1
K 6404-
19 :
199
9
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS K 6404-19 : 1999
ゴム引布・プラスチック引布
試験方法−第 19 部:オゾン劣化試験
ISO 3011 : 1997
ゴム引布・プラスチック引布−オゾン劣化試験
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容 (IV)
JIS
と国際規格との相違点 (V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1)
適用範囲
○ ゴム引布・プラスチック引布
のオゾン劣化試験の測定方
法を規定する
ISO 3011
○ (I)に同じ
≡
(2)
引用規格
○ JIS K 6404-2, JIS K 6259, JIS
Z 8703, ISO 1431-1
ISO 3011
○ ISO 2286-1, ISO 1431-1
ADP B
法に必要
JIS K 6259, JIS Z 8703
当面,製品規格に引用するた
め,従来の JIS を B 法とし
て併記,次回改正時に,JIS
法を廃止
(3)
原理
○ 試験片をオゾンにさらす
オゾン作用の評価
ISO 3011
○
≡
(4) A
法
ISO 3011
○
≡
一 般 条
件
○ ・試験室の標準状態
温度 (20±2) ℃,相対湿度
(65
±5) %
・試料の標準状態
成型後 24 時間以上経過,試
験前 1 時間以上標準状態に保
つ
試験片 ○ 100mm×25mm,数量 2 個
装置
○ オゾン劣化試験装置
(5) B
法
試 験 方
法
○ ・オゾン濃度 (25±5) pphm,
(50
±5) pphm, (75±5) pphm
・試験温度 (40±2) ℃
・試験片の状態調節
密室暗箱内で 20∼24 時間室
温に放置
・オゾン濃度の測定
JIS K 6259
の附属書によっ
てオゾン濃度の測定を行う
ISO 3011
○
ADP
試験装置が異なる (2)と同じ
2
K 6404-
19 :
199
9
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容 (IV)
JIS
と国際規格との相違点 (V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
・き裂の発生状況の観察
測定時間(30 分,1 時間,1
時間 30 分,2 時間,3 時間,
4
時間,6 時間,24 時間)
,10
倍ルーペを用いる
結 果 の
まとめ
○ 試験片 2 個の結果を併記
試 験 報
告
○ a)き裂が発生するまでに要し
た時間 b)用いたオゾン濃度
測定方式とオゾン濃度 c)試
験温度 d)試験片の厚さと心
棒の種類 e)試験年月日 f)この
試験と相違があればその内
容
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。
2.
対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”
:JIS と国際規格との技術的内容は同等である。
“ADP”
(ADOPTION の略)
:JIS は,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,JIS として
必要な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている。