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K 8121:2007  

(1) 

 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲  1 

2 引用規格  1 

3 一般事項  1 

4 種類 1 

5 性質 1 

5.1 性状  1 

5.2 定性方法  2 

6 品質 2 

7 試験及び検査方法  2 

7.1 特級  2 

7.2 電気伝導率測定用  5 

8 記録 5 

9 容器 5 

10 表示  5 

附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表  6 


 

K 8121:2007  

(2) 

 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申

出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

これによって,JIS K 8121:1995は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。 

 

 


 

 

 

日本工業規格          JIS 

 

K 8121:2007 

 

塩化カリウム(試薬) 

Potassium chloride (Reagent) 

 

KCl  FW:74.55 

序文 

この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 

3:Specifications−Second seriesを基に作成した日本工業規格であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の

実態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

 

適用範囲 

この規格は,試薬として用いる塩化カリウムについて規定する。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD) 

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示

す。 

 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS K 0050 化学分析方法通則 

JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 

JIS K 8001 試薬試験方法通則 

JIS K 8848 ヘキサン(試薬) 

 

一般事項 

試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。 

 

種類 

種類は,特級及び電気伝導率測定用とする。 

 

性質 

5.1 

性状 


K 8121:2007  

 

 

塩化カリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,エタノールに溶けにくい。 

5.2 

定性方法 

定性方法は,次による。 

a) 試料1 gに水200 mlを加えて溶かす(A液)。A液10 mlに硝酸(1+2)0.05 mlを加え,更に硝酸銀

溶液(20 g/l)1 mlを加えると白い沈殿が生じる。 

b) A液を用いてJIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ土類金属試験法)によ

ると,紫が現れる。 

 

品質 

品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。 

表1−品質 

項目 

規格値 

特級 

電気伝導率測定用 

純度(KCl) 

質量分率 % 

99.5以上 

− 

純度(KCl)(500 ℃乾燥後) 質量分率 % 

− 

99.9以上 

水溶状 

 

試験適合 

試験適合 

乾燥減量(110 ℃) 

質量分率 % 

0.1以下 

0.1以下 

pH(50 g/l,25 ℃) 

 

5.0〜8.0 

5.0〜8.0 

臭化物 

 

試験適合 

試験適合 

よう化物 

 

試験適合 

試験適合 

りん酸塩(PO4) 

質量分率 ppm 

5以下 

5以下 

硫酸塩(SO4) 

質量分率 % 

0.002以下 

0.002以下 

窒素化合物(Nとして) 

質量分率 % 

0.001以下 

0.001以下 

ナトリウム(Na) 

質量分率 % 

0.02以下 

0.02以下 

銅(Cu) 

質量分率 ppm 

2以下 

2以下 

マグネシウム(Mg) 

質量分率 % 

0.002以下 

0.002以下 

カルシウム(Ca) 

質量分率 % 

0.002以下 

0.002以下 

バリウム(Ba) 

質量分率 % 

0.001以下 

0.001以下 

鉛(Pb) 

質量分率 ppm 

2以下 

2以下 

鉄(Fe) 

質量分率 ppm 

2以下 

2以下 

 

試験及び検査方法 

7.1 

特級 

7.1.1 

試験及び検査方法の条件並びに結果 

試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,

必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法に

よって行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。 

7.1.2 

純度(KCl) 

試料0.2 gを0.1 mgのけたまではかり,水50 mlを加えて溶かして,0.1 mol/l硝酸銀溶液で滴定する。指

示薬はウラニン溶液を用い,終点は,液の色が赤みを帯びる点とする。この場合,0.1 mol/l硝酸銀溶液1 ml

は,0.007 455 g KClに相当する。 

7.1.3 

水溶状 


K 8121:2007  

 

 

水溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料2 gを用い,濁りの程度の適合限度標準は

JIS K 8001の5.2(1)(濁りの程度の適合限度標準)の(a)(澄明)を用いる。 

7.1.4 

乾燥減量(110 ℃) 

乾燥減量は,JIS K 0067の4.1.4(操作)(1)(第1法 大気圧下で加熱乾燥する方法)による。この場

合,試料2 gを0.1 mgのけたまではかりとり,110 ℃で2時間乾燥する。 

7.1.5 

pH(50 g/l,25 ℃) 

pHは,溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料溶液 試料5.0 gに二酸化炭素を含まない水を加えて溶かして100 mlにする。 

b) 操作 JIS K 8001の5.5(pH)(2)(操作)による。 

7.1.6 

臭化物 

操作及び判定は,次による。 

a) 操作 試料1.0 gを共通すり合わせ試験管にとり,水5 mlを加えて溶かし,塩酸(2+1)3滴及びJIS 

K 8848に規定するヘキサン1 mlを加え,p-トルエンスルホンクロロアミドナトリウム溶液3滴を振り

混ぜながら滴下する。 

b) 判定 ヘキサン層に黄〜黄赤が現れない。Brとして約質量分率0.01 %以下である。 

7.1.7 

よう化物 

操作及び判定は,次による。 

a) 操作 試料2.0 gを共通すり合わせ試験管にとり,水10 mlを加えて溶かし,塩化鉄(Ⅲ)溶液3滴及

びJIS K 8848に規定するヘキサン1 mlを加えて振り混ぜ,30分間放置し,再び振り混ぜる。 

b) 判定 ヘキサン層に赤紫〜紫が現れない。Iとして約質量分率0.002 %以下である。 

7.1.8 

りん酸塩(PO4) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かして20 mlにする。 

b) 標準側溶液 りん酸塩標準液(PO4:0.01 mg/ml)1.0 mlに水を加えて20 mlにする。 

c) 操作 JIS K 8001の5.13[りん酸塩(PO4)](1)(比色法)による。 

7.1.9 

硫酸塩(SO4) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料2.0 gに塩酸(2+1)0.3 ml及び水を加えて溶かして25 mlにする。 

b) 標準側溶液 硫酸塩標準液(SO4:0.01 mg/ml)4.0 mlに塩酸(2+1)0.3 mlを加え,更に水を加えて

25 mlにする。 

c) 操作 JIS K 8001の5.15[硫酸塩(SO4)](1)(比濁法)による。 

7.1.10 窒素化合物(Nとして) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料1.0 gに水を加えて溶かして140 mlにする。 

b) 標準側溶液 窒素標準液(N:0.01 mg/ml)1.0 mlに水を加えて140 mlにする。 

c) 操作 JIS K 8001の5.12[窒素化合物(Nとして)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。 

7.1.11 ナトリウム(Na) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料1.0 gを全量フラスコ100 mlにとり,水50 mlを加えて溶かした後,更に水を標線

まで加える(S液)。S液10 ml(試料量0.1 g)に水を加えて100 mlにする(X液)。 


K 8121:2007  

 

 

b) 標準側溶液 S液10 mlに水及びナトリウム標準液(Na:0.01 mg/ml)2.0 mlを加えて100 mlにする(Y

液)。 

c) 操作 JIS K 8001の5.30(炎光光度法)による。 

7.1.12 銅(Cu) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料10 gに塩酸(2+1)1 ml及び水を加えて溶かして80 mlにする。 

b) 標準側溶液 試料10 gに銅標準液(Cu:0.01 mg/ml)2.0 ml,鉛標準液(Pb:0.01 mg/ml)2.0 ml,鉄

標準液(Fe:0.01 mg/ml)2.0 ml,塩酸(2+1)1 ml及び水を加えて溶かして80 mlにする。 

c) 空試験用溶液 塩酸(2+1)1 mlに水を加えて5 mlにする。 

d) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(2)(抽出液噴霧法)(d)(操作)③による(操作の途中で得

られるX液,Y液及びZ液は7.1.16及び7.1.17にも用いる。)。 

7.1.13 マグネシウム(Mg) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料2.0 gに塩酸(2+1)1 ml及び水を加えて溶かして100 mlにする(X液)(X液は,

7.1.14の試験にも用いる。)。 

b) 標準側溶液 試料2.0 gにマグネシウム標準液(Mg:0.01 mg/ml)4.0 ml,カルシウム標準液(Ca:0.01  

mg/ml)4.0 ml,塩酸(2+1)1 ml及び水を加えて溶かして100 mlにする(Y液)(Y液は,7.1.14に

も用いる。)。 

c) 操作 JIS K 8001の5.31(1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。 

7.1.14 カルシウム(Ca) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 7.1.13のX液を用いる。 

b) 標準側溶液 7.1.13のY液を用いる。 

c) 操作 JIS K 8001の5.31(1)(d)による。 

7.1.15 バリウム(Ba) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 試料8 gに水を加えて溶かして40 mlにする(B液)。B液20 ml(試料量4 g)をとり,

水を加えて25 mlにする。 

b) 標準側溶液 B液10 ml(試料量2 g)にバリウム標準液(Ba:0.01 mg/ml)2.0 ml及び水を加えて25 ml

にする。 

c) 操作 JIS K 8001の5.20[バリウム(Ba)](2)(クロム酸バリウム法)による。 

7.1.16 鉛(Pb) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 7.1.12のX液を用いる。 

b) 標準側溶液 7.1.12のY液を用いる。 

c) 空試験用溶液 7.1.12のZ液を用いる。 

d) 操作 JIS K 8001の5.31(2)(d)③による。 

7.1.17 鉄(Fe) 

溶液の調製及び操作は,次による。 

a) 試料側溶液 7.1.12のX液を用いる。 


K 8121:2007  

 

 

b) 標準側溶液 7.1.12のY液を用いる。 

c) 空試験用溶液 7.1.12のZ液を用いる。 

d) 操作 JIS K 8001の5.31(2)(d)③による。 

7.2 

電気伝導率測定用 

試験及び検査方法は,7.1に同じ。 

ただし,純度(KCl)(500 ℃乾燥後)は,次による。 

a) 純度(KCl)(500 ℃乾燥後) 試験方法は7.1.2による。この場合,試料1 gを細かく砕き,500 ℃

で4時間乾燥したものを用いる。 

 

記録 

記録は,JIS K 0050の12.(記録)による。 

 

容器 

容器は,気密容器とする。 

 

10 表示 

容器には,次の事項を表示する。 

a) 名称 “塩化カリウム”及び“試薬”の文字 

b) 種類 

c) 化学式及び式量 

d) 純度 

e) 内容量 

f) 製造番号 

g) 製造業者名又はその略号 

 


 

 

6

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

6

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

 ()

  

 

 

 

 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応する国際規格との対比表 

 

JIS K 8121:2007 塩化カリウム(試薬) 

ISO 6353‒3:1987,Reagents for chemical analysis―Part 3:Specifications―Second 
series 

 
(Ⅰ)JISの規定 

(Ⅱ) 
国際規格
番号 

(Ⅲ)国際規格の規定 

(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(Ⅴ)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び名称 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範
囲 

試薬として用いる
塩化カリウムにつ
いて規定。 

 

化学分析用試薬57品目の
仕様について規定。 

変更 

JISは1品目1規格。 

試薬の規格使用者が各規格を多く
引用しやすくするために1品目1
規格としている。 

なお,対応国際規格は20年以上

見直しが行われていないため市場
の実態に合わない。国際規格の改
正提案を検討する予定。 

2 引用規
格 

 

 

 

 

 

 

 

3 一般事
項 
 

JIS K 8001による。  

― 

― 

追加 

項目を追加。 
JIS K 8001を引用。 

編集上の差異であり,技術的な差
異ではない。 

4 種類 
 

 

 

― 

― 

追加 

種類の項目を追加。 

JISは種類として“特級”及び“電
気伝導率測定用”がある。 
 なお,“電気伝導率測定用”は用
途別試薬なのでISO規格と使用目
的が異なる。 

5 性質 
 

 

 

― 

― 

追加 

性質の項目を追加。 

一般的な説明事項であり,技術的
な差異はない。 


 

 

7

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

 ()

  

 

7

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

 

 

 

 

(Ⅰ)JISの規定 

(Ⅱ) 
国際規
格番号 

(Ⅲ)国際規格の規定 

(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(Ⅴ)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び名称 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

6 品質 

 

 

R77.1 

― 

追加 

1) 追加した項目:水溶状,乾

燥減量。 

2) ISO規格の重金属をJISは

銅,鉛に変更。 

ISO規格は,長期間内容の見直し
が行われず国際市場でISO規格品
が用いられることはほとんどな
い。また,技術的差異も軽微1)2)3)
である。 

 

 

 

R 77.2 

試験溶液の調製方法。 

変更 

JISは試験及び検査方法の該
当項目で個別に規定。 

編集上の差異であり,技術的な差
異ではない。 

7 試験及
び検査方
法 
7.1.1試験
及び検査
方法の条
件並びに
試験結果 

 

 

 

― 

追加 

 

一般的な試験及び検査方法の条件
並びに結果に関する事項であり,
技術的な差異はない。 

7.1.2純度
(KCl) 

硝酸銀溶液による
直接滴定。 

 

R77.3.1 

チオシアン酸アンモニウ
ム溶液による逆滴定。 

変更 

ISO規格はチオシアン酸アン
モニウム溶液による逆滴定。
JISは硝酸銀溶液による直接
滴定。 

JISは技術的改良から滴定回数を削
減。 
ISO規格の見直し時に,改正提案の
検討を行う予定。 

7.1.3水溶
状 

 

 

 

 

追加 

項目を追加。 
 

品質確保のために必要。ISO規格
の見直し時に,改正提案の検討を
行う予定。 

7.1.4乾燥
減量 
(110 ℃) 

乾燥減量(110 ℃)  

 

 

追加 

項目を追加。 
 

品質確保のために必要。ISO規格
の見直し時に,改正提案の検討を
行う予定。 

7.1.5pH 
(50 g/l,
25 ℃) 

溶液濃度はg/lで規
定。 

 

R77.3.2 

溶液濃度は質量分率%で
規定。 

変更 

1) ISO規格は溶液濃度を質量

分率%で規定,JISは溶液
濃度をg/lで規定。 

2) JIS K 8001の5.5を引用。 

JISは操作性から溶液濃度をg/lで
規定。ISO規格の見直し時に,改
正提案の検討を行う予定。 


 

 

8

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

8

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

 

 

 

 

(Ⅰ)JISの規定 

(Ⅱ) 
国際規格
番号 

(Ⅲ)国際規格の規定 

(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(Ⅴ)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び名称 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

7.1.6臭化
物 

抽出溶剤にヘキサ
ンを使用。 

 

R77.3.4 

酸化剤にクロム酸,抽出
溶剤に四塩化炭素を使
用。 

変更 

ISO規格は酸化剤にクロム酸,
抽出溶剤に四塩化炭素を使用。
JISは抽出溶剤にヘキサンを
使用。 

ISO規格の酸化剤にクロム酸,抽
出溶剤に四塩化炭素の使用は,環
境・安全上,変更が必要。ISO規
格の見直し時に,改正提案の検討
を行う予定。 

7.1.7よう
化物 

抽出溶剤にヘキサ
ンを使用。 

 

R77.3.3 

抽出溶剤に四塩化炭素を
使用。 

変更 

ISO規格は抽出溶剤に四塩化
炭素を使用。JISは抽出溶剤に
ヘキサンを使用。 

ISO規格の四塩化炭素の使用は,
環境・安全上,変更が必要。ISO
規格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。 

7.1.8りん
酸塩(PO4) 

比色法 

 

R77.3.5 

抽出比色法 

変更 

1) ISO規格は抽出比色法,JIS

は比色法。 

2) JIS K 8001の5.13を引用。 

技術的な差異は軽微であり,対策
は考慮しない。 

7.1.9硫酸
塩(SO4) 

比濁法 

 

R77.3.6 

種晶添加比濁法 

変更 

1) ISO規格は種晶添加比濁法,

JISは比濁法。 

2) JIS K 8001の5.15を引用。 

7.1.10

素化合物
(Nとし
て) 

蒸留―インドフェ
ノール青法 

 

R77.3.7 

蒸留−ネスラー法 

変更 

1) ISO規格は蒸留―ネスラー

法,JISは蒸留―インドフ
ェノール青法に変更。 

2) JIS K 8001の5.12を引用。 

ISO規格のネスラー法は環境・安
全上,変更が必要。ISO規格の見
直し時に,改正提案の検討を行う
予定。 

7.1.11ナト
リウム
(Na) 

炎光光度法 

 

R77.3.11 

炎光光度法 

変更 

1) 試料量など。 
2) JIS K 8001の5.30を引用。 

技術的な差異は軽微であり,対策
は考慮しない。 

7.1.12

(Cu) 

原子吸光法 

 

R77.3.9 

重金属(Pbとして) 
比濁法 

変更 
 

1) ISO規格は比濁法。JISは原

子吸光法。 

2) JIS K 8001の5.31を引用。 

使用者により具体的な情報を提供
するためにJISとして必要。ISO
規格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。 


 

 

9

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

 ()

  

 

9

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

 

 

 

 

(Ⅰ)JISの規定 

(Ⅱ) 
国際規格
番号 

(Ⅲ)国際規格の規定 

(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(Ⅴ)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び名称 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

7.1.13

グネシウ
ム(Mg) 

原子吸光法 

 

R77.3.10 

原子吸光法 

変更 

1) 試料量など。 
2) JIS K 8001の5.31を引用。 

技術的な差異は軽微であり,対策
は考慮しない。 
 

7.1.14

ルシウム
(Ca) 

原子吸光法 

 

R77.3.10 

原子吸光法 

変更 

1) 試料量など。 
2) JIS K 8001の5.31を引用。 

7.1.15

リウム
(Ba) 

クロム酸バリウム
法 

 

R77.3.10 

原子吸光法 

変更 

1) ISO規格は原子吸光法,JIS

はクロム酸バリウム法。 

2) JIS K 8001の5.20を引用。 

操作が容易であるJISの方法を踏
襲。時期改正には,ICP分光分析法
に変更を検討する。 

7.1.16

(Pb) 

原子吸光法 

 
 

R77.3.8 

重金属(Pbとして) 
比濁法 

変更 

1) ISO規格は比濁法。JISは原

子吸光法。 

2) JIS K 8001の5.31を引用。 

使用者により具体的な情報を提供
するためにJISとして必要。ISO
規格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。 

7.1.17

(Fe) 

原子吸光法 

 
 

R77.3.9 

1,10-フェナントロリン法 

変更 

1) ISO規格は1,10-フェナント

ロリン法,JISは原子吸光
法。 

2) JIS K 8001の5.31を引用。 

国際的にも広く普及している方法
に変更。ISO規格の見直し時に,
改正提案の検討を行う予定。 

7.2 電気
伝導率測
定用 
 

 

 

 

― 

追加 

項目を追加。 

用途上で必要。 

8 記録 

 

 

 

― 

追加 

項目を追加。 

規格適合性を評価する関係で必要
な項目を追加。 

9 容器 

 

 

 

― 

追加 

項目を追加。 

10 表示 

 

 

 

― 

追加 

項目を追加。 

 


 

 

1

0

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

1

0

 

K

 8

1

2

1

2

0

0

7

  

 

 

 

 

 

注1) 理由:軽微な技術的差異。箇条6(品質)の(Ⅳ)欄の1)及び2)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害にな

る可能性はほとんどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの
質量分率ppm〜質量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。 

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この(Ⅳ)欄の1)及び2)の品質

項目及び品質水準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の
試薬を使用することになる。 

2) ISO試薬規格の状況:ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求にこた

えているかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格として
の存在意義が乏しい。 

3) 今後の対策:注1)及び注2)の理由から,当面,対策を考慮しない。 

 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6353-3:1987,MOD 

 

被引用法規 

食品・添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号) 
生物学的製剤基準(平成5年厚生省告示第217号) 
放射性医薬品基準(平成8年厚生省告示第242号) 
第十四改正日本薬局方(平成13年厚生労働省告示第111号) 
飼料及び飼料添加物の成分規格(昭和51年農林省令第35号) 
普通肥料の公定規格(昭和61年農林水産省告示第284号) 附2 農業環境技術研究所法 

関連する外国規格 

アメリカ Reagent Chemicals −American Chemical Society Specifications ACS(2000) 
イギリス British Standards BS 6376-3(1989)  
韓国 韓国産業規格(Korean Standards) KS M8284(1996) KS MISO 6353(2002)  
中国 国家標準(Guojia Biaozhum) GB/T 646(1993) 
チェコ Ceskych Technickych Norem(チェコ技術標準) CN 68-4764(1976)  
フランス Norme Française(フランス標準) NF ISO 6353-3(1988) 
ロシア Gosdarstvennye Standarty(国家標準) GOST 4234(1977) 

 
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD…………… 国際規格を修正している。