K 7122:2012
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,工業標準原案を具
して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
したもので,これによって,JIS K 7122:1987は改正され,一部が置き換えられた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
K 7122:2012
プラスチックの転移熱測定方法
(追補1)
Testing methods for heat of transitions of plastics
(Amendment 1)
JIS K 7122:1987を,次のように改正する。
2.(用語の意味)の“JIS K 6900(プラスチック用語)”を,“JIS K 6900(プラスチック−用語)”に置き
換える。
3.(試験片の状態調節)の(1)(標準状態で調整し転移熱を測定する場合)の“JIS K 7100(プラスチック
の状態調節及び試験場所の標準状態)の標準温度状態2級及び標準湿度状態2級(温度23±2 ℃及び相対
湿度50±5 %)において24時間以上状態調節する。”を,“JIS K 7100(プラスチック−状態調節及び試験
のための標準雰囲気)の標準雰囲気23/50 2級許容差[温度23±2 ℃及び相対湿度(50±10)%]におい
て24時間以上状態調節する。”に置き換える。
引用規格欄のJIS K 6900 プラスチック用語を,JIS K 6900 プラスチック−用語に置き換える。
引用規格欄のJIS K 7100 プラスチックの状態調節及び試験場所の標準状態を,JIS K 7100 プラスチッ
ク−状態調節及び試験のための標準雰囲気に置き換える。
7.1(温度の校正)を,次の文に置き換える。
7.1 温度の校正 温度の校正は,実際の試験条件と同一のガス流量及び加熱速度で,表に示す純度99.99 %
以上の純物質又は認証標準物質(1)を用いて求めようとする温度に近い2種類以上の補外転移開始温度で内
挿法によって校正する。純物質は,表面の酸化層を落として使用する。容器がアルミニウムで純物質に亜
鉛を用いる場合は,溶融時に合金となるおそれがあるので第1回の加熱昇温時の値だけを用いる。
注(1) 認証標準物質は,国際熱分析連合(ICTAC)−米国国立標準技術研究所(NIST),英国標準研究
所(LGC)で入手可能である。
表(純物質の融点及び融解熱)を,次の表に置き換える。
2
K 7122:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 純物質の融点及び融解熱
純物質名
融点 ℃
融解熱 kJ/kg
インジウム
156.60
28.45
すず
231.93
59.50
鉛
327.46
22.92
亜鉛
419.53
102.24