L 0855:2005
(1)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人スガウェ
ザリング技術振興財団(SWTF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で
ある。これによって,JIS L 0855:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 105-G01:1993,Textiles−Tests for
colour fastness−Part G01:Colour fastness to nitrogen oxidesを基礎として用いた。
また,令和2年10月20日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標
準化法の用語に合わせ,規格中“日本工業規格”を“日本産業規格”に改めた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS L 0855には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
2
L 0855:2005
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 試験の種類 ····················································································································· 2
4. 要旨 ······························································································································ 2
5. 装置及び材料 ·················································································································· 2
6. 緩衝尿素溶液の調製 ········································································································· 4
7. 標準染色布,試験片及び補充布の調製 ················································································· 4
8. 操作 ······························································································································ 4
8.1 窒素酸化物発生操作 ······································································································· 4
8.2 暴露試験操作 ················································································································ 4
9. 判定 ······························································································································ 5
10. 記録 ···························································································································· 6
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ····································································· 7
日本産業規格 JIS
L 0855:2005
窒素酸化物に対する染色堅ろう度試験方法
Test methods for colour fastness to nitrogen oxides
序文 この規格は,1993年に第2版として発行されたISO 105-G01 Textiles−Tests for colour fastness−Part
G01:Colour fastness to nitrogen oxides を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲 この規格は,染色した繊維製品の窒素酸化物に対する染色堅ろう度試験方法について規定
する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 105-G01:1993,Textiles−Tests for colour fastness−Part G01:Colour fastness to nitrogen oxides
(MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8019 亜硝酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8731 尿素(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 9009 りん酸二水素ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 9019 りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
備考 ISO 105-A01:1994 Textiles−Tests for colour fastness−Part A01: General principles of testingか
らの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
備考 ISO 105-F01:2001 Textiles−Tests for colour fastness−Part F01: Specification for wool adjacent
fabric, ISO 105 F/F02:1985,Textiles−Tests for colour fastness−F02:Specification for standard
adjacent fabric: Cotton and viscose,ISO 105-F03:2001,Textiles−Tests for colour fastness−Part
F03:Specification for polyamide adjacent fabric,ISO 105-F04:2001,Textiles−Tests for colour
fastness−Part F04 : Specification for polyester adjacent fabric,ISO 105-F05:2001,Textiles−Tests
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L 0855:2005
for colour fastness−Part F05 : Specification for acrylic adjacent fabric,ISO 105-F06:2000,Textiles
−Tests for colour fastness−Part F06:Specification for silk adjacent fabric, ISO 105-F07:2001,
Textiles−Tests for colour fastness−Part F07:Specification for secondary acetate adjacent fabric,
ISO 105 F/F08:1985,Textiles−Tests for colour fastness−F08:Specification for standard adjacent
fabrics Triacetate 及びISO 105 F/F09:1985,Textiles−Tests for colour fastness−F09:Specification
for standard rubbing cloth: Cotton及びISO 105-F10:1989,Textiles−Tests for colour fastness−Part
F10:Specification for adjacent fabric: Multifibreからの引用事項は,この規格の該当事項と同等
である。
JIS L 0804 変退色用グレースケール
備考 ISO 105-A02:1993 Textiles−Tests for colour fastness−Part A02: Grey scale for assessing change
in colourからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 試験の種類 試験の種類は,弱試験(1サイクル試験)又は強試験(3サイクル試験)の2種類とする。
4. 要旨 試験片を標準染色布とともに,規定の方法に基づいて密閉した容器内で窒素酸化物に暴露し,
緩衝尿素溶液で後処理した後,試験片の変退色の程度を変退色用グレースケールと比較して,その染色堅
ろう度を判定する。
5. 装置及び材料 装置及び材料は,次による。
a) 窒素酸化物試験装置 窒素酸化物試験装置は,図1に示すように,主要部は,上部に2個,底部に1
個の栓孔のある容量15 Lのガラス製試験容器で構成する。試験容器の内部には,3個のコルク製又は
シリコーンゴム製支持上に立つ直径165 mm,高さ225 mmのガラス製シリンダ,試料ホルダ(図4)
及びステンレス鋼製枠(図3)がある。上部中央の栓孔を通して直径140 mmのステンレス鋼製のプ
ロペラを支えている回転軸が通っており,その下部のエッジがガラス製シリンダの上部の縁から約20
mmとなるように取り付けられたもの。また,他の上部栓孔には標準染色布を保持するステンレス鋼
製棒が取り付けられており,このステンレス鋼製棒は,ガラス製シリンダと試験容器との中間に位置
するように固定されている。底部の窒素酸化物注入口には,シリコーンゴム膜を頭部にねじ止めした
ステンレス鋼製パイプが通っているシリコーンゴム栓が差し込まれており,このシリコーンゴム膜を
通して窒素酸化物を注入する。
b) 窒素酸化物発生装置 窒素酸化物発生装置は,図2に示すように,容器が1 Lのガラス製二口フラス
コに硫酸を入れ,その中に排出管の付いた滴下漏斗から亜硝酸ナトリウム飽和溶液を1滴ずつ滴下し
て窒素酸化物を発生させる。発生した窒素酸化物は,窒素酸化物貯蔵器に送られる。
窒素酸化物貯蔵器には,窒素酸化物試験装置の窒素酸化物注入口と同じシリコーンゴム栓が差し込
まれており,そのシリコーンゴム膜を通して注射器によって窒素酸化物を抜き取り,試験容器の窒素
酸化物注入口を通して注入する。
3
L 0855:2005
単位 mm
図 1 窒素酸化物試験装置 図 2 窒素酸化物発生装置
単位 mm 単位 mm
図 3 ステンレス鋼製枠(糸用) 図 4 試料ホルダ
c) 注射器 容量が10 mlの医療用注射器又はガス分析用シリンジ。窒素酸化物貯蔵器から窒素酸化物を
規定する容量だけ抜き取り,試験容器の窒素酸化物注入口から注入するのに用いる。
d) 硫酸 JIS K 8951に規定する特級のものを用い,水を用いて密度を1.603(g/cm3)としたもの(1 Lの
溶液に1 100 gの硫酸を含む。)。
e) 亜硝酸ナトリウム飽和溶液 JIS K 8019に規定する特級のものを用い,飽和溶液としたもの。
f)
水酸化ナトリウム溶液(10%) JIS K 8576に規定する特級のものを用い,濃度10 %の溶液とした
もの。
g) 尿素 JIS K 8731に規定する特級のもの。
h) りん酸二水素ナトリウム二水和物 JIS K 9009に規定する特級のもの。
i)
りん酸二水素ナトリウム・12水 JIS K 9019に規定する特級のもの。
4
L 0855:2005
j)
スルホこはく酸ジ‐2‐エチルヘキシルナトリウム 標準アニオン界面活性剤。
k) 標準染色布(テストコントロール試験片) アセテート平織物(約70 g/m2)をC.I.ディスパースブル
ー56で染色したもの。
l)
標準退色見本 暴露によって退色した標準染色布と比較するもので,標準退色は,変退色用グレース
ケール3-4号とする。
m) 補充布 JIS L 0803に規定する添付白布。
n) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。
o) 水 JIS L 0801に規定する水。
6. 緩衝尿素溶液の調製 1 L中に次に示す分量の薬剤を含む緩衝尿素溶液(pH 7)を調製する。
尿素 10.0g
りん酸二水素ナトリウム二水和物 0.4g
りん酸水素二ナトリウム・12水 2.5g
スルホこはく酸ジ‐2‐エチルヘキシルナトリウム 0.1g
7. 標準染色布,試験片及び補充布の調製 標準染色布,試験片及び補充布の調整は,次による。
a) 試験片の調製及び水分調整は,JIS L 0801の6.1(試験片の調製)及び7.(試験片,添付白布などの水
分調整)によって行う。また,試験片,標準染色布及び補充布の大きさはいずれも10 cm × 4 cmとす
る。
b) 試験すべき繊維品が糸の場合には,図4に示す試料ホルダに,糸を平行,かつ,密に巻く。
8. 操作
8.1
窒素酸化物発生操作 窒素酸化物発生操作は,次による。
a) 窒素酸化物貯蔵器に水を満たし,次に窒素酸化物発生容器に硫酸[密度1.603(g/cm3)]を約300 ml
入れる。次に亜硝酸ナトリウム飽和溶液(1) 100 mlを排気管付き滴下漏斗内に入れ,更に水酸化ナトリ
ウム溶液(10 %)を安全トラップ付きフラスコに約100 ml入れる。
コック3を閉じ,次にコック1を開き,更にコック2を開いて亜硝酸ナトリウム飽和溶液を1滴ず
つ徐々に滴下し,窒素酸化物を発生させる。発生した窒素酸化物及び窒素酸化物発生容器中の空気を
排気管から逃がす。約30秒後,コック1を閉じ,直ちにコック3を開き,次にコック4及びコック5
を開いて,発生した窒素酸化物を窒素酸化物貯蔵器に約75 %満たす。
その後,コック2を閉じ,再びコック1を開いて窒素酸化物を逃がす(図2参照)。
注(1) 亜硝酸ナトリウム飽和溶液の濃度は,44.9 %(20 ℃)である。
b) a)の操作によって窒素酸化物貯蔵器に窒素酸化物を満たすことと空にすることを5回繰り返し行った
後,窒素酸化物を窒素酸化物貯蔵器に容量の50 %程度満たし,次にコック4を閉じる。このときコ
ック1及びコック5は,窒素酸化物発生器内の圧力を過大にしないように開いておき,この状態で窒
素酸化物を使用する。
さらに,窒素酸化物を貯蔵器に供給するときは,2,3滴の亜硝酸ナトリウム飽和溶液を滴下して窒
素酸化物を発生させる。
8.2
暴露試験操作
8.2.1
予備操作 試験容器内空気をあらかじめ清浄にした後,次の操作を行う。
5
L 0855:2005
a) 各試験片の短辺を図4に示す放射状試料ホルダに試料挟みで止める。試験片の1回分の収容数は12
枚とする。
なお,試験片が12枚に満たない場合は,その不足分だけ補充布によって満たす。補充布は試験片の
うち最も数の多い繊維と同種類の未染布とする。
試験片を取り付けた試料ホルダを試験容器内のフレームに固定する。
b) 次に,標準染色布を標準染色布ホルダに取り付け,試験容器内の側面上部にある栓孔を通して固定す
る。
c) ふたを閉じないままで,試験片,標準染色布及び試験容器に直射日光が当たらないようにして少なく
とも12時間,温度20 ℃±2 ℃,相対湿度(65±2)%の標準状態(2) のもとに置いた後,試験容器の
ふたを固定する。
注(2) 試験室の温湿度調整が困難な場合は,飽和硝酸アンモニウム溶液(未溶解分混在液:20 ℃)を
洗気瓶に入れ,アスピレータを用いてこの中を通した空気を15分間試験容器に通入した後,試
験容器の注入口及び取り出し口を閉じる。
8.2.2
弱試験(1サイクル試験)
a) 窒素酸化物貯蔵器から注射器を用いて窒素酸化物約10 mlを抜き取り,試験容器の窒素酸化物注入口
から注入する(3)。直ちにプロペラを回転(200〜300 min−1)して内部の窒素酸化物濃度を均一にする。
注(3) 試験容器の容量が15 L以外の場合は,容量1 L当たり窒素酸化物0.65 mlを用いる。
b) 次に外部から標準染色布を観察し,変退色用グレースケール3-4号と同程度に退色したとき(以下,
これを標準退色という。),直ちにプロペラの回転を止める。
c) 試験装置のふたを開き,各試験片及び標準染色布を大気中に取り出し,これと同じ大きさの各原染色
布片とともに緩衝尿素溶液中に室温で5分間浸せきする(浴比50:1)。次に,これらを取り出して水
洗した後,ろ紙の間に挟んで脱水し,そのまま風乾する。試験結果を報告し,この試験を終了する。
変退色用グレースケール4号に達しないときは,引き続き8.2.3の操作を行う。
8.2.3
強試験(3サイクル試験)
a) 8.2.1の予備操作に続いて,8.2.2 a)及び8.2.2 b)の操作を行い,標準染色布が標準退色したならば,試
験容器から標準染色布を抜き取り,新しい標準染色布と交換し,窒素酸化物貯蔵器から注射器を用い
て窒素酸化物約3 ml(4)を抜き取り,8.2.2 a)と同じく試験容器に注入し,プロペラを回転して試験操作
を続ける。
注(4) 窒素酸化物の添加量は,試験容器の容量が15 L以外の場合は,容量1 L当たり0.2 mol/Lとする。
取り出した標準染色布は8.2.2 c)と同様に緩衝尿素溶液中に浸し,続いて水洗,乾燥する。
なお,試験片は3回の試験操作を終了するまで試験容器から取り出さないで操作を続ける。
b) a)の操作を繰り返す。
c) b)の操作(第3回目の操作)が終わった後,8.2.2 c)の操作を行う。
d) a)〜c)の標準染色布及び試験片の変退色程度を同様に緩衝尿素溶液で処理した原試料と比較し,変退
色用グレースケールによって等級を判定する。
備考 試験操作のとき発生する窒素酸化物について,試験者の健康及び安全のため,並びに環境への
影響を低減するため,排気に当たっては,活性炭フィルタなどのろ過装置を通過させるなどの
浄化処理をして排出する。
6
L 0855:2005
9. 判定 各試験片の変退色の判定は,JIS L 0801の10.(染色堅ろう度の判定)によって,緩衝尿素溶液
で後処理したものについて行う。
10. 記録 窒素酸化物に対する染色堅ろう度は,JIS L 0801の11.(記録)によって記録する。
例1. 窒素酸化物試験(強) 2級(Bl)
例2. 窒素酸化物試験(弱) 3級(R)
7
L 0855:2005
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS L 0855:2005 窒素酸化物に対する染色堅ろう度
ISO 105-G01:1993,繊維−染色堅ろう度試験−G01窒素酸化物に対する染色堅ろう度
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ) 国際規
格番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線又は側線
(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由及び今
後の対策
項目番号
内容
項目
番号
内容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
1.適用範囲
ISO 105-G01
1
IDT
2.引用規格
JIS K 8019
JIS K 8576
JIS K 8731
JIS K 8951
JIS K 9009
JIS K 9019
JIS L 0801
JIS L 0803
JIS L 0804
−
−
−
−
−
−
2
2
2
ISO 105-A01
ISO 105/F
ISO 105-A02
MOD/追加
MOD/追加
MOD/追加
MOD/追加
MOD/追加
MOD/追加
IDT
IDT
IDT
JISは,試薬のJISを追加。
JISは,試薬のJISを追加。
JISは,試薬のJISを追加。
JISは,試薬のJISを追加。
JISは,試薬のJISを追加。
JISは,試薬のJISを追加。
JISとして試薬のJISを追加することは必要。
3.試験の種類
1及び3サイクル試験
−
MOD/追加
JISは,種類の項を追加。
構成変更のため,技術的差異なし。
4.要旨
3
原理
IDT
8
L 0855:2005
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ) 国際規
格番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
評価及びその内容
表示箇所:本文
表示方法:点線の下線
(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由及び今
後の対策
項目番号
内容
項目
番号
内容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
5.装置及び材料
a) 窒素酸化物試験装
置
b) 窒素酸化物発生装
置
c) 注射器
d) 硫酸
e) 亜硝酸ナトリウム
f) 水酸化ナトリウム
g) 尿素
h) りん酸二水素ナト
リウム二水和物
i) りん酸二水素ナト
リウム・12水
j) スルホこはく酸
k) 標準染色布
l) 標準退色見本
m) 補充布
n) 変退色用グレース
ケール
o) 水
4
4.1
4.1
4.9
4.3
4.4
4.5
4.6
−
−
−
4.7
4.8
4.10
4.11
4.13
4.12
装置及び材
料
IDT
IDT
IDT
MOD/変更
MOD/変更
MOD/変更
MOD/変更
MOD/追加
MOD/追加
MOD/追加
MOD/変更
MOD/変更
IDT
IDT
IDT
MOD/削除
JIS試薬を追加。
JIS試薬を追加。
JIS試薬を追加。
JIS試薬を追加。
ISO規格は,4.6の中で記述。
ISO規格は,4.6の中で記述。
ISO規格は,4.6の中で記述。
ISO規格は,人体安全上必要あ
り。JISは,別のものを規定。
見本の作成が遅れているため,従
来JISの方法を規定。
JISは,8.操作の中で規定。
JISとしてJIS試薬を追加することは必要。
JISとしてJIS試薬を追加することは必要。
JISとしてJIS試薬を追加することは必要。
JISとしてJIS試薬を追加することは必要。
構成変更のため,技術的差異なし。
構成変更のため,技術的差異なし。
構成変更のため,技術的差異なし。
ISO提案中。
技術的差異は軽微。
構成変更のため,技術的差異なし。
6.緩衝尿素溶液の
調製
4.6
MOD/変更
JISは,6.緩衝尿素溶液の調製の
項を設けた。
構成変更のため,技術的差異なし。
9
L 0855:2005
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ) 国際規
格番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
評価及びその内容
表示箇所:本文
表示方法:点線の下線
(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由及び今
後の対策
項目番号
内容
項目
番号
内容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
7.標準染色布,試
験片及び補充
布の調製
5
6
状態調節
試験片
MOD/変更
MOD/変更
JISは,状態調節と試験片をまと
めて規定。
構成変更のため,技術的差異なし。
8.操作
7
操作
MOD/変更
8.2.3に備考として操作のときの
注意事項を追加した。
実質的な技術的差異はなし。
9.判定
−
MOD/追加
ISO規格は,7.操作の中で記述。
JISは,判定の項を追加。
構成変更のため,技術的差異なし。
10.記録
8
試験報告
IDT
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT……………… 技術的差異がない。
― MOD/削除……… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
― MOD/追加……… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更……… 国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD…………… 国際規格を修正している。