

接するように,4辺全てに沿って縫い合わせるか,又は100 mm×40 mmの大きさの多繊交織布と未

染色の布との間若しくは単一繊維布の間に挟んで4辺全てに沿って縫い合わせる。 

試験液 

6.1 

一般 

6.2〜6.6に規定の試験液を調製する際は,ドラフトチャンバーなど強制排気装置のある設備を用いて行

う。 

6.2 

A−1法の場合 

パークロロエチレン1 Lに対し,陰イオン界面活性剤5 g,非イオン界面活性剤5 g及びJIS L 0801の箇

条5 j)(試薬及び試験液)に規定する水1 mLを加えてよくかき混ぜて溶かし,均一透明な溶液に調製した

ものを試験液とする。 

6.3 

A−2法の場合 

パークロロエチレンだけを試験液とする。 

6.4 

A−3法の場合 

パークロロエチレンだけを試験液とする。ただし,受渡当事者間の協定によって,パークロロエチレン

以外の溶剤を用いてもよい。その場合は試験報告書に記載する。 

6.5 

B−1法の場合 

工業ガソリン5号1 Lに対し,陰イオン界面活性剤5 g,非イオン界面活性剤5 g及びJIS L 0801の箇条

5 j)(試薬及び試験液)に規定する水1 mLを加えてよくかき混ぜて溶かし,均一透明な溶液に調製したも

のを試験液とする。 

6.6 

B−2法の場合 

工業ガソリン5号だけを試験液とする。 

試験方法 

7.1 

一般 

7.2〜7.6に規定の試験方法において,試験液,複合試験片,ステンレス鋼球及びステンレス鋼円板を試

験瓶に入れる際は,ドラフトチャンバーなど強制排気装置のある設備の中で行う。同様に,複合試験片の

取り出し,試験液のすすぎ及び試験片の乾燥の際もドラフトチャンバーなど強制排気装置のある設備の中

で行う。 

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7.2 

A−1法 

試験瓶の中に,6.2で調製したパークロロエチレンの試験液100 mL及びステンレス鋼球20個を入れ,

試験液を30 ℃±2 ℃に調整する。これに複合試験片を入れて密閉し,洗濯試験機に取り付け,30 ℃±2 ℃

で30分間運転する。試験瓶から複合試験片を取り出し,パークロロエチレン100 mLで軽くすすいだ後,

ろ紙又は乾いた白綿布の間に挟むなどの方法で余分の液を除き,試験片と添付白布とを縫い合わせたまま

風乾する。乾燥は,60 ℃以下で乾燥機を使用してもよい。排気は,強制的に室外に排出する。複合試験片

が乾燥した後,複合試験片から添付白布を外し,判定を行う。 

7.3 

A−2法 

試験瓶の中に,ステンレス鋼球は入れずにパークロロエチレンだけを100 mL入れ,A−1法(7.2)と同様

に操作する。 

7.4 

A−3法(ISO法) 

a) 恒温槽又は恒温水槽が30 ℃±2 ℃になるように洗濯試験機を予熱する。 

b) 正方形の未染色のコットンツイル布2枚の3辺を縫い合わせて,内寸100 mm×100 mmの袋1枚にし

たものを用意し,複合試験片及びステンレス鋼円板12枚をその袋に入れ,適切な方法で袋をとじる。 

c) 洗濯試験機から試験瓶を取り外し,蓋,シール材など試験瓶の各部分が乾いていることを確認する。 

なお,試験瓶の乾燥状態を確認するには乾いた綿布で容器の各部品を拭くのが望ましい。 

d) 複合試験片及びステンレス鋼円板の入った袋を試験瓶に入れる。 

e) 各試験瓶に30 ℃±2 ℃に調整したパークロロエチレンを200 mLずつ入れ,容器を密閉し,洗濯試験

機に取り付ける。 

なお,他の溶剤を使用する場合は,試験報告書に記載しなければならない。 

f) 

全ての容器を試験機に取り付け,30 ℃±2 ℃で30分間運転する。 

g) 洗濯試験機から試験瓶を取り外し,試験瓶から複合試験片及びステンレス鋼円板12枚の入った袋を取

り出し,複合試験片を取り出して吸収性のある白紙か白布に挟み,絞るか又は遠心分離して余分な試

験液を取り除く。その後,縫い目だけを触って複合試験片を解いて,試験片を60 ℃以下でつ(吊)

り下げて風乾させる。 

h) 変退色用グレースケール又は汚染用グレースケールを用いて,それぞれ元の試験片及び元の添付白布

を基準にして,試験片の変退色及び添付白布の汚染を評価するか,又は計器法で評価する。 

7.5 

B−1法 

試験瓶の中に,6.5で調製した工業ガソリン5号の試験液100 mL及びステンレス鋼球20個を入れ,試

験液を30 ℃±2 ℃に調整する。これに複合試験片を入れて密閉し,洗濯試験機に取り付け,30 ℃±2 ℃

で30分間運転する。試験瓶から複合試験片を取り出し,工業ガソリン5号100 mLで軽くすすいだ後,ろ

紙又は乾いた白綿布の間に挟むなどの方法で余分の液を除き,試験片と添付白布とを縫い合わせたまま風

乾する。排気は,強制的に室外に排出する。複合試験片が乾燥した後,複合試験片から添付白布を外し,

判定を行う。 

7.6 

B−2法 

試験瓶の中に,ステンレス鋼球を入れずに工業ガソリン5号だけを100 mL入れ,B−1法(7.5)と同様に

操作する。 

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判定 

試験片の変退色の判定及び添付白布の汚染の等級の判定は,JIS L 0801の箇条10(染色堅ろう度の判定)

による。 

試験報告書 

試験結果の報告事項は,次による。ただし,汚染は,その程度の最も著しい部分の等級及びその部分の

繊維名を記録する。また,必要があるときは,繊維ごとの等級及びその繊維名を記録してもよい。 

なお,等級の判定を計器法によった場合には,繊維名の後に,“(計器法)”を付記する。 

a) この規格名称又は規格番号 

b) 試験年月日 

c) 試料の照合に必要な詳細 

d) 試験の種類 

e) 添付白布の種類 

f) 

試験結果 

例1 ドライクリーニング試験 A−1法 変退色4級 汚染3−4級(綿) 

例2 ドライクリーニング試験 B−1法 変退色4級 汚染3−4級(ナイロン)(計器法) 

例3 ドライクリーニング試験 A−3法 変退色4級 汚染3−4級(ポリエステル) 

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L 0860:2020  

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS L 0860:2020 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法 

ISO 105-D01:2010,Textiles−Tests for colour fastness−Part D01: Colour fastness to 
drycleaning using perchloroethylene solvent(MOD) 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3 試験 

試験の原理の記載
及び試験の種類を
規定 

JISとほぼ同じ 

追加 

JISでは国内の使用に合わせて,
ISO法に追加してJIS独自の方法を
追加した。 

ISO改正の際,提案する。 

4 装置及び
材料 

この規格で使用す
る試験機及び試験
液を規定 

5, 

JISとほぼ同じ 
 

追加 

JISは工業ガソリン,界面活性剤,
ステンレス鋼球,ガラス製瓶及び恒
温槽による試験機を追加。 

ISO改正の際,提案する。 

f) 測色計を規定 

JISとほぼ同じ 
 

変更 

JISでは,JIS L 0809に規定するも
のとした。 

実質的な技術的差異はない。 

5 複合試験
片の調製 

複合試験片の調製
を規定 

JISとほぼ同じ 
 

追加 

JIS独自の試験方法の試験片の調製
を追加。 

実質的な技術的差異はない。 

6 試験液 

試験液について規
定 

JISとほぼ同じ 
 

追加 

ISO規格ではパークロロエチレン
だけ規定しているが,JISは工業ガ
ソリンを追加。 

ISO改正の際,提案する。 

7 試験方法 
 

試験方法を規定 

JISとほぼ同じ 

追加 

国内の使用に合わせて,ISO法に追
加してJIS独自の方法を追加。 

ISO改正の際,提案する。 

JISでは7.4 A−3
法(ISO法)のg)で,
試験片を60 ℃以下
でつ(吊)り下げて
風乾させる。 

JISとほぼ同じ 

変更 

JISでは,60 ℃以下でつ(吊)り
下げて風乾させる。 

ISO改正の際,提案する。 

2

L

 0

8

6

0

2

0

2

0

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(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

8 判定 

判定方法を規定 

JISとほぼ同じ 

変更 

JISでは,判定方法としてJISを引
用。 

ISO改正の際,提案する。 

9 試験報告
書 

報告事項を規定 

JISとほぼ同じ 

変更 

JISはJIS L 0801の箇条11(試験報
告書)を基に必要事項を列記した。 

ISO改正の際,提案する。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 105-D01:2010,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

2

L

 0

8

6

0

2

0

2

0