1
K 6751-2 : 1999 解説
解説表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 6751-2 : 1999 フタル酸エステル試験方法−
第2部:酸分測定−フェノールフ
タレイン滴定法
ISO 1385-4 : 1977 工業用フタル酸エステル試験方法−
第4部:酸分測定−フェノールフタレイン滴定法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容 (II) 国際規格
番号
(III) 国際規格の
規定内容
(IV) JISと国際規
格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 工業用フタル酸
エステルの試験
方法に関するフ
ェノールフタレ
インを指示薬と
した滴定による
酸分の測定につ
いて規定する。
○
≡
(2) 原理
○ 溶媒としてエタ
ノール,指示薬と
してフェノール
フタレインを使
用し,水酸化ナト
リウム標準液で
滴定する。
○
≡
(3) 試薬
○ エタノール,水酸
化ナトリウム,フ
ェノールフタレ
イン,蒸留水又は
同等の純度の水
○
= 試薬は同等
のJISを引用
(4) 器具
○ 三角フラスコ
(200ml) ミクロ
ビュレット
(0.02ml目盛)
○
≡
(5) 操作
○ フェノールフタ
レイン溶液を加
え,指示薬として
中和したエタノ
ール50mlに試料
50gをはかりと
り,ピンク色が5
秒間維持される
まで滴定する。
○
≡
(6) 測定値の算
出
○ 与えられた式で
計算される。
○
≡
附属書(参考) ○
−
−
備考1. 表中の(I)及び(III)欄にある“○”は,該当する規定項目を規定していることを示し,“−”は,規定してい
ないことを示す。
2. 表中の(IV)にある“≡”は,国際規格が一致であることを示す。“=”は,JISと国際規格との技術的内容
が同等であることを示す。“−”は,該当項目がない場合。