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K 6915-1:2006  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条1項の規定に基づいて,日本プラスチック工業連盟(JPIF)/合成樹脂

工業協会(JTPIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。これに

よって,JIS K 6915:1993は改正されると共に一部分割され,JIS K 6915-1,JIS K 6915-2及びJIS K 6915

の三部構成となった。 

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 14526-1:1999,Plastics−Phenolic 

powder moulding compounds (PF-PMCs)−Part 1:Designation system and basis for specificationsを基礎として用

いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS K 6915-1には,次に示す附属書がある。 

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 

JIS K 6915の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS K 6915-1 第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎 

JIS K 6915-2 第2部:試験片の作り方及び諸性質の求め方 

JIS K 6915 フェノール樹脂成形材料 

K 6915-1:2006  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 1 

3. 定義 ······························································································································ 2 

4. 呼び方のシステム ············································································································ 2 

4.1 通則 ···························································································································· 2 

4.2 データブロック1 ··········································································································· 3 

4.3 データブロック2 ··········································································································· 4 

4.4 データブロック3 ··········································································································· 5 

4.5 データブロック4 ··········································································································· 5 

5. 呼び方の例 ····················································································································· 5 

5.1 一般 ···························································································································· 5 

5.2 例(参考) ··················································································································· 6 

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ····································································· 8 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

K 6915-1:2006 

プラスチック−フェノール樹脂成形材料− 

第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎 

Plastics-Phenolic moulding compounds- 

Part 1:Designation system and basis for specifications 

序文 この規格は,1999年に第1版として発行されたISO 14526-1,Plastics−Phenolic powder moulding 

compounds (PF-PMCs)−Part 1:Designation system and basis for specificationsを翻訳し,技術的内容を変更して

作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,附属書に示す。 

1. 適用範囲 この規格は,フェノール樹脂成形材料の呼び方のためのデータブロックシステムについて

規定する。 

フェノール樹脂成形材料の種類を,充てん材/強化材の種類及び量,加工方法,重要な性質,並びに呼

び方のために使われる性質(指定性質)に関する情報に基づいて区分する。 

この規格は,粉末,か(顆)粒又は粉砕物として通常,使われるすべてのフェノール樹脂成形材料に適

用できる。 

呼び方が同じ材料であっても,必ずしも同一の性能を示すとは限らない。したがって,この規格は,特

定用途の材料及び/又は加工方法を特定するために必要な技術データ,性能データ及び加工条件に関する

データを提供するものではない。このような追加データが必要な場合には,JIS K 6915-2に規定する試験

方法が適用できる場合には,それによって試験する。 

JIS K 6915で規定している一般的な要求データを示す必要があるときは,このデータブロックシステム

を使用できる。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 14526-1:1999,Plastics−Phenolic powder moulding compounds (PF-PMCs)−Part 1:Designation 

system and basis for specifications (MOD) 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS K 6899-1 プラスチック−記号及び略語−第1部:基本重合体(ポリマー)及びその特性 

備考 ISO 1043-1:1997, Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 1:Basic polymers and their special 

characteristicsが,この規格と一致している。 

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K 6915-1:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS K 6899-2 プラスチック−記号及び略語−第2部:充てん材及び強化材 

備考 ISO 1043-2:2004, Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 2: Fillers and reinforcing materialsが,こ

の規格と一致している。 

JIS K 6900 プラスチック−用語 

備考 ISO 472:1999, Plastics−Vocabularyが,この規格と一致している。 

JIS K 6915-2 プラスチック−フェノール樹脂成形材料−第2部:試験片の作り方及び諸性質の求め

方 

備考 ISO 14526-2:1999, Plastics−Phenolic powder moulding compounds (PF-PMCs)−Part 

2:Preperation of test specimens and determination of propertiesからの引用事項は,この規格の該

当事項と同等である。 

JIS K 6915 フェノール樹脂成形材料 

備考 ISO 14526-3:1999, Plastics−Phenolic powder moulding compounds (PF-PMCs)−Part 

3:Requirements for selected moulding compoundsからの引用事項は,この規格の該当事項と同

等である。 

JIS K 7111 プラスチック−シャルピー衝撃強さの試験方法 

備考 ISO 179:1993, Plastics−Determination of Charpy impact propertiesからの引用事項は,この規格

の該当事項と同等である。 

JIS K 7191-2 プラスチック−荷重たわみ温度の測定方法−第2部:プラスチック及びエボナイト 

備考 ISO 75-2:1993, Plastics−Determination of temperature of deflection under load−Part 2:Plastics and 

eboniteが,この規格と一致している 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900及びJIS K 6915-2によるほか,次による。 

3.1 

成形材料 成形機の供給系を自由に流動できる粉末,か(顆)粒,破砕状及びフレーク状の成形材

料。 

3.2 

PF フェノール−ホルムアルデヒド樹脂ベースの成形材料の略号。 

4. 呼び方のシステム  

4.1 

通則 この規格で規定する呼び方のシステムは,次による。 

呼び方 

識別項目ブロック 

種 類 

ブロック 

小区分の記号 

ブロック 

個別項目ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

 4 

データ 

ブロック 

この呼び方は,種類ブロック及び識別項目ブロックによって構成し,更に,識別項目ブロックは,小区

分の記号ブロック及び個別項目ブロックによって構成する。 

種類及び小区分の記号は,JIS K6915の表1による。 

あいまいな表示を避けるため,個別項目ブロックを,更に,次の四つのデータブロックに細分する。 

データブロック1:マーキングブロック 

項目1:JIS K 6899-1によって,記号によるフェノール樹脂の識別表示 

K 6915-1:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

項目2:JIS K 6899-2によって,指定強化材又は充てん材の性質 

項目3:JIS K 6899-2によって,指定強化材又は充てん材の形状 

項目4:表1によって,指定強化材又は充てん材の公称含有率 

 データブロック2:加工方法 表2によって,予定される成形材料加工方法 

データブロック3:性質 

項目1:表3による固有の性質 

項目2:指定性質 第1,JIS K 7111によって,測定した衝撃強さ 

項目3:指定性質 第2,JIS K 7191-2によって,測定した耐熱性 

データブロック4:付加情報 

  国際,国内又は企業の規格に関する事項を記載する。 

データブロック5(任意):追加要求事項  

個別項目ブロックの最初の文字はハイフンとする。各々のブロックは互いにコンマで区切る。 

使わないデータブロックがある場合には,その後に他のブロックが続く場合に限って“X”(指定な

し)を記入する。 

他のブロックが続かない場合には,データブロック1,2間のコンマは省略できる。 

なお,要求がなければ,すべてのデータブロックを記入する必要はない。 

4.2 

データブロック1  

項目1:ハイフンの後,フェノール樹脂成形材料は,JIS K 6899-1に従い略号PFとする。 

混合物及び変成物は,JIS K 6899-1の4.及び5.に従い,記号化する。 

次の情報は,該当材料に使われる充てん材/強化材に限る。 

項目2:表1による充てん材/強化材の性質 

項目3:表1による充てん材/強化材の形状 

項目4:表1による充てん材/強化材の公称含有率(質量分率) 

備考1. 同じコードでも,項目2及び項目3で使用されるとき,異なる意味をもつ。 

2. 情報を,項目3にだけ示す必要があるときは,“X”(指定なし)は,項目2で必要となる。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表 1 データブロック1で使用するコード記号及びコード番号 

強化材/充てん材の性質 

(JIS K 6899-2 による。) 

強化材/充てん材の形状 

(JIS K 6899-2 による。) 

公称含有率[質量分率(%)] 




L1 
L2 



炭素 
アルミナ三水和物 
クレー 
 
ガラス 
炭酸カルシウム 
セルロース 
綿 
鉱物 
雲母 
シリカ 
リサイクル材 
合成有機物 
タルク 
木材 
指定なし 
このリスト以外 



 
 
 
 
 
 
 

 
 

ボール:ビーズ;スフィアー 
チップ:切削片 
細粉:粉末 
 
繊維 
摩砕粉 
 
 
 
 
 
 
 
りん片:フレーク 
 
 
指定なし 
  その他 

05 
10 
15 
20 
25 
30 
35 
40 
45 
50 
55 
60 
65 
70 
75 
80 
85 
90 
95 

w<7.5 

7.5≦w<12.5 

12.5≦w<17.5 
17.5≦w<22.5 
22.5≦w<27.5 
27.5≦w<32.5 
32.5≦w<37.5 
37.5≦w<42.5 
42.5≦w<47.5 
47.5≦w<52.5 
52.5≦w<57.5 
57.5≦w<62.5 
62.5≦w<67.5 
67.5≦w<72.5 
72.5≦w<77.5 
77.5≦w<82.5 
82.5≦w<87.5 
87.5≦w<92.5 
92.5≦w<97.5 

備考 材料の混合物及び/又は形状は,“+”記号を使って関連コードを組み合わせ,かつ,全体を括弧でくくっ

て示す。 

例えば,ガラス繊維(GF)20 % (m/m)と鉱物粉末(MD)20 % (m/m)との混合物は,(GF20+MD20)で示す。 
 

4.3 

データブロック2 このデータブロックでは,加工方法の情報を,表2のコード記号を用いて示す。 

データブロック2で規定する加工方法を示すコード記号は,注意深く選択する必要がある。ある銘柄の

材料では一つ以上の方法,例えば,圧縮成形(Q),射出成形(M)又はトランスファ成形(T)のいずれ

かで加工できる。このような銘柄は,一般加工(G)と呼ぶ。特別な加工方法の呼び方は,専用に改質さ

れた材料に対してだけ指定しておく。 

表 2 データブロック2に使用するコード記号 

コード記号 

加工方法 

一般加工 
射出成形 
圧縮成形 

トランスファ成形 

指定なし 

その他 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.4 

データブロック3  

4.4.1 

一般 このデータブロックでは,項目1に固有性質(4.4.2参照)をコード記号で表し,項目2及

び項目3に指定性質(4.4.3及び4.4.4参照)を表す。項目2及び項目3は,それぞれ斜線で始める。製造業者

は,指定性質の値が範囲の境界上にあるか,又はそれに近い場合,その材料がどちらの範囲に入るかを決

める。その後,その材料の試験値がその範囲から外れても,製造許容範囲にある場合は,その呼び方を変

える必要はない。情報を,項目2及び/又は項目3にだけ示す必要があるときは,“X”(指定なし)が,

項目1及び/又は項目2それぞれに必要となる。 

4.4.2 

固有性質 表3に従い,コード記号を使用して固有性質を示す。 

表 3 データブロック3に使用するコード記号 

コード記号 

性質 

コード記号 

性質 

FR 

アンモニアフリー 
電気的性質 
耐燃性 
機械的性質 
衛生性(食品接触) 




リサイクル材を含む 
耐熱性 
指定なし 
その他 

4.4.3 

指定性質 第1−衝撃強さ 衝撃強さは,JIS K 7111による試験結果によって示す。 

4.4.4 

指定性質 第2−耐熱性 耐熱性は,JIS K 7191-2による試験結果によって示す。 

4.5 

データブロック4 関連する国際,国内又は企業規格の情報提供に使用する。 

4.6 

データブロック5 このデータブロックに追加要求事項を記載することによって,特定供給者と特定

購買者との間での固有の合意が可能となる。 

5. 呼び方の例  

5.1 

一般 4.で規定する呼び方のシステムを用いると,一般的な形式は,次のように表示する。 

                                                                               
                                                                                                       
 
     
  種類ブロック 
  小区分の記号 
 
  データブロック1 フェノール樹脂 
                  
  充てん材/強化材/性質/形状/含有率 
 
  データブロック2 加工方法 
      
  データブロック3 固有性質及び/又は指定性質 
 
  データブロック4 付加情報 
     
  データブロック5 追加要求事項(記載任意) 

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5.2 

例(参考)  

例1. 圧縮成形用(Q)で,木粉(WD:30 %) と鉱物粉末(MD:20 %)とを充てん材とし,表3の指

定なしのフェノール樹脂(PF)成形材料は,次のように表示する。 

呼び方 

識別項目ブロック 

種 類 

ブロック 

小区分の記号 

ブロック 

個別項目ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

一般用     PM-GG-1  PF (WD30+MD20),    Q,               X           

小区分の記号 

PF:    フェノール樹脂 

WD30:    木粉 27.5〜32.5 %(m/m) 

MD20:   鉱物粉末 17.5〜22.5 %(m/m) 

Q:    加工方法:圧縮成形 

X:    指定なし 

ラベル表示の略号:PF(WD30+MD20)又はPF一般用 PM-GG-1 

例2. 射出成形用(M)で,木粉(WD:20 %),ガラス球(GB:20 %)を充てん材とし,リサイクル

材(R)を含有するフェノール樹脂(PF)成形材料は,次のように表示する。 

呼び方 

識別項目ブロック 

種 類 

ブロック 

小区分の記号 

ブロック 

個別項目ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

○○用     PM-XX-X    PF (WD20+GB20),         M,                R 

小区分の記号 

PF:    フェノール樹脂 

WD20:    木粉 17.5〜22.5 %(m/m) 

GB20:   ガラス球 17.5〜22.5 %(m/m) 

M:  加工方法:射出成形 

R:   リサイクル材料含有 

ラベル表示の略号:PF(WD20+GB20)又は PF○○用 PM-XX-X 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

例3. 表2の加工方法の指定がなく,鉱物繊維(MF:40 %)を充てん材とする,耐燃性のフェノール

樹脂(PF)成形材料は,次のように表示する。 

呼び方 

識別項目ブロック 

種 類 

ブロック 

小区分の記号 

ブロック 

個別項目ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

データ 

ブロック 

○○用      PM-XX-X        -PF  MF40,            X,                FR 

小区分の記号 

PF:    フェノール樹脂 

MF40:    鉱物繊維 37.5〜42.5 %(m/m) 

X:    加工方法:指定なし 

FR:    耐燃性 

ラベル表示の略号:PF  MF40又は PF○○用 PM-XX-X 

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K 6915-1:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 

JIS K 6915-1:2006 プラスチック−フェノール樹脂成形材料−第1部:呼び方のシステ
ム及び仕様表記の基礎 

ISO 14526-1:1999,Plastics−Phenolic powder moulding compounds (PF-PMCs)
−Part 1:Designation system and basis for specifications  

(Ⅰ) JISの規定 

(Ⅱ) 国際
規格番号 
 
 

(Ⅲ) 国際規格の規定 

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容 
 表示箇所:本体 
 表示方法:側線及び点線の下線 

(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策 

項目 
番号 

内容 

項目 
番号 

内容 

項目ごとの
評価 

技術的差異の内容 

1. 適用
範囲 

フェノール樹脂成形材料
の呼び方のためのデータ
ブロックについて規定。 

ISO 
14526-1 

JISとほぼ同じ。 

MOD/変更 

粒状及びPF-PMCsを
一般的な名称にし
た。 

本体中での略号であり,技術的な差異
はない。 

2. 引用
規格 

JIS K 6899-1ほか,合計7
規格 
JIS K 6899-2 

JISと同じ。 
 
ISO 1043-2:1999 

IDT 
 
MOD/変更 

 
 
JIS

では,ISO 

1043-2:2000に一致す
るJIS K 6899-2を引
用した。 

 
 
技術的差異はない。 

3. 定義 

用語の定義を規定。 
 

JISと同じ。 

IDT 
 

− 

− 

3.2 PF-PMC(PF-PMC) 

MOD//変更  -PMC(PF-PMC) を一

般的な名称にした 

本体中での略号であり,技術的な差異
はない。 

4. 呼び
方のシス
テム 

個別項目ブロックを1〜5
に分類。 
 
 

JISとほぼ同じ。 

MOD/追加 

識別項目ブロックに
小区分の記号を追
加。 

記号表示は国内で求められいる。 
理解しやすい略号表現である。 
 

5. 呼び
方の例 

呼び方の例を規定。 
 

JISとほぼ同じ。 

MOD/追加 
 
 

参考として,分かり
やすくして表記した
例を追加。 

− 

 
 

8

K

 6

9

1

5

-1

2

0

0

6

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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K 6915-1:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD 

 
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 

  ― IDT……………… 技術的差異がない。 
  ― MOD/追加……… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
  ― MOD/変更………国際規格の規定項目又は規定内容変更加している。 
2. 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 

  ― MOD…………… 国際規格を修正している。 

9

K

 6

9

1

5

-1

2

0

0

6

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。