2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
K 6553-1977
衣料用革
Clothing Leathers
1. 適用範囲 この規格は,衣料に使用する牛革,馬革,やぎ革,めん羊革その他の革について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は国際単位系 (SI) によるものであっ
て,参考として併記したものである。
引用規格:
JIS K 6552 衣料用革試験方法
関連規格:JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方
2. 種類 種類は,表1のとおりとする。
表1
1種
2種
3種
4種
成牛革
馬革
小牛革,やぎ
革,めん羊革
その他の革
3. 品質 品質は,JIS K 6552(衣料用革試験方法)により試験し,表2の規定に適合しなければならな
い。ただし,染色堅ろう度は,ウェットクリーニング法,ドライクリーニング甲法又はドライクリーニン
グ乙法のいずれか1法において革の変退色,添付白布の汚染及び収縮温度差がともに適合すればよい。上
記3法の結果は,常に明記するものとする。
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K 6553-1977
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2
項目
1種
2種
3種
4種
成牛革
馬革
小牛革,やぎ革,
めん羊革
その他の革
引張切断荷重 (kgf) {N}
10 {98} 以上
5 {49} 以上
5 {49} 以上
5 {49} 以上
伸び (%)
40〜90
40〜90
50〜90
50〜90
引裂荷重 (kgf) {N}
5.0 {49.0} 以上 1.0 {9.8} 以上
1.0 {9.8} 以上
1.0 {9.8} 以上
染色堅ろう度
革の変退色
いずれも4級以上であること。
添付白布の汚染
縦糸: 毛糸
横糸: ポリエステル紡
績糸
縦糸: ビスコースフィ
ラメント糸
横糸: ポリエステル紡
績糸
収縮温度の変化 (℃)
5以下
割れ及び感触試験
主要部分を四つ折りにして手で強く圧しても,き裂を生じたり,染色
堅ろう度試験の前後において感触が著しく異ならないこと。
高分子部会 衣料革専門委員会 構成表(昭和40年9月1日制定のとき)
氏名
所属
(委員会長)
井 上 吉 之
束京農工大学
堀 勉
丸紅飯田株式会社東京支社物資部
横 山 鹿之亮
株式会社白洋舎
小 菅 国 光
神奈川県クリーニング協同組合
村 上 文 七
株式会社村上
青 木 英 二
株式会社青木染革所
小 野 隆
日中皮革株式会社
岡 本 茂
全国皮革産業連合会
菅 野 英二郎
日本皮革技術協会
豊 田 春 和
東京工業試験所第7部
原 田 義 久
通商産業省軽工業局
野 手 清 吉
東京皮革服装協同組合
伊 藤 美佐子
主婦連合会
堀 志 津
友の会中央部
丸 田 幸 栄
工業技術院標準部
(事務局)
山 脇 政 次
工業技術院標準部繊維化学規格課
安 達 孝 明
工業技術院標準部繊維化学規格課
(事務局)
青 木 誠 治
工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)
石 川 哲之介
工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)