サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

K 8132:2020  

(1) 

追補1のまえがき 

このJIS K 8132の追補1は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣

がJIS K 8132:2017を改正した内容だけを示すものである。 

JIS K 8132:2017は,この追補1の内容の改正がされ,JIS K 8132:2020となる。 

なお,令和2年9月22日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ

ーク表示認証において,JIS K 8132:2017を適用してもよい。 

日本産業規格          JIS 

K 8132:2020 

塩化ストロンチウム六水和物(試薬) 

(追補1) 

Strontium chloride hexahydrate (Reagent) 

(Amendment 1) 

JIS K 8132:2017を,次のように改正する。 

6.2[純度(SrCl2・6H2O)]のc)(操作)を,次に置き換える。 

c) 操作 操作は,次のとおり行う。 

1) 試料1 gをコニカルビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水50 mLを加えて溶かし,

ジエチルアミン5 mLを加える。 

2) 滴定操作は,次のいずれかによる。 

2.1) 指示薬としてメチルチモールブルー約1 mgを加え,0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は,

液の色が青から無色又はうすい灰色に変わる点とする。 

2.2) 指示薬としてメチルチモールブルーを,用いる装置に適切な量(2 mg〜30 mg)を加え,光度滴定

によって,波長610 nm〜660 nmで0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は,変曲点とする。