1
K
7
3
6
3
:
1
9
9
9
解
説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 7363 : 1999 プラスチック−耐候性試験における放射露
光量の機器測定−通則及び基本的測定方法
ISO 9370 : 1997 プラスチック−耐候性試験における放射露光量の機器測定−通則及び基本的測定方法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 平面上の放射照度を放射計
で測定する方法を規定。屋外
及び屋内暴露試験ともに対
象となる。
○
≡
(2) 引用規格
○
○
≡
(3) 定義
○ カットオン(オフ)波長,半
値幅,通過帯域,日射計など
超広帯域
超広帯域フィル
タでの,中心波長
と半値幅の許容
幅
±10mm
○ 超広帯域フィルタでの,中心波長
と半値幅の許容幅 ±2mm
≠ 許容幅を変更
この許容幅を±2mmとする
ことは実際上不可能なので,
JISでは±10mmに変更し
た。
ISOに改正を提案する。
(3) 装置・器具 ○ 波長選択性のない放射計:全
天日射計,直達日射計
放射計の種類:狭帯域,広帯
域,超広帯域
○
≡
(4) 機器の校正 ○ 波長選択性のない放射計:世
界放射基準にトレーサブル
波長選択性のある放射計:国
家標準にトレーサブル
○
≡
(5) 測定手順
○ 屋外暴露:固定角での暴露
実験室光源暴露:受光器 光
源に垂直に設置
○
≡
(6) 附属書A
(参考)
波長選択性のある放射計の
校正:
分光応答特性
入射角度特性
2
K
7
3
6
3
:
1
9
9
9
解
説
備考1. 対比項目(Ⅰ)及び(Ⅲ)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。
2. 対比項目(Ⅳ)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“≠”:JISは,国際規格と技術的内容が同等でない。ただし“ADP”に該当する場合を除く。