K 6787:2009
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正したも
ので,これによって,JIS K 6787:2004は改正され,一部が置き換えられた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
K 6787:2009
水道用架橋ポリエチレン管
(追補1)
Crosslinked polyethylene (PE-X) pipes for water supply
(Amendment 1)
JIS K 6787:2004を,次のように改正する。
2.(引用規格)のJIS K 6922-2 プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料−第2部:
試験片の作り方及び諸性質の求め方を,JIS K 6922-2 プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び
押出用材料−第2部:試験片の作り方及び性質の求め方に置き換える。
5.(性能)の表2(管の性能)を,次の表に置き換える。
表2 管の性能
性能項目
性能
適用試験箇条
引張降伏強さ
16.0 MPa 以上
E種については,引張試験後,非架橋層と架
橋層のはく離その他の異常があってはならな
い。
9.3
耐圧性
漏れ,その他の異常があってはならない。
9.4
熱間内圧クリープ性
漏れ,その他の異常があってはならない。
9.5
浸出性(1) 濁度
2度以下
9.6
色度
5度以下
有機物[全有機炭素(TOC)の量](2) 3 mg/L以下
残留塩素の減量
0.7mg/L以下
臭気
異常があってはならない。
味
耐塩素水性
水泡発生があってはならない。
9.7
ゲル分率(3)
65 %以上
9.8
注(1) 試験温度は,常温とする。また,濁度,色度,有機物[全有機炭素(TOC)の量]及び残留塩素の減量は,
空試験値との差から求める。
(2) 有機物[全有機炭素(TOC)の量]は,2009年3月31日までは5 mg/L以下とし,2009年4月1日から
は3 mg/L以下とする。
(3) JIS K 6796に規定するゲル分率は,M種及びE種の架橋層に適用する。
2
K 6787:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9.9(試験結果の数値の表し方)の“過マンガン酸カリウム消費量,TOC及び残留塩素の減量の試験結果
は,”を,“有機物[全有機炭素(TOC)の量]及び残留塩素の減量の試験結果は,”に置き換える。
関連規格欄のJIS K 6742 水道用硬質塩化ビニル管を,JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管に置
き換える。
関連規格欄のJIS K 6776 耐熱性硬質塩化ビニル管を,JIS K 6776 耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管に置
き換える。
関連規格欄のISO 3126 Plastics pipes−Measurement of dimensionsを,ISO 3126 Plastics piping systems
−Plastics components−Determination of dimensionsに置き換える。
附属書4(水道用架橋ポリエチレン管の浸出試験方法)の7.[全有機炭素(TOC)及び過マンガン酸カ
リウム消費量]を,次の文に置き換える。
7. 有機物[全有機炭素(TOC)の量] 有機物[全有機炭素(TOC)の量]は,JIS S 3200-7の附属書
14〔有機物[全有機炭素(TOC)の量]及び有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)の分析方法〕に
よる。
附属書5(水道用架橋ポリエチレン管の塩素水試験方法)の3.(試薬及び水)のa)(試薬)のJIS K 0050
の7.1(試薬の品位)を,JIS K 0050の8.1(水及び試薬)に置き換える。
附属書5(水道用架橋ポリエチレン管の塩素水試験方法)の3.(試薬及び水)のb)(水)のJIS K 0050
の7.3(水)を,JIS K 0050の8.1(水及び試薬)に置き換える。
附属書5(水道用架橋ポリエチレン管の塩素水試験方法)の5.(供試水の調製)のa)(試薬)の3)(二
酸化炭素を含まない水)のJIS K 8001の3.6 (3)(二酸化炭素を含まない水)を,JIS K 8001の5.7 c)(二
酸化炭素を除いた水)に置き換える。