K 8021:2013
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,工業標準原案を具
して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
したもので,これによって,JIS K 8021:2010は改正され,一部が置き換えられた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
K 8021:2013
L-アスパラギン一水和物(試薬)
(追補1)
L-Asparagine monohydrate (Reagent)
(Amendment 1)
JIS K 8021:2010を,次のように改正する。
箇条2(引用規格)の定形文を,次の文に置き換える。
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引
用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
箇条2(引用規格)のJIS K 0050 化学分析方法通則を,JIS K 0050:2005 化学分析方法通則に置き換え
る。
箇条2(引用規格)のJIS K 0970 プッシュボタン式液体用微量体積計を,JIS K 0970 ピストン式ピペッ
トに置き換える。
箇条2(引用規格)のJIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)とJIS K 8541 硝酸(試薬)との間に,
“JIS K 8432 酸化マグネシウム(試薬)”を追加する。
6.1(一般事項)のJIS K 0050を,JIS K 0050:2005に置き換える。
6.3(水溶状)のc)(器具)を,次の文に置き換える。
共通すり合わせ平底試験管 濁り,ごみなどの有無が確認しやすい大きさで,目盛のあるもの。例とし
て,容量50 ml,直径約23 mmのもの。
6.10[ひ素(As)]のc)(操作)の5)の“波長510 nm付近”を,“波長519 nm付近”に置き換える。
6.12[アンモニウム(NH4)]のa)(試験用溶液類)を,次の文に置き換える。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
2
K 8021:2013
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6.12[アンモニウム(NH4)]のa)(試験用溶液類)の1){エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶
液(インドフェノール青法用)[EDTA2Na溶液(インドフェノール青法用)]}を,2)に置き換え,新たに,
次の1)及び3)を追加する。
1) 酸化マグネシウム JIS K 8432に規定するもの。
2) エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(インドフェノール青法用)[EDTA2Na溶液(イン
ドフェノール青法用)] JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム1 gを水60 mlに溶かす。これにJIS
K 8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物5 gを加えて溶かし,水で100
mlにする。
3) 吸収液 受器Hに硫酸(1+15)2 ml及び水30 mlを加える。受器Hは,試験に必要な個数を準備す
る。
6.12[アンモニウム(NH4)]のa)(試験用溶液類)の2)[酢酸(1+1)]〜12)(アンモニウム標準液)は,
4)[酢酸(1+1)]〜14)(アンモニウム標準液)に置き換える。
6.12[アンモニウム(NH4)]のb)(器具及び装置)の3)(沸騰石)を,削除する。
6.12[アンモニウム(NH4)]のb)(器具及び装置)の4)(恒温水槽)を,次の文に置き換える。
3) 恒温水槽 20 ℃〜25 ℃に調節できるもの。
6.12[アンモニウム(NH4)]のb)(器具及び装置)の5)(蒸留装置)を,次の文に置き換える。
4) 減圧蒸留装置 例を図3に示す。
6.12[アンモニウム(NH4)]のb)(器具及び装置)の図3(蒸留装置の例)の図題及び図を,次に置き換
える。
3
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単位 mm
A:
B:
C:
D:
E:
F:
G:
H:
I:
J:
K:
L:
蒸留フラスコ200 ml
連結導入管
(先端は細くしておく。)
すり合わせコックK-16
(減圧時には開放にしてお
く。)
注入漏斗
ケルダール形トラップ球
(E':小孔)
水浴(約60 ℃)
吸引アダプター
受器(丸底フラスコ200 ml)
共通すり合わせ
吸引口(減圧装置に連結)
氷浴
温度計
図3−減圧蒸留装置
6.12[アンモニウム(NH4)]のb)(器具及び装置)の6)(分光光度計)を,5)に置き換える。
6.12[アンモニウム(NH4)]のc)(操作)の1)を,次の文に置き換える。
1) 試料溶液の調製は,蒸留フラスコAに試料0.50 gをとり,酸化マグネシウム1 gを加え,水を約80 ml
加える。
6.12[アンモニウム(NH4)]のc)(操作)の2)を,次の文に置き換える。
2) 比較溶液の調製は,蒸留フラスコAにアンモニウム標準液(NH4:0.01 mg/ml)10 mlをとり,酸化マ
グネシウム1 gを加え,水を約80 ml加える。
6.12[アンモニウム(NH4)]のc)(操作)の3)を,次の文に置き換える。
3) 空試験用溶液は,蒸留フラスコAに酸化マグネシウム1 g及び水80 mlを加える。
6.12[アンモニウム(NH4)]のc)(操作)の4)を,次の文に置き換える。
4) 試料溶液,比較溶液及び空試験用溶液それぞれの受器Hに吸引アダプターGの先端を浸し,減圧蒸留
装置に連結し,減圧蒸留して,初留約60 mlをとり,水を加えて100 mlにする(試料溶液から得られ
た液をX液,比較溶液から得られた液をY液及び空試験用溶液から得られた液をZ液とする。)。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6.12[アンモニウム(NH4)]のc)(操作)の5)の“20〜25 ℃”を,“20 ℃〜25 ℃”に置き換える。
6.13(他のアミノ酸)のa)(器具及び装置)の5)(マイクロシリンジ,マイクロピペットなど)の“JIS K
0970に規定するプッシュボタン式液体用微量体積計など”を,“JIS K 0970に規定するピストン式ピペッ
トなど”に置き換える。