K 6742:2016
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 種類及び記号 ··················································································································· 2
5 性能······························································································································· 3
6 外観及び形状 ··················································································································· 3
6.1 外観 ···························································································································· 3
6.2 形状 ···························································································································· 3
7 寸法及びその許容差 ·········································································································· 4
8 材料······························································································································· 5
9 試験方法························································································································· 5
9.1 性能試験 ······················································································································ 5
9.2 外観及び形状 ················································································································ 7
9.3 寸法 ···························································································································· 7
9.4 試験結果の数値の表し方 ································································································· 7
10 検査 ····························································································································· 7
11 表示 ····························································································································· 8
11.1 管の色 ························································································································ 8
11.2 管の表示 ····················································································································· 8
11.3 取扱い上の注意事項 ······································································································ 8
附属書JA(規定)耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管の耐衝撃試験方法 ············································· 10
附属書JB(規定)水道用硬質ポリ塩化ビニル管の浸出試験方法 ··················································· 13
附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 15
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(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,塩化ビニル管・継
手協会(JPPFA),日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業
標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産
業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS K 6742:2007は改正され,この規格に置き換え
られた。
なお,平成29年10月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS K 6742:2007によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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日本工業規格 JIS
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水道用硬質ポリ塩化ビニル管
Unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U) pipes for water supply
序文
この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 1452-1及びISO 1452-2を基とし,対応国際規格の
規定に,国内で使用されている製品の寸法,性能及び試験方法を追加して規定し,技術的内容を変更して
作成した日本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。
1
適用範囲
この規格は,使用圧力0.75 MPa以下の水道の配管に使用する硬質ポリ塩化ビニル管及び耐衝撃性硬質ポ
リ塩化ビニル管(以下,管という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1452-1:2009,Plastics piping systems for water supply and for buried and above-ground drainage
and sewerage under pressure−Unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U)−Part 1: General
ISO 1452-2:2009,Plastics piping systems for water supply and for buried and above-ground drainage
and sewerage under pressure−Unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U)−Part 2: Pipes(全体評
価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6814 熱可塑性プラスチック管−加熱伸縮率試験方法
注記 対応国際規格:ISO 2505:2005,Thermoplastics pipes−Longitudinal reversion−Test method and
parameters(MOD)
JIS K 6815-1:2002 熱可塑性プラスチック管−引張特性の求め方−第1部:一般試験方法
注記 対応国際規格:ISO 6259-1:1997,Thermoplastics pipes−Determination of tensile properties−Part
1: General test method(IDT)
2
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JIS K 6815-2:2002 熱可塑性プラスチック管−引張特性の求め方−第2部:硬質塩化ビニル(PVC-U)
管,耐熱性硬質塩化ビニル(PVC-C)管及び耐衝撃性硬質塩化ビニル(PVC-HI)管
注記 対応国際規格:ISO 6259-2:1997,Thermoplastics pipes−Determination of tensile properties−Part
2: Pipes made of unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U), chlorinated poly(vinyl chloride)
(PVC-C) and high-impact poly(vinyl chloride) (PVC-HI)(IDT)
JIS K 6816 熱可塑性プラスチック管及び継手−ビカット軟化温度試験方法
注記 対応国際規格:ISO 2507-1:1995,Thermoplastics pipes and fittings−Vicat softening temperature
−Part 1: General test method(MOD)
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS S 3200-1 水道用器具−耐圧性能試験方法
JIS S 3200-7 水道用器具−浸出性能試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
ISO 1167-1,Thermoplastics pipes, fittings and assemblies for the conveyance of fluids−Determination of the
resistance to internal pressure−Part 1: General method
ISO 1167-2,Thermoplastics pipes, fittings and assemblies for the conveyance of fluids−Determination of the
resistance to internal pressure−Part 2: Preparation of pipe test pieces
ISO 7686,Plastics pipes and fittings−Determination of opacity
ISO 9852,Unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U) pipes−Dichloromethane resistance at specified
temperature (DCMT)−Test method
ISO 18373-1,Rigid PVC pipes−Differential scanning calorimetry (DSC) method−Part 1: Measurement of the
processing temperature
EN 744:1995,Plastics piping and ducting systems−Thermoplastics pipes−Test method for resistance to
external blows by the round-the-clock method
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6900によるほか,次による。
3.1
使用圧力
通常の使用状態における水の圧力であって,最高使用圧力(静水圧)。
3.2
形式検査
品質が,設計で示す全ての性能に適合するか否かを判定するための検査。
3.3
受渡検査
製品を受け渡す場合に,必要と認められる性能に適合するか否かを判定するための検査。
4
種類及び記号
管の種類及び記号は,表1による。
3
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表1−種類及び記号
種類
記号
硬質ポリ塩化ビニル管
VP
耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管
HIVP
水輸送用及び圧送排下水用硬質ポリ塩化ビニル管a) IWVP
注a) 対応国際規格に規定されている管である。
5
性能
管は,表2に示す性能項目の規定に適合しなければならない。
表2−性能
性能項目
性能
適用する管の
記号
適用
箇条
引張降伏強さ
MPa
45以上
VP
9.1.1
40以上
HIVP
耐圧性
破損があってはならない。
VP,HIVP,
IWVP
9.1.2
偏平性
割れ及びひびがあってはならない。
VP,HIVP
9.1.3
耐衝撃性
“異常なし”a) でなければならない。
HIVP
9.1.4
不透明性
%
可視光透過率が0.2以下
VP,IWVP
9.1.5
ビカット軟化温度
℃
76以上
VP,HIVP
9.1.6
80以上
IWVP
浸出性
鉛及びその化合物
mg/L
鉛の量に関して,0.008以下
VP,HIVP,
IWVP
9.1.7
亜鉛及びその化合物
mg/L
亜鉛の量に関して,0.5以下
有機物[全有機炭素(TOC)の量]
mg/L
1以下
味
異常があってはならない。
臭気
異常があってはならない。
色度
度
1以下
濁度
度
0.5以下
残留塩素の減量
mg/L
0.7以下
熱間内圧クリープ性
破損があってはならない。
IWVP
9.1.8
外衝撃耐久性(回転法)
%
0 ℃における衝撃率(TIR)が10以下
IWVP
9.1.9
加熱伸縮性
%
軸方向の伸縮が5以下
IWVP
9.1.10
耐ジクロロメタン性b)
浸食されてはならない。
IWVP
9.1.11
示差走査熱量(DSC)b)
℃
Bオンセット(最高加工)温度が185以上 IWVP
9.1.12
注a) “異常なし”とは,JA.4による判定基準である。
b) IWVPは,耐ジクロロメタン性又は示差走査熱量(DSC)のいずれかの性能項目を確認する。
6
外観及び形状
6.1
外観
管の外観は,内外面が滑らかで,使用上支障となるきず,割れなどの欠点があってはならない。
6.2
形状
管の形状は,実用的に正円の断面をもち,かつ,真っすぐで,その両端面は,管軸に対して直角でなけ
ればならない。
4
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7
寸法及びその許容差
管の寸法及びその許容差は,VP及びHIVPについては,表3,IWVPについては,表4による。ただし,
長さは,受渡当事者間の協定によって,その他の長さであってもよい。
表3−VP及びHIVPの寸法及びその許容差
単位 mm
呼び径
外径
厚さ
長さ
参考[1 m当たりの
質量(kg)c)]
基準寸法 最大・最小
外径の許
容差a)
平均外径
の許容差b)
基準寸法
許容差
基準寸法
許容差
VP
HIVP
13
18.0
±0.2
±0.2
2.5
±0.2
4 000
+30
−10
0.174
0.170
16
22.0
3.0
±0.3
0.256
0.251
20
26.0
0.310
0.303
25
32.0
3.5
0.448
0.439
30
38.0
±0.3
0.542
0.531
40
48.0
4.0
4 000
又は
5 000
0.791
0.774
50
60.0
±0.4
4.5
±0.4
1.122
1.098
65
76.0
±0.5
1.445
1.415
75
89.0
5.9
2.202
2.156
100
114.0
±0.6
7.1
±0.5
3.409
3.338
125
140.0
±0.8
±0.3
7.5
4.464
4.371
150
165.0
±1.0
9.6
±0.6
6.701
6.561
注a) 最大・最小外径の許容差とは,任意断面における外径の測定値の最大値及び最小値(最大・最小外径)と,
基準寸法との差をいう。
b) 平均外径の許容差とは,任意の断面における円周の測定値を円周率3.142で除した値,又は同一円周上におけ
る等間隔な2か所の外径の測定値の平均値(平均外径)と,基準寸法との差をいう。
c) 1 m当たりの質量とは,管の寸法を許容差の中心とし,VPの密度を1.43 g/cm3,HIVPの密度を1.40 g/cm3と
して計算したものである。
表4−IWVPの寸法及びその許容差
単位 mm
呼び径
外径
厚さ
基準寸法
平均外径の
許容差a)
真円度の
許容差b)
基準寸法
任意点厚さ
の許容差c)
ND32
32
+0.2
0
0.5
1.6
+0.4
0
ND40
40
1.9
ND50
50
0.6
2.4
+0.5
0
ND63
63
+0.3
0
0.8
3.0
ND75
75
0.9
3.6
+0.6
0
ND90
90
1.1
4.3
+0.7
0
ND110
110
+0.4
0
1.4
4.2
ND125
125
1.5
4.8
ND140
140
+0.5
0
1.7
5.4
+0.8
0
ND160
160
2.0
6.2
+0.9
0
5
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表4−IWVPの寸法及びその許容差(続き)
注a) 平均外径の許容差とは,任意の断面における円周の測定値を円周率3.142で除した値,又は同一円周上におけ
る等間隔な2か所の外径の測定値の平均値(平均外径)と,基準寸法との差をいう。
b) 真円度の許容差とは,任意の断面における外径の測定値の最大値と最小値との差をいう。
c) 任意点厚さの許容差とは,任意の断面における厚さの測定値と基準寸法との差をいう。
8
材料
管の材料は,次による。
a) 硬質ポリ塩化ビニル管の材料は,ポリ塩化ビニルを主体とし,安定剤,顔料などを加えたものとする。
なお,可塑剤及び可塑剤を含む材料は,使用してはならない。
b) 耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管の材料は,ポリ塩化ビニルを主体とし,安定剤,顔料,及び耐候性に
著しい悪影響を及ぼすことのない改質剤などを加えたものとする。
なお,可塑剤及び可塑剤を含む材料は,使用してはならない。
9
試験方法
9.1
性能試験
9.1.1
引張試験
管の引張試験は,JIS K 6815-1:2002及びJIS K 6815-2:2002による。ただし,試験片及び状態調節につい
ては,次によってもよい。
a) 試験片 供試管から図1に示す試験片を作製する。
単位 mm
呼び径
寸法
L
l
B
b
R
25以下
90
25
8
5±0.5
6
30以上
100
35
15
10±0.5
25
図1−試験片の形状及び寸法
b) 状態調節 試験片は,23 ℃±2 ℃で60分間以上状態調節を行う。
9.1.2
耐圧試験
管の耐圧試験は,JIS S 3200-1による。ただし,試験水圧は4.0 MPaとする。
9.1.3
偏平試験
管の偏平試験は,供試管から長さ50 mm以上の環状試験片を切り取り,これを23 ℃±2 ℃で60分間
以上状態調節後,2枚の平板間に挟み,管軸に直角の方向に10 mm/min±2 mm/minの速さで管の外径が,
6
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その1/2になるまで圧縮し,管外表面を目視によって調べる。試験温度は,23 ℃±2 ℃とする。試験片を
圧縮する平板の寸法は,1/2まで圧縮したとき,変形した試験片より大きくする。
9.1.4
耐衝撃試験
管の耐衝撃試験は,附属書JAによる。
9.1.5
不透明性試験
管の不透明性試験は,ISO 7686による。
9.1.6
ビカット軟化温度試験
管のビカット軟化温度試験は,JIS K 6816による。
9.1.7
浸出試験
管の浸出試験は,附属書JBによる。また,供試管の長さは表5による。
なお,長さ4 m及び2 mのものについては,2 m又は1 mに分割して試験してもよい。
表5−浸出試験の供試管の長さ
単位 m
VP及びHIVP呼び径
IWVP呼び径
長さ
13〜20
−
4
25及び30
ND32及びND40
2
40〜65
ND50及びND63
1
75以上
ND75以上
0.5
9.1.8
熱間内圧クリープ試験
管の熱間内圧クリープ試験は,ISO 1167-1及びISO 1167-2による。試験条件は,表6による。
表6−熱間内圧クリープ試験の試験条件
試験温度
℃
円周応力
MPa
試験時間
h
20
42
1
60
12.5
1 000
9.1.9
外衝撃耐久試験(回転法)
管の外衝撃耐久試験は,EN 744:1995による。
試験に用いる打撃体の質量及び落下高さは,表7による。
7
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表7−打撃体の質量及び落下高さ
呼び径
打撃体の質量
kg
打撃体の落下高さ
mm
ND32
0.5
600
ND40
800
ND50
1 000
ND63
0.8
ND75
ND80
ND82
ND90
1 200
ND100
ND110
1
1 600
ND125
1.25
2 000
ND140
1.6
1 800
ND160
1.6
2 000
9.1.10
加熱伸縮試験
管の加熱伸縮試験は,JIS K 6814による。
9.1.11
耐ジクロロメタン試験
管の耐ジクロロメタン試験は,ISO 9852による。
9.1.12
示差走査熱量(DSC)試験
管のDSC試験は,ISO 18373-1による。
9.2
外観及び形状
管の外観及び形状は,目視によって調べる。
9.3
寸法
管の寸法は,JIS B 7502に規定するマイクロメータ,JIS B 7507に規定するノギス,又はこれらと同等
以上の精確さ(真度及び精度)をもつものを用いて測定する。
9.4
試験結果の数値の表し方
9.1.1,9.1.5,9.1.6,9.1.9,9.1.10及び9.1.12の試験結果,9.1.7の“鉛及びその化合物”,“亜鉛及びその
化合物”,“有機物[全有機炭素(TOC)の量]”及び“残留塩素の減量”の試験結果は,表2の性能に規定
する数値より1桁下の位まで求め,JIS Z 8401によって規定の数値に丸める。また,9.1.7の試験結果は,
JIS S 3200-7の9.(分析結果の補正)による。
10
検査
管の検査は,形式検査と受渡検査とに区別し,それぞれの検査項目は,表8で○が付いた項目とする。
各項目は,この規格に適合しなければならない。ただし,受渡検査は,受渡当事者間の協定によって表8
の項目の中から選択して行うことができる。また,浸出性の受渡検査は,一定期間ごとに行う。
なお,検査の試料の採取方法は,受渡当事者間の協定による。
8
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表8−形式検査及び受渡検査の項目
検査項目
検査
形式検査
受渡検査
VP
HIVP
IWVP
VP
HIVP
IWVP
引張降伏強さ
○
○
−
○
○
−
耐圧性
○
○
○
○
○
○
偏平性
○
○
−
○
○
−
耐衝撃性
−
○
−
−
○
−
不透明性
○
−
○
−
−
−
ビカット軟化温度
○
○
○
−
−
−
浸出性
○
○
○
○
○
○
熱間内圧クリープ性
−
−
○
−
−
−
外衝撃耐久性(回転法)
−
−
○
−
−
○
加熱伸縮性
−
−
○
−
−
○
耐ジクロロメタン性
−
−
○
−
−
−
示差走査熱量(DSC)
−
−
○
−
−
−
外観及び形状
○
○
○
○
○
○
寸法
○
○
○
○
○
○
表示
○
○
○
○
○
○
11
表示
11.1
管の色
管の色は,硬質ポリ塩化ビニル管が灰色,耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管が暗い灰青色とする。
11.2
管の表示
次の事項を管の外側に,容易に消えない方法で表示しなければならない。
a) 日本工業規格の番号
b) 種類又はその記号
c) “
”の記号
d) 呼び径
e) 製造年月又はその略号
f)
製造業者名又はその略号
11.3
取扱い上の注意事項
取扱い上の注意事項を,取扱説明書,技術資料などに記載し,これらを読む旨を製品,包装,送り状な
どに表示することが,望ましい。
注意事項の例を,次に示す。
a) 管を屋外で保管する場合は,直射日光を避け,熱気のこもらない方法でシート掛けをするなどの対策
を講じる。
b) 管には,直接ねじを切ってはならない。
c) 管には,管の材質に悪影響を及ぼす物質(例えば,アセトン,シンナー,クレオソート,殺虫剤,白
あり駆除剤など)の吹付け,塗布,接触などを行ってはならない。
なお,上記の物質が直接管に接触しない場合であっても,例えば,管が浅く埋設されている場合,
上記の物質を地面にこぼすと,地中に浸透することによって,管が侵される場合があるので注意をし
なければならない。
9
K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
d) 不等沈下,温度変化などによる伸縮に対応するため,必要に応じ適切な場所に可とう性のある継手を
設置するなどの対策を講じなければならない。
e) 接着起因の事故を防ぐため,次の事項を守らなければならない。
1) 接着剤は,管の種類に応じた適正なものを使用し,必ず,清掃した管と継手との接合面の両面に薄
く均一に塗布し,速やかに接合し,規定の時間,挿入力を保持する。
2) 接合後は,はみ出した接着剤を拭き取る。施工に当たっては,管内に充満する接着剤の溶媒蒸気を
追い出すために,換気などの対策を講じる。
10
K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(規定)
耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管の耐衝撃試験方法
JA.1
試験片
試験片は,供試管から呼び径別に表JA.1に示す長さに切り取ったものを用いる。
表JA.1−試験片の長さ
呼び径
13
16
20
25
30
40
50
65
75
100 125 150
試験片の長さ mm
150±5
200±5
JA.2
ジグ及び装置
JA.2.1
重すい(錘)の形状,寸法及び質量
重すいは,鋼製とし,その形状,寸法及び質量は,呼び径別に表JA.2及び図JA.1による。
表JA.2−重すいの形状及び質量
呼び径
13
16
20
25
30
40
50
65
75
100 125 150
重すいの形状
円柱状平底形
円柱状平底形
円すい形
質量 kg
1±0.05
3±0.05
9±0.05
単位 mm
図JA.1−重すいの形状及び寸法
JA.2.2
受台
受台は,鋼製とし,その形状及び寸法は,呼び径別に図JA.2による。
11
K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図JA.2−受台の形状及び寸法
JA.2.3
試験装置
試験装置は,図JA.3に例を示すように重すい離脱装置,重すい,重すい案内装置,受台などで構成され
る。
注a) 重すい離脱装置は,重すいを所定の位置に保持し,落下を自由に行える構造のものとする。
重すいの保持方法については,電磁石,空気圧などを用いる方法,機械的な保持方法など,試験の目的に適し
たものを用いることができる。
b) 重すい案内装置は,コンクリート床に対し垂直であって,鉄製支柱によって強固に固定されており,重すいの落
下時における摩擦抵抗の少ない構造のものとする。
図JA.3−試験装置の例
JA.3
試験方法
試験片を,0 ℃±3 ℃で60分間以上状態調節後,JA.2.2に規定する受台に,衝撃位置が試験片の中央に
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K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
なるよう静置1) し,JIS Z 8703に規定する常温(温度20 ℃±15 ℃)の試験室内で速やかに表JA.3の規
定に従い,JA.2.3に例を示す試験装置で試験を行う。
注1) 試験片は,両端をゴムバンドなどの弾性体で安定させる。
表JA.3−重すいの落下高さ
呼び径
13
16
20
25
30
40
50
65
75
100
125
150
重すいの落下高さa), b)
cm
100
125
150
200
100
150
200
75
100
150
175
200
注a) 重すいの落下高さの許容差は,±1 cmとする。
b) 重すいの落下高さは,試験片の上面から重すいの先端までの距離とする。
JA.4
判定方法
試験は,5個の試験片について行い,表JA.4に従って試験後の状態を目視によって調べ,次のとおりそ
の性能を判定する。
a) 5個の試験片の全てが破壊度1〜3の場合は,“異常なし”とする。
b) 5個の試験片のうち,2個以上が破壊度4〜10の場合は,“異常あり”とする。
c) 5個の試験片のうち,1個が破壊度4〜10の場合は,再度5個の試験片について試験を行い,全ての試
験片が破壊度1〜3の場合は,“異常なし”とする。
表JA.4−判定方法
破壊度
外観の状態
外面
内面
1
変化なし。
変化なし。
2 a)
白化又はへこみができる。 変化なし。
3
白化又はへこみができる。 白化又は張出しができる。
4 a)
ひびb) が入る。
変化なし。
5
ひびが入る。
白化又は張出しができる。
6
白化又はへこみができる。 ひびが入る。
7
ひびが入る。
ひびが入る。
8
重すいが貫通する。
9
大きな割れが生じる。
10
分離して破壊する。
注a) 破壊度2及び4については,内外面逆の場合も含む。
b) “ひび”とは,目視で調べて明らかに亀裂が生じている状態
をいう。
13
K 6742:2016
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附属書JB
(規定)
水道用硬質ポリ塩化ビニル管の浸出試験方法
JB.1
共通的な条件
共通的な条件は,JIS S 3200-7の5.(共通的な条件)による。
JB.2
浸出液の調製方法
浸出液の調製方法は,JIS S 3200-7の6.(浸出液の調製方法)による。ただし,残留塩素の減量の試験
に用いる浸出液の有効塩素濃度は,1.0 mg/L以上1.2 mg/L以下とする。
JB.3
試料液の調製
試料液の調製は,JIS S 3200-7の7.1.2(給水管)による。ただし,試料液の調製時間は16時間以上とす
る。
なお,配水管として使用する場合は,試料液の調製時間を24時間とする。
JB.4
鉛及びその化合物
鉛及びその化合物の分析は,JIS S 3200-7の附属書1(金属類等の分析方法)による。
JB.5
亜鉛及びその化合物
亜鉛及びその化合物の分析は,JIS S 3200-7の附属書1(金属類等の分析方法)による。
JB.6
有機物[全有機炭素(TOC)の量]
有機物[全有機炭素(TOC)の量]は,JIS S 3200-7の附属書14[有機物[全有機炭素(TOC)の量]
及び有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)の分析方法]による。
JB.7
味
味は,JIS S 3200-7の附属書16(味の分析方法)による。
JB.8
臭気
臭気は,JIS S 3200-7の附属書17(臭気の分析方法)による。
JB.9
色度
色度は,JIS S 3200-7の附属書18(色度の分析方法)による。
JB.10
濁度
濁度は,JIS S 3200-7の附属書19(濁度の分析方法)による。
JB.11
残留塩素の減量
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K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
残留塩素濃度の測定は,JIS S 3200-7の附属書21(残留塩素の測定方法)によって行い,次の式によっ
て残留塩素の減量(mg/L)を算出する。
c = b−a
ここに,
c: 残留塩素の減量(mg/L)
a: 検水中の残留塩素濃度(mg/L)
b: 空試験液中の残留塩素濃度(mg/L)
JB.12
分析
分析結果は試験によって得られた検水の分析結果と,空試験によって得られた検水の分析結果との差か
ら求める。ただし,味及び臭気については,試験によって得られた検水の分析結果と,空試験によって得
られた検水の分析結果とを比較して異常である場合に,分析結果を“異常”とする。
15
K 6742:2016
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附属書JC
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS K 6742:2016 水道用硬質ポリ塩化ビニル管
ISO 1452-1:2009,Plastics piping systems for water supply and for buried and above-
ground drainage and sewerage under pressure−Unplasticized poly(vinyl chloride)
(PVC-U)−Part 1: General
ISO 1452-2:2009,Plastics piping systems for water supply and for buried and above-
ground drainage and sewerage under pressure−Unplasticized poly(vinyl chloride)
(PVC-U)−Part 2: Pipes
(I)JISの規定
(II)国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範囲 使用圧力0.75 MPa
以下の水道の配管
に使用する硬質ポ
リ塩化ビニル管及
び耐衝撃性硬質ポ
リ塩化ビニル管に
ついて規定。
ISO 1452-1 1
埋設,地上及び建屋内外の加圧
水輸送用配管に使用する硬質ポ
リ塩化ビニル管及び継手の一般
的事項について規定。
変更
二つのISO規格を一つのJIS
とした。ISO規格は管と継手
との両方を規定しているが,
JISは管だけの規定である。
使用圧力を追加規定。
耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニ
ル管を追加規定。
継手はJIS K 6743で規定。
使用圧力は水道法に基づく。
HIVPは日本国内で広く普及し
ており,削除は困難。
ISO 1452-2 1
埋設,地上及び建屋内外の加圧
水輸送用配管に使用する硬質ポ
リ塩化ビニル管について規定。
2 引用規格
3 用語及び
定義
3.1〜3.3
用語及び定義につ
いて規定。
ISO 1452-1 3
ISO 742及びISO 1043-1による
ほか,用語及び定義について規
定。
変更
JISとして必要な用語及び定
義とした。
実質的な差異はない。
ISO 1452-2 3
ISO 1452-1によるほか,用語,
定義,記号及び略号について規
定。
4 種類及び
記号
VP,IWVP,HIVP
−
−
規定なし。
追加
管の種類及び記号を追加。
使用者の利便性を考えて種類
を明確化した。
5 性能
引張降伏強さ
−
−
規定なし。
追加
引張降伏強さを追加。
現在は,短期性能として必要。
耐圧性
−
−
規定なし。
追加
耐圧性を追加。
管の試験として必要。
4
K
6
7
4
2
:
2
0
1
6
16
K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
5 性能
(続き)
偏平性
−
−
規定なし。
追加
偏平性を追加。
管の試験として必要。
耐衝撃性
−
−
規定なし。
追加
耐衝撃性を追加。
HIVPの性能として必要。
不透明性
ISO 1452-2 5
一致
ビカット軟化温度
ISO 1452-2 9
変更
VP及びHIVPは76 ℃以上,
IWVPは80 ℃以上。
広く普及しており,一致は困
難。
浸出性
ISO 1452-1 4
水質への材料の影響について,
飲料水の品質に不利な影響を与
えてはならないと規定。
変更
浸出試験について規定する
ように変更。
JISは水道法に基づく。
WTO/TBT協定例外規定。
熱間内圧クリープ
性
ISO 1452-2 8
一致
外衝撃耐久性(回転
法)
ISO 1452-2 8
一致
加熱伸縮性
ISO 1452-2 9
一致
耐ジクロロメタン
性
ISO 1452-2 9
一致
示差走査熱量(DSC) ISO 1452-2 9
一致
6 外観及び
形状
ISO 1452-2 5
一致
7 寸法及び
その許容差
VP及びHIVPの寸
法及びその許容差
−
−
規定なし。
追加
VP及びHIVPの寸法及びそ
の許容差を追加。
周辺製品も含め,従来寸法体系
の製品が日本国内で広く普及
しており,一致は困難。
IWVPの寸法及びそ
の許容差
ISO 1452-2 6
一致
8 材料
材料について規定。 ISO 1452-1
ISO 1452-2
4
4
JISとほぼ同じ。
変更
ISO規格は再生材料の使用及
び材料のMRSについて規定
している。
管の性能を規定すれば,特に再
生材料の使用及び材料のMRS
について規定する必要はない。
再生材料の使用は,リサイクル
の観点から将来,規定化を検討
する。
4
K
6
7
4
2
:
2
0
1
6
17
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
9 試験方法 9.1.1 引張試験
−
−
規定なし。
追加
引張試験の規定を追加。
現在は,短期性能として必要で
ある。
9.1.2 耐圧試験
−
−
規定なし。
追加
耐圧試験の規定を追加。
管の試験として必要。
9.1.3 偏平試験
−
−
規定なし。
追加
偏平試験の規定を追加。
管の試験として必要。
9.1.4 耐衝撃試験
−
−
規定なし。
追加
耐衝撃試験の規定を追加。
HIVPの試験として必要。
9.1.5 不透明性試験
ISO 1452-2 5
一致
9.1.6 ビカット軟化
温度試験
ISO 1452-2 9
ISO 2507-1
変更
JIS K 6816
試験片形状及び状態調節が異
なるが,実質的な差異はない。
9.1.7 浸出試験
ISO 1452-1 4
水質への材料の影響について,
飲料水の品質に不利な影響を与
えてはならないと規定。
変更
浸出試験について規定する
ように変更。
JISは水道法に基づく。
WTO/TBT協定例外規定。
9.1.8 熱間内圧クリ
ープ試験
ISO 1452-2 8
一致
9.1.9 外衝撃耐久試
験(回転法)
ISO 1452-2 8
一致
9.1.10 加熱伸縮試
験
ISO 1452-2 9
一致
9.1.11 耐ジクロロ
メタン試験
ISO 1452-2 9
一致
9.1.12 示差走査熱
量(DSC)試験
ISO 1452-2 9
一致
9.2 外観及び形状
ISO 1452-2 5
一致
9.3 寸法
ISO 1452-2 6
JISとほぼ同じ。
変更
JIS B 7502及びJIS B 7507を
追加。
実質的な差異はない。
9.4 試験結果の数値
の表し方
−
−
規定なし。
追加
試験結果の数値の表し方に
ついて規定し,JIS Z 8401及
びJIS S 3200-7を追加。
実質的な差異はない。
10 検査
形式検査及び受渡
検査
−
−
規定なし。
追加
形式検査及び受渡検査の規
定について追加。
適合性評価に必要なため。
4
K
6
7
4
2
:
2
0
1
6
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K 6742:2016
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
11 表示
11.1 管の色
ISO 1452-2 5
給水管,排水管別に規定。
追加
JISはHIVPの色を規定。
VPとHIVPとを区別するため
に必要。
11.2 管の表示
ISO 1452-2 13
JISとほぼ同じ。
変更
JISは水の記号を規定。
JISでは,水の記号は,他用途
との区別を容易にするために
必要。
11.3 取扱い上の注
意事項
−
−
規定なし。
追加
注意事項の例を追加。
製品を適切に取り扱うための
情報を提供するため。
附属書JA
(規定)
耐衝撃性硬質ポリ
塩化ビニル管の耐
衝撃試験方法につ
いて規定
−
−
規定なし。
追加
耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニ
ル管の耐衝撃試験方法につ
いて規定。
HIVPの試験として必要。
附属書JB
(規定)
水道用硬質ポリ塩
化ビニル管の浸出
試験方法について
規定
ISO 1452-1 4
水質への材料の影響について,
飲料水の品質に不利な影響を与
えてはならないと規定。
変更
浸出試験について規定する
ように変更。
JISは水道法に基づく。
WTO/TBT協定例外規定。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(ISO 1452-1:2009,ISO 1452-2:2009,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 ················ 技術的差異がない。
− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。
4
K
6
7
4
2
:
2
0
1
6