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K 6404-12 : 1999 (ISO 1419 : 1995)
解説
解説付表 1 JIS と対応する国際規格との対比表
JIS K 6404-12 : 1999
ゴム引布・プラスチック引布試験方法−第 12 部:
促進老化試験
ISO 1419 : 1995
ゴム引布・プラスチック引布試
験方法−促進老化試験
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (II)
国際規格番
号
(III)
国際規格の規定内
容
(IV) JIS
と国際規格と
の相違点
(1)
適用範囲
○ ゴム引布・プラスチック引布の老
化を評価する 5 種類の試験方法に
ついて規定する。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
(2)
引用規格
○ JIS K 6404-1 : 1999 ゴム引布・プ
ラスチック引布試験方法−第 1
部:試験及び状態調節の標準雰囲
気
ISO 2231
○ (I)に同じ
≡
○ JIS K 6404-2-1
ゴム引布・プラ
スチック引布試験方法−第 2 部:
ロールの特性値の測定方法−第 1
節:長さ,幅及び質量の測定
ISO/DIS
2286-1-1
○ (I)に同じ
≡
(3)
装置 A
○ オープン内部の空気,低速循環,
1
時間当たり 3∼10 回の割合で入
れ替わる流速を制御。温度は (100
±1) ℃
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
B
○ エアーオーブン内部の規定内容
は同上。温度は (70±1) ℃
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
C
○ エアーオーブン内部の規定内容
は同上。温度 (70±1) ℃,湿度
95
%
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
D
○ 寸法 (150±25) mm の試験管 3 本,
エアーオーブン内部の規定は同
上。温度は (70±1) ℃で維持。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
(4)
試験片 A
○ 6 個の均等間隔で (100±1) cm
2
に
切り取る。耳部から 50mm 以内は
除く。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
B
○ 試験片の数と寸法は選択する特
定の暴露前後の物理試験項目に
よって要求されるもの。耳部から
50mm
以内は除く。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
C
○ 試験片の数と寸法は同上。耳部か
ら 50mm 以内は除く。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
D
○ 3 個の試験片は均等間隔で 150×
75mm
に切り取り,
耳部から 50mm
以内は除く。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
2
K 6404-12 : 1999 (ISO 1419 : 1995)
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (II)
国 際 規 格
番号
(III)
国際規格の規定内
容
(IV) JIS
と国際規格と
の相違点
A
○ JIS K 6404-1
試験及び状態調節
の標準雰囲気で 3 個の老化前の試
験片の質量 (g) を 1mg の精度で
測定。更に 3 個の試験片のコーテ
ィングの単位面積当たりの質量
を求める。試験温度 (100±1) ℃
のオーブンに入れ,16 時間後オー
ブンより取り出し冷却後,標準雰
囲気で再状態調節し老化後の試
験片の質量(g)を測定する。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
(5)
試験方法
B
○ 同上測定オーブンで (70±1) ℃
に 168 時間,336 時間又はその倍
数時間暴露させ,同上標準雰囲気
で状態調節する。少なくとも 5 個
以上の老化前,老化後の適切な物
理試験項目を試験し,性質を比較
する。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
(5)
試験方法
(
続き)
C
○ 同規定エアーオーブンで温度 (70
±1) ℃,湿度 95%。上記同様 3
点のいずれかの時間に暴露させ,
老化前後の性質を測定する。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
D
○ 試験片のコーティング面を表に
して,試験管に挿入。同規定エア
ーオーブン (70±1) ℃に 168 時
間暴露後同規定標準環境で状態
調節。長さ方向に従い鋭く折りた
たみコーティングのき裂を観察
記録する。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
(6)
試験報告
a)
適用した規格・試験方法。
b)
供試引布の識別に必要な内
容。
c)
状態調節雰囲気。
d) A
法:各試験片の減量,その
平均値 (%)
e) B
法,C 法:老化前後の物理
性質の評価。
f) D
法:き裂発生状態。
g)
規定試験手順からはずれた内
容。
ISO 1419
○ (I)に同じ
≡
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。
2.
対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”
:JIS と国際規格との技術的内容は同等である。